リネンのカーテン Lif/Lin (リフリン)の取り扱いを始めました。
リネンとはフラックスと呼ばれる植物の茎を原料とする麻の種類のひとつです。
麻の種類にはヘンプ(大麻)、ジュート(黄麻)、ラミー(芋麻)・・・だいたい20種類くらいありますが、フラックスは 夏のはじめに青く美しい花を咲かせるフラックスという植物の茎から生まれます。
日本では、リネンは夏の素材という認識が強いですが、ヨーローパでは、麻は通年 高級素材として扱われ、生活に根付いています。
また、リネンは非常に強度が強く、コットンの2倍、ウールの3倍もの耐久性があり、さらに濡れると強度が2倍になるという性質のため、大事に使えば数十年はもちます。
防カビ、防虫性に優れているため、雑菌が繁殖しにくく、臭いもつきにくい。繊維に含まれるペクチンの効果で汚れが付きにくく、付いても落とし易いという性質もあります。
Lif/Lin のコレクションは世界有数の産地である東欧や南アジアなど各国から輸入されています。また輸入するだけでなく産地への生産指導や日本品質に合わせた生産の管理も現地との協業により行っています。
デザインや色調に関しても日本人の感性に合わせて産地と共に制作し日本の住宅に合うようシンプルナチュラルなデザインや北欧のデザインをベースに作られているのです。
先日早速、自然素材が内装仕上げ材として使われたお宅に収めさせていただきました。
掃き出し窓はカーテンのレギュラースタイルにして、ベンチの小上がりがる窓にはツインシェードに仕立てました。
最近の住宅には、内装材に無垢のフローリングや珪藻土、天然由来の塗料などを使うエコ住宅が増えていますね。
こりらはまた違う物件でお納めした刺繍のタイプです。
ナチュラルなインテリアにリネンのカーテンはとてもよくマッチします。
海外にブランドにはリネンをベースとしたコレクションが沢山ありますが、それらに比べてリーズナブルな価格も Lif/Lin の魅力の一つです。
プレーンなものも良いですが、カラーを取り入れたり、刺繍が施されたデザインでアレンジしてみたりして新しいリネンの使い方をインテリアとして楽しんでみてはいかがでしょうか。