2011年、沖縄地方は4月30日に梅雨入りし、6月9日に観測史上最も早く梅雨明けというニュースが伝わってきました。
しかし、関東地方はまだ蒸し暑いじめじめした季節が続いていますね。
そして、梅雨が明けると本格的な夏の到来。暑い季節がやってきます。
地球温暖化が進み、夏の部屋の温度は毎年上がっています。
原油高で電気代も上がり、エアコン・クーラーの使用を抑えたいところです。
更に今年は、原発問題で夏場の電力不足が予想され、節電が必須になります。
省エネ、節電しながら如何にして快適に過ごすか?が重大なテーマとなっています。
そんな中、今注目されているのが 『カーテンで室内の温度を軽減』 ということなのです。
日中の直射日光や西日の日射熱を反射して断熱し、部屋を涼しくしてくれる「遮熱カーテン」を当店でもお勧めしてます。
ということで、前回のブログに引き続き、遮熱効果の高いシェアカーテンの事例をご紹介致します。
こちらは、当社にも近い豊洲エリアにある高層マンションのワイドスパンのFIX窓です。
前のブログでも事例としてご紹介しました「masa加工」を施したシェアの生地を使用したプレーンシェードです。
カーテン生地の裏側にステンレスの膜がコーティングしてあり、日射熱を約39%反射してくれます。
ステンレスの赤外線吸収効果により太陽光を遮断、夏場の室内温度を従来品より2~3℃低くし、エアコンの電気代を削減できます。
また、紫外線(UV)の透過率を抑えることから、家具やフローリングの日焼け等を抑える効果もあるのです。
やはり高層マンションからのこの景観は素晴らしいですよね。
この眺めを妨げることなく、窓から入ってくる熱や紫外線をカットできるので、高層マンションにはうってつけですね!
こちらも当社からはほど近い中央区佃エリアにある高層マンションです。
リビングの窓は西側に面しているので、午後には直射日光で蒸し風呂状態になってしまいます。
同じ「masa加工」のシェアでプレーンシェードをお作りしました。
シェード越しにも綺麗に夕日が見えますね!
昇降するこのスタイルも、窓からの景観をドラマチックに演出してくれる要素となっています。
こちらは、カーテンのスタイルでお作りした事例です。
階層は2階で窓の外側は公園に面しています。窓越しに見える公園の緑が、この明るいリビングのポイントともいえます。
しかし、外側からはミラー効果でお部屋の中は見ることが出来ないようになっています。
しっかりとプライバシーも確保しながら、遮熱効果もあるなんて、得した気分になりますね!
レースは機能的に、そしてドレープはお好きなものを!と言う事で、ホワイトのシャンタン地に花柄の刺繍を施した奥様お気に入りの生地を選ばれました。
ドイツのブランド「JAB」のコレクションです。遮光の裏地をお付けしてあるので、より遮熱効果も高まります。
こちらの事例は、やはりワイドスパンFIXの窓。しかもコの字型です。
ガラスの大きさに分割してシャープシェードに仕立てました。
90度コーナーの合わせも部分もバッチリ!隙間なく仕上ました。
ナチュラルな素材感の生地ですので、シャープのタイルですが、ソフトな感じも漂わせます。
使用した生地はニーディックテキスタイルよりのセレクトです。
今回は、遮熱効果を高めるためにガラスフィルムを施工しました。
ガラスフィルム カタログ
フィルムが窓ガラスから入る日射しの熱を最大で1/2もカット。
ペリメーター部の受熱量が減少するので、空調負荷を大幅に削減できます。
機能性カーテンやガラスフィルムの活用で 『2011 節電の夏』 ですね! p(^-^)q