マリメッコのビンテージファブリックで

コットンプリント大好きなお客様から、お手持ちのヴィンテージファブリックをお預かりしてローマンシェードとクッションをお作りしました。

お客様が昔から大切に仕舞われていた鮮やかでポップなデザインの生地です。

日本でも大変人気の高い北欧のマリメッコの生地で「KARUSELLI(カルセッリ)」という1973年にデザインされたシリーズのヴィンテージ生地です。(現在は販売されておりません)

実はこの生地をデザインされたのは日本の方で『脇阪克二』さんと言う方なのです。脇坂さんのデザインは、大胆な色使いと華やかでかわいらしさが特徴的です。

それでは少し脇坂克二さんについてご紹介しましょう。

1944年京都生まれ。24歳でフィンランドに渡り、飛び込みで世界的なブランドであるマリメッコに入社、1968年から1976年の8年間活躍しました。

中でも車をモチーフにしたポップなテキスタイル「Bo Boo」はアメリカで大人気となり、マリメッコのクラシックコレクションになっています。

1976年から1985年まではニューヨークのラーセン社に所属。帰国後もワコールのインテリアファブリックやマリメッコのファブリックコレクションを発表。

現在は「SOU・SOU」のテキスタイルデザインのほか雑誌の表紙や絵本の絵、2005年から京都造形芸術大学染織コースで客員教授もされています。

脇坂さんの他にもマリメッコには『石本藤雄』さんも2006年まで在籍されていましたね。

コットンプリントが大好きなお客様と仕事をさせて頂いたことでとっても勉強になりました。

こちらの窓以外にも素敵なコットンプリントで飾らせていただいたので、また改めて施工事例としてご紹介させて頂きましょう。

IFFT/インテリアライフスタイルリビング

『IFFT/インテリアライフスタイルリビング』に行ってきました!

私たちインテリアテキスタイルの業界に携わる者として注目していたのは、世界のトップテキスタイルエディター8社が一堂に会した特別エリア「Premium Textile Editors TOKYO 」です。

実はこの話、今年の春先の「ニーディック」のトレンドセミナーに出席した際に社長の南村さんから聞いていたのですが、その後に起こった震災のの影響で海外からの出店は見送られるのではないか?と思われていたのです。

しかし、実際には「カサマンス」(フランス)、クリスチャン・フィッシュバッハ」(スイス)、「デザイナーズギルド」(イギリス)、「ヤコブ・シュレイファー」(スイス)、「ニヤノルディスカ」(ドイツ)、「ルベリ」(イタリア)、「サコ」(ドイツ)、そして日本を代表して「ニーディック」という世界的なトップエディターが出展し、華やかなデザインの競演が、来場者を魅了していました。

写真は「デザイナーズ・ギルド」のディスプレイです。新作のコレクションBOOKを仕入れてきました! キッズとプリントのコレクションです。入荷次第ブログでご紹介しますね!