ハンターダグラス シルエットシェード

高層マンションのリビングにハンターダクラスのシルエットをお取付してきました。

 

今までは、麻素材のプレーンシェードをお使いでしたが、取り外して交換のご依頼でした。

同じマンションにお住まいのご友人のお宅に遊びに行かれた時に、同じものが取付けられているのを見て人目惚れしたとのことでした!

そちらのお宅を私がやらせて頂いたのをお聞きになって、ご紹介をいただいたのでした。

 

 

高層マンションからの景観を望む窓ににはとても良く合うスタイルです。

ハンターダグラス社の商品としては、やはりナンバーワンの人気です。

今回は、カーテンBOXではなく、なるべく窓面に寄せて取付けました。

カウンタースペースがより有効に使えるのと、L型のFIXガラス面の右側いっぱいに伸ばして、少しでもサイズを大きくし、光の入りを抑えるようにしたかったからです。

北欧スタイルにの照明にもとても良く合って、お部屋の雰囲気もスタイリッシュにイメージチェンジ出来ました。

 

 

 

小窓のスタイルバリエーション Part2

前回に引き続き、小窓のスタイルバリエーションをご紹介します。

その4 【その他のブラインド】

  

  

やはり、上下に昇降する所謂メカもので合わせるパターンが多いかと思います。

前回ご紹介したもの以外には、木製ブラインド、ハニカムシェード、シルエットシェードなどがあります。

三角形や円形などの窓にはアルミブラインドで対応可能です。

窓枠の内側に収まるので、出幅も取らずにスッキリと収めることが出来ます。

 

その5 【組み合わせのバリエーション】

  

 

そして、上記の写真は、組み合わせパターンの事例です。

ローマンシェードのスタイルで、カーテンと同じ生地を使ってコディネートするのは定番です。

窓枠の内側にレースなどの透け感のあるものやブライイドを取付けて、お部屋側にシェードやカーテンスタイルで納める方法もあります。

 

様々なサイズの小窓を、どのようなスタイルで表現するかが、ウィンドウトリートメントを成功させる重要なポイントとなってきます。

 

 

小窓スタイルのバリエーション

最近の住宅のサッシは多様化して、スリット窓などの小窓をどのようにしたらよいかとのご相談をよく承ります。

そこで今回は、実際の施工例をお見せしながら解説させていただきます。

その1 【シェードスタイル】

  

  

シェードスタイルは、一般的に良く使うスタイルバリエーションです。

前幕と後幕を組み合わせるツインシェードのスタイルや前幕をシングルにして、内側にレースは、中通しのカフェスタイルにしたり、右下ののように片側にたくし上げてスタイリングするサイドバルーンなどもあります。

その2 【プリーツスクリーン】

  

  

プリーツスクリーンもよく使うスタイルバリエーションです。

枠の内側にすっきりと収まるので机などの家具のレイアウトにも干渉しません。

上の写真のようにレースとして使って前幕は別のスタイルで合わせたりすることもできます。

和室に良く合うのも特徴でしょう。 小窓タイプから選べば価格もリーズナブルです。

デメリットは、右下の例のように構造上コードのガイドの穴があるので、遮光の生地を使うと光が漏れて遮光性を損なってしまいます。

その3 【カーテンスタイル】

  

  

カーテンのスタイルは、タッセルと合わせてスタイリングすると上手くまとまります。

また、カフェスタイルのして目隠しのように使う方法もあります。クリップを使ってアクセントにしたり、ポールを交互に通してハトメにしたり、中通しのスタイルはヒダの倍率を多くとってやわらかさを出すことが美しく見せる秘訣です。

 

次回は、その他のバリエーションや組み合わせについてお話しましょう。

 

アクセントウォールとカーペットのリフォーム

ホームデコアでは、カーテンなどのウィンドウトリートメントの他にもリフォーム工事も多く承っております。

それらのご依頼の経緯は様々ですが、メーカーのショールームからのご紹介もよくいただきます。

今回は、S社様のショールームからご紹介頂いたお客様のリフォームの事例をご紹介します。

工事内容は、寝室のアクセントウォールとカーペットの張替工事です。

   施工前の状態

 

施工前の状態は、無難な平織りのビニールクロスとベージュのカーペットの状態でした。

 

   施工後 (アクセントウォールとカーペットの張替)

 

壁1面を切りのよいところまでアクセントになる柄物クロスに張替ました。

カーペットもシックな柄の入ったグレイッシュなトーンの配色でコーディネートしました。

時間にして僅か半日程度でリフォーム完成です。

初めにクロスの断ち切りを計算して、事前に接着剤を付けてきたりと準備が必要ですが、意外と短時間で簡単にできるのです。(職人さんの腕にもよりますが・・・)

 

ハンターダグラス シルエット

 

窓には、ハンターダグラスのシルエットを取付けました。

アクセントが引き立つように窓辺はスッキリしたフォルムで合わせています。

カーテンの架け替えや新築時でも、こだわりのお部屋の演出としてアクセントウォールを取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

夏の遮熱対策 その4

夏の遮熱対策について書いてきましたが、今回は少し見方を変えてみましょう!

それは、日本の風土、文化として受け継がれた “涼を取る” という考え方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和風建築では、夏障子に建具を入れ替え、風通しを良くし、葭簀や簾などを使って日除けを作り涼を取って過ごしました。

そして現代においても、窓を開放し風にそよぐカーテンのイメージといえば、夏の定番素材 リネン(麻)でしょう。

リネンは、独特の織り感があり、自然素材らしい手触り感を持っています。

ひんやりとした肌触りが嬉しい麻素材・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リネンはコットンやシルクに比べて水分の吸収・・発散性にに優れている為いつでもさらりとした質感が得られるます。

その為、繊維の中では最も涼しい素材と言われているのです。

ペクチンが含まれている為汚れが繊維の中に吸収されにくく、表面に付いた比較的落ちやすいという特性があります。

繰り返し洗濯しても、そのやわらかさはいっそう増し、白いものはいっそう白くなりシミにはなりません。

こまめに洗濯する夏の寝具にぴったりなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパでは、ドイツを中心に「パッシブハウス」が普及しています。

「パッシブハウス」とは、厚い壁で断熱し、最新の換気システムによって空気を循環させることで熱回収率を上げ、南面の開口を大きく取り、より多くの太陽を取り入れ、3重ガラスサッシで機密性を高めることで、電気、オイル、ガスなどのエネルギーの消費を抑えた最先端の省エネ住宅のことです。

こうした「パッシブハウス」で大きな役割を担うのがリネンなどの天然素材のカーテンなのです。

天然素材は、まるで生き物のように空気や熱、湿気を吸着し、蓄積し、吐き出し、室内の温・湿を調整してくれるからです。

デザイナーズギルド  リネン素材のカーテン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本では“ リネン=夏 ”のようなイメージがありますが、ヨーロッパでは高級素材として通年定番として使われています。

デザイン性にも優れた様々なコレクションが毎年続々と発表されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真は、最近リニューアルされたリトニア産リネンを使ったLINAS(リナス)のコレクションです。

亜麻(フラックス)から作られるリネンは、ヨーロッパでは最高の素材として扱われ、生活に根付いています。

LINASはフラッスから作るリネンのみを使用しています。

お値段も150cm幅の規格で、1メータ当たり3,800円~4,800円と比較的扱い安い価格帯となっています。

 

湿気の多い日本の夏、空調だけでなく、窓を開けて風と取り入れて、見た目や肌触りも工夫しながら、少しでも涼しく快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。

シノワズリー

今週は飲み会5連チャンで、結構きつい1週間でした・・・。

でも、異業種の方たちとの有意義な情報交換の場に訪れ、刺激に満ちた日々なのは違いないのですが・・・ 48歳 まだ若いと思いきや結構 キツイっす! (^_^;)

そなこんなでいつものごとく言い訳を付けて、更新をさぼっておりました。すいません・・・。

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さて、本日は夕方から恵比寿のマンションに納品に行って参りました。

約1か月も待ちいただいていることもあり、そして、お客様はちょー多忙なドクターなので、この日を逃すとまた来週になってしまうのです!

丁度夕方でしたので、お客様のお気に入りのスタンドを借りて撮影させてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕暮れ時の薄明かりと、シノワズリーなイメージのファブリックを使ったカーテンがノスタルジックを感じさせます。

使用したのは、イギリス「ハーレクイン」のコレクションです。ブラウンのレースとの相性もグッドです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つ。キッチンの入口にハトメのスタイルでのれん風間仕切りを付けました。

これも「ハーレクイン」。イギリスの生地ですよ!梅の柄がとってもシノワズリー~。

詳しくはHPの施工事例でご紹介させていただきます。

 

 

夏の遮熱対策 その3

夏の遮熱対策 第3弾です。

前回までの2つの商品は、生地自体に特殊な加工をすることによって遮熱の効果を出すというものでした。

しかし、今回はその構造によって断熱性を高め、遮熱の効果を生み出すというところに大きな違いがあります。

HunterDouglas DUETTE   トップダウン・ボトムアップ型

今回ご紹介するのは、オランダ生まれの世界的なブラインドメーカーとして知られているハンターダグラス社の「デュエット・シェード」です。

デュエット・シェードは、1985年にアメリカで紹介されたハニカム構造のシェードです。

Hunter Douglas  DUETTE  ハニカム構造

独特のスタイル、耐久性、実用性や省エネルギー効果を兼ね合わせたハニカム・シェードは住宅や商業用に広く受け入れられています。

Hunter Douglas DUETTE  プライバシー・ビュー型

そのユニークなハニカム(蜂の巣)構造により窓と部屋の間に空気層を作り、抜群の断熱効果を発揮します。

冷暖房器具器具によるエネルギー排出量を大きく抑制すると同時に、夏は涼しく、冬は暖かなお部屋を実現するのです。

上の図は、ハンターダグラスジャパン(株)の研修の時にいただいた資料です。

自社の商品による冬季の熱抵抗値と夏季の熱貫流率を表したグラフですが、

他の商品に比べて断熱性に優れていることが解ります。

DUETTE アーキテラ・エラン C22 3/4インチ

DUETTE アーキテラ・エラン・エクリプス C23(遮光) 3/4インチ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その中でも、特に秀でた数値を示しているのが「アーキテラ」のシリーズです。

上の写真の右側がアーキテラ・エランの遮光のタイプで、2重構造の内側が光を通さないフィルム素材になっています。

この革新的な2層のハニカム構造が特徴のアーキテラシリーズは、飛躍的な省エネルギー性能と、高い吸音効果を発揮するのです。

それでは、施工事例を何点かご紹介しましょう。

DUETTE 3/4inch  Architella Elan C-22-951 DAISY WHITE

こちらの事例は、冬場の寒さ対策としてアーキテラシリーズを寝室にお取付したものです。

窓枠の内側にすっきりと収まりますし、横目のプリーツがデザイン性にも優れており、シンプルながらもモダンな存在感を示します。

DUETTE 3/4inch  Classic D2 D-780 ISLAND FORM

こちらは、和室の取付けた事例です。

内障子の代りに取り付けても、和紙にも似た不織布の質感は和の空間にも違和感なく溶け込みます。

DUETTE 3/8inch Classic D1  D-951  DAISY WHITE

そしてこちらは、3連のスリット窓に3/8インチの製品を取付けた事例です。

ハニカムのサイズは、、ファブリックの種類により2タイプがあります。

小さい窓には3/8インチ(=約9.5㎜)タイプ、大きな開口部には3/4インチ(=19.1㎜)というように窓の大きさや形状に合わせて使い分けることが出来るのです。

また、静電気防止加工によりホコリや汚れが付きにくいため、簡単なお手入れで美しさを保つことができます。

スタイリッシュなブラインドで、インテリアを楽しみながら省エネ・節電を考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

夏の遮熱対策 その2

さて、昨日に引き続きの「遮熱カーテン」の第2弾は、下の写真のカタログにも大きく出ていますが、メイドインジャパンのブランド「TESORO」です。

TESORO コレクションブック 

オンリーワンのハイテク技術を誇り、現在スマートフォンなどのタッチパネル用フィルムの製造で高品質、世界でも高いシェアを持つ積水ナノコートテクノロジーによって生み出された商品です。

TESOROは、優美さ高級感に加え、優れた遮熱性能とUVカット性能を発揮する新しいエコ・ファブリックスのコレクションです。

ナノレベルでコーティングされた生地、masaの赤外線吸収効果により、夏の太陽光による室温上昇を抑えることができるのです。

上の図は、窓にTESOROの生地と普通の生地をを使った場合の2時間後の椅子表面の温度差を表した実験の資料です。

このように、日中外出される場合には遮熱性能の高いカーテンを閉めておくだけで、夕方以降に家に帰ってきたときの体感温度が全然違うものなのです。

また、他のラミネート品や蒸着品等とは大きく異なり、ドレープ性に優れ、生地本来のしなやかさをそのままに機能性も追及したコレクションです。

そして、そのデザインの豊富さも大きな特徴と言えるでしょう。

TBO-001 masaTSURANARI  150㎝巾 100%ポリエステル ウォッシャブル

TBO-002 masaKOKAGE 150㎝巾 100%ポリエステル ウォッシャブル

TBO-003 masaMINAMO 150㎝巾 100%ポリエステル ウォッシャブル

前身は、繊維、染色のメーカーであった鈴寅という会社ですので、色のバリエーションやオパール加工のテキスタイルなどインテリア性にも優れたコレクションが多彩です。

使用生地  TC-010 masaPAOLA  LY 100%ポリエステル

 

写真は、建築家の設計したコンクリートの打ちっぱなしの内装仕上げの住宅に、シェードスタイルで施工した事例です。

このように、室内からは外が透けて見えますが、裏面のステンレス蒸着のミラー効果により、外からはお部屋の中は見えません。

また、ウォッシャブルですので、お洗濯しても機能の効果がなくなることもないので安心してお使いいただけます。

使用生地 TC-002 masaNORA GR 100%ポリエステル 防炎

こちらの写真は、ある工場の中の窓に付させていただいた事例です。

精密部品を扱う工場ですので、作業環境も快適の整えなくてはなりません。

排煙窓のワイヤーケーブルが干渉してしますので、カーテンのスタイルをお奨めしました。

以前、ご自宅の新築時にお仕事をさせて頂いた関係で、ご自身の経営する会社の自社工場の移転に伴うお仕事をさせていただいたのでした。

こちらの工場では、作業室の形態に合わせて、遮熱ブランドや遮熱のシルバースクリーンなど窓の形状や用途に合わせて窓廻りの遮熱対策をご提案させて頂きました。

何よりも、働く社員の方々の環境を気使う社長様の優しさがうかがわれました。

この夏、エアコンの効率UPにより、省エネに貢献するラインナップのご紹介でした。

ペット対応の床材 ニュークリネスシート

本日はペットと共に快適に過ごすための簡単リフォームの事例をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様は、カーペット仕上げのお部屋でのペットの臭いでお困りでした。

そこで、ペットと快適に過ごすことが出来る床材、東リの「ニュークリネスシート」を施工することになりました。

 

「ニュークリネスシート」は、気になる臭いの成分をずーと分解します。

クリーンで安全な成分に分解するので、臭いの成分が再放出される心配はありません。

表面層に練り込んであるので、消臭・分解機能が半永久的に持続するのです。

 

 

 

 

 

まず、表面のカーペットとフェルト材を剥がして、グリッパーも撤去します。

下地のコンクリートがフラットになるように規定に清掃します。

カーペットの厚みが約7mm、そしてフェルト材が8mmですので、このまま施工すると敷居に段差が出来てしまします。

 

 

そこで今回採用したのが、この「ダイウレシート」です。

 

 

 

 

厚さが8mmあり、遮音性と断熱効果があります。これを下地材として使うことで、敷居の段差も気にならなくなります。

 

 

 

 

コンクリートの下地の上に、ダイウレシートのパネルを接着剤で固定していきます。

 

 

 

 

ダイウレシートが仕上がったら、今度は仕上げ材のクリネスシートを広げて、部屋に合わせて型を取っていきます。

 

 

 

 

残りの半分も広げで接着剤で固定していきます。

シートは182cmの巾ですので、2巾をつなぎ合わせて施工します

 

 

 

最後にジョイントした部分にシームシーラーを入れます。

こうすることによってジョイント部分が接着され、開いてめくれてこないようになります。

 

 

僅か3時間程で完成です。

施工前は気になっていた臭いもほとんど解らない程に解消されました。

この他にも、臭いを分解する表面強化壁紙などと合わせて施工すると効果も大きくなります。

 

 

 

 

 

 

 

ペットと共に快適に過ごす為の簡単リフォームのご紹介でした。

 

2×4(ツーバイフォー)工法

本日は、新築分譲住宅のモデルルームの打ち合わせに行ってきました。

分譲住宅ですので、1つの区画に何棟か様々なタイプの住宅が建っています。

モデルルームの内装は仕上がっていましたが、それ以外の建築中の建物の構造を確認させてもらいました。

建築工法は2×4(ツーバイフォー)工法です。

下枠・縦枠・上枠などの主要な部分が、2インチ×4インチサイズをはじめとする規格品の構造用製材で構成されることから、2×4(ツーバイフォー)工法と称されます。

カーテンレールを取付ける為には、その重量に耐えられる下地が必要です。

下地の状態を確認することによって、装飾レールの取付位置をプランすることができるのです。

これは、別の物件の施工例ですが、仕上がるとこのようになります。