リバティーインテリアファブリックの新作発表会へ行ってきました。
日本でも御馴染みのリバティープリントは、どちらかとと言うとファッションや手芸用のファブリックが有名かもしれません。
それらとは別に、インテリアファブリックとして3年程前からコレクションが始まりました。
カーテンや椅子の張地として使える、素材感もしっかりしたものなのです。
4冊目になる今回の新作の名前は 『The Chesham Cabinet Collection 』。
リバティーといえば、色鮮やかなボタニカルナ花柄のコレクションが有名ですが、アールヌーボーや幾何学、ペイズリー柄など様々なデザインのものがあります。
今回のコレクションは、17世紀から19世紀の魅力的なキャビネットドールハウスからインスパイアされました。
1880年代にLibertyのオリジナルショップChesham House で販売されていたものと似たインド製のキャビネットからデザインのインスピレーションを得ています。
リバティーインテリアファブリックの特徴として、同じデザインでもベースには様々な生地を使うことが上げられるでしょう。
今回もリネン100%からリネンとシルクのミックスやビンテージベルベットなど、同じデザインでもカラーとテクスチャーが違うとまったくの別物になります。
こちらは昨年の夏に訪れたロンドンにあるリバティー百貨店。
テューダー・リバイバル様式のアーツ・アンド・クラフツの建築物としては、ロンドンで最も代表的なものの一つです。
インテリア売り場のフロアーには、リバティー社の生地はもちろん、沢山のブランドのプリントファブリックが並びます。
リバティ百貨店は、外装だけでなく店内も本来のテューダー・リバイバル風の装飾を施した素敵な空間。歴史と伝統を感じます。
内部は、窓のないアトリウムを囲むように部屋が配置されていて、ガラスの天井と木製のバルコニーから光が入ります。吹抜けに掛るシャンデリアがこの空間に映えます。
弊社のショールームPrime étoffe にも新作のコレクションブックが入荷されました。
また、全国のリバティーインテリアファブリック取扱店でアンケートを集計した人気ベスト10の生地を展示しております。 是非 ご来店をお待ちしております。