
1928年の開業以来、世界中のセレブの間で人気を博してきたロイヤル モンソーが、2008年から2年間の改修工事を経て2010年にラッフルズの傘下になり、リニューアルオープンされました。
そして注目なのが、このホテルのインテリアを手がけたのが、あの有名なデザイナー『フィリップ・スタルク』だという事です。
華やかさや興奮、創造性に溢れた1930年代のパリの雰囲気を再現した、この豪華なホテルのインテリアをご紹介します。

場所はシャンゼリゼや凱旋門、モンソー公園や日本大使館からもすぐ近く、オッシュ大通りという一等地にあります。
ちょっとリッチに、ビュッフェのランチをいただくことに・・・。
1回にあるレストランの内装は、何ともフランスらしいカラフルな天井画施されています。
なんとデザートスイーツは全て『ピエール・エルメ』が手掛けています。

エントランスから右側のバンケットホールに上がる鏡張りの階段には、無数のシャンデリアが掛けられています。
スタルクは、改装前に各部屋に飾られていたシャンデリアをここに集め、幻想的な「鏡の間」を創りだしました。

ロイヤルスイートには、専用のエントランス、エレべーターで向います。
100㎡を超える雄大な空間は、落ち着きのある比較的シックなインテリアでまとめられています。
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ロイヤルスイートのインテリア
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オーソドックスなカーテン
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主寝室 ゴージャスなヘッドボード
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回廊
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シッター用の部屋
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バランスにアクセントカラー
上質な家具とインテリアアクセサリーでアクセントになり、スタルクのこだわりが感じられます。
主寝室のヘッドボードは淡いピンクのレザーでゴージャスに演出されています。
同じフロアーの中に別室に向かう廊下あり、ベビーシッターやガードマンの為の部屋があるのです。
その部屋も同じ様な設えなのですが、カーテンの上部のボックスのスリット部分のアクントカラーがポイントとなっていました。

ヨーロッパの建物って階段のデザインが素敵ですよね。昔のパリを感じさせます。

廊下はストライプの空間。壁はまだしも天井と床にも・・・。
日本ではストライプて言うと、カジュアルなイメージが多い感じもしますが、
直線的なフォルムがアールデコの様式を感じさせます。照明効果もさすがオシャレです。

階段室のホールには、スタルクがデザインし、カッシーナにカスタムオーダーしたソーファーが置かれています。

しかし今回は、ロイヤルスイートが見学できて本当にラッキーでした。
なんともゴージャスな『ル・ロイヤル・モンソー・ラッフルズ・パリ』でした。
奥に凱旋門が見えます・・・。
