シャンゼリゼとジュルジュ・サンク大通りの角に位置する超豪華5つ星ホテル。ザ・ホテル・フーケ・バリエールです。
伝説的な老舗カフェ「フーケッツ」の名を配し、2006年秋にオープンしました。
フランス人建築家ジャック・ガルシアによるインテリアは、モダンラグジュアリーの真骨頂と言えます。
エントランスにある曲線を多用したモダン・ラグジュアリーを絵にかいたような作りに目を奪われます。
エントランスから右側にのびる緩やかな階段は真鍮のカーペットホルダーでゴージャスな感じで装飾されています。
エントランスから一番奥に見えるフロントはライトアップされていて、引きこなれていくようで幻想的な感じがします。
その天井部は柔らかなテキスタイルで装飾されていて、つい見上げてしまいます。
やはり、階段は見せ場なのでしょう。本当に美しいフォルムです。
廊下は華やかな柄のカーペットで彩られていました。
ヘッドボードはゴールドのレザーで
花瓶型にシルエットが浮き立つユニークなスタンドの横には、ビルトインされたテレビのマルチリモコンがあります。
美しい佇まいだけでなく、宮殿の名にふさわし施設と設備を備えていました。
パリの一流のホテルの中でもひときわ正統派であるこのホテルは、現代に蘇った古き良き時代のグランドホテルなのでしょう。