MAISON&OBJET  TOULEMONDE BOCHART (トゥールモンド・ボシャール)

それでは、いよいよ今年のメゾン・エ・オブジェ の話題です。

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こちらは、Hall5Bの会場にに出ていたフランスのラグのブランドTOULEMONDE BOCHART (トゥールモンド・ボシャール)です。

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トゥールモンド・ボシャールは、天然素材にこだわったモダンでハイクオリティなラグコレククションを展開しているブランドです。

1980年代から新しい可能性を求めて、才能あふれるデザイナーとのコラボレーションをはじめました。

今回も多くの新作が発表されました。

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Francois Champasaur によるデザインの「DRAGOON」は、まさに曲線のに中にドラゴンが描かれています。 素材はWool 100%です。

多くのデザイナーが手掛けた様々なデザインがそれぞれの個性を主張していて、また、様々な技法を駆使して一つ一つ丁寧に織り上げられています。

お部屋のテイストに合わせたアクセントとして重宝しそうですね。

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こちらは、Florence Bourel という女性デザイナーによる新作コレクション。

昨年発表されたパチワークのようなデザインは、日本でも大人気です。

ベジタルシルクと表現されていましたが、ビスコースレーヨンのこと。植物由来かなる再生繊維とシルク素材の刺繍により表現されています。

デザイナーズコレクションの他にも、ベーシックながらもテクスチャーに拘った物や、4m巾でカットして加工できるコレクションなども展開しています。

平均的な価格帯も30,000円/㎡~高いもので100,000円/㎡程です。

当社のホームページ https://www.e-windy.com/ でもデザインの数々をご紹介させていただいております。

ご興味のある方は是非お問い合わせ下さい。

次回は、話題の Andrew Martin (アンドリュー・マーチン)のブースをご紹介します。

ホームデコア ウィンドウトリートメント

Paris DecoOff  BASTILLE (DESIGNERS GUILD)

DESIGNERS GUILD (デザイナーズ・ギルド)は、今回からメゾンで出展せず、BASTILLEにあるショールームで新作を発表しました。

DESIGNERS GUILD

ところ変われど相変わらずすごい人気。もう夕方の6時過ぎだというのにこの混み様です。

DESIGNERS GUILD

市内のショールームは、BASTILLEの地区の路地を入った奥にあります。ただ敷地は大きく、中庭を囲んで正面にはDESIGNERS GUILD、右側には、Christian Lacroix、WILLIAM YEOWARD、RALPH LAUREN に分かれて展示されています。

DESIGNERS GUILD

今回ギルドは、大きくは2つのコレクションを発表しました。

「Kaoli」と「Amlapura」

Kaoli は、まさしく日本からインスピレーションを受けてデザインされたました。

其々の生地の名前もモクレン、モンツキ、ユウゼン、サシコといった日本語が並びます。

着物や東洋の伝統的なモチーフをペンシル画のような繊細なタッチでコットンやリネンの地にデジタルプリントで表現されています。

デジタルプリントは今や当たり前。水彩画の滲んだ様な微妙な色が美しく表現できるようになり、美しいデザインが本当に多く見られるようになりました。

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Amlapuraはインドネシアをイメージ。絞りやバティック、イカットなど、少しかすれた風合いのビンテージ感が漂うタッチが特徴的です。

こちらも同じデザインでコーディネートできる壁紙Sulabayaコレクションも発表されました。

『今年のコレクションの中では、日本の伝統からインスパイアされたこの kaoli コレクションが1番よね!』 って言わせてます・・・ (笑)

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クリスチャン・ラクロアは、毎回斬新なデザインで驚きを与えてくれます。

今回も例年に違わずカットベルベットの地にトロピカルなヤシの葉のデザインを鮮やかなグリーンで表現。

今年はこのようなベルベットにデジタルプリントで表現された生地が本当に目立っていました。

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プリントに蝶の柄を刺繍で重ねた生地は作ったクッションは、アメージングでまさにラクロアならではのコーディネート。

背景にモノートーンを使ってしつこくなり過ぎないようしながら、原色系の色が引き立ち、其々の個性がぶつからない様 素敵にマッチしています!

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デザイナーズギルドのコレクションは、家具を含めた全てのインテリアアイテムを同じブランドでコーディネートできるブランドです。

サイズやデザインも様々、クッションなどのアクセサリー類もとても充実しています。

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今回は、パリ市内3カ所にある Deco off のどの会場の通りにも巨大なランプシェードが飾られていました。

初日からいったいいくつのショールームを廻ったことか・・・ 充実した一日でした (^-^)

 

ホームデコア ウィンドウトリートメント

Paris DecoOff  BASTILLE (HOULES)

今年のParis DecoOffの参加リストです。

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以前は、同時期開催のメゾン・エ・オブジェのエディトゥールに出展していましたが、年々パリ市内のデコオフにて新作を発表するエディターが多くなり、今年はとうとう殆どが鞍替えした模様となりました。

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Rue DU MAIL からBASTILLEへの会場への移動はシャトルを使って移動します。結構 移動距離があるのでとても便利に使わせてもらいます。

親切なドライバーさん。パリの街並みを新設にガイドしてくれます。しかし、この日は、奥村、網村の両先生方と同行していたのでこんな会話に・・・。

ドライバーさん  『右がセーヌ川でその先に見えるのが・・・  パリは初めてですか~?』

網村さん     『そぉーねぇ~ かれこれ30回は来てるかしらねぇ~・・・ 』

ドライバーさん  『そりぁ もう十分ですな・・・(苦笑い)』

そうこうしているうちにバスティーユ地区にある HOULES のショールームに到着です。

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今回のウィンドウディスプレイはこんな感じです。リボンやフリンジをふんだんに使ったコーディネートはトレンドのカラーを配色した美しいコーディネートです。

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HOULES(ウレス)と言うとタッセルやフリンジなどのアクセサリーを思い浮かべますが、椅子張りやカーテンの生地に面白いものが結構あります。

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コットンシルクのモアレ柄ストライプ。光沢感がとっても美しいのでこれ気に入りました。

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更紗とダマスクの柄は同じ色展開です。これは上の写真の椅子に張ってある生地です。

これもとってもいいですよ!

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マグネットのふさかけです。カーテンの裏から挟み込んで止めてます。

これにタッセルが付けられるので、壁に穴を開けてふさかけを固定する必要がありません。

メタリックでモダンな物からウッディーナチュラルなものもあるので、色々なイメージのカーテンに合わせることができます。

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それに合わせてあるのがこのリングタイプのタッセル。

昨年発表されたのよりひとまわり小さいタイプです。これでしたら、日本の比較的開口部の小さな窓にもフィットするはずです。

色を合わせてオリジナリティーを演出することが出来ますし長さも重ねる本数を変えることで自由に設定できます。

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今年も新作のコレクションのサンプルをたくさん買い付けてきました。もちろんマグネットふさかけも仕入てきました。

ファブリックのハンガーサンプルやBOOKも近々入荷します。どうぞご期待下さい。

続いてはいよいよデコオフ初参加の DESIGNERS GUILD です。

 

 

 

 

Paris DecoOff  PIERRE FREY

ピエール・フレイ

パリの2区 Paris DecoOffno会場であるRue du Mail の1等地にあるピエール・フレイのショールームです。

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今年の新作「アロハコレクション」

色鮮やかなマルチカラーのストライプが刺繍で表現されています。

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ボタニカルな刺繍の柄の他、海の中の様子が刺繍やアップリケで表現されたものなど、オーナーでメインデザイナーでもあるパトリック・フレイさんの旅先でのインスピレーションにより表現された楽しさあふれるコレクションです。

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キッズのコレクションも発表。まるで、子供の落書きのようなプリント生地は壁紙とコーディネートできます。

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動物柄のプリントに爪の部分だけカラフルなカラーで刺繍されたものなど、ユニセックスで可愛らしい構成。

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しかし、上質な麻の生地に施された手の込んだ刺繍など、キッズコレクションですが、ピエールフレイならではの高級感が漂います。

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これも面白い「マラブー」。アフリカの部族のお面をデザインしたプリント。

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とにかくピエールフレイはユーモアなセンスにあふれ、毎年私たちに驚きと感動を与えてくれるのです。