小窓スタイルのバリエーション

最近の住宅のサッシは多様化して、スリット窓などの小窓をどのようにしたらよいかとのご相談をよく承ります。

そこで今回は、実際の施工例をお見せしながら解説させていただきます。

その1 【シェードスタイル】

  

  

シェードスタイルは、一般的に良く使うスタイルバリエーションです。

前幕と後幕を組み合わせるツインシェードのスタイルや前幕をシングルにして、内側にレースは、中通しのカフェスタイルにしたり、右下ののように片側にたくし上げてスタイリングするサイドバルーンなどもあります。

その2 【プリーツスクリーン】

  

  

プリーツスクリーンもよく使うスタイルバリエーションです。

枠の内側にすっきりと収まるので机などの家具のレイアウトにも干渉しません。

上の写真のようにレースとして使って前幕は別のスタイルで合わせたりすることもできます。

和室に良く合うのも特徴でしょう。 小窓タイプから選べば価格もリーズナブルです。

デメリットは、右下の例のように構造上コードのガイドの穴があるので、遮光の生地を使うと光が漏れて遮光性を損なってしまいます。

その3 【カーテンスタイル】

  

  

カーテンのスタイルは、タッセルと合わせてスタイリングすると上手くまとまります。

また、カフェスタイルのして目隠しのように使う方法もあります。クリップを使ってアクセントにしたり、ポールを交互に通してハトメにしたり、中通しのスタイルはヒダの倍率を多くとってやわらかさを出すことが美しく見せる秘訣です。

 

次回は、その他のバリエーションや組み合わせについてお話しましょう。

 

カテゴリー: アイテム紹介テクニック   作成者: DO パーマリンク

DO について

ファブリックメーカーからリフォーム会社の勤務を経て現職に。インテリアに対する探求心は尽きず、日々新しい発見を求めて飛び回っています。 インテリアエレメントの素材を見る目、物作りへの拘り、そして、建築の知識と経験を活かしてお客様の理想の空間を演出します!

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