ドイツの高級ブランドエディター ZIMMER+ROHDE (チマー&ロード)の新作プレゼンに参加しました。
今回の新作のテーマは PARADISE
生命力、多様性と華やかさが表現されています。
洗練されたテクニックには毎回驚かされます。
縦糸はシルク、緯糸は4種類の糸で織られています。(コットン、シルク、ビスコース、ポリエステル)
このスパンコール 生地のしなやかさが出るように、特殊な素材でやわらかく加工されているそうです。
グループブランドのフレンチコレクションETAMIN(エタミン)
リネンベースにレーザーカット、アップリケ、刺繍と本当に手の込んだ ファブリックの数々です。
こちらはまた別のグループブランドTRAVERS(トラバース)。アメリカのブランドです。
アメリカとイギリスのカントリースタイルパターンの折衷的な組み合わせ特長で、現代風にアレンジした伝統的なテキスタイルデザインが特徴です。
こちらは、タイ発のブランドJIM TOMPSON(ジムトンプソン)プレゼンテーション会場です。
ジムトンプソンのコレクション、今年は一押しです!
ショールームとは別な特別な場所に会場を設け、思考を凝らしたインスタレーションがされています。
この部屋に入るまでもファブリックで出来たトンネルを抜けていくような面白い演出がされています。
こちらは、ジムトンプソンの別ブランド『No,9』のデザイナーのリチャード・スミスさんによるプレゼンテーション。
No,9は、アジアの異なる文化をインスピレーションの基とし、独自のカラーパレットにより軽やかに描き上げたコレクションです。
ジムトンプソンは今回よりクリエイティブ・ディレクターにウー・バホリョルデン氏(Ou Baholyodhin)を起用しました。
イケメンですよね!声も渋くてカッコいーんです!(笑)
ウー氏は、元々建築や各具などのプロダクトデザインの世界で活躍されていたそうです。
新たなデザイナーの起用により往年の輝きを取り戻したような感じがします。
ジムトンプソンと言えばタイシルクが有名です。
現在も手織りの職人を多く抱え、コスト的にも高品質で素晴らしい商品を多く世に送り出しています。
今回のメインカラーはこのエメラルド。
デザインパターンはフランスのアーカイブをあえてアレンジせずにそのまま採用し、カラーで新たなトレンドを吹き込んでいます。
ウー氏は、『豊かな空間は豊かな人生に通じる』として、カラー・カテゴリーに基づく素材開発を行い、色と素材の表情に富む作品となっています。
今年のトレンド、ピーコックカラー。
鮮やかすぎないバーンオレンジにターコイズ、そしてキングフィッシャーブルー。
カラーパレットごとのプレゼンが終るとオーディエンスは拍手喝采!
今年のジムトンプソン 一押しです!!
続いては、フランスブランドの中では斬新で洗練されたコレクションを展開するELITIS(エリティス)のプレゼンテーションです。
ファブリックは色鮮やかなデジタルプリントのシアー。
デジタルプリントの表現の技術は日進月歩。繊細なデザインが美しく表現されていきます。
リネン、コットンなどのナチュラルな素材感のコレクションも新たに発表されました。
階段室にディスプレイされたインディゴブルー のちょっとエスニックパターンのグラデーションが素敵です。
これ 個人的には好きだなぁ~
エリティスは元々壁装には力を入れていましたが、今年も数々のコレクションを発表しました。
アルバムしてみましたのでご覧ください。
MANA-Sコレクションにも生地で採用されているユン・ニル・リー氏による壁飾材はケルンの展示会で2015イノベーションアワードを受賞しています。
下段中央のこのオレンジカラーのキラキラしたやつ。昔、ノートの間に入れて使う「下敷き」に似たようなのがあったような・・・。(笑)
To Be Continued