『ゴールデントライアングル』の旅 その5


チェンライの町からメーコック河をさかのぼり、今度はカレン族の住む村ルミット村を目指します。
カレン族はタイに住んでいる山岳民族のほぼ半数を占めています。
また、野生の象を調教できる唯一の民族として知られ、この村でも40頭以上の象がいるそうです。


約40程で目的地のルミット村に到着しました。


船着き場付近は、ツアー客の為の観光村のようで、土産物屋が連なりこのようなニシキヘビを首に巻いて記念撮影なんてものまでありました。

このニシキヘビこの村の付近で捕獲されたもので、餌は週にニワトリを2羽とのことです! 胴回り太っとい!


この犬、けっして死んでいるのではありませんよ!! タイの犬ってみんなこうやって地べたに寝そべっていることが多いんす。
暑いからダラダラしちゃうし、こうやって地べたにくっ付いていた方が涼しいからなのでしょう・・・。

動物好きなので思わず撮っちゃうんです。近ずいても目をチラって動かすだけです!(笑)


ここでも、山岳民族の人たちが作った色鮮やかな民芸品が家の軒先で売れています。


陳列されていた布の美しさに思わず見とれてしまいます。 
職業柄様々に生地を毎日見ていますし、海外に視察に行って毎年のトレンドなどもチェックしています。
ヨーローッパの最先端の技術によった作られた繊細なファイブリックスの美しさも、もちろん素晴らしと思いますが、アジアの素朴な民芸品の生地の美しさにも惹かれてしまいます。 


実際に機を織っている所を見せてもらいました。


このように地面に座って布を織っています。 私も軒先に掛っていた綺麗なブルーのものを自分用に200バーツで購入しました。


こちらは、バイクに颯爽とまたがるカレン族の若者。民族衣装の上着がきまっています!


村のすぐ近くから象のトレッキングツアーも行われています。
私たちは、チェンマイに戻ってからエレファントキャンプに行くつもりなので今回はパスしました。


チェンライのホテルのもどってしばし休憩。 バルコニーから町の眺めです。


夕食は地元で人気のタイ北部料理店へ。店頭に新鮮な食材が並んでいます。


夕食後、近くのナイトバザイールに繰り出しました。


沢山の土産物屋、沢山の屋台、沢山の人たちで大変賑わっています。


ビールのつまみに虫の素揚げかいかがですか?(笑)


ステージでは、無料でタイ舞踊も披露されています。

台風が来ているというのに、ラッキーにもお天気恵まれ、充実したチェンライ滞在でした。

『ゴールデントライアングル』の旅 その4

「ゴールデントライアングル」の景観です。 3国の国境が交わる黄金の3角地帯です。 

タイ側から見て左側がミャンマー、右側がラオスになります。

メコン川に繰り出し、対岸を見て廻るショート・ボートトリップに出かけました。

船頭さん、結構なスピードで飛ばします!  

対岸に見える掘立小屋はミャンマーのカジノに向かうための待合所?みたいです。

ここからカジノに送迎されます。  タイにカジノはないのでお客さんはほとんどタイ人だそうです。

そしてこの立派な建物が、ミャンマーカジノです。 パラダイスって?

ラオス側の護岸は最近整備されたばかりな感じです。そこには中国からの交易船が停泊していました。

そして、写真はラオスのカジノだそうです。 なんとも景観に不似合いな派手な建物ですね。

やがて、ボートはラオス側の領土に上陸します。 そこには小さな女の子たちが駆け寄ってきています。

ボートの接岸を手伝ってくれるのです。そして、すかさずおこずかいをねだられます。 

「バーツちょうだい!」 って  「うぅ~可愛いなぁ~・・・」

ここは観光客向けの村で、土産物やが並んでいます。 しかし、閑散としています。

酒類やバック、Tシャツ、アンティークの陶器類や織物の数々。 それらがとても安い値段で売られています。

私もパープルの色が美しい、手織りのテーブルクロス位の大きさの布を約700バーツ(およそ2,000円程)で購入しました。

そういえば、ガイドのAEさんは、船頭さんにウィスキーを頼んでいました。3本で100バーツって1本100円位ってこと?です。(安っすーい!)

謎のシャンパン風なものも売られていました。 しかし、シャンパン好きの私ですが手が出ません・・・。

その背後にはあやしい酒瓶が・・・!

コブラ入りウィスキーはいかがですか?(笑)

帰りにありったけの小銭を接岸を手伝ってくれた女の子達に手渡し、村をあとにしましいた。

 

『ゴールデントライアングル』の旅 その3

タイとミャンマーの国境の町「メーサイ」です。

写真はタイ側の国境ゲートのビルです。

ここから、小さな川を挟んで反対側がミャンマーのタチクレになります。

ちなみに日本では「ミャンマー」と呼ばれているが、現地ガイドのAEさんは「ビルマ」と呼んでいました。

現軍事政権を認めない立場からは、元からの呼び名である「ビルマ」と呼ばれているのです。

ちなみに、イギリス、オーストラリア政府などは「Burma」とし、EUは「Burma」と「Myanmar」を併記しています。

さすが国境の町だけあって、様々なものが行きかい、多くの人であふれていました。

ここで働く人のほとんどはミャンマーの人たちだそうです。

そして、5ドルか250バーツを払うと、ミャンマーに一日入国できます。

イミグレで外国人旅行者が日帰りの入局許可証を書いているところです。

タイ人は40バーツ、ミャンマー人は20バーツで国境を行き来できるようです。

しかし、この金額の差が、国の経済状況を現わしていますね。

この小さな川がタイとミャンマーの国境を隔てています。  この先に見えるゲートの向こう側がミャンマーです。

私たちは今回、ミャンマーへの入国はせずに、タイ側の町を見ることにしました。

国道沿いには様々な屋台が出されています。  鶏肉のから揚げ、焼き魚などなど。 美味そう!

横道に入ると同じような商店が永遠と続いています。

そのほとんどが、中国からは入ってきている衣料や雑貨、家電など、あらゆるものが売られています。

それもとても安く!

メーサロンの町を後にし、いよいよゴールデントライアングルに向かいます。

途中、まだ未舗装の道路が所々にあります。

今回滞在した「インペリアル ゴールデントライアングル ホテル」。静かで落ちつた佇まいです。

ホテルの丁度目の前が、ゴールデントライアングルの三角地帯を望める絶好のロケーションにあります。


写真は、エントランスにあった民芸品の壁掛けです。

私たちが滞在した時は、お客さんはガラガラ。ほとんど貸切状態でした。

ホテル向かいの川沿いにあるレストランでのテラスで、夕食をいただいたのですが、それが大変なことに・・・。

ビールを飲み、タイ料理を食べて体温が上がり、汗をかきはじめた私の短パンの足めがけ、大量のが襲撃してきたのです!!

もう居ても立ってもいられず、せっかく雰囲気のいいレストランなのに早々と食事を切り上げ、30分の居ずに退散することになりました。

後から聞いたところ、みんな虫よけスプレーをしているのだそう・・・  先に言ってよ~ (泣)

気分を取り直し、ホテルのレストランのテラスにて飲み直しです!

南国特有のトッケイ(ヤモリ)もお出ましです。爬虫類好きの私はまじまじと観察です。もちろん奥さんは嫌がります・・・。

 
 
気が付くと川面に、タイ北部でのお祭りのときは必ず飛ばすコムローイ(熱気球)が浮かんで見えました。

次は、ゴールデントライアングルをボートトリップに出かけます!!

『ゴールデントライアングル』の旅 その2

タイは今雨季。おまけに台風が来ていて、2日目の朝はものすごいどしゃ降りでした。

そんな中、北部の山岳部に向けて出発しました。

ガイドのAEさんに、「こんな雨じゃどうしよう?」と言うと、

「大丈夫。たぶん行く途中で止みますよ・・・」。という能天気な返事・・・。

しばらく行くと、雨は止まって晴れたか! と思うとまた降りだす・・・みたいな微妙な天候。

しかし、山岳地帯に差し掛かるころには雨はおさまっていました。

山道を少し外れた所に、山岳民族の「モン族」の村はありました。

しかし、村は人通りはなく閑散として静まりかえっています。

家の玄関横に座っていた老人に聞くと、みんな畑仕事に出ていると言います。

そりゃそうですよね! ここは観光の村ではないのだし。

家の中をのぞいて見せてもらったりしながらブラブラ歩いて下って行くと、

手作りのパチンコを持って何かを追いかける少年2人と出会いました。

「何捕ってるの?」とAEさんに通訳してもらってると聞くと、

ここの人たちは、タイ語ではないそれぞれの部族独自の言葉でを話すので、私もよくは解らないけど・・・。 簡単な言葉なら少しは・・・

ということで聞いてもらったところ、どうやら小さな鳥をパチンコで撃って仕留めているのだということが解りました。

「それ どうするの?」 と聞くと、素揚げにして食べるのだと言います。

緑深い藪の中をものともせず入って行って、仕留めた小鳥を自慢げに見せてくれました。

山岳民族といっても、本やテレビで見るようにいつも民族衣装を身につけているわけではなく、

着るのはお正月やお祭りごとの行事があるときだけとのこと。  そりゃそうですよね!

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紹介し忘れましたが、今回の現地ガイドのAEさん。なんと7ヶ国語を操る才女なのです。

英語、スペイン、フランス、中国、タイ、日本語、あともう一つはどこか忘れましたが。

それ以外に山岳民族の言葉も勉強して少しは話せるとのこと。

年の頃は、丁度私たちと同年代の40代中頃だと思われ、サラリーマンのご主人と14歳の娘さんがいるそうです。

以前はOLをしていたそうですが、ガイドを初めて7年目。日本語はドラえもんの漫画に興味をもって読みながら覚えたそうです。

「AEさんは何語が一番得意なの?」と聞くと、

「それは、タイ語です!!」 

「あたりまえだろーーー!」(笑)

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次に目指したのは、ラオスとの国境が近い「アカ族」の人の住む集落です。

座っていたおばあさんにカメラを向けると、「写真を撮るなら金を払え!」と怒られてしまいました。

アカ族の人は気性がちょっと荒いらしく、AEさんも少し苦手なのだそうです。

しかし、暮らしぶりは結構豊かに思われ、それぞれの家に車があったりします。

聞けば、この辺の人は未だにアヘンの材料になるケシの栽培を続けているらしく、それを売って生計を立てているのでお金があるのだそうです。

タイ政府の取り締まり強化や指導でほぼ撲滅したと聞いていたケシの栽培が、山岳地帯ではまだ残っていたのでした。

そこで、タイ政府がケシの代わり換金作物として力を入れたのがお茶の栽培です。

旧国民党系と言われる在住中国人の人たちが持ち込み、高級烏龍茶の産地として有名になったのが、メーサロンという地域です。

だれもいないメーサロンリゾートの広い「さくらレストラン」でランチをいただきまいた。

ここで一面に咲く日本のさくらに似た花をこちらでもさくらと呼ぶのだそうです。

地元で取れた食材を使った料理はどれも美味しく、思わず食べ過ぎでてしまいました。 

でも、食後の烏龍茶でスッキリです。

国道に面したメーサロン町では、山岳民族の人たちが作った手作りの製品が沢山売られています。

野菜を売りながらもみんな刺繍をしています。

刺繍をしていた織物を見せてもらいました。

本当に色鮮やかで美しいですね。

これは着もので、1年もかけて仕上げるのだそうです。

私もその美しさに魅せられて、ショルダーバッグを一つ購入しました。

ちょっと使い古したもので、擦り切れたりしていますが、それがまたいい感じを醸し出しています。

次回はいよいよゴールデントライアングルに向かいます。

『ゴールデントライアングル』の旅

しばらくぶりにブログ再開です!  

夏期休暇を取って、1週間程 旅をして来ました!

今回の旅は、待望のタイ北部、ラオス、ミャンマーとの国境三角地帯。

それは『ゴールデントライアングル』と呼ばれています。

狭い意味では、タイのチェンセーンから10キロメートルほど北の、メコン川とルアック川が合流するポイントを意味します。

以前はアヘンの産地として悪名が高い山岳地帯でしたが、現在では政府の撲滅政策もあって危険な雰囲気はなくなっています。

周辺の国々の状況が安定してきたこともあり、中国からラオス、ミャンマーを経て、チェンセーンへと通じるメコン川航路も開設されました。

いまや国際貿易の重要な地点として注目を集めています。

そして、今回の旅の目的は、山岳に住む少数民族の人々の集落を訪れ、その文化に触れることです。

また、日頃の都会の喧騒から抜け出し、自分を見つめ直す時間を持つこと・・・。

またまた、大好きな「タイ料理」を地元で堪能すること!  

まぁ~ とにかく東南アジアが大好きで、暇があれば行きたいと思ってしますのです!

8/13(土)の夜中までかかって仕事を終わらせ、朝方近くまで旅の支度をし、翌早朝に慌ただしく出発しました。

今回利用したのは、ベトナム航空。成田からハノイ、バンコクを経由してチェンマイに入ります。

ハノイでの乗り継ぎの待ち時間に、すかさず本場の「フォー」をいただく。(とり肉入りのフォーガー)

チェンマイに向かうバンコク航空の乗り継ぎ待合室はガラガラでした。

夜の10時頃にやっとチェンマイに到着。

空港で待機していた現地ガイドのAEさんは、国内線のゲートから出てくると思っていたところ、

国際線のトランジットだった為に荷物の出口が異なり、国際線のゲートで待っていた私たちとやっと会うことができました。

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写真は、初日とチェンライから帰ってからの計3日間滞したチェンマイプラザホテルのエントランスです。

ホテルからナイトバザールが近いと聞き、遅かったのですが行ってみることにしました。

まだかなり賑わっていて、買い物したり食事を楽しむ観光客の人たちであふれかえっていました。

こちらは、色鮮やかな照明屋さん。 これだけ見ると海外の展示会のブースの1コマの様です。

これが噂の「フィッシュ・スパ」。 水槽の中に足を入れると、魚が余分な角質を食べてくれるので綺麗になるんだそうです?!!

帰りにビールを買って帰りました。これがないと1日が終わらないのです!

タイと言えばシンハービールですよね!  

翌日は山岳地帯に入り、少数民族の村を訪ねます。      続く・・・

ビシックとハトメスタイル

お子様(男の子)の成長に伴うカーテンの掛け替えのご依頼を頂きました。

その中で使って頂いた、ちょっと変わったロールスクリーンのご紹介です。

商品名はトーソー(株)から販売されている「ビシック」です。

ビシック(1)

フラットなロールスクリーンのシンプルなデザイン性と、
空間に採り入れる光の量をブラインドのように自在に調整できる機能性。
そのふたつを同時に満たすことが出来ます。

ビシック(2)

太陽の光が心地よい昼間には、光をたっぷり採り込むシースルーのスクリーンを。
プライベートタイムには、視線を遮るミディアムタイプのスクリーンを使い分けられて便利です。

同じような機能を持った商品で、タチカワブラインドから出されている「デュオレ」や、
ハンターダグラスの「ファセットシェード」がありますが、それぞれ構造や、スタイルが変わってきます。

さて、これに合わせてお付けしたカーテンは、当社お得意のフランス製「カサマンス」の妹ブランド「カメンゴ」からセレクト。

カメンゴ(1)

同系色ブルーのコットン素材の生地をハトメスタイルに仕立てました。

カメンゴ(2)

今回は、装飾レールはトーソーの「グレースフィーノ19」を使いました。
ハトメの径も様々ありますので、そのレールの太さに合わせて使い分けます。
色もゴールド、シルバー、ブラックの3色からお選びいただけます。

シャープなスタイルとメタルの色がマッチして男の子の部屋らしくカッコ良く仕上がりました。

最近はお子様のお部屋のインテリアにお金を掛けられる方が大変増えています。

やはり、ヨーロッパのファブリックスは日本にはないデザインや色使いが人気です。

そちらは、次回またご紹介しますね!

   

オリジナルカーテンを作ろう

前回の話では、カーテンやシェードのサイドや上下に違う色の生地を持ってくることにより、
全体的な印象が変わってくるお話しをしました。

それでは、実際の事例をご紹介いたします。

カメンゴ(CSMENGO)
こちらは、フレーンシェードでサイドフレームを入れた事例です。

実は、生地巾が足りずに、苦肉の策でもあったのですが、引き締まった印象になり、
結果としては、とても良い仕上がりで、お客様にも大変喜んでいただきました。

カサマンス(CASAMANCE)
こちらはの場合は、上の例とは逆に、サイドに印象度の強い刺繍の柄を持ってきた例です。

中央のピンクが、明るい印象を与えるので、花柄の華やかさが一層美しく映えますね。

カメンゴ(CAMENGO)
こちらは、子供部屋の例ですが、水玉とストライプの組み合わせです。
ボトムに色を持ってくることにより安定感が出ます。
お客様には大変喜んで頂き、後日、お子様からこんなに可愛らしいお手紙をいただいちゃいました!
ありがとうございました。

フジエテキスタイル ワールドコレクション
下の写真の例では、窓の大きさによりトップとボトムを逆に切り替えしを入れてみました。
ビビッドな赤の色が映えて、力強い印象を与え、大胆な花柄をより引き立てていますね。

アルメダール
こちらでは、柄のポイントになっているキツネの色のオレンジを10cmだけフレームに入れました。

川島織物セルコン
最後の例は、両開きのカーテンの中央にもフレームを入れた場合です。
フレームの巾は20cmです。 淡いグリーンの植物柄に少し濃い色の茶系のグリーンを入れてみました。

このように、柄物生地にプラスして一工夫することにより、違った印象のオリジナリティーを出すことができます。

是非 ご自分だけのオリジナルカーテンを考えてみてはいかがですか?

こうやって、お客様と一緒にオーダーならでは良さを考えていければ・・・と思っています。

サイドフレームの色

オーダーカーテンや、オーダーのローマンシェードの場合、オリジナリティーを表現するために
サイドにフレームを付けたり、ボトムやトップに切り替えしを入れたりすることがあります。

製品そのものを引き締った印象にしたり、安定感を出す効果もあります。

以下の写真は、お客様にご提案した時の簡単なシュミレーションです。

サンダーソン スウィートベイ(1)

イギリスはサンダーソン社のスウィートベイという人気の生地です。

サイドフレームに草花のグリーンの内の1色を取り入れて、その印象の違いを比較してみました。

まずは、1番濃い色のグリーンを合わせた場合です。
引き締まった印象になります。

サンダーソン スウィートベイ(2)

次は、中間色の明るいグリーンを合わせた場合です。
フレームの色が、花柄をより引き立てますね。

サンダーソン スウィートベイ(3)

そして、一番明るいグリーンの色で合わせた場合です。
明るい印象になりますが、少しぼやけた感じになりますね。

サンダーソン スウィートベイ(4)

そして、最後はグリーンではなく、落ち着いたブラウングレー系の色で合わせた場合です。
少しさみしい印象でしょうか。

このように、合わせる色でまた違った印象になり、オリジナリティーも楽しめるのです。

大きな大胆な柄物でも無地を一部取り入れるだけで、そんなにしつこくない印象になったりするのです。

是非 オーダーならではの、自分だけの組み合わせを楽しんでみてください。

ロールスクリーンの生地交換

今回は、ロールスクリーンに生地の交換について書きます。

数年前に幼稚園の遊技場にお取付したロールスクリンのメンテナンスにお伺いました。

巻きずれが起こってしまい、そのまま無理に昇降を繰り返したので、生地の端部分が傷んでしまったのでした。

このまま、調整して使う事もできますが、まだ数年しかたっていないので、無償で生地を交換させていただくことにしました。

まずは、新しい取替え用の幕体を用意します。通常、生地のみの交換の場合は製品価格の60%で承ります。

既存のロールスクリーンの芯のアルミ部分まで下して生地を端から外して行きます。

スクリーン押さえのつばの部分を巻取りパイプの端から引っ張って生地を取外します。

次に新しい生地を外した時と同じように端から生地を取り付けます。

生地をスクリーン押さえのところで折り曲げ、スクリーン押さえを押し込みながらパイプの溝にはめ込みます。

生地が全て挟み込めたら、逆に巻き取ってサイドカバーを付けて完成です。

最後に巻きずれがないか確認し、あるようならば、調整シールを貼って左右のバランスを取ります。

慣れれば意外に簡単にできます。ウォッシャブルの生地をお洗濯して取り付けるのも同じ要領です。

また、メーカーのホームページにも図解で解りやすく解説してありますのでご参照下さい。
http://www.blind.co.jp/maintenance/pdf/06RS-8.pdf

チマー&ロード(ZIMMER+ROHDE) その3

今回もチマー&ロードのコレクションをご紹介します。

こちらは、「Residence」のコレクションから「Callas」という生地です。

素材はポリエステル100% 薄いベージュからモーヴ色をベースに立体感のある幾何学柄が表現されています。

コンテンポラリーな空間にとてもマッチする色合いです。

チマー&ロードは、ファッションの流行を意識し、洗練された「輝き」を取り入れています。

こちらは「Scroll」という難燃性に優れたトレビラ100%のコレクションです。

透明感のあるシアーな生地で、バックカットという手法で柔らかな曲線の柄が表現されています。

色展開も ブラウンやグレーをベースとしたダークで落ち着いた雰囲気のものから

純白をベースとした北欧スタイルの空間にマッチしそうなものまで様々。

実験的で、立体感のある刺繍や総模様の刺繍、メタリックでクールな色合いの生地や大胆なオーナメント柄など、

上質なシルクをベースに使ったファブリックや、機能的なトレビラCSのコレクションは、

コントラクトからハイセンスな住宅まで、モダンで気品ある居住空間を演出してくれそうです。

チマー&ロード(ZIMMER+ROHDE)は1899年の創立以来、ヨーロッパの最高級ブランドの一つとして常にインテリア業界をリードしてきました。

フランクフルトで設立された後瞬く間にヨーロッパ中に知られるようになり、戦後は世界のインテリアの主要な影響力となる一流ブランドへまで成長しました。

当店では、チマー&ロード(ZIMMER+ROHDE)の正規取扱い店として、最新のコレクションブックやハンガーサンプルを取り揃えております。

是非 お手に取ってその風合い、クオリティー、微妙な色のバランスを感じていただければと思っております。