DO について

ファブリックメーカーからリフォーム会社の勤務を経て現職に。インテリアに対する探求心は尽きず、日々新しい発見を求めて飛び回っています。 インテリアエレメントの素材を見る目、物作りへの拘り、そして、建築の知識と経験を活かしてお客様の理想の空間を演出します!

龍生派 いけばな展へ

ゴルデンウィーク真っ只中ですが、皆さまいかがお過ごしですか?

今年は上手く休むと10連休になる方もいるとか・・・ うらやましい限りです。

私共のショールームPrime étoffe も明日からの3.4.5の3日間は暦通り休日とさせて頂きます。

IMG_1274_800

さて本日は、いつものインテリアとは違った話題です。

仕事をちょっと抜け出して、渋谷ヒカリエで行われていたいけばな展「RYUSEI IKEBANA JAPAN」に行ってきました。

IMG_1256_800

このいけばな展は、龍生派の130周年を記念して行われた壮大なイベントです。

いけばなと言えば花や木の美しさを花器に生けて表現する事をイメージしますが、こちらの流派はまるで現代アートの世界です。

IMG_1266_800

なぜ私がいけばな?と思われるかもせれませんね!

実は弊社のAさんが作品を出展しておりまして、せっかく近くですし、これは是非見に行かなければ・・・  ということで男一人出書けた訳です。

IMG_1270_800 IMG_1273_800

しかし、行ってみるとものすごい人の数。渋谷ヒカリエ9Fの会場は人が溢れていました。

しかも、これが面白いというか素敵な世界。

いけばなの枠組を超えた美しいアートに感動しました。

IMG_1262_800

プロジェクションマッピングを使ったバーチャルリアリティーなインスタレーションにはビックリ。

まるで、メゾン・エ・オブジェのトレンドブースに来たような感じです・・・。

IMG_1279_800

この枯山水のような砂利には投影された錦鯉がまれで本物のように泳いでいます!

IMG_1280_800

かと思えば上のような正統派のいけばなもあります。

龍生派という流派は、明治23年に初代家元吉村華芸(かうん)という方が若干27歳で新しい文化が集う東京にて創流したそうです。

室町時代に様式が確立した立華(りっか)といのが上のような様式、そして、江戸維新時代に普及した従来の生花(せいか)と呼ばれるから、先に紹介した自由花という前衛的なものも加わり発展していったそうです。

IMG_1281_800

本当によい目の保養になりました。 やっぱり花を見るってこころが安らぎますよね。

インテリア空間にも、グリーンやアートワークが上手に配置されていると素敵な空間になりますよね!

それでは、私も明日から久しぶりの連休を楽しみたいと思います。

また、連休明けの6日からリフレッシュして頑張ります!  (^_^)/~

Liberty Fablic 2016 New Collection

logo

リバティーインテリアファブリックの新作発表会へ行ってきました。

日本でも御馴染みのリバティープリントは、どちらかとと言うとファッションや手芸用のファブリックが有名かもしれません。

それらとは別に、インテリアファブリックとして3年程前からコレクションが始まりました。

カーテンや椅子の張地として使える、素材感もしっかりしたものなのです。

4冊目になる今回の新作の名前は 『The Chesham Cabinet Collection 』。

IMG_1224_800 IMG_1225_800

リバティーといえば、色鮮やかなボタニカルナ花柄のコレクションが有名ですが、アールヌーボーや幾何学、ペイズリー柄など様々なデザインのものがあります。

chesham-cabinet02

今回のコレクションは、17世紀から19世紀の魅力的なキャビネットドールハウスからインスパイアされました。

1880年代にLibertyのオリジナルショップChesham House で販売されていたものと似たインド製のキャビネットからデザインのインスピレーションを得ています。

IMG_1227_800

リバティーインテリアファブリックの特徴として、同じデザインでもベースには様々な生地を使うことが上げられるでしょう。

今回もリネン100%からリネンとシルクのミックスやビンテージベルベットなど、同じデザインでもカラーとテクスチャーが違うとまったくの別物になります。

DSC04035_800

こちらは昨年の夏に訪れたロンドンにあるリバティー百貨店。

テューダー・リバイバル様式のアーツ・アンド・クラフツの建築物としては、ロンドンで最も代表的なものの一つです。

DSC04026_800

インテリア売り場のフロアーには、リバティー社の生地はもちろん、沢山のブランドのプリントファブリックが並びます。

DSC03997_800

リバティ百貨店は、外装だけでなく店内も本来のテューダー・リバイバル風の装飾を施した素敵な空間。歴史と伝統を感じます。

DSC04027_800

内部は、窓のないアトリウムを囲むように部屋が配置されていて、ガラスの天井と木製のバルコニーから光が入ります。吹抜けに掛るシャンデリアがこの空間に映えます。

IMG_1234_800

弊社のショールームPrime étoffe にも新作のコレクションブックが入荷されました。

IMG_1236_800

また、全国のリバティーインテリアファブリック取扱店でアンケートを集計した人気ベスト10の生地を展示しております。 是非 ご来店をお待ちしております。

JAPAN DECOON in TOKYO   ~インテリアセミナーで学ぶ1日~

JAPAN DECOON

本日は、日頃の実務とはちょっとは離れた活動についてご紹介します。

私たち、インテリア販売に携わる有志でのメンバーで活動していることの一つに「JAPAN DECOON」があります。
DECOONとは、FACEBOOKの公開グループ『室内装飾・インテリア販売に関わる仲間の集まり』より派生したインテリア合同展示会のイベントです。

今や1600人を超えるインテリに従事するメンバーが学び、海外の最先端のインテリアに触れ、日本のインテリア市場を根底から盛り上げていこうというしがらみのない有志の集まりなのです。

DSC03167

第1回目は昨年6月に代官山ヒルサイドギャラリーで合同展示会が行われました。

今まで海外のブランドの販売代理店を務める代理店(ディストリビューター)は、それぞれに新作発表会を行っていましたが、それを私たち第三者の立場の者が企画主催することで、多くの海外ブランドが一堂に会する機会となりました。

143509985116 (1)_R

私も各ブランドの代表が行うトークセッションの司会を務めさせていただきました。

IMG_0185

第2回目は10月にビックサイトJAPANTEXにて展示発表会を行いました。

この時は、出展側として当社が代理店を務める『PASAYA』の空間展示を行いました。

IMG_0188

空間展示の他に、各ブランドのプレゼンテーションが行われ、今までにない新しい企画に多くの来場者の方が訪れ大盛況でした。

IMG_0194

左から、この為に来日した 『Iliv』LIBERTY』 『GANCED』 『GASTON Y DANIERA』のメンバーの皆さん。

この後のJAPATEXオフ会のパーティーにも参加されて、日本を楽しんでくれていました!

このイベントの特長としましては、主催者が専門店や販工店など小売店の立場に携わる人たちで、しかもボランティアで運営されていることです。

海外の商品の中には、素晴らしいデザインや素材の商品がこんなに沢山あるのに、一般のユーザーの方々には中々伝わっていないのが現状ではないでしょうか。

海外の展示会やイベントに行けば、これらの商品を一度に見ることができます。

しかし国内では、個々の企業様が独自な発表会を行っていますが、それらを比較して一様に見る機会があまりありません。

そこで、私たちのような「B to C」のBの立場である仲間が協力して、国内のディストリビューターやインポーターの皆さまに依頼して共同で展示を行うイベントを企画することになったのです。

私たちの思いは『日本に素晴らしい海外のインテリアを広めたい!』そして「日本のインテイア文化の発展に少しでも力になりたい!」いうことの一心なのです。

さて、来月の5月18日(水)に第3回目のイベントが『~インテリアセミナーで学ぶ1日~』と題して代官山カラート71で行われることとなりました。

今回は、インテリアファニシングの枠を飛び越え、家具や照明、塗料など様々にインテリアエレメントも交えてのイベントなります。

また、海外最新のトレンド情報や日本に新しく紹介されるブランドの発表など内容盛りだくさんの会になりそうです。

もちろん業界の方のみならず、参加の方の参加も大歓迎です。

詳しくは下記のフェイスブックのページをご覧ください。

https://www.facebook.com/events/1701792890090922/

Maison & Objet 2016

2016年のメゾン・エ・オブジェはテロの影響もあり、会場に向かう電車RER Parc des Expositionの駅では銃を持った警官が、ゲートでは厳重なセキュリティーチェックがあり、物々しい雰囲気も漂っていましたが予定通りに盛大に行われました。

メゾン・エ・オブジェ

先ず私が目指す6号館には、以前はファブリックブランドが一堂に会すエディトールがParis Deco of に移行したために無くなり少しさびしい感もありますが、日本から出展の「有田焼」のブースが大変な賑わいを見せていました。

DSC04725_640

集大成となる今回の出展では、プロデューサー奥山清行氏にゲストクリエイター3名(北野武氏、隈研吾氏、佐藤可士和氏)を加えた4名のクリエイターが出展し、話題を呼んでいました。

ボラスタペーター

その中でも、壁紙や敷物のブースは見どころ満載です。

上の写真は、北欧スウェーデンのブランド「borastapeter」のコレクションです。

今回は人気のHanna Werning の北欧らしい自然をモチーフとした色鮮やかなデザインが特徴です。 右側のecoは、立体的なテクスチャーが斬新

弊社のコレクションに加わりました。

DSC04868_640

ベルギーブランドのOMEXCOは日本の住宅にも取りいれ易いシックなデザイン。

DSC04863_640 DSC04871_640 DSC04862_640

壁面をいっぱいに使ったデジタルプリント壁紙は、今年も各所に見られました。

DSC04856_640

イギルスの壁紙を塗料のメーカー「FARROW&BALL」 多色な色展開かをアピールしたディスプレイ

トゥールモンドボシャール

フランスの敷物やカーペットのブランド「TOULMONDE BOCHART」(トゥールモンド・ボシャール) 世界中の産地で作られた、モダンな最先端デザインと様々素材感が特長。

弊社でもサンプルコレクションを増やしていく予定です。

TEVENON

数少ないファブリック出展ブースの中で目を引くのはフランスの伝統的なトワレドジュイのデザインモチーフが人気な「TEVENON」(テブノン)

8号館には、ビッグネームのブランドが終結。イテリアのファッションデザイナー、ジャンフランコ・フェレのラグコレクション

DSC04814_640

MISSONI HOME のソファー

アニースローンチョークペイント

こちらは6号館に初めて出展した「アニースローンチョークペイント」のコーナー。

アニースローンの楽しく、素敵なDIYの世界観を表現したDIYコーナーは、多くの人だかり。

弊社のショールームでは東京23区唯一のストッキストとしてワークショップを毎月開催しています。

DSC04850_640

プロダクトデザイナーのトム・ディクソンが率いるイギリスのブランド「TOM DIXON」(トム・ディクソン)

日本でも表参道にショップがオープンして話題になりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それでは、会場の他の雰囲気もランダムに写真でご紹介します。

DSC04873_640

毎年見るフランスのトラディショナルなタッセルのメーカー。

DSC04841_640

クラフトの会場のものすごく多くのブースがあります。これは必見。

DSC04920_640

アジアやアフリカから集められた多彩なクラフト

DSC04916_640

まるで日本の民芸品のようなブースはフランスの企業。

DSC04918_640

こちらは本物日本から東京手仕事というブースで江戸切子などの手工芸品が出展されていました。

DSC04932_640

 

DSC04925_640

DSC04859_640

DSC04900_640

IMG_0864_640

2日間通いましたが、それではとても全てを廻ることはできない程のメゾン・エ・オブジェです。

今年も、多くの収穫がを得たパリへの出張でした。

また折りに触れてご紹介していこうと思います。

IMG_0865_640

帰りの飛行機の窓から見えた美しいブルーが印象的でした・・・・

 

Paris Déco Off... 2016 Ⅳ

日本でも人気のデザイナーズギルドのショールームは、1つだけけ離れたバスティーユ地区にあります。 HOULES のショールームも近くにありますが、Deco offは新設したメール通りで出展されています。

DESIGNERSGUILD

さて、今回のDESIGNERS GUILD(デザイナーズギルド)のイメージはソフトカラー。

50’年代のニュールーック。クリスチャンディオールへのオマージュです。 

DESIGNERSGUILD DSC04469_640

COUTURE ROSE は、ギルドから毎回出される水彩画タッチのデジタルプリント。

今年はビンテージルック、ニュートラルなカラーが特徴。

右 ファンションデザイナー クリスチャン・ラクロアのコレクション。

エキゾチックな花柄プリントとストライプとの組み合わせが独自の世界観を表現しています。

CLARKE&CLARKE

CLARKE&CLARKE は、使い易い価格帯と洗練されたデザインが特徴。

今回のメインは、BLACK+WHITE デザインや技法、素材が其々違えど全てがチャコールカラー。 様々な組み合わせは可能になります。

CLARKE&CLARKE

Glenmore のコレクションは、ウールライクなニュートラルトーンのチェック&ストライプ。

これも使い易そう。 ディスプレーはいつもののC&Cの見せ方で・・・。 

 Studioart

こちらはちょっと変わって、イタリアのレザータイルのブランドSTUDIOART

型押しされて立体感のあるレザータイルのコレクションは、壁装としてモダンでラグジュアリーな空間をもたらしてくれます。

NOBILIS

フランスの老舗ブランドNOBILIS(ノビリス)のディスプレイ。

ウールのフランネル素材のでやわらかさとリラックス感の中に背景のパーテーションとのデザインコントラストが斬新。 

LIZZO

スペインのブランドLIZZO(リッツォ)の壁紙。

日本の屏風絵絵のような作品は、イタリアの芸術家Elena Carozzi によるもの。

Jim Thompson

日本でも御馴染みの、タイのブランドJim Thompson のウィンドー。そこには毎回何かしらの動物がいます。今年は鮮やかなコンゴウインコでした。

オレンジとブルーの鮮やかなコントラストが映える BONSAI OF THE VANITIES のコレクションは、ジム・トンプソンのアーカイブから見出されました。

 

Paris Déco Off... 2016 Ⅲ

サンジェルマンデプレ

上の写真は、今回 滞在したアパート近くにあるサンジェルマン・デプレ教会です。

Paris Decooff の会場は大きくはセーヌ川を挟み、右岸のメール通りと河岸のサンジェルマン・デ・プレの会場に分かれます。

その粗中心部の位置のパレロワイヤルの地区にあるのが、ドイツブランドZIMMER+ROHDE (チマー&ロード)です。

ETAMIN

2階部のディスプレーはグレーシュブルーを背景としたETAMIN新作です。

エタミンは明るいフレンチカラーな色使いが特徴ですが、今回は割と抑えたカラーになりました。  カントリーサイド、ビンテージルックな感じ。

ZIMMER+ROHDE    ETAMIN

チマー&ロードにとって今年は、ブルーカラーはとても重要です。

中央アジアからインスピレーションを得たト-ン&トーンのコントラスト。

Kirkby Design

イギリスのROMOグループ Kirkby Design はポップでキュートな色やデザインが特徴。

今回はJon Burgerman のDoodle Art Interiorと題した、まるで落書きのようなアーティスティックな新コレクションが目を引きました。

THIBAUT

アメリカンブランドTHIBAUT。ここでも今年の重要の色、ブルーで天井面をディスプレーしています。

CASAMANCE

今年のCASAMANCEは、右岸と左岸両方にショールームを構える気合の入れよう。

妹ブランドのCAMENGOも合わせて多彩なコレクションを発表しました。

DSC04635_640   DSC04646_640

左は、コットン地にエンブロイダリーのEVAはハッピーな意味を示します。

右は、今年の色 ブルーに蝶の柄をあしらったシルクエンブロイダリーのVIIREVOLTE

RUBERI

イタリアンブランドRUBELI。ライムイエローグリーンのジャガード生地と同じデザインでデジタルプリントされた床材で統一されて世界は圧巻です。ルソー・ジャカードは、ルベリ2016収集の2つの花のテーマのうちの1つです。

RUBERI

ビスコースシェニュールに水彩画タッチで にデジタルプリントされたMonet.

MANUEL CANOVAS

MANUEL CANOVAS の今年のトワレドジュイは、モンゴルの民をモチーフにしたもの。

ELITIS

毎年新しい驚きを与えてくれる、フレンチブランドELITIS。ジュート素材のシアー

ELITIS

今回も壁装に注目。日本では、防火認定の問題で扱いづらいのですが、このようにアートパネルとして使えば問題ありません。

ELITIS

ELITISは、壁紙とは言えない様々素材を使ったWallcaverring の製品を次々と発表しています。

DIDAR

こちらは、イタリアの高級ブランドDEDARの壁紙のコレクション。

まるで日本の屏風絵を見るようです。

こう見ると、エディター各社は壁紙に力をいれているのが解ります。

 

Paris Déco Off... 2016 Ⅱ

ルードメール

今年の1月に行われたParisDeco off の各エディターの新作をご紹介していきます。

ピエールフレイ

毎年、奇抜なデザインで楽しませてくれる、フランスのトップブランド「PIERRE FREY」(ピエールフレイ)

今回は2つのコレクションを発表しました。その中でも目を引くのがサウスアメリカをテーマにしたもの。メキシコからインスピレーションを得ています。

DSC04477_640  DSC04483_640

サボテンの荒野をイメージしたトワレドジュイやサボテン柄のキュートな壁紙。

DSC04493_640

トレンドのライムグリーンを使ったエントランスのディスプレイが素敵です。

JAB

こちらはドイツのトップブランド「JAB」のウィンドウディスプレイ。

今年はラグジュアリー感漂う『GRANDEZZA』のシリーズを発表。昨今よく見かける日本の青海波模様のデザインは、ゴージャスにスパンコールをあしらったもの。

JAB   DSC04498_640

ゴールド系のグラマラスなデザインから自然の岩肌などをイメージした俗にいうミネラルパターンと多彩なラインナップです。

DSC04514_640

「Sanderson」で気になったのはこのツイード風の生地です。

サンダーソン

シックなカラーは、椅子張りやクッションとして使いたいですね。

クリーエションバウマン

「cration baumann」(クリエーションバウマン)は、銅と真鍮による新しい遮熱カーテンBURASSE BASEに幾何学デザインを施した新作を発表。

ALDECO

ポルトガルのブランド「ALDECO」は、毎年 独自と斬新なトレンド解釈で楽しませてくれます。

今回のコレクションテーマはMYSTIC&CHIC エスニックをイメージしたオレンジ~の赤のカラーに惹かれます。

ジャンポールゴルチィエ

ファッションデザイナー「JEAN PAUL GAULTIER」(ジャンポールゴルティエ)の今回のコレクションでのお気に入りはこの花柄ベルベットのデジタルプリント。

いままではちょっと奇抜すぎて・・・という感じでしたがこれは使えそう。

JP&JBAKER

DSC04547_640

「JP&JBAKER」

ブルーのベルベットを張ったソファーに多彩なイエローを合わせたコーディネートはアクセントが効いています。

ROMO

ROMO

「ROMO」

キャノピーでの設えはイギリスのブランドで見られたニュートラルなブルーカラーでコーディネートされています。

 

Paris Déco Off... 2016

Paris Decooff 2016

毎年1月の末の期間にメゾン・エ・オブジェと合せてパリの市内でに行われる『Paris Decooff』

に今年も行ってまりました。

今年は、同時多発テロの影響で、日本からの視察ツアーなどが相次いで中止になったおりましたが、パリは日常と相変わらず、年に一度のインテリアの祭典はとれも盛り上げを見せておりました。

 

毎回 ドイツのハイエンドブランドSAHCO からスタート

SAHCO

SAHCO

ナチュラルな素材をベースに光沢糸やメタル糸などを使ったテクニックなど、ビンテージルック。

SAHCO    SAHCO

毎回、ラグジュアリーな雰囲気が漂うSAHCOのショールームの様子です。

 

次は フランスのタッセルやアクセサリーのコレクションが豊富なHOULES

DSC04416_640

今年の新作はこんな感じ。 上部にチェックの柄が特徴のシンプルな全8色のコレクション。

早速サンプルを買い付けました。

DSC04418_640   DSC04419_640

こちらが、今年のファブリックのコレクション。ニュートラルなカラー展開で、立体感のあるテクスチャ-が特長です。とても使い易そうです。こちらもサンプルが入荷しております。

DSC04422_640  DSC04426_640

トリミングを使ったスタイルアレンジもとても参考になります。

トップのアクセントに黒のトリミングを付けることで、ぐっと引き締まってかっこよくなります。

 

日本でもおなじみのスイスブランドFISBA (クリスチャン・フィッシュバッハ)

フィスバ

今回のコレクションテーマは『アートミュージアム』

ドイツの現代美術アート作品からインスパイアされています。

フィスバ

シンプルながら 注目は、ECO FR のコレクション。

フィスバ

分子構造を変えることによって、科学的な薬品を使わないで難燃の効果を持たせるに成功しました。

フィスバ

それともう一つ、ここ何年かペットボトルのリサイクルポリエステルを繊維にしたコレクションを発表してきましたが、今回はアパレル工場で排出される糸くずを使ったリサイクルのファブリックを発表。

エコに取り組む企業の姿勢が感じられますね。

 

OXFORD~ Annie Sloan 25’sAnniversary

こちらは、オックスフォード市街の中心部からちょっと外れにあるアニースーロンのショップです。DSC03798_800

ウィンドウには、25周年を祝うペイントディスプレイが施されていました。

現在では、先に御紹介したような大きなオフィスやアトリエがありますが、25年前にこの小さなショップから始まったそうです。

DSC03811_800 DSC03812_800 DSC03815_800

ところ狭しと可愛らしく商品が陳列されています。

DSC03802_800

アニースローンのコレクションはファブリックからフレグランス、キャンドルまで様々です。

DSC03814_800

ワークショップに使うステンシルシートもしっかりゲットしてきましたよ~!!

IMG_5006_800

けっこう日射しが強く、西日に当たってテッカテッカのちょっと満足げなオヤジです。

DSC03845_800

しばしオクスフォードの市街をブーラブラ・・・と

DSC03823_800

オックスフォードは小塔が立ち並ぶ荘厳な学園都市です。

オックスフォード大学って、世界でも常にトップレベルの優秀な大学として評価される世界有数の名門ですけど、街全体に沢山のカレッジがあって、それらを含めてオックスフォード大学なんだそうです。日本のカレッジとは少し違うんですね!

DSC03835_800

ランチは、旭川来られたストッキストの林さんとトリップアドバイザーを頼りに中華を目指します!

IMG_4964_800

やっぱり麺やごはんは欠かせません! チンタオビールとチキンの汁なしソバで大満足!

IMG_4983_800

クライストチャーチって、こちらもオックスフォードで最大且つ裕福なカレッジとして有名ですが、ハリーポッターの撮影に使われたことでさらに有名になりました。

しかし、ハリーポッターの映画を見てないので今一つピンときません!(^_^;)

IMG_5016_800

さて、いよいよ夜は、世界中から400人ものストッキストが集まる盛大なパーティーへ参加しました! スマホで撮ったので画像がブレブレですいません・・・(-_-)

オックスフォード中心部に位置するシティーホールは、まるで中世の舞踏会場のような荘厳で幻想的な雰囲気です。

アイリッシュダンスはまさに小学校でやったフォークダンス。楽しく盛り上がりました!

IMG_5031_800

写真は、静岡から来られたストッキスト、デコライトの小川さん。

彼は、エイジング塗装のスペシャリストでアニースローン本社でパフォーマンスを行ったので、大人気でした!

意気投合して、この後ホテルにかってからも、そしてロンドンでもパブで飲むことに・・・(^_^;)

そして、オックスフォーの夜は更けていきました ・・・

Annie Sloan Open Day 2015 その2

それでは、いよいよアニーさんの工房へ・・・

アニースローンチョークペイント

こちらは、新しく本社のお向いにできたアニーさんのアトリエです。

エントランスも可愛らしく飾られています。

DSC03759_800

広々とした倉庫はコーナーでイメージテーマごとにディスプレイされています。

カーテンは、フランス製のリネンでシーツをペイントで染めたものです。

DSC03762_800

テーマごとにディスプレイされていて、その中で調色の方法や様々な表現のテクニックが紹介されています。

IMG_4951_800

そしていよいよアニースローンさんの登場です!自らテクニックを解説してくれます。

アニースローン

こちらは、椅子の張替えの実演をしてくれている様子です。

「背面の柄の出方はこんな感じで・・・ よさそうね!」

DIYで結構かんたんに出来るんですね・・・。

ずっと見ていたくなりますねぇ~

DSC03779_800

アニーさん自らのワークショップが始まりました!

本当に色々な技法を試されていて、その表現する姿はまさにアーティストなんだなぁ~

DSC03774_800

ディスプレイテーマ「ビンテージフローラル」の表現解説レシピです。

壁面はアントワネットという色を使って表現・・・。チェストはプロヴァンスとピュアホワイトを混ぜてグリークブルーにプロヴァンスを調色した色を塗り重ねて・・・と様々な塗り重ねとサンドペーパーとワックスワークでこんなビンテージ感が表現できるんです!

DSC03777_800

ベースになっているプライマーレッドが重ね塗ったブルーからかすれて浮き出ている感じ。

フィニッシュにパリスグレーで拭き取ってこのシャビーな感じが出てるんですね・・・。

DSC03778_800

これも面白いテクニックですね!

ホワイトを薄く塗った後で、紙に書いたデザインを上から鉛筆でなぞって柄を出しているんです。

DSC03767_800

これは、切り絵のステンシルワ-ク。可愛いらしい天板の出来上がり!

DSC03773_800

こちらはライティングビューローにステンシルで可愛いらしい柄を出してます。

テーマは「クラッシック スウェーディッシュ」だそう。この色いいなぁ~

DSC03775_800

アニーさんとツーショット!!

アニーさん「あなたのストール ウチので染めたの?」

ワタシ「え~チガイマスヨ・・・ でもやってみようかなぁ~?」

アニーさんは本当にやさしくて、チャーミングで素敵な人です!

DSC03848_800

その夜は、各国のストッキストが参加しての前夜祭的なパーティ-でした。

アニースローン本社の倉庫でピアノの生演奏をバックに、ノンアルコールにブタの丸焼きで素敵な時間を過ごしました。