ロンドンの街

ロンドンと言えば有名な「2階建てバス」。
上階の1番前に乗り込みました。 いい眺めです!

でもこのバス 本当に街の中心部の「ピカデリーサーカス」に行ってくれるのかな?

バスにはルートを表す番号が表示されていて、手に入れたルートマップを見ながら乗り込んだのですが、地理感がないのでいったいどこを走っているのかイマイチ解りません・・・。

わぁ~! これは、ウィリアム王子とキャサリン妃が結婚式を挙げた「ウェストミンスター寺院」です。

バスからの景観を楽しみながら、無事に中心部の「トラファルガースクエア」に到着できました。

「エロスの像」のまえにたたずむ「エロスの王」?
違った!! 我が相棒の石井さん。 (すいません・・・笑)

ピカデリーサーカスの北側にあるこの有名な像は、ギリシャ神話の愛の神である「エロス」と呼ばれることが多いが、キリスト教的慈愛を表す天使とも言われています。

ウエスト・エンド地区の中心に位置するピカデリーサーカスは、様々な小売店や劇場を始めとするエンターテインメント施設が密集しています。

このため、観光客や買い物客、そしてバスやタクシー、自動車が集まり、広場近辺は常に混雑しているのです。広場北側ビルの大きな街頭ディスプレイやネオンサインが有名です。

路地の奥の光に誘われて歩いていくと、そこはバーの喫煙スペースになっていました。

日も暮れてきたので、パブでビールでもいきますか!!

カウンターの女の子に「どれがお奨め?」て訊いたら、「私 お酒飲めないから解らなーい!」 だって!
冷たいなぁ~・・・。 でも、ビールは美味い!!

夕食はインド料理です。 ホテルのカウンターにいたインド人に聞くと駅前の店を教えてくれました。

イギリスに行ったら「中華」か「インド料理」と教えられた通り、これも正解でした!

今回滞在したホテルです。バスタブはなかったけど立地が良かったのでまぁまぁかな?

長々と書いてきた今回のヨーロッパの旅も最終回です。

パリのレストランにて

また来年も、自分の目で見て、自分の足で歩いてヨーロッパのインテリアを感じて皆様にご紹介していきたいと思っています。


ロンドン デザインセンターへ

キングス・ロードから、ロンドンはテムズ川の辺、チェルシーハーバーにある「デザインセンター」へ向いました。

高級ウォーターフロント地区チェルシーハーバーにある「デザインセンター」は、80以上のショールームのあるインテリアの本拠地となっています。

奥に見える円柱状の建物が目指す目的地「デザインセンター」です。

エントランスでは白鳥がお出迎え。ガラス張りで天井から光が差し込み、明るい室内です。

この円柱の外側が全てインテリアのショールームとなっています。

驚く無かれ、この同じような建物が3棟あり、其々が繋がっていて、それが全てショールームやコーディネートルームとなっているのです。

入っているエディターもヨーロッパ各国の一流所ばかりです。
フランスの「ルリエーブル」、イギリスも「ロモ」。 その他、挙げるときりがない程です。

ドイツの「JAB」  しかし、このタッセル デカ!



イギリスは「ROMO」のもう1つのブランド 「Villa Nova」のイス張り地のディスプレイ。

イタリアの「DEDAR」 ギフトBOXに入ったビビットな色が美しい。

 

其々のショールームが、ウィンドウや店内にてトレンドや其々の「らしさ」を表現しています。


エディターのショールーム以外にも、様々なエレメントをコーディーネートできるデザインオフィスにもなっています。

テイストやイメージ、様々な要望に対応できる様に其々が特徴のあるショールームになっています。

これだけあれば、デザイナーもクライアントの要望の品を探すのにとても便利ですよね!

また、プロ向けだけではなく、一般方々も使えるので、自分の好きなインテイアのイメージを具現化するのにもとても有効だと思います。

改めて、イギリスのインアテリア文化の深さを感じました!

しかし、インテリア好きにはたまらない空間です。

 


ランチはテイクアウトのラザニアにしました。 これがまた、すごいボリューム。しかも美味い!

次は「ピカデリー・サーカス」へ向かいます。

 

 

キングス・ロードを行く

ロンドンのキングス・ロードにはインテリアやファッションなど魅力あふれるショップが沢山あります。

1件のカーテンのコーディネートショップを発見! 中を見せてもらう事に。

「すいませ~ん! 私たち日本から来たインテリアショップをやっている者なんですけど、見せてもらってもいいですか?」

すると、お見せのスタッフの女性は、

「どうぞ! どうぞ! ところであなた達はパリの展示会には行ってきたの? 」

私たち

「パリのメゾンに行って、昨日ロンドンに来たんですよ!」

店のスタッフ

「私も昨日日帰りで行ってきたのよ!もー疲れちゃったわよ・・・!」

そうです。ロンドンからは2時間ちょっとなので日帰りも出来ちゃうんですね!

店内はノルディックスタイルと看板にあったように、白木の家具とサイザル麻のカーペット敷きで明るい感じです。

カタログの収納スペースや構造上ある柱型を利用したカウンターの作り方など店作りのレイアウトはとても参考になります。

コレクションは北欧調の大胆なデザインのプリントからイタリアの高級ブランド「ルチアーノ・マルカート」のコレクションまで様々でした。

「店内にあるリーフレットなど好きな物持ってっていいわよ!」

「ありがとう!」 気さくなスタッフにお礼を言ってお店を後にしました。

女性に人気の「キャス・キッドソン」。 日本でも可愛らしい花柄のバッグなどを持っている女性をよく見かけます。

こちらは、「ローラ・アシュレイ」のショップにあった看板です。

お店はちょうどセール中だったのですが、面白いのはデザインサービス、つまり日本で言うコーディネート料金もセールになっているのです。

レストランも全て禁煙。このようなカウンターが喫煙スペースとして設けられています。

こちらは、「ジェーン・チャーチル」 世界中の35ヶ国で愛されている、インテリアファブリックと壁紙のメーカーの直営店です。

古典的な英国のスタイルに現代風アプローチを併せたコレクションは、明るく洗練されつつもくつろぎが感じられるカジュアルさとフェミニンな優しさを併せ持っています。

当店でも取扱いを始める予定です。

クリーニング店の看板です。 これなら、カーテンのクリーニングも安心してお願いできそうです。

街角で3人が何やらおしゃべり・・・。

赤、白、黒とコントラストが美しいので内緒で取らせてもらいました・・・。

そう言えばこのカラー ロッソネロ。ACミランのユニホームのカラーです。(笑)


デザイナーズギルドへ

ホテルのあるパディントンからすぐ近くにロンドン中心に位置する「ハイドパーク」があります。

総面積は350エーカー (1.4 km²) でケンジントン・ガーデンズの275エーカー (1.1 km²) と合わせると625エーカー (2.5 km²)にもなり、ニューヨークのセントラル・パークと同様の巨大な都市型公園です。

朝で気持ちいいので、お散歩がてらこの巨大な公園を横切って目的地の「キングス・ロード」を目指しました。

ジョギングする人や、犬を連れてお散歩する人、馬専用の道もあります。
ちょっと距離はありましたが、見知らぬ街を眺めながら歩くのは楽しいものです。

そうこうする内に目的地のキングス・ロードの到着しました。

キングス・ロード (Kings Road) はロンドンのチェルシーを東西に走っている道路です。西はスローン・スクエアを起点としています。

チェルシー地区における本通りとして、ロンドンで最もファッショナブルな街路として知られています。

そして、私達の目指すインテリアショップもこの通りと平行して走る「フルハム・ロード」に点在しているのです。

生憎、デザイナーズギルドの全面の道路は工事中、そして建物事態も外装の工事中でした。

でも店内は大丈夫。 月曜日の午前中で空いていたのでゆっくりと見ることが出来ました。

デザイナーズギルドは「トリシア・ギルド」さんが、イギリスで1970年にスタートしたブランドです。

以来、そのあふれるような色使いと、大胆で伸びやかなパターン、フェミニンで上質な製品つくりで、それまでにないインテリアファブリックスメーカーとして圧倒的な人気を有しています。

そして、ここがそのフラッグシップストアなのです。

こちらは、メゾン・エ・オブジェの会場の様子。やはり圧倒的に女性に人気です。

インテリアファブリックスはこのように大きな生地で展示されています。
この位大きいとどんな大胆な大型でも解りやすいですよね。

こちらは椅子の張り地のコーナーです。

そいえばこの時、お客様からの依頼で生地を探していたのですが、その時に候補に挙がっていたのがこの生地。

クッションになって山積みされていました。

そして、日本に帰ってきて、ご依頼頂いた椅子の張替が完了した時の写真が下の写真です。

座面・背面と側面・裏面を思い切って大胆に切り返してみました。

これはこれで、なかなか素敵ですよね!

デザイナーズギルドは、トリムやタッセルなどのアクセサリー類のコレクションも豊富です。

シルクや「ロイヤルコレクション」などの高級ゾーンのコーナーにはラルフローレンのコレクションもありました。

やはり、デザイナーズギルドは華やかでまるでアートを鑑賞しているようで、見ていて飽きないですよね。

当店でも数多くのサンプルブックをご用意して皆様のご来店をお待ちしております。

さて、次回はチェルシーハーバーにあるインテリアデザインセンターへ向かいます。


ロンドンへ


今回パリで泊っていたホテルの室内です。
すいません! 汚くて・・・(笑)
ちょうどパッキングの最中です!

ロンドンへ向う列車の時間まで余裕があったので、近くの「ボーヴォ・サンタントワーヌ市場」までお土産などを買いに行きました。

チーズ屋やハム・ソーセージ屋 美味そう!

私はチョレートやチーズを購入。
石井さんは何だかよく解らない?謎のチョーブ入りのペーストを購入・・・(笑)

色々なパテだそうです。グルメな石井さん。お土産もグルメだなぁ~!

北アフリカ系の人達のコミュニティーなのか、オリーブなどの食材もたくさん売られています。

市場のちょうど真中辺りの広場で蚤の市が催されていました。
こういう庶民の人々の暮らしに触れるのってとっても好きです!

買い物に時間を取られていたらロンドンに向うユーロスターの出発時間がせまっていました。慌ててGaredu Nord 駅に向いました。

そして、大失敗・・・。 列車で国境を越えることを甘く見ていました。

同じEU圏内とはいえそれは違う国。 出国審査に時間を取られ、私達は予約していた列車に乗り遅れてしまいました!

しかし、心優しいフランスの出国係りの人の計らいで、次の列車に無料で席を用意してもらうことができました。

フランス人は優しいなぁ~!(ありがとぉ) それに引換えイギリス入国時の係官の嫌な感じ・・・。 

まぁ~これは人によりますよねぇ。 でも後に人に話したら同じことを言ってました!

無事に列車に乗り込み、いざロンドンへ・・・。
ユーロスターの車両って新幹線みたいにきれいじゃないなぁ。

あっと言う間に2時間ほどでロンドンのKing’s Cross 駅に到着です!
こちらは駅のホームにある銅像。こんなシーンがこの駅で繰り返されたのかなぁ?

そこから、通称「チューブ」と呼ばれる地下鉄にて移動。
しかし、その日は休日で工事があり、ほとんどの路線が運休状態・・・。

重い荷物をかかえながら、とんでもない遠回りを強いられることになったのでした!

やっとのことでホテルのあるPaddington駅に到着!
幸いなことに予約していたホテルは、駅からけっこう近くでした。

夕食は、せっかくだから美味しい物を・・・と、Bayswaterという繁華街まで歩いてみることに。 これが結構な距離でした。(笑)

この日の夕食は中華に決定!
疲れていると食べなれたものが恋しくなるものです。
イギリスに行ったら「中華」か「インド料理」って決めていたので。

さて、次回は本題。ロンドン市内のショップ、ショールームへ向かいます。 

【PARIS DECO…OFF】 その5

Houles(ウレス)のショールームはメインの会場とは離れてたバスティ-ユ地区にありました。
私たちが泊っていたホテルの近くです。
以前のショールームは火事になって一昨年に移転したので、新たにオープンされたショールームはとても綺麗になっていました。


Houlesは1928年にFelix Houles氏によって創立されました。
80年以上の歴史を持つフランス、パリの老舗タッセルメーカーです。

2代目まではクラッシックでゴージャスなデザインがほとんどでしたが3代目に受け継がれてからは、日本の伝統美に影響されたオリエンタルなコレクションを発信しています。
タッセルのモデル名にもNaomiやGeishaなど日本名が使われています。

実は、今回のウレス訪問には重大なミッションが託されていました・・・。

なんて大げさな・・・。 商談中のお客様のメインのカーテンに合わせたタッセルを2物件分仕入してくることになっていたのです。

偶然にも、日本でのウレス社のエージェンとを務めるジャン・マルク ドゥペールさんと遭遇。商談もスムーズに進みました。

その他に、店に展示する分や可愛らしいキータッセルを仕入れして、後日、日本に送ってもらう手続きをして、ショールームを後にしました。

さて、この夜は、パリ在住のマオさんと食事をする約束になっていました。
昨年も色々とパリを案内してもらったお礼にちょっと素敵なレストランを予約したのでした。

エッフェル塔のすぐ脇に「ケ・ブランリー美術館」はあります。アフリカ、アジア、オセアニアの原始美術中心とした美術品、彫刻品装飾品などが展示され、2006年のオープン以来話題を集めている美術館です。

ジャン・ヌーヴェルの設計で、池や小さな丘のある庭に囲まれ、夜は幻想的にライトアップされています。

その最上階にあるモダンなレストランが「レ・ゾンブル」です。全面ガラス張りでエッフェル塔を目の前に望むことができるのです。

肉料理ばかりで、魚料理に飢えていたので、皆迷わずメインは魚料理をオーダーしました。

テーブルに付いてくれたギャルソンが、どうもサルコジ大統領に似ていてなぜか緊張します。(笑)

美術館の建物と同じく、ジャン・ヌーヴェルが設計した店内では、天井のガラスに走る何本もの鉄筋が織り成す陰(レ・ゾンブル)が床に美しい模様を描き出します。

何と言っても、全面ガラス張りの目の前にそびえるエッフェル塔があまりにも大きくて夢かと思うほどです。
しかも、1時間おきにフラッシュライトが点滅するのです。

マオさんは相棒の石井さんのお知り合いの建築家のお嬢さんで、現在パリで大学に通いながら国連で働いているというスーパーレディです。
美味しい料理と楽しい話しで3人で大変盛り上がり、素敵なディナーでした。

エッフェル塔って下から見上げるととこんな感じです・・・(笑)

さて、翌日はロンドンへ向かいます・・・。


【PARIS DECO…OFF】 その4

パリの7区、老舗百貨店「ル・ボン・マルシェ」の裏通り辺りにもインテリアショップが立ち並ぶエリアがあります。

写真は「コンランショップ」の店内です。
日本とどこが違うのかな?リサーチ中です。
この「ウィリアム・モリス」の生地っていくらなんだろう?

雰囲気は日本の新宿の方が高級な感じがします。
お値段は凡そ半分くらいかなぁ。

こちらは、イギリスはウェールズのブランド「ELANBACH」(エランバック)です。
昨年から日本にも入ってきています。
一昨年の新宿で行われた「ヨーロピアンデザイン展」で最初に見かけて気になっていました。

エランバックは、故バーナード・アシュレイ卿によって創設されました。
この方の奥様がローラ。つまり、「ローラ・アシュレイ」なのです。

エランバックの特徴はそのデジタルプリントの技術にあります。
コットンかコットンリネンミックスの素材を使い、8種類の基本色から、1620万種類に上る数の色のバリエーション提供が可能なのです。

ようやく目的地のクリエーションバウマンのショールームに到着しました。

今年はクリエーションバウマン創立125周年とのことです。
原点に帰り、リネン・コットン・シルク・ウールの天然素材100%の“NATURA”コレクションを発表しました。

天燃素材は、まるで生き物のように空気や熱、湿気を吸収し、備蓄し、吐き出し室内の温・湿を自然に調整してくれる。
これが、ドイツを中心に普及し始めている「パッシブハウス」という省エネ住宅の考え方です。

左側の生地「ELWOOD EXTRAVAGANZA」はオークの木片が生地に付けられています。

いつも驚きを与えてくれるデザインもしっかり発表されていました。

親切に説明をしてくれたソフィアさん ありがとう!

次は、タッセルやアクセサリーの「HOULES」(ウレス)のショールムへ向かいます・・・。

【PARIS DECO…OFF】 その3

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆パリの話の続きです・・・

サンジェルマン地区の外れの方に小さなショールーム『LE MANACH』はあります。

1829年創業って、180年も前ですよね? ものすごく老舗なんです・・・。

こちらは、所謂エディターではなくてメーカーです。

自社で工場を持って生産しているのです。

シルクの生産から始まって、培った技術を継承し、フランスの伝統的なデザインを表現しています。

こちらが5代目社長のオリビエさんです。

ふらっと訪れた私たちに熱心に説明してくれました。

納めた事例のスクラップブックを出して、これは、あの有名なデザイナー「カール・ラガーフェルド」の家だよ!と見せてくれました。

「スゲーゴージャス!!」

ショールームの前にはまたまた自転車のディスプレイが・・・。

このトラ柄のフェイクのお値段は 「とっても エクスペンシーブ!」でした。 (-^□^-)

「ファディーニ・ボルギ」のウィンドウディスプレイ。

反射して見え難いですけど、このバランスの設えがとても可愛らしくて。

ウィンドウにイメージパースとマテリアルがありました。

「イメージはこんな感じで・・・。 仕上材はこのようなものでいかがでしょうか?」 みたいな感じかな?

日本でも人気の高いイギリスのブランド「オズボーン&リトル」はいつもにぎわっています。

ディスプレイされたいた見本帳。 これは昔の生地を織るための糸サンプルでしょうか?

こちらの「ジム・トンプソン」のライオン君?

アメリカのデザイナーによるもだそうです。 目を引きますね~ (^-^)

「マヌエル・カノーバス」のショールームでアテンドしてくれた女性

石井さん 「可愛いので写真撮らせてもらえますかぁ?」

「えー!私をですか~・・・」

なんて言っているうちに パシャ 「ありがとうございました ・・・」   (^_^)v

同じショールームにイギリスの可愛いらしいブランド「ジェーン・チャーチル」を見に行ったのですが、今回は出ていなくてその代わりにアメリカのブランド「ラーセン」の新作が並んでいました。

私の店にも2冊ほどBOOKがありますので是非。 上品で洗練されたカッコ良さ!という感じです。

イタリアの「ディダール」です。

このショールームに前から気になってたんですが、中に入るのは今回が初めて。

通りに面したサロンは、このようなイメージディスプレイのスペース。

奥の扉の向こう側に沢山のハンガーサンプルが上から何段にも重なって展示されていました。

スペース的には私の店と変わらないくらいなので、こういう見せ方って参考にになります。

イタリアの高級ブランド「ルチアーノ・マルカート」は一時期 倒産?状態にあったようですが、フランスの中堅ブランド「CASAL」に買収されて復活していました。

ガラス張りの温室のような明るいショールームです。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

結構廻ったので歩き疲れて おなかペコペコです・・・。

ランチタイムを過ぎているのに混んでいる店ということは、きっと美味しいからということに違いない!

これが正解でした!!

メニューを見ても解らないし・・・ (^▽^;)

「お奨めはなんですか?」

「お肉は赤か白かどちらがいいですか?」

「えッ? ワインじゃなくて?」 「白って鳥かな? じゃそれでお願い シルブプレ!」

出てきたのはポークでしたが、とってもやわらかくて美味しかったので大満足でした!

石井さんは・・・ 「あの人が食べてるの下さい!」 これって間違いないですよね!

こちらも美味しそう! お米のご飯がこいしくなりますよねぇ~ (*^o^*)

続く・・・

【PARIS DECO…OFF】 その2

パリのネタ です・・・  (^o^;)


パリ3日目はデコ・オフの続き、サンジェルマン地区にやってきました。

3年も続けて来ていると地理感もあり、なかなか慣れたものです。 (^-^)/


メトロを出ると すぐ前に 有名なカフェ「ドゥ・マゴ」があります。

サンジェルマン・デ・プレの中心に創業して以来、古くはヴェルレーヌ、ランボー、マラルメに始まり、ピカソ、ヘミングウェイなど多くの芸術家に愛され、1世紀以上にわたってパリの人々に親しまれ続けてきた老舗カフェです。


カフェと教会を挟んだ広場の前には、ヴォルクスワーゲンのシャトルカーが待機しています。

訪れる人はこの巡回するシャトルカーを使って移動することが出来るのです。

そういえば昨年もショールームのパーティーをハシゴするのに無理やり遅い時間に乗せてもらったのを思い出します。 (^^ゞ


デコ・オフに参加しているショールームには、 のぼりが立っているのですぐに解ります。

昨年のやわらかなイメージと違って、今年ののぼりはなんだかSFティックなデザインですね!


そんな中、最初に訪れたのがイタリアはベネチアを代表する高級ブランド「ルベリ」です。

1858年創設された「ルベリ」は、アーカイブに所蔵された中世まで遡るデザインを現代的にアレンジし、ダマスク、ランパス、ベルベットなど様々なデザインで表現されています。

そのコレクションは世界中の著名なホテルや美術館などにも使われています。


入口を入ると新作のコレクションが、10cm角程の正方形の袋張りになってディスプレイされています。

さすがにイタリアンブランド。ビビットな色合を調所で取り入れ、伝統的なデザインのスパイスとなっています。


「レベリ」の並びのサンジェルマン・で・プレ教会の裏手には「BROCHIER」というブランドの特設会場がありました。

デコ・オフのガイドブックには出ていなかったのですが、相乗りで出展していたようです。

このエントランスの演出がなんとも憎い・・・。

中からオペラが聞こえてきて、何をやっているんだろう?・・・と思わず引き込まれてしまいます。


鮮やかなパープルのカーペットの上には、ブランドロゴが投影して映し出され、その奥にはゴージャスなカーテンが飾られています。


カーテンをくぐり中に入ると仮設の透明テントが展示会場になっています。

こちらも高級感漂うイタリアンブランド。

ナチュラルなものから現代的なモダンなものまで、モニターを使って演出されたいました。


「ちょっと早いけど休憩しましょうか?」

「いいっすよ! トイレにも行きたいし・・・。」

という事で カフェでしばし休憩。


さーて 次はどこに行きましょうか?

けっこう 行き当たりばったり です・・・ (^_^;)

続く・・・

【メゾンの会場へ】

パリに来て3日目。本日から『メゾン・エ・オブジェ』の開催です。

毎回 初日は混むことが分かっているで、シャトルバスは使わず、RERにて会場に向いました。


毎回のレポートでもご紹介している通り、メゾンの会場はとっても広いので全部を見て廻っていたら何日あっても時間が足りないほどです。

やはり私たちが向かうのは、当然世界のインテリアテキスタイルのトレンドを発表しているエディターが集う「」エディトゥール」になります。


今年から新設された7号館です。

2年前に起きた、強風の影響での会場クローズ問題を受けて新設されたのでした。

これにより、今までは5号館の奥に位置し、たどり着くまで大変だったのが解消されたのは助かります・・・。

しかし、パリ市内にショールームを持つ大手のエディターは昨年と同様「パリス・デコ・オフ」で新作を発表するということになったのでした。

さて、レポートは当然エディトゥールをメインにさせていただきます!


会場に入ると早速に知り合いに遭遇しまいた。

前々回のブログでリポートした「チマーアンドロード」の日本代理店を務めるチェルシーインターナショナル手井社長のご一行です。

皆さん ドイツのハイムテキスタイルから長期で日本を離れパリに入っているので少々お疲れのご様子です。

この後、同じく日本でトレンドセミナーの講師としても活躍されていて、ヨーロッパ取材中の奥村さんとも合流。

サンゲツさんのブースの席をお借りして一休み・・・。今夜のディナーの約束をして、行動開始です・・・。

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写真はタッセルやフリンジなどアクセサリーの会社です。 やはりヨーロッパは本場 このようなアクセサリーはとっても豊富です。

私たちも お客様一点ものオリジナリティーを演出するために日ごろから提案の中に取り入れるようにしています。


このような立体的な壁装は会場いたるところで見られました。

これは立体感のある出来上がったものをランダムにデザインしてるものですが、いわゆるベッドのヘッドボードのような「布団貼り」も壁装のアクセントとして多く見かけました。


こちらは、アジアはタイ発のブランド「PASAYA」です。

何故か今年のテーマはスカンジナビアだそうで、写真のような鮮やかなストライプやチェックなどさわやかな印象のコレクションを発表していました。

こちらも世界的な見本市 ベルギーの「DECOSIT」でも3年連続でデザイン賞を受賞し、ヨーロッパでも高い評価を受けています。

説明してくれたManaging Directerのラィチヤさん(女性)は、是非タイの本社工場を見学に来てくれって!

「是非行くよー!案内してくれます?」って言ったら「もちろん!待ってますよー!!って」

相棒の石井さんと 絶対行こうっ!て決めたのでした・・・。 それまで頑張らねば p(^-^)q

当社でも昨年から本格的に取り扱いを初め、見本帳やサンプルも少しずつ入荷しております。

是非ご覧になりに来てください! しかもお値段もお手頃で使いやすい設定となっているのも魅力です。


こちらはおなじみにの「デザイナーズギルド」です。

ギルドのブースは本当にいつ来てもにぎわっています!

しかもその大半が女性です。

鮮やかで華やかで可愛いらしいコレクションの数々は毎年うれしい驚きをもたらしてくれます。


リゾートをテーマとしたような、さわやかなブルーを基調としたコレクションが目を引きました。

また、クラシカルな柄を現代的にアレンジして独特の世界を表現しています。

デザイナーズギルドでは、斬新で幅広い種類のデザインが毎年生まれています。

東欧のデコラティブなデザインアートやイタリアの建築、古典的な様々なモチーフからインスピレーションを得ているそうです。


また、今年は2年ぶりにキッズのコレクションを発表しました。

本当に華やかで可愛いらしいですよね! 日本でも最近子供部屋にお金を掛ける若いお母さんが増えています。

やっぱり夢があるたくさんの色やキャラクターに囲まれて成長して行くのって、お子さんの情操教育にとても良いのだそうです。


さて、こちらは当社でもメインで取り扱っております「カサマンス」です。

カサマンスはパリからも近いリールに本社とショームームがあるので、あえてパリにはショールームを出さずに、こうしてメゾンの会場に出展して大きなブースを構えています。

毎年出されるコレクションの多さもさることながら、そのそれぞれのデザインや色使いに外れがが無いのには感服します。

写真は「Odyss」からのコレクション。メタリックなビロードの糸を使って浮き彫りのようなパターンを表現しています。

現代的ですが、何故かエレガントであり落ち着き感のある色使いのカサマンスのコレクションは、個人的にも大好きなブランドの一つです。


こちらは妹ブランドのカメンゴのコレクションです。

よりあでやかで華やかな色使いが特徴のコレクションは毎年時期をずらしての発表が多くなってきました。

いつも新鮮なイメージを与えられるし、其々の特徴の良さをじっくりと味わえるメリットもありますが、マーケッティングの戦略としても的を得ていますね。

もともと、ブランド発足からのアイデンティティーとして、フランスの伝統に固着することなくワールドワイドな独自の視野を持ち、商品開発する。というポリシーが様々な国の人々の心を捉え短期間で急成長した要因なのでしょうね。

今後も目が離せません。注目のブランドです。


こちらも、毎年斬新なコレクションを発表して私たちを楽しませてくれる「エリティス」です。

写真は」Eliya」。アフリカンテイストの エスニックな柄を レーザープリントで表現しています。


スペインの高級ファブリックを扱う「ガストン・ダニエラ」。

スペインらしく南国のリゾートしたブースは毎回ソファーを中央に配置してリラックス感のある雰囲気を出しています。

また、古い布地を復元する特別チームを持っているそうで、多くの歴史的建造物の修復にも携わって来たそうです。

さすが老舗。1876年に設立と言うから歴史を感じますね・・・。


こちらも好きなブランド、スウェーデンの「サンドバーグ」社です。

こじんまりとしたブースですが、壁紙とテキスタイルが可愛らしく且つ華やかに表現されています。

北欧らしい温かみのある鮮やかなコレクションのバラエティさは実にさまざまです。


オランダの「アイフィンガー」のブースです。

鮮やかでポップな壁紙が印象的ですが、テキスタイルのコレクションも豊富です。

オランダらしく、常に時代の先端トレンドを取り入れ、毎年幅広い生地や壁紙のコレクションをヨーロッパ市場に送り出しています。

当社でも力を入れているコレクションの一つです。

私たちの業界的には、昨年のキムタクのドラマの製作の協力でも話題になっていました。


イギリス発「クラーク&クラーク」のブースです。

グローバルテックス社が扱うこのコレクションはカジュアルでポップなプリントのコレクションを多く持っています。

当社でも特に若い女性やお子さんに人気のブランドです。


こちらはスペインの「アルハンブラ」です。

昨年からブースを大きくして高級感を演出したブースを作っていました。

こちらも比較的扱いやすい価格帯ですが、様々なテイストのコレクションを持っています。

カジュアルなプリントからジオメタリックなモダンテイスト、トラッドからリゾート風なものまでハイクオリティーで本当にバリエーション豊かです。

当社でもコレクションしています。是非ご覧になりに来てください。

ちなみに説明してくれたExport Aria Managerのサンチェスさんの好きなチームバルセロナだそうです・・・。

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さて、メゾン会場を後にして、お目当てのレストランに向かいました。

奥村さんとオペラ座の前で待ち合わせ、そこからメトロで2駅目のグランドブルバードの近くにあります。「Chartier」というレストランです。


実は去年も石井さんとこのレストランに来ていて、どうしてもまた来たいと思っていたのです。

ご覧の通り地元の人気店でとても込み合っています。

昨年来たときには、同席したご老人に色々とオーダーのレクチャーをしていただき、とてもすばらしい時間を過ごしたのでした。


そのお目当第一がこのフォアグラのパテです。

濃厚な味が口の中で広がりオーガニックな赤ワインにまた良く合います。

付け合せのプラムと一緒に食べるのがまた格別です。


石井さんはエスカルゴを注文。

このガーリックバターソースもより食欲をそそります!

お肉もしっかり注文! 付け合わせのフレンチポテトもたっぷりです。


テーブルを担当してくれたギャルソンと記念の写真をパシャ!!

本当に満足の本日のディナーでした・・・  (*^▽^*)


またパリに来るたびに訪れることになりそうです。

ランチでは行列が出来るので時間をずらした方がよさそうです。


帰り道 リヨンの駅に着くと 地鳴りのような音が響いていました!

こんな遅い時間になんだろう? 道路工事でもしてるのかな?と近づいてみると・・・

なんとドラムのパフォーマンスでした! これがまたかっこいーんです。 \(゜□゜)/

思わず寒い中 観衆と共に見とれてしまいました。

今日は充実した一日でした・・・。

明日はまた「デコ・オフ」の続き・・・  サンジェルマン地区へ向かいます。