メゾン・エ・オブジェ・エディトゥール

ガストン・ダニエラ

エディトゥールのホールに入ると本当にびっくり!

世界中のデザイナーズ・インテリアテキスタイルがここに一堂に会しているのです。

スペインのガストンダニエラ、オランダのキファソ、イギリスのオズボーン&リトル、デザイナーズギルド、スイスの、クリエイションバウマン、クリチャンフィッシュバッハ(フィスバ)、ドイツのJAB、ニアノルディスカ、フランスのサコ、私のお目当てのカサマンス、そして日本からは、川島織物セルコン、マナトレーディング、サンゲツ、「NEED’K」の日恵装飾さんらが出展されていました。

JAB1

その中でも最初に目を引いたのがJABのブースです。

薄くやわかな風合いで光沢感のあるベルベットに光沢感のある大きなダマスク柄をあしらった生地がドレスやオブジェとなって天井から飾られています。

丁度ホールのほぼセンターの位置にありものすごい人です。

私はキョロキョロしながらそれぞれのブースに立ち止まり、新作の生地を手に取ったり、拙い英語で新作のコンセプトを聞いたりと会場内を歩き回りました。

JAB2

さすがにこのホールでは日本の方も多く見かけました。

メゾン・エ・オブジェ

ホームデコア公式ブログ-メゾンエオブジェ5A

まず入ってみて感じたのは、「とにかく広い!!」ということです。

ブースとブースの間を歩いていてちょっと興味があるものを見かけて道をはずれると迷子になってしまいます。

ただ目的もなくダラダラ歩いていると、いつの間にかまたさっき見た同じ道を歩いています。

天井を見上げると「ちょっとどこまで続いているの!」と言いたくなるくらい果てしなく続いているのです。

ホームデコア公式ブログ-メゾンエオブジェ6
話には聞いていましたが、ここまで広いとは・・・。

とりあえず、まぁ~初めてなのだからとにかく歩いて歩いて何でも見てやろう!と勇んでいたのですが、日本で申し込んでいたカタログが分厚くて重く肩からショルダーで提げているのが段々と辛くなってきました。

それに、初めの内の感動が麻痺してきて、ただ黙々と歩き続けているようでした。

よーし作戦変更!

どうせ2日間しかないのだから1番の目的のエディトゥールを見に行こう!

そして ホール5Cに向かうのでした。

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いよいよメゾン・エ・オブジェへ

ホテルの朝食

朝食はフランスパンとクロワッサンにジュース、コーヒーかショコラとヨーグルトと毎日同じです。でもこれで十分満足です。

メゾンエオブジェ会場入口

メトロを2回乗り継ぎRERという電車に乗り換えて郊外にあるパリノール見本市会場に向いました。

前日にメトロの乗り方は大体把握していたし、回数券を購入していたのでスムーズに向うことができました。

RERは早朝や夜遅い時間帯は治安が良くないと聞いていたのですが、社内は会場に向う人たちで大変混み合っていました。

ちなみに会場へは市内のポルト・マイヨーという駅から出ているシャトルバスでも行く事が出来ます。

シャルルドゴール空港駅の一歩手前のパルク・デ・ゼグスポジション駅を降りると人の流れで会場はすぐに分かりました。

メゾンエオブジェ会場入口②

受付はすでに人であふれていて入場のバッジを得る為の人の長い行列が出来ていました。

私は日本でインターネットを通じて先に申し込みをしていたので、返信されてきたプリントを見せるとスムーズに入場バッジを受け取る事ができました。

見本市はプロのためのものですので記入する書類の項目も多く、日本で申し込んでおいて本当に良かったと実感しました。

ギャラリーラファイエット カーテン売り場

カーテン売り場

お目当てのファブリックスの売り場でで思った事は、生地やデザインの豊富さはもとより、売り場がカラーイメージ毎に分けられていて、その生地を使った様々なエレメントが陳列されている事でした。

そしてタッセルのようなアクセサリーの種類の多いこと。また、話には聞いていましたが、既製品のカーテンは全てハトメのスタイルで作られていました。

日本では機能性を重視してあまりハトメのスタイルは使われない事が多いのですが、ヨーローッパではやはりインテリアとしてのスタイルや装飾性が重視されていることの表われです。

コーディネートカタログ

日本のカタログのような物はなく、コーディネートBOOKのスタイルになっています。

これは、イメージする色彩やトーンを合わせてインテリアをトータルにコーディネートできるものです。

例えば、カーテンもインテリアを構成するパーツの一つだと言う事なのです。

カサマンスBOOK

当店でも「CASAMANCE」コレクションカタログを多数取り揃えておりますので、是非見にきて下さいね・・・。

ご説明はこちら

一日中歩きつかれたのでホテルに戻り少し休んでから夕食にと思っていたのですが、そのまま寝てしまい気が付くともう0時を廻る頃でした。

これから出かけるのも危ないと思い外食はあきらめ、買い置きしてあったビールと日本から持ってきたお菓子を食べてそのままホテルで過ごす事にしました。

この晩もまた夜中にお客様から携帯に着信が・・・

(しかし、仕事のご依頼なのでありがたいです!)(>_<)

ギャラリーラファイエット メゾン館

子供靴売り場のイス

お腹も一杯になったので、奥さんに頼まれたバッグを少し物色したりブラブラしながらメゾン館に向かいました。

(子供靴売り場のチェアーです。大小様々 色柄もカラフルでポップです!)

ここのインテリア・キッチン雑貨は、常に新しいアイデア商品が入荷しています。

遊び心いっぱいでデザイン性の高い雑貨類や実用的なアイテムが充実し、雑貨好きにはたまらない空間です。気の利いた手頃なおみやげ探しにも最適です。

ベットリネン

リネンは、飽きのこないベーシックなものから、フランスらしいカラフルな色使いのものまで豊富なバリエーションでラインナップされています。

テーブル・ウェアは、日常に使うシンプルな食器類はもちろん、ちょっと贅沢な銀食器や、旧フランス王室ご用達の高級品など揃っています。

ギャラリーラファイエット

ギャラリーラファイエット

それから凱旋門からシャンゼリゼ通りを経て、デパートのインテリア売り場を見に行きました。

オペラ座近くにあるギャラリーラファイエットというこの老舗のデパートは、本館とメンズ館それとインテリアや生活雑貨のそろうメゾン館の3つの建物からなっています。

丁度この時期はバーゲンの第二段の頃で沢山の人であふれかえっていました。

ャラリーラファイエットでランチ1

丁度お昼でお腹も空いていたので、本館の6階にあるレストラン「Lafayette Cafe」にて昼食をとる事にしました。

サーモンとムール貝の冷静パスタサラダにパンとワインも付けてこれで13.5ユーロ程です。本当は視察で仕事なのですが・・・

フランスへ来たらやっぱりワインでしょ!

インテリアショップめぐり

パリのカーテンショップ2

華やかに飾られたウィンドウを見て廻るとそのお店の個性が伺えます。

パリのカーテンショップ1

同じ地域にカーテンショップが集っているというのは日本ではあまり考えられない事ですが、アパレルのブティックのようにそれぞれのお店がそれぞれの個性を主張しています。

パリのカーテンショップ3

買う側の立場からしても選べる範囲が広がり且つ最新のトレンドが揃っているのでショッピングとしてもとても楽しいと思います。

パリのカーテンショップ4

やはりヨーロッパではインテリアの歴史は古く文化として根付いているので、顧客の目も肥えているのでこういった形態があるのだと実感しました。

流行のカラフルなニットのクッションがセールとなってウィンドウに並んでいました。

サン・ジェルマン・デ・プレ

メトロの風景

メゾンエオブジェは翌日からの開催なので、以前からしてみたかったパリのインテリアショップを見て廻ることにしました。

思ったよりも寒くはなかったのですが、この日は朝から雨です。傘を持ってこなかったために先ずは傘を買うために四苦八苦することに。

やっと見つけて買えた時にはびしょぬれになってしまいました。

サンゲルマンデプレ教会

気を取り直してメトロの駅ででカルネという回数券を買い、初めに向ったのは8区にあるサンジェルマン・デ・プレの界隈です。

このパリ最古の教会の裏側周辺には有名なインテリアショップや可愛らしいプチホテルなどが沢山あります。