光琳

今年もわが家の庭のアヤメが咲きました。と言うことは、根津美術館の燕子花も見ごろ? と言うことで、根津美術館に行ってきました。

根津美術館では、毎年、庭園の燕子花が満開を迎える時期に、尾形光琳の燕子花図屏風(国宝)が展示されます。総金地に青と緑。模様化された燕子花の群れは、まさにデザイン。今年の特別展は、【光琳と乾山ー芸術家兄弟・響きあう美意識】です。

光琳と乾山の生家は、京都の富裕な呉服商 【雁金屋】呉服商であった尾形家は、もとは浅井家の家来筋と言われていて、浅井三姉妹(茶々・ 初 ・江)の呉服や、江の娘、後水尾天皇の中宮 東福門院の呉服御用も務め、東福門院は、膨大な数の小袖類を雁金屋に注文していたと言われています。

幼い頃から、美しい着物や最先端の意匠に触れ、恵まれた環境の中で、能や書、画、茶の湯、古典文学など多様な文化に親しみながら成長した光琳。光琳の作品に触れる度に、デザイナー尾形光琳の魅力の奥深さを感じます。

ヴォーリズ

滋賀県最後のインスタ映えスポットは、近江八幡市。近江八幡市といえば、悲劇の大名 豊臣秀次が築いた城下町を基礎として、近世は商業都市として発展した、いわゆる近江商人の発祥の地ですが、インテリアを生業としているインテリアコーディネーターとしては、ヴォーリズ建築に一番心が惹かれます。

近世の風情がよく残る新町通り、永原町通り、八幡堀沿いの町並みは、重要伝統的建造物群保存地区として選定されていて、時代劇の撮影場所としてもよく使われています。

キリスト教の伝道師としても有名なヴォーリズ。その宣教活動のための経済的基盤を築いたのがメンタムだったとは知らなかった(^-^;

ラ コリーナ

白髭神社の次に訪れたのは、「たねやグループ」のフラッグシップ店として、2015年にオープンした『ラ コリーナ近江八幡』

ラ コリーナ近江八幡は、建築家の藤森照信さんと、たねやの従業員さん、協力業者さん、地域の学生さんなどの大勢の人の手によって創られたそうです。八幡山から連なる丘に、緑深い森をイメージし、木を植え、ホタルが生息するための小川を作り、田畑を耕した環境の中に、和・洋菓子のメインショップをはじめ、たねや農藝、本社、飲食店、マルシェ、専門ショップ、パンショップなどを、ゆったりとした自然の流れに寄り添いながら、長い年月をかけて手がける壮大な構想とのこと。

数年後、また訪れたいなと思いました。

お昼時に訪れたラコリーナ 。いつもはスイーツをあまり食べないのですが、せっかくなのでと、クラブハリエのバームクーヘン、ソフトクリーム、ラコリーナ 限定販売の苺のどら焼きなどなど。スイーツでお腹いっぱいになってしまったランチタイムでした(⌒・⌒)ゞ

 

   

白鬚神社

久しぶりの投稿です。SNSが苦手な私とは正反対の主人に付き合って、インスタ映え?スポットを巡ってきました。最初に訪れたのは、滋賀県高島市鴨川にある白鬚神社。白鬚神社は、琵琶湖の北西に位置した国道沿いにあり、国道を挟んだ琵琶湖の中に、大鳥居を構えています。その絶景は、世界遺産の厳島神社を彷彿とさせることから、近江厳島神社とも呼ばれているそうです。

正にインスタ映えスポットの絶景に感動でした。

 

毎年恒例

新年明けましておめでとうございます。
ブログ更新をしなければと毎月思いながら、あっという間に1年が過ぎてしまい、また新年のご挨拶となってしまいました…………..(艸_・*)
今年も日枝神社、東博(東京国立博物館)初詣。そして、都内ホテルでのんびりとした新年を過ごしています。毎年恒例の過ごし方ですが、今年は少し違います。早朝スタートの甲斐あって、午前8時に日枝神社に到着。無事、古札納めをすませ、人もまばらな境内で参拝の後に、破魔矢、家内安全、交通安全、まさるくん守りを買って、開館前の東博に到着(^ ^)。いつものように年間パスポートを購入の予定が、今年からは、東博会員制度が変わってしまい、年間パスポートに変わるプレミアムパスとやらに||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||東京、京都、九州とどこでも観られた年6回分の特別展が、なんと4回に。しかも東博のみです。悲しいです。この行き場のない思いを抱えながらの東博初詣となりました。

東博では毎年、『博物館で初もうで』と題して、干支にちなんだ展示がされます。今年の干支は『戌 いぬ』日本人に愛されてきたかわいらしい子犬や珍しい異国の犬の造形。「いぬのかたち」「いぬとくらす」という2つがテーマとなっているそうです。

  1.  

AD CORE

今日は、広尾にあります AD CORE さんに伺ってきました。

AD CORE DEVISE INC. は、創業以来、「一度商品化した製品は廃番にしない」「大量生産をしない」をコンセプトに、どこにでもありそうでどこにもない家具。デザインが主張し過ぎない家具を作り続けているメーカーさんです。家具をお客様に長くお使いいただくために、強度にもこだわり、椅子の場合独自の強度実験を行い、JIS規格の3倍以上の強度を確認出来た物だけを国内で生産しているそうです。素晴らしい~。

インテリアスクールに通っていた頃の課題で使わせていただいた『CIRCOLOⅡ』もまだショールームに展示されています。時間に追われながら朝まで課題と向き合っていた頃が懐かしい~。辛かった時間も今となっては楽しい思い出です

 

CIRCOLOⅡ

     

 

匠大塚イベント

昨日、私の所属する日本インテリアコーディネーター協会“icon”と匠大塚さんコラボのイベント『WIW ワールド・インテリア・ウィークイン春日部』の展示ブース設営のお手伝いのため、匠大塚㈱春日部本店へお邪魔しました。『WIW ワールド・インテリア・ウィークイン春日部』とは、インテリアの発展・振興を目的とする「World Interiors Week in Japan」の一環として行われるイベントで、5月31日~6月4日まで匠大塚㈱春日部本店にて開催されます。

テーマは、『高級家具と和のインテリ アの出会い』

京都の和硝子(作家 横田満康氏)、茨城の提燈(鈴木茂兵衛商店)、埼玉の盆栽(大宮盆栽協同組合・さいたま市盆栽美術 館)を様々なテイストのインテリアに組み込んだ、日本の伝統あるインテリア素材とのコーディネート展示となっております。

 

 

ストライプ 縦?横?

久しぶりの投稿です*\(^o^)/*   桜も咲き始めましたね〜。今月は、4月の引越しシーズンに備えたカーテン需要の高まる時期で、バタバタしていましたが、ちょっと落ち着き、お花見が楽しみな今日この頃です(o^^o)

ちょっと落ち着いたところで、お客様とのお打合せの際によく出る話題について書きたいと思います。

それは、『縦ストライプの方が天井が高くみえる?』と言うお話。

「ヘルムホルツの正方形」という有名な錯視図形を知っていますか?
同じ正方形の場合は、縦ストライプよりも、横ストライプの方が縦長に見えます。


そうなんです。縦ストライプの方が、天井が高く見えるとは限ならないんです。

ただ、これはより正方形に近い空間の場合ですので、必ずしも横ストライプの方が天井が高く見える訳ではありません。難しいです。

そんな錯視含め、お客様のお好みのインテリアを一緒に考えて型にできることが幸せだな〜と、3月の繁忙期を終えて実感する今日この頃でした(o^^o)

オルセーのナビ派展

久しぶりに午後からお休みがとれたので、三菱一号館美術館に行ってきました(^^)


オルセーのナビ派展  思っていたよりも入館者が少なくゆっくり鑑賞できました。


ナビ派と、印象派の違いがよく分からなかったのですが、調べてみたところ、自然の光を画面上にとらえようとした印象派に対し、ナビ派は、画面それ自体の秩序を追求するものとありました。

アカデミー・ジュリアンで正確な外界表現を教えられていたポール・セリュジエが、ゴーギャンの説く大胆な色彩の使いに影響を受けて、アカデミーの仲間のピエール・ボナール、エドゥアール・ヴュイヤール、モーリス・ドニ、ポール・ランソンにゴーギャンの教えを伝え、共鳴した彼らによってナビ派のグループが形成されたそうです。



オルセー美術館が誇るナビ派のコレクション油彩約60点・素描10点の合計約70点が一堂観られます*\(^o^)/*

クラシックホテル

川奈ホテルに行ってきました(。>∀<)歴史のあるホテルは、贅沢な内装材の宝庫で本当に勉強になります。川奈ホテルは、大倉喜七郎が英国留学中の20世紀初頭、英国貴族たちが利用していた、ゴルフ場、乗馬、テニス、フィッシング、プールなどの施設を備えたスコットランドにあるリゾートホテル、グレンイーグルスホテルに滞在し、感銘を受けて帰国後、大倉財閥の別荘として建設された建物。それから80年経っても、贅沢を尽くして造られた建物は、古びること無くどっしりとした高級感を漂わせていました。

今まで、奈良ホテル、富士屋ホテル、横浜ニューグランド、日光金谷ホテル、東京ステーションホテル、そして今日川奈ホテルに行って来ました。万平ホテルにも行きたいな〜