クアラルンプール

夏季休暇でクアラルンプールに来ています。

日本は残暑で暑かったのでこちらに来てもそれほど蒸し暑いとは感じません。

マスジッド・ネガラまたはマレーシア国立モスクを訪れました。

マレーシアの首都・クアラルンプールにある同国の国教であるイスラム教の礼拝堂・モスクです。

とても広くて美しい幻想的なモスクです。

軽装では入れないので、女性は入口でベールを貸してくれます。

かみさんは黒のベールを貸してもらい、これがまた似合っていて思わずポーズが決まってます。

団体ね人たちはムラサキのスッポリかぶるガウンを借りていましたが、これがまた不思議な感じ。

ムルデカ・スクエアは、マレーシアのクアラ・ルンプール中心部に位置する広場。

ムルデカとはマレー語で独立の意味。ムルデカ広場、独立広場とも呼ばれています。

セントラルマーケット。

建設当時はKL市民のための生鮮市場として使用されていましたが、

1985年に現在のパステルカラーに生まれ変わり、現在はお土産屋になっています。

午後 カミさんのショッピング中に僕はビールで一息。(^_^*)

Paris 2018 

毎年 1月から始まるヨーロッパのインテリアシーン。

今年もパリ市内で開催されるインテリアファブリックスの祭典 Paris Decooff と

世界のデザインシーンを占う総合見本市 Mason&Objet に行ってきました。

毎年パリに視察や買い付けに来るようになって今回で10回目になりました。

いつも滞在先は、パリ在住の友人に頼んでアパートを借りることにしています。

今回のアパートは、4区に人気のエリア、マレ地区のポンピドゥーセンターの隣にあります。

ポンピドゥーセンターは、前衛的デザインの総合文化文化施設。国立近代美術館や図書館、音楽研究所などがある パリの街中ではちょっと変わった建築物です。

さすが芸術的なエリアだけあって、アパートのエントランスにはこんなオブジェがありました。

部屋から見下ろすとこんな感じです。広場には素敵なレストランやホームセンターの裏口があったりして活気がるエリアです。

近くには、毎回訪れるトレンディーなデパートBHVがあって今回もすかさずチェックに行きました。

最新のインテリアが見ることができます。

フランスのラグのブランド トゥールモンド・ボシャール のコーナーも充実しています。

こちらは地下階あるDIYの売り場です。壁紙のコーナーもこんな感じです。

メトロから直結しているので、通勤帰りに週末のDIYの構想を考えるにも最適です。

ファッションブランド「ヴェルサーチ」の壁紙もあったりします。

弊社でも一部取り扱いできます。

ベルギーのモールディングのメーカー ORAC のコーナーもこんなに充実しています。

やっぱりヨーロッパとの文化の違い感じます。

日本ではマナトレーディングさんで取り扱っています。弊社でも見本を展示しています。

マレ地区を歩いていたら、写真アートのブランド YELLOW KORNER のすてきなショップを見つけました。日本でも六本木にショップがあるので見ることができます。

私の所属している icon(日本インテリアコーディネーター協会)の賛助会員にもなっていただいております。

なかなか忙しさに感けてブログをアップできておりませんが、これからパリでのレポートを更新していきますので是非ご覧ください。

台北旅行

THE Riviera Hotel

年末年始の休暇を利用して台北に行って来ました。

滞在したホテルのインテリアが素敵でしたのでパブリックスペースをご紹介します。

「リビエラホテル(欧華酒店)」は、台北市内を南北に走る森林北路と東西に走る民族東路の交差点に位置しています。

世界的に有名なフランス人建築家、ジェラール・ジャードネが設計したブテックホテルです。

南フランスのリゾートをイメージして建てられました。

ホテルの中心部は吹抜けになっています。最上部はガラス張りになっていて、太陽光が上から差し込んで全体に柔らかな光を供給していました。

町の中心 台北駅まではタクシーで10程の位置にあり比較的喧騒から離れた場所にあるのもいいところかもしれません。

丁度 ウェディングパーティーが催されている時で、2Fに向かう階段には装飾が施されていました。

Paris Decooff 2017

Paris Decooff 2日目

左岸にある会場を廻りました。今年の左岸の会場は昨年より広範囲の地域に広がり70以上のブランドが出展しています。

その全てを廻ることは難しいので、弊社とも関係があるところに目星をつけて行くことにしました。

フランスのリールに本社を構えるCASAMANCECAMENGOのショールーム

私の滞在しているアパートからもすぐ近くで朝一番で訪れました。

スパイシーなゴールドのジャガードと深みあるブルーグリーンを合わせています。

こちらは イタリアンブランド DEDAR

ピンクと黒のコントラストが映える幾何学柄。クラッシクであり新しい

老舗のイギリス壁紙ブランド Cole&Son

アフリカの伝統と文化からインスピレーションを得たエキゾチックな花の壁紙

オランダのKOBE のショールームのアプローチ。レッドカーペットが期待感を持たせます。

トレンドのブルーにグリーンの差し色。この色のカーペットにこのソファーを乗せる使い方。

背景のエキゾチックなドレープと重なり素敵です。

ZIMMER+ROHDE はパレロワイヤル近くにある常設のショールーム以外にも、今回は左岸にポップアップショールームを構えていました。

昨年 RUBERI のショールームでも見られた床のリノリウムも同柄で合わせて空間に連続性をもたせてその世界観を表現。

オランダのKONINCKは、今年は昨年とは違ってサンジェルマンのメイン会場の中心部にショールムを構えていました。オーナーのNICKとも久々の再会が出来ました。

待望のハンガーサンプルも完成。13本セットで柄も見やすくなります。

イギリスの CLARKE&CLARKE は弊社でも全てのコレクションを揃えているブランドです。

これはヒット作になりそうな花柄の刺繍生地

使いやすいリネンライクなポリエステルのコレクションLINOSは、新配色で出ています。

イギリスのROMOグループBLACK edition はとても素晴らしかった。

洗練されたラグジュアリー感が漂います。

アジアを代表するタイのJIM THOMPSON の動物に見たてたウインドウはいつも楽しませてくれす。

オリエンタルエキゾチックな刺繍のファブリック

イタリアの高級ウールで知られる LORO PIANA INTERIORS

華やかな色彩が特徴的なフランスブランド MANUEL CANOVAS

庭園をモチーフとしたプリントは、絵画のように使えます。

アメリカンブランド LARSEN

コットンサテンのエンブロイダリーはシックにもモダンにも使えそうです。

スペインブランドの ALHAMBRA も今回はDecooffに登場。今年は5つのコレクションを発表。

ベルベットにデジタルプリントはモダンなラインに。シアーもお勧めです。

イタリアンブランドの大御所 RUBELLI はディスプレイこの配色

イタリアらしいゴージャス感漂うトレンドグリーンのダマスク柄のチェアー

イギリスの OSBONREN &LITTLE は日本の文化をモチーフとしたファブリックを発表。

枝にとまっているいるインコが今回のキャラクターです。

オズボーンらしいダマスク柄のジャカード生地。

改めて個別にプレゼンテーションを受けたブランドをご紹介します。

Bisson Bruneel

パリ4区 マレ地区にあるヴォージュ広場にあるルイ13世の時代の建物です。


この建物の中に目指す BissonBruneel のショールームはありました。

   

Paris Decooffには出展しておらず、日本にはまだほとんど紹介されていないブランドです。


中庭は中世の歴史を感じる幻想的な雰囲気です。

この中庭の奥に BissonBruneel のショールームはあります。

BissonBruneelはフランスのリヨンに本社を構えるファブリックブランドです。

主に、麻やウールなどの天然素材を使ったモダンなファブリックを発表しています。

ルイヴィトンなどの高級ブランドに使われ、フィリップ・スタルクなど、世界中のメジャーなデザイナーが、モダンと言えば BissonBruneel を使う程なのです。

デザイナーのJeromeさんに新作の説明をしてもらいました。

これは、アバカやラバノといった植物を使い、ナイロンなどと織り上げたものです。

配色も今年のトレンドカラーのグリーンをちゃんと取り入れています。

これは、様々な素材やテクスチャーの生地に機械刺繍されたもの。

一本だけのラインで入れたり、自由にデザインが可能です。

これはウールのコレクション。ドレープ性が素晴らしく、色の配色のセンスも抜群です。

これはリバーシブルのリネンの生地。

切り替えしのステッチをカバーする為、バイアステープをいれることで両面からの見た目も美しく、それが一つのデザインになっていてとても参考になります。

これも薄手のウールのコレクション。

椅子の張り生地も充実。イタリアの高級ブランドの家具にも採用されています。

アバカなどの硬めの素材は、シェードなどのスタイルにします。

メカはサイレントグリスにも対応。

透けてリングテープが見えないように工夫されています。

ロールスクリーンにも対応可能です。

商談の後、スタッフと一緒にランチもごちそうになりました。

サンプルの入荷が待ち遠しいBissonBruneel です。

Paris Decoff 2017

Paris Decooff いよい初日です

まずは右岸にあるHOLESの会場に向かいました。

HOULESは、タッセルやフリンジなどのアクセサリーを多く扱うフランスのブランドです。

クラシックスタイルのタイバックがまた復活して人気です。

昨年は発売されたリネンのコレクションの売れ行きが好調だそうです。

去年は、どうしようか迷っていたのですが、今回は新作のタイバックのコレクションも含めてサンプルを沢山オーダーしました。

日本に入荷次第改めてご紹介します。

メール通りのウィンドウでひときわ目を引いていたのがこのJABのディスプレイ

イタリアをテーマにしたJAB GARADEZZAのドレスにCHVASSOの壁紙に赤のベルベットが映えます。

そしてもう一つは、ホワイトを基調としたコレクション。

7年前に発売したシリーズ第2段。原点に立ち返るがテーマとのこと。

無地では、ポリエステルシャンタンの広幅の色展開。これ使えます。

ちょっと写真がかぶっちゃいましたが、光沢感のあるベルベットもとっても滑らかで素敵です。

 

SAHCO はこのイタリア製のジャガード。シャネル風ツイードと合わせます。

今年の展示はちょっと簡略された感じの中で目立っていたのが、ウルフモーリッツのシアー。

クラッシュの生地にピンクのプリントのクグリーンの部分は織で表現されています。

クリスチャンフィッシュバッハFISBAは、トロピカルなプリントが印象的です。

クッションなどのアクセサリー類も充実。

ポルトガルブランドALDECO。昨年よりもずいぶん落ち着いた感じ。

PIERRE FREYは本当に毎回魅せてくれます。

ジオメトリックな壁紙。

中国のからインスパイアされたパッチワークのこの生地はすごいインパクトです。

デザイナーズギルドは今年から新しくなった右岸のショールームでプレゼンが行われました。

相変わら華やかなフラワーモチーフのデジタルプリント

シノワズーリーも何年か欠かせないモチーフです。

各社ベルベットが発表される中でこのポリエステルベルベットはしなやかさ抜群でいい感じです。

値段もお手頃だそうで、カーテンに仕立てたら美しいドレープが表現できそうです。

Sanderson は、イングリッシュガーデンをテーマとしたサンダーソン得意のプリントと刺繍のコレクションが充実。

プレゼンの中でパイナップルの柄が出たとたん、日本人のギャラリーの中から笑いの声が・・・

この後、ピコ太郎のPPAPのYouTube から流れる音楽が、ショールーム中に・・・

さすがピコ太郎 (^^♪

時差ボケに苦しむ夕方の時間帯を何とかクリアーしました・・・

この次は左岸のショールームをご紹介します。

インテリアショップ

Paris Decooff の開催は明日からなので、今日はパリのインテリアショップを見に行くことにしました。

パリ市庁舎近くにある Le BHV Marais は、機会があれば必ずチェックしています。

世界中の高級エディターのコレクションが勢ぞろいしています。

照明売り場も充実。 こちらのシェードはなんと羽毛で出来ています。

こちらは、好きな色のボールを君合わせて作ることができます。まるでお菓子のよう。

 

こちらは、北マレ地区にある人気のライフスタイルショップ Merci です。

一度行ってみたかったので早速訪れてみました。

アパレル、インテリア雑貨、家具から書籍まで天井高のある広々とした空間の中に素敵に並んでいます。

オープン階段を上がった2階の家具コーナー

パーソナルチェアもラスチュックにパッチワーク

素朴さとあたたかみを感じながら洗練されたデザイン

2階の奥のコーナーで、日本でも人気のSCRAPWOOD WALLPAPER を見つけました。

しばらくぶらぶらと見ていたい素敵なセレクトショップです。

夕方からアムステルダムに在中でパリに来ていた友人と待ち合わせて、行きつけのレストランへ・・・

ここは地元の人も通うリーズナブルなフレンチ。 お勧めです!

 

パリのアパート

 

滞在しているアパートの室内です。この部屋のオーナーはパリジェンヌ。

友人にしか貸さない部屋を1週間ほどお借りすることに。

古い建物ですが、最近リノベーションされて、洗練されたインテリアで設えれれています。

壁面の古材はそのまま生かしてアクセントに。

 

窓から見下ろす景色もパリらしくて素敵です。

ジェイコブ通りは、インテリアショップやギャラリー、老舗のレストラン等が連なる素敵な通りです。

そう、ここは明日から始まるParis Decooff の会場の中に面しているのです。

素晴らしいロケーションで、充実した滞在が送れそうです。

Paris2017

今年もパリにやってきました!

今回滞在するのは、左岸のサンジェルマン・デ・プレにあるB&Bアパートメントです。

毎回、知人の紹介で知合ったフランスの友人にアテンドしてもらっています。

通りに面した重厚な玄関を抜けると中庭があるスタイルです。

このらせん階段を上った5階のの部屋です。

スーツケースを階段で上げるのは、女性では一苦労ですね。

 

 

ノッティング・ヒル

久しぶりの休日の午前中。録りだめていた映画を見ました。

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イギリスのロマンティック・コメディ映画 「ノッティングヒルの恋人」 

ジュリア・ロバーツ&ヒュー・グラント共演のラブ・ストーリー。有名ハリウッド女優と平凡な男の恋の行方を、ユーモアたっぷりに描く1999年に放映された映画です。

華やかなハリウッド女優を演じるロバーツと、どこか頼りない青年に扮したグラントがハマリ役です。ウェストロンドンにある平凡な街“ノッティングヒル”。そこで小さな本屋を経営するウィリアムの店に、ある日偶然ハリウッドスターのアナ・スコットが訪れる。互いに運命を感じた2人は、やがて恋に落ちるが・・・ という皆さんもよくご存じストーリー。

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ヒュー・グラントが出演してるだけで面白そうな映画だってことは解っちゃいますが、私が好きなのがグラント演じるウィリアムの奇妙な同居人、スパイク。こいつがめちゃくちゃ面白い。(^.^)

まさに私たちの世代にはドンピシャの大好きな映画なのです。

そこで、昨年の秋にロンドンをを訪れた時に立ち寄った、この映画の舞台となったノッティングヒルという街のことを書こうと思います。

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アニースローンチョークペイントの25周年アニバーサリーイベントに出席した後、他の参加者の方たちと別けれて、一人早朝のバスでロンドンに入りました。

まだ早朝の9時頃にロンドンに着いてしまったのでどうしようかなぁ~と思っていた時でした。

そんな時、目的地のパディントンに着く前に停車したノッティングヒルのアナウンスを聞いて、どうしても歩いてみたくなってしまったのです。

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重いスーツケースをゴロゴロと転がしながら歩きます・・・。

でも、あの「ノッティングヒルの恋人」の舞台となった街ってどうな感じだろう?と期待感は膨らみました。

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ノッティング・ヒル(Notting Hill)はロンドンの西部に位置します。

そのメインストリートとなるのが、アンティーク・マーケットとして有名なポートベロー・ロード。

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ノッティング・ヒル・ゲート駅に近いほうには、アンティークや古着、雑貨などのお店が並びます。週末には路面には屋台)も出て、早朝なのに結構な人出です。

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たくさんの人でにぎわうマーケット。ロンドンらしくない、カラフルな外壁が楽しい雰囲気です。

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映画に出てくる本屋さんを探してみたのですがなかなか見つかりませんでした。

後から知った話ですが、あまりに訪れる観光客が多いので、建物のオーナーが外観を変えてしまったそうです。 残念・・・

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 南北に長いポートベロー・ロードですが、ノッティング・ヒル・ゲートに近い南側にはアンティークや古着、雑貨のお店が多く、北のほうに進むにつれて、野菜や果物、オリーブ、チーズなど、食べ物のストールが増えてきます。

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ちょうどその分かれ道の標識には、「こっちから先はアンチィーク街ではありませんんよー!」的な案内が出ていました。

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レストランのファサードには色鮮やかな花のオーナメントが。

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映画全体を通してポートベロー・ロードの様子は出てきますが、中でも印象的なのが、映画の後半、傷心のウィリアムが、マーケットを歩くシーンでしょう。ウィリアムがひたすら歩くだけなのですが、周囲のマーケットの様子が微妙に変わっていく、あのシーンです。季節の移り変わりと時の流れ、そしてウィリアムのアナに対する想いが、美しく表現されていましたね。

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マーケットの活気あふれるポートベロ・ロードから、ほんの2ブロックも歩けば、そこは別世界! マーケット通りの喧騒がウソのように、静かでエレガントな住宅街になります。

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ノッティグ・ヒル界隈は、ロンドンでも有数の高級住宅街で、この辺りに住んでいるセレブも沢山いるそうです・・・。

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そして最後に、この映画のラストシーンで流れるエルビス・コステロの「SHE」を是非お聞きください!

泣けた~・・・ ( ^^) _U~~