ここ最近椅子のことばかり書いていますが、これだけを専門にやっているわけではないのですよ!(笑)
とりあえず椅子のことは、今回で一区切にします。
リフォームされた事を切欠に、今回はお母様の代から大切に使われてきた1人掛けとピアノ用の椅子を張替させて頂きました。
だいぶ擦り切れてしまって、回転する部分も動きにくくなってしまっていました。
思いでの詰まった大切椅子ですので、あまりイメージは変えずに、ナチュラルな素材感の生地を使い張替えさせて頂きました。
ピアノの椅子のご覧の通りよみがえりました。房部分も新しく取り換えて、色は元のままで、型押しの更紗柄の生地を使い仕上げました。
使い込まれた木の部分がレトロで重厚な感じを醸し出し、良い感じで引き立っています。
下地のウレタン材も取り換えたので座り心地もかえって良くなったかもしれません。
昔の椅子って剥がしてみるといろいろな物が心材として使われていたりします。今回も藁が使われていたりしました。
これで、またお孫さんの代まで使っていただけると思います。