チマー&ロード (ZIMMER+ROHDE) その2

前回に引き続き チマー&ロードのコレクションの中からご紹介します。 

こちらは昨年発表された「RESIDENCE」のコレクションから「Eleganza」という生地です。

シルク100%のベースの生地にビスコースで立体感のある重厚な刺繍が施されています。

実験的で、立体感のある刺繍や総模様の刺繍、メタリックでクールな色合いの生地や大胆なオーナメント柄 等々

モダンかつ豪華、そして技巧的にもとても面白いコレクションです。

上質なシルクをベースに使ったファブリックは、モダンで気品ある居住空間を演出してくれそうです。

チマー&ロード (ZIMMER+ROHDE)

ドイツの高級ファブリックブランド「チマー&ロード」をご紹介します。

チマー&ロード(ZIMMER+ROHDE)は、1899年の創立以来、ヨーロッパの最高級ブランドの一つとして常にインテリア業界をリードしてきました。

伝統的ながらも、モダンな色使い、斬新なテクスチャー、そして豊富なデザインが特徴です。

「Fine Cloth-上質の生地」をコンセプトに、100年以上に亘って素材、色彩、デザインの研究を続け、常に美しさと普遍性を兼ね備えたファブリックを生産しています。

写真の「Manoli」のコレクションはコットン65%ポリエステル35%の組成です。

使いやすいベージュ系からグレー、ボルドー、パープル、ブラックまで13色の展開。 

ジオメタリックな柄が力強い刺繍で表現されています。

カーテン以外にも、椅子の張地としても使用できます。

以前ブログでご紹介したパリのショールームでもソファーの張地として使われていました。 

次回も当店の「チマー&ロード」のコレクションをご紹介します。

ナニック ウッド(木製)ブラインド

今回は、ナニックのウッド(木製)ブラインドを取り付けてきましたのでご紹介します。

ナニック社のウッドブラインドは厳選された反り難い無垢材を使用し、スラットの塗装は加工後に施す為とても綺麗に仕上ります。

やはり無垢材の風合いは格別で、理想の高いファン層には大変支持されています。

ナニック社はアメリカ・マサチューセッツ州に拠点を置く木製ブラインドメーカーです。

1996年ナニックジャパンが設立され、2003年より日本国内生産を開始しました。

無垢のバズウッド(シナノキ)を使用し、注文に応じて材料の選定、加工、塗装、組立て等の全工程を一貫して戸田工場(埼玉県)で行い1台づつ製作されています。

ナニックの木製ブラインドには数々の特徴がありますが、特筆すべき点としては、以下の通りです。

① 標準63色を始め特注色にも応えられるカラーバリエーションの豊富さ

② 横型ブラインドの羽幅が25㎜~60㎜まで4種類揃っている

③ 製作寸法がミリ単位で発注できる

④ 標準のヘッドレールに無垢材が貼りこまれていて意匠性に配慮されている

⑤ 最大製作寸法が9㎡までと適応範囲が広い。

などが挙げられるでしょう。

今回採用していただいた、このグリローズと言う色も微妙に肌色がかったホワイトグレーで木目が美しく表れていて素敵な色合いです。

ブラインドの昇降とチルト(羽根角度)操作は、軽くスムーズなモノコントロール方式です。

スラット(羽根)重量の重い木製ブラインド用に特に開発した昇降機構を標準装備している為、ブラインドの昇降及びチルト(羽根角度)操作がとても軽く、そして確実に行えるのです。

クリエーションバウマン バーチカルブラインド

クリエーションバウマンのバーチカル(タテ型)ブラインドを取り付けてきました。

スイスのメーカー「クリエーションバウマン」の特徴は、その洗練されたデザインとクオリティーにあります。

そして、他のエディターともっとも違うところはいわゆるメカ物を持っているということではないでしょうか?

そのメカ物の代表格がこのバーチカルブラインドです。

従来、バーチカルブラインドの羽根は、1000㎜以上の幅の生地に加工を施し、それをカットして作られています。

織に凸凹感がある生地はこのような加工ができないので、平坦でのっぺりした生地しか使うことが出来ずに、主に機能重視のオフィス用でした。

そんな味もそっけもないバーチカルブラインドの革命を起こしたのがクリエーションバウマンでした。

生地を羽根幅の127mmで織ることに成功し、洗練した生地で、裾にチェーンを付けなくても良い、美しいシルエットを表現できるようになったのです。

また、上部のメカも端の重なり部も均等になるように配慮されています。

スラットを余分に何枚か別に付けてくれているのも、今の国産メーカーにはない親切なところですね!

写真は「SUEZⅡ」のコレクションです。羽根の中央が少しラメが入ったようなスリットが入って、そこから抜ける光がキラキラと光って見える美しいスラットです。

日本では1番に人気があるコレクションだそうです。