デザイナーズ ギルド ニューコレクション

先日行われた「IFFT/インテリアライフスタイルリビング」でオーダーしていました「デザイナーズ ギルド」の最新BOOKが入荷しましたのでご紹介します!

「デザイナーズ ギルド」は1970年のトリシア・ギルドによって設立され、大胆で独創性あふれるコレクションや壁紙コレクションやインテリアアクサリー類でしられ、暮らしを彩る楽しさを発信し続ける、イギリス発のトーラルライフスタイルブランドです。

いつも華やかなデザイントと鮮やかな色使いで私たちを楽しませてくれる「デザイナーズギルド」。

今回届いたBOOKは、リネン、シルク、コットンにプリントデザインを乗せた美しいコレクション。
優雅な花柄を大柄の転写プリントで表現、又は、柔らかな幾何柄やストライプで表現しています。

まずはタイトルにもなっている「Amrapali」のコレクションです。

インドからインスピレーションをえたコレクション。色鮮やかな花束が、リネン100%の生地に大胆に描かれています。

  

色は、シックな単色も含めて3色の展開です。

ジオメタリック、ストライプ、フローラル、エスニック、オリエンタル、シルク、リネン、コットン、そして、ハンドプリント。

様ざまなモチーフとデザインそして、素材や色使いでトリシア・ギルドの世界が表現されています。

FISBA 40周年記念キャンペーンのご案内

この度、日頃のご愛顧に感謝し、また弊社40周年を記念し、「フィスバ・40周年記念キャンペーン」を開催いたします。

キャンペーン期間中に、フィスバの商品(インテリアファブリック、ベッドリネン、バスタイムコレクション)を10万円以上お買い上げのお客様に、抽選で素敵な商品をプレゼントいたします。是非この機会をご利用頂けます様、宜しくお願い致します。

クリエーションバウマン 新作発表会

「クリエーションバウマン」の新作発表会に行ってきました。

「スイス品質」を誇るクリエーションバウマンは、創業125年。デザイン、製造技術ともに全て社内で開発されています。

シンプルでモダン、そし高品質なクオリティーが特徴で、センスとこだわりを持った本物志向の人々から高い評価を受け、既に数多くのデザイナー、建築家に採用されているブランドです。

ショールームは、五反田のデザインセンターの中にあり、駅からのアクセスも良く、他のインテリア関連のショールームとも併設しているのでとても便利です。

今回は、最近は色々な所で見かけるようになったデジタルプリントのシェア「SILENT GARDEN」(巻頭の写真)が主役です。
しかし、震災の影響で春先に行われるはずだった発表会が中止されていたので、4月に発表された「NATURA」のコレクションも一緒に紹介されました。

「NATURA」のコレクションはクレーションバウマンが創立150周年を記念して発表されたコレクション。ウール、リネン、シルク、コットンといった天然の素材を用いた87アイテムです。
言わば原点に立ち返った考えをもとに作られています。

今年の1月に訪れたパリのブログでも紹介していますのでよろしければご覧ください。
メゾン・エ・オブジェ2011

それでは、新作のコレクションをご紹介しましょう。

写真は、花々が咲き誇る庭から切り取ったような生地「GIVERNY」(ジベルニー)です。

その名前はモネが晩年を過ごした村の名から付けられました。

半透明の生地に明るい色と暗い色を使い分け、窓辺に咲き誇る花を手書きで色鮮やかに表現しています。

メタル糸が使われているので、握って皺を付けると、立体的なアート作品のようになります。

「SEMIRAMIS」(セミラミス)のイメージは空中庭園。軽やかなレースに浮かぶ草花がインテリア空間に「庭」を作り出します。

フランス語でレースという意味を表す「DENTELLE」(デンテル)。大小の花のモチーフが、まるでレースのような高貴な美しさを醸し出しています。

露の雫のような丸く立体的なモチーフが、空中で軽やかに、楽しく揺れ動く「NOBILLE」(ノービレ)。ウールとビスコースレーヨンの2種類の丸いモチーフが刺繍されています。

こちらは、新しいバーチカルブラインドのラインナップです。

クリエーションバウマンのバーチカルブラインドは、そのスタイルの美しさはもとより、生地を“羽根幅(127mm)で織る”という世界初の技術は、羽根の多彩なデザインを生み出しています。

草原のそよぐ風を感じることが出来るような若草をスラットの裾部分に表現したデザインです。

こちらは、レーザーカットの新しいデザインです。無地のスラットに組み入れてオリジナルのデザインを楽しむことができます。

いかがでしたでしょうか?クリエーションバウマンのあたらいいコレクションをご紹介しました。

さすがに洗練されたデザインの数々。プロの人たちのもファンが多いのが頷けます。

コンパクトにまとまった居心地の良いショールームです。ご興味のある方は、是非当店までお問い合わせください。

ナショナルインテリア 六本木ショールームオープン

先週は、インテリアトレンドショー「JAPANTEX2011」が開催され、私たちインテリアテキスタイル業界に携わっている者にはとても忙しい一週間でした。

それは、ただ展示会を視察する以外に、様々なセミナーや会合に出席したり、同業の方たちとの情報交換の会もこの時に行われるからです。

そして、今回初めて、ブログやツイッターなど通じて情報を発信している同業の方たちの集まり(オフ会)に参加させてもらいました。

全国から集まった方たちと情報交換を行いとても刺激を受け、また楽しくお酒を飲み語らうことができました。

その中の一人の方が、今回のジャパンテックスの中にあるブースを出展されていました。

それは、『ミシンでお仕事プロジェクト』と言って、被災地の女性たちにミシンを贈ることで元気になってもらい、将来的にミシンでの作品づくりをお仕事につなげていただこう!というプロジェクトです。

実際に被災された方たちの作ったエコバックが販売され、値札には作られた方の名前が書かれていました。

オフ会に参加された方たちは、この素晴らしい試みをブログやツイッターで発信して、自らもミシン購入の為の寄付を行いカーテンなどの生地を被災地の送られています。

私も遅ればせながらこの素晴らしい活動のお役立てればと思っています。

さて、前置きが長くなってしましましたが、今回は、ドイツのブランド「JAB」を取り扱うナショナルインテリアのショールーム移転のオープニングに行ってきました。

以前は広尾のナショナルスーパーの上階にありましたが、ビルの老朽化に伴い、新しく六本木に移転することになったのです。

今までの雰囲気はそのままに、今度は全体が見渡せる開放的なショールームになりました。

取り扱いの中では、ドイツの高級ブランド「JAB」が特に有名でしょう。 モダンで豪華絢爛なコレクション『GRANDEZZA』やカントリースタイルが特徴の『Four Seasons』などがあります。

その他、オランダの「CHIVASSO」(キファソ)はエレガントで明るく華やかなカラーリングが特徴です。

値段も比較的お手頃なものもあり、美しいピンクやブルーの配色は女性に喜ばれそうなコレクションが揃っています。

同じグループですが『CARLUCCI DI CHIVASSO』(カルッチ・ディ・キファソ)は、クラシックなデザインを色と素材でアレンジしたモダンな高級ラインです。

今回の新作には、人気のスカルのデザインを取り入れたものがありました。

その他にもアメリカの高級ブランド『STROHEIM&ROMANN』や、こちらも華やかなプリントコレクションの数々、フランスの『BUSSAC』などが展示されています。

六本木3丁目で、駅からのアクセスも便利になりました。

特に、クラシカルやエレガント系のお好きながいらっしゃいましたら、是非当店までお問い合わせください。ご案内させて頂きます。

マリメッコのビンテージファブリックで

コットンプリント大好きなお客様から、お手持ちのヴィンテージファブリックをお預かりしてローマンシェードとクッションをお作りしました。

お客様が昔から大切に仕舞われていた鮮やかでポップなデザインの生地です。

日本でも大変人気の高い北欧のマリメッコの生地で「KARUSELLI(カルセッリ)」という1973年にデザインされたシリーズのヴィンテージ生地です。(現在は販売されておりません)

実はこの生地をデザインされたのは日本の方で『脇阪克二』さんと言う方なのです。脇坂さんのデザインは、大胆な色使いと華やかでかわいらしさが特徴的です。

それでは少し脇坂克二さんについてご紹介しましょう。

1944年京都生まれ。24歳でフィンランドに渡り、飛び込みで世界的なブランドであるマリメッコに入社、1968年から1976年の8年間活躍しました。

中でも車をモチーフにしたポップなテキスタイル「Bo Boo」はアメリカで大人気となり、マリメッコのクラシックコレクションになっています。

1976年から1985年まではニューヨークのラーセン社に所属。帰国後もワコールのインテリアファブリックやマリメッコのファブリックコレクションを発表。

現在は「SOU・SOU」のテキスタイルデザインのほか雑誌の表紙や絵本の絵、2005年から京都造形芸術大学染織コースで客員教授もされています。

脇坂さんの他にもマリメッコには『石本藤雄』さんも2006年まで在籍されていましたね。

コットンプリントが大好きなお客様と仕事をさせて頂いたことでとっても勉強になりました。

こちらの窓以外にも素敵なコットンプリントで飾らせていただいたので、また改めて施工事例としてご紹介させて頂きましょう。

IFFT/インテリアライフスタイルリビング

『IFFT/インテリアライフスタイルリビング』に行ってきました!

私たちインテリアテキスタイルの業界に携わる者として注目していたのは、世界のトップテキスタイルエディター8社が一堂に会した特別エリア「Premium Textile Editors TOKYO 」です。

実はこの話、今年の春先の「ニーディック」のトレンドセミナーに出席した際に社長の南村さんから聞いていたのですが、その後に起こった震災のの影響で海外からの出店は見送られるのではないか?と思われていたのです。

しかし、実際には「カサマンス」(フランス)、クリスチャン・フィッシュバッハ」(スイス)、「デザイナーズギルド」(イギリス)、「ヤコブ・シュレイファー」(スイス)、「ニヤノルディスカ」(ドイツ)、「ルベリ」(イタリア)、「サコ」(ドイツ)、そして日本を代表して「ニーディック」という世界的なトップエディターが出展し、華やかなデザインの競演が、来場者を魅了していました。

写真は「デザイナーズ・ギルド」のディスプレイです。新作のコレクションBOOKを仕入れてきました! キッズとプリントのコレクションです。入荷次第ブログでご紹介しますね!

「チェルシーインターナショナル」スタイリングセミナー

11月に入ってインテリア業界は様々なイベントが目白押しですね!

そんな中、海外のインテリアテキスタイルの代理店である「チェルシーインターナショナル」の主催するスタイリングセミナーに行ってきました。

これは、新作の生地の発表を兼ねて行われ、その生地のデザインや特性を生かして組み合わせやスタイリングを実際に行ってみせてくれる、私たちコーディネーターにはとても参考になるセミナーです。

上の写真はイギリスからのブランド「Vanilla」のコレクションからのアレンジです。

高品質でありながら比較的リーズナブルな価格帯の設定で現地イギリスでもデコレーターに人気のブランドです。

ナチュラルな素材感に大胆な花柄の刺繍の生地をメインに、センター部分を異質素材の真っ赤なボーダースタイルにしてビーズのトリムをあしらっています。

ポイントはアクセント生地の残りの生地を使い、大きなリボンタッセルを付けていること。引き締まってイメージになりますね!
スツールに用いたベルベット生地のストライプは、起毛の方向で表現されています。

今回、新しく導入されたのは、オーストリアからでブランドで「fine」です。
こちらも、大変凝った作りの物が多いのですが、リーズナブルな価格設定になっています。

リネンやコットン使いの刺繍やウールライクなシニールのチェック柄などホームユースとして使いやすいコレクションです。

こちらは、トレビラCSを使った全点防炎品質のコレクションです。
シックな色使いで幾何学模様の柄など、ホテルなどのコントラクト物件にも対応できるよう防炎の認定番号も取得済です。

そして、そのコレクションを使ったコーディネートがこちらです。

チェック柄の生地をアクセントにタブスタイルの仕上げています。シアーはリネン90%でナチュラル感をコーディネート。
チェアカバーにはアクセントと同じチェック柄を使い、幾何学柄のベルベット素材のサイドフレームクッションを合わせています。

違ったデザインの組み合わせですが、とてもマッチしていますね! 
このような違ったテイスト同士の組み合わせの方が、お互いをより引き立たせる効果もあります。

キッチリしているものより居心地が良かったりするものなのです。

ファッションでも、自然をモチーフにしたプリント、そしてツイードやベルベット、チェックなどの暖かい感触の素材が、この秋/冬のトレンドです。

こちらは、CONTRACTのコレクションからの例。ミニハトメスタイルを無双仕立てにしています。

裾の折り返し部分を替えてみたボトムフレームのスタイルです。
クラッシュタイプのシアーの裾部分はメロウロックで仕上げています。

このようにオーダーでは色々なアレンジが可能です。

少しだけ冒険して、ご自分だけの1点物のカーテンをオーダーしてみてはいかがでしょうか?

そのお手伝いを私たちはさせて頂きます・・・

モリス ディスプレイコンテスト表彰式

10/28(金)那須の「二期倶楽部」で行われた、モリス商会創立150周年を記念して企画されたディスプレイコンテストの表彰式に行ってきました。

主催されたマナトレーディングさんのご厚意により招待いただき、紅葉が美しい素敵な「二期倶楽部」を堪能してきました。

建築・自然・芸術・思想   創業以来、自然と一体となったくつろぎの場所という理想を追い求め続けてきた二期倶楽部は、那須の素晴らしい環境の中にありました。

到着が少し遅れた為、すぐに昼食会となりました。

料理のコースメニューも大変思考を凝らしたもので、モリスにちなんだ名前が付けられています。

これだけ見るといったいどんな料理なんだと思ってしまいますよね? 

この後、ちゃんと総料理長から料理の説明をしていただきました。

それでは、折角なのでちょっと料理をご紹介しますね! 写真は前菜のメニューです。 野菜は、敷地内のキッチンガーデンや契約農家から届けられるもので、四季折々の食材を最大限に生かしたお料理です。

食事をしながら同席した他の受賞者の方々とモリス談義に花が咲くと思いきや、女性たちはギャルソンの方の身長が高いことで盛り上がっていました!(笑)

昼食会の後にいよいよ表彰式が行われました。 
「ショップディスプレイコンテスト」は、ウィリアム・モリスの生地を使用し、オリジナルのデザインを施したディスプレイをショップで展示するというもので、大賞の他、店舗の大きさによってS・M・Lの3部門の優秀賞、および入賞(2作品)、特別賞としてサンダーソン賞(2作品)が選ばれました。

モリスに対して強い愛着のあるショップ関係者が多数応募したこともあり、デザイン、技法、ストーリー性など極めてハイレベルな作品が集まっていました。

その中で当社は、Sクラスの部門で「優秀賞」を受賞しました! 大変光栄なことです。 

そして、他のショップの作品を見させていただき、とても刺激を受けました。

そして、もう一つの見どころは、本館ホールにて特別展示が開催されていることです。

和とモリス

にき倶楽部1986(本館)の一室が模様替えされ、「モリスルーム」に設えられています。

バスルームにモリスの設え

素晴らしい環境で美味しいお食事をいただき、そしてモリスの世界を堪能してとても充実した素敵な一日を過ごすことが出来ました。

こういった機会を与えてくれたマナトレーディングさんには心より感謝いたします。

これからも、輸入ファブリックを一人でも多くの人にご紹介し、その素晴らしさをお伝えしご紹介していくことが私たちの使命なんだと改めて感じました。

ちなみに写真のご婦人の着物の帯はモリスの生地でご自分で作られたそうです。素敵です。和とモリスってとっても合うんです・・・。