DO について

ファブリックメーカーからリフォーム会社の勤務を経て現職に。インテリアに対する探求心は尽きず、日々新しい発見を求めて飛び回っています。 インテリアエレメントの素材を見る目、物作りへの拘り、そして、建築の知識と経験を活かしてお客様の理想の空間を演出します!

Annie Sloan Open Day 2015

この日は、25周年を記念したOpen Dayで、各国のストッキストに時間割でアニースローン本社の全てが公開されます。

アニースローン本社

受付で、ストッキストネームをチェックして、自分の好きな色のネームプレートの首掛け紐を選びます。(もちろんアニーのペイントで染められたもの)迷わずダックエッグブルーを選びます。

アニースローン本社

入口から入ってすぐ右側にあるオフィス。受付件、応接といった部屋でしょうか。

アニースローン本社

右側の壁面には、雑誌の切り抜きのアートが・・・。

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階段を見上げると、踊り場吹き抜けの壁面にスラップウッドのモザイクアート施されています。

階段も、一段々違う色のカーペットで、オフィスの全てがアーテイスティックに飾られていて、いきなりワクワク感が漂います。

MailOrder

Mail Order

Mail Order

この部屋で、イギリス国内のメールオーダーからの商品が出荷されます。

生地もこの裁断機でカットされ、梱包されます。

アニースローンのファブリックコレクションは、リネン&コットンをベースとした、イギリススタイルのプリントです。

トワレ、花柄、ストライプやドットなど27アイテムのコレクションです。

10月から日本でも展開さて、もちろん当社でも取り扱い致します。

キッチン

キッチン    キッチン

こちらは、キッチンとスタッフの休憩室といった部屋。

チェアーはスタッフ思い々の作品で飾られ、カラフルで可愛いらしい雰囲気。

壁面は、チョークボードになっていて、インフォメーションが・・・

「ヨガは水曜日の4:30からとか、ピアノの使用は5:00までですよ!とか・・・」

なんか楽しそう!

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カスタマーサービスの部屋では、まだ未発売のギフトセットを見せてもらいました。

「写真は撮ってもいいけど、載せるのはご自身のSNSだけにしてね!」 「ハイ!」

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2階に上がった廊下のスペースもまさにアートなんです、

これって、全て平面にペイントされていて、描かれたフレームの中にペラッと写真が張られているだけなのです。

他のストッキストさんたちは、「フム これ使える!」とテクニックとアイデアに研究熱心・・・。

エイジング塗装のスペシャリストさんたちなんですよね。 ディズニーランドアトラクションを造るお仕事とか・・・。

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オフィスに向かう部屋は全く違う趣。オレンジとブルーの対比コントラストが鮮やか。

右下のペイントブラシはドアストッパーとして代用。 しゃれでしょう!

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壁面のいたるところにアート。これ全てアニーさんの作品。アニーさんは美大出のアーテイストなのです。

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これ、若かりしアニーが所属していたパンクロックバンドのアルバムシャケット!

なんとピンクフロイドの前座をやっていたとか・・・ 本物です!

アニー

これ アニーが学生の時に描いて、賞を撮った作品。アニースローンのイメージロゴとしてそのまま使われているものです。マーケティングオフィスに飾られています。

Course Room      Course Room

ここは、Course Room といって様々な試作が行われている部屋。つまり実験ラボといった所。

チェアーの座面のベルベットにそのまま直接ペイントしちゃったりしてます。

「どれくらいで座れるようになるの?」 「2~3時間くらい。乾いたら座っても全然大丈夫よ!」

右は、染物の絞りをやっているところ。アニースローンペイントは、水性なので、生地の染色にも使えるのです。

Course Room

家具にペイントするスタッフもとても楽しそう! 引出しを取らずにそのまま塗っていて、けっこう大ざっぱだったりします。(笑)

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染色して、パーチワークでクッションに!

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スウェーデッシュブラインド A SWEDISH BLIND 右をクリックするとメイキングがご覧いただけます。

ジャケットはストッキストの方が作ったもの。この世界地図が描かれた生地が一番売れているそうです。

ワークショップボード

ワークショップに使うボードは世界共通。みんなこれでテクニックを学びます。

ミーティングルーム

ミーティングルームでは、先程の絞りで染色されたファブリックで作られたカーテンが飾られ、壁面には、世界地図の柄のファブリックが張られていました。

ほんとうにアニースローンのスタッフはみんな気さくで明るくフレンドリーで素敵な会社です。

続いては、いよいよアニーの工房へ・・・ ご対面です!!

2015 LONDON OXFORD

久しぶりにブログを更新します! (^_^;)

アニースローンチョークペイント 

1週間程、ロンドンからオックスフォードへ行ってきました!

今回のイギリス出張は、当社がストッキストを務める『アニースローンチョークペイント』の25周年アニバーサリーイベントに参加することが目的です。

世界中から数多くのストッキストの人たちがが集まります!

アニースローンチョークペイント

皆さん 『アニースローンチョークペイント』を御存知でしょうか?

イギリスから始まり、今や世界中で大人気のシャビーシックの世界観を表現できるDIYペイントなのです。

詳しくは当社のショールームサイトPrime étoffe のHPをチェックしてみて下さい。http://primeetoffe.com/feature/anniesloan.html

ホームデコアは、東京23区内で唯一のストッキストで毎月ペイントのワークショップを開催しています。

こちらも Prime étoffe のホームページでご案内しています!

本当に楽しいので是非ご参加をお待ちしております!

さて、せっかくロンドンに行くので最新インテリアについてもリサーチしてきましたので、少しづつご紹介していきます。

バッキンガムパレス

今回のアニスーロン25周年のイベントには、日本からは11名が参加することになっていました。

私は、1人早めにのり込み、今回で2回目のロンドンの街を散策することにしました!

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ロンドンには、icon(日本インテリアコーディネーター協会)の友人の高石さんが、今年の春から住んでいるので、事前に連絡を入れていて、せっかくだから案内してもらおうとバッキンガムパレスの前で待合せしました。

ロンドンは快晴! ちょうど「衛兵交替」の時間帯で、すごい人だかりとなっていました。

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宮殿の内部見学は、ロイヤルファミリーが休暇を過ごされる夏のこの時期、エリザベス女王の不在時のみ公開されているのです。

バッキンガム宮殿は、エリザベス女王のロンドンの公邸で執務の場でもあり、以前までは、見物出来ませんでした。

高石さんからは、「私も一回見たけど、絶対石田さんも見た方がいいよ!」と奨められました。

いつも、サンダーソン社のマイケル・バリーさんが来日された時のセミナーでその素晴らしさを聞いていたので、今回 実際に宮殿の中を見ることができたのは本当にラッキーでした。

しかも、高石さんのご家族の年間パスのチケットをお借りして、ちゃっかりタダで入場させてもらいました! !(^^)!

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残念ながら宮殿の内部は撮影禁止でしたので、イメージだけでも・・・本国のツアー会社のHP httpent.com/en/s://www.musem からお借りしました。

19室ものスイートは、それぞれのカラーや設え、調度品の数々それらすべてがドラマティックてでゴージャスそのもの。

宮殿は美術館ではありませんが、その美術コレクションは多くの国立美術館に匹敵するものだそうです。

歴代の王たちのために精巧に作られた家具やレンブラントのような第一級の芸術家によって創作された王室伝来の芸術作品を見ることができます。

壁や椅子の張地には、シルクのダマスク織の生地で部屋ごとのテーマカラーで飾られ、全てがため息もの装飾です。

天井から飾られた煌びやかなクリスタルのシャンデリアは、その昔 ろうそくのすすを掃除するためだけに45人もの人が雇われていたというのも それを見れば頷けます。

「いやぁ~本当にいい勉強になりました。 やっぱり実際に見てみるのは違いますね!」

 

さて、バッキンガムパレスを後にし、ぼくらは遅めのランチを取ることに・・・。

ロンドン

 

「やっぱり ロンドンに来たら、ビールをフィッシュ&チップスでしょう!!!」

「スタウトではなく冷えたラガーでね!」

話は盛り上がり、このまま2杯目にに突入!(笑)

「ロンドンの人たちって本当に働かないんですよ~。 昼間からみんなビール飲んでるし・・・。会社だって、5時になったみんなサーって帰っちゃいますからねー!」

「それでも、インテリアに対する価値観みたいなものが根付いていて、みんな美しいもに対する対価はちゃんとお金を使う。だからインテリアの文化が豊かなんだと思います・・・」

「たしかに、住んでみて解ることだよね! 本場でのインテリアの勉強がんばってね!」

あっという間に時間が経ち、私はその日の夕方に、日本から来る他のストッキストの方たちと待合せてオックスフォードに向かうことになっていたので、慌てて荷物を預けてあるホテルに戻り待合せ場所のヒースローに向かいました。

さて、次回はいよいよオックスフォード。アニースローンの本社をレポートします。

 

Prime étoffe リノベーション計画 

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久しぶりにブログ更新致します! 日頃はICメンバーに「頑張ってブログ更新ね!」と言っている自分ですが、ホントすいません・・・ <m(__)m>

南青山に新しくオープンしたショールーム Prime étoffe も移転して早や2月が経とうとしています。

ここで改めて、ショールームのご紹介と計画から自社で行ったリノベーション工事の経過をご紹介しましょう。実は私、カーテンや壁紙だけでなく、様々なリフォーム工事も行っているのです。

今までの店舗が手狭になってきたことから、そろそろ移転をしなければ・・・と前々から漠然と考えてはいたのですが、丁度10年目の節目を迎えた今年、物件探しは約半年程前から始まりました。

初めは元々の店があった地元の門前仲町から日本橋、ちょっと離れて銀座1丁目界隈など街を歩きながら・・・ 不動産屋さんを訪ねたり、インターネットでSOHOやおしゃれな物件を多く取り扱う「東京R不動産」のホームページをくまなくチェックしては、最終的に候補に残ったのが2つの物件でした。

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新店舗のイメージコンセプトは、ズバリ “パリのインテリアショップ” そして “シャビーシック”

毎年1月に訪れる展示会視察の時に、街を歩いては写真を取りためていたので、自分の頭の中ではある程度はイメージはかたまっていました。

上の写真は、パリのマレ地区のアパレルショップです。シックであったり、ポップだったり、自己主張をしっかりしながらも、古い建物に違和感なく上手く溶け込んでいる。こんなお店を作りたかったのです。

そんな中で、銀座にある築100年になる文化財にも指定されていたビルの1Fの設計事務所が退去することを知り、オーナーさんともお会いして意気投合し、ほぼ決めかかっていたのですが、立地と駐車スペースと倉庫スペースがあり、メゾネット構造になっているという利点から、迷いに迷ってこの南青山の物件に決めたのでした。

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これが最初の何も手をつけていない状態の写真です。

以前に借りていた設計事務所が退去してからしばらく時間が空いていました。

内装の外壁面はボードが張られていますが、ぼろ隠しといった感じ。垂直も出ていなので、後から結構下地からやり直すことになってしまいました。

スケルトンなので、自由にプラン出来るという利点もありましたが、設備関係を全て最初から作らなくてはいけないので、それだけコストがかかるというデメリットがあります。

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今年のお正月明け、最初の打ち合わせの様子です。

内装のデザインは、友人のインテリアデザイナーの衣笠直樹さんにお願いしました。

彼とは、知人を介して知り合い、たまーに彼のデザインした店舗で食事会をしながら、「何か面白いことやりたいねぇ~」などと情報交換したり、私が主催していたインテリア業界の集まりに来てくれたりする仲でしたが、仕事で組むのは今回が初めてのことです。

彼はまだ若いですが、イタリアでデザインを学んで、帰国後も多くの実践を積んでいる優秀なデザイナーです。しかも性格も気さくで親しみやすく、安心してまかせることができました。

今回は私がオーナーですので、「イメージを伝えるから、後は君の作品にして下さい!」と伝えました。

ラッキーなことに、彼が務めていた会社の先輩で、丁度転職するタイミングで時間の空いていた建築家の鈴木健司さんがユニットで加わってくれることになりました。

そして、照明のプランは、これまた知り合いのライティングエディターの谷田宏江さんとデザイナーの林崎暢亮さんのユニットに加わっていただき、様々なクリエーターのコラボによる作品となりました。

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いよいよ着工です。 壁面のボードを一部分壊して給排水の設備の配管を行います。

既存を生かしながら経路を考え、プランに沿って配管を行っていきます。

1階のフロアレベルは入口から決まっているので、部分的に床を斫って行わなくてはならないのが大変。しかし、以前からリフォームで組んでいるベテランの職人さんたちが上手くこなしてれました。墨出しが終れば、間仕切りの軽天スタッドを組んでいきます。

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水廻りの給排の配管も完了。 玄関の建具を撤去。間仕切りの下地組も着々と進行中。

今回電気屋さんは大変です。1Fの天壁面の仕上げはふかさないので全ては露出配管です。

コンクリート下地に金属電線管を曲げながら取付、その中に電線を入れていきます。

ライティングレールも天井から吊ったり、全て調光コントロールするので、電気屋さんには本当にご苦労をお掛けしました。

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1Fの床は勾配がついていました。天高か低く、なるべく床のレベルを上げたくないので生コンを流し込みレベルをとりました。その上に無垢のフローリングを中央部分だけヘリンボーンで張り、真鍮の見切りを付けて、廻りをもう一度モルタルで均して仕上げました。エアコン屋さんの大人数でテキパキとした作業には感服しました。水廻りのタイルはミラーの間にボーダータイルを入れ、女性のパウダールームを意識し、エレガントな感じにしています。

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そんな工事進行中の中で、什器に使う家具やインテリアの買い付けも同時進行で行わなくてはなりません。 シャビーシックなインテリアを求めて、アンティークショップを探し廻り、辿りついたのがここ。五反田TOCの地下室にはアンティーク家具の倉庫があったのです・・・。

探し当てた時には「おぉー!これだぁ~」と叫びました !(^^)! 右のミラー買いました!

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工事も終盤、仕上げ段階になり、私たちも工事に加わりました。 無垢のフローリングは蜜蝋ワックスで仕上げました。使い込むほどにいいアジが出てきます。これは私が担当しました。日頃やりなれない作業で腰が・・・(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

デザイナーの衣笠さんもこのためのつなぎの作業着を購入し大活躍。そして、外壁の框組の看板や什器家具もみんな自分たちで。 使ったペイントは今回当社がストッキストして認可され発売を開始した「アニースローン チョークペイント」で全て仕上げました。

極め付けは看板の文字。これは建築家の鈴木さんがハンドペイントで書いてくれました!

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上手い! 鈴木さん ありがとー!(^_^)/~

最後はバタバタでしたが、職人さんたちの協力で、何とかオープンまでに形にすることができました。 オープニングパーティーの前日までに什器を間に合わせてくれた家具屋さんのチームには本当に感謝です!

その後は前回のブログに書いた通りです。

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オープニングには間に合いませんでしたが、衣笠さんがデザインしたソファーもオープンから10日程遅れて届きました。

次回は、ショールームの商品の構成やその特徴についてご紹介しますね。

 

 

 

 

Prime etoffe (プリムエトフ)グランドオープン

昨日、南青山の新ショールーム Prime etoffe (プリムエトフ)が、待ちに待ったグランドオープンの日を迎えました!!!

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Prime etoffe

そして、小雨の降る中、オープニングレセプションにお集まりいただいた業界の友人や取引先の方々の人数はなんと78名!!!本当にありがとうございました!

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そして、本当に多くの方々に美しいお花やプレゼント、ご祝儀をいただきまして、重ねてありがとうございました。

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Prime etoffe とは、フランス語で上質な布・生地を意味します。

1Fのショールームスペースでは、普段インテリア専門店では見かけないような、こだわりのファブリックや壁紙のコレクションを展開します。

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また2Fでは、ワークスペースとして、様々なワークショップやセミナーや開催していく予定です。

特にインテリアということにはこだわらず、文化的なセミナーや食に関わるイベントなど面白く興味の持てる事なら何でも・・・ いろいろなことを企画して発信していこうと思います。

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そこには、面白い人が集まり、出会いが生まれ、また新しい想像が始まり・・・ とにかく生活に関わる様々な楽しいことを行っていきたいと思います。

このブログを読んでいただいている方で何か良いアイデアがありましたら、是非教えて下さい。

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写真は、新しいショールーム、オームニングレセプションやスタッフ打上げでの様子です。

スタッフ一同、よりいっそう頑張ってまいりますので、これからもよろしくお願い致します。

あまりに美しいので、今回のブログの締めくくりとして、いただいた数々のお花の写真をご紹介します。

重ねまして 本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

Maison&Objet ~ THEVENON  ANDREW MARTIN

メゾン・エ・オブジェは今年で20年目を迎えます。

展示面積は125,000㎡程と、とてつもなく広く、3000ものブランドが出展して、8万人の来場者を誇るBtoBの展示会なのです。

ハイムテスタイルが、トレンドセッターによる理論的な展示を行うとすれば、メゾン・エ・オブジェは世界中の新しいプロダクトを見せる展示会と言えるでしょう。

Maison & Objet

そんな中、今回のメゾン・エ・オブジェのインスピレーションテーマは『MAKE』です。

Maison & Objet

一つのテーマから3つの会食を生み出し、次代のトレンドを考えるのだそう。

自然が作りだ出すもの、人間の手作りなもの、そして、テクノロジーが作りだすものの3名のデザイナーによる展示ブースで構成されています。

【NATURE MADE】

自然の情景からインスピレーションを得て作りだされたもの

NATURE MADE  NATURE MADE

【HUMAN MADE】

人間が作りだすものクラフト感いっぱいのインスタレーション

HUMAN MADE  HUMAN MADE

【TECHNO MADE】

3Dプリンターで作られたチェアーは不思議な造形

TECHNO MADE  TECHNO MADE

ホール7のエディトゥールでは、殆どのエディターがDeco off に出てしまった為に以前とはずいぶんと違う出展となっています。

その中でも、壁紙のデジタルプリントの大胆なデザインの展示はやはり目を引きます。

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さて、今回のメゾンに訪れた一つの目的は、新しく取り扱うブランド『THEVNON』の新作を見てサンプルを買い付けることです。

THEVENON

THEVNONは、フランスの伝統生地「トワルドジュイ」を代表する老舗ブランドの一つです。

4月にリニューアルオープンする新しいショールームのテーマの一つである「シャビーシック」のに必用なアイテムとして加えることにしました。

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伝統的なトワルドジュイには新色が加わりました。

リネンベースのデジタルプリントもフランスらしい華やかな雰囲気のアイテムです。

THEVENON  THEVENON

こちらも、フランスの伝統的なモチーフにピンクやブルーの新色を加えたピリント地や、クラシカルなデザインをカラフルな色で設えたジェガード織の一品です。

ホームデコアの新しいアイテムとして加わりますの是非見にいらして下さい。

ANDREW MARTIN

こちらは、ホール5の移動通路の一番目立つ場所に毎年ブースを構える『ANDREW MARTIN』です。

電飾で形取られた象が入口にに向いて来場者を迎えています。

ANDREW MARTIN

今回は、ファブリックの新作はは発表されませんでしたが、家具や調度品の数々のコレクションは見ていて楽しくなるものばかり。

当社でも壁紙のコレクションがとても人気です。

しかし、毎年思考を凝らした素敵な展示には驚かされます。

ANDREW MARTIN

このアルファベットLOVEで形取られたサイドテーブルは、なんとA~Zまでがあるのです。

お好きな言葉で表現してみてはいかがでしょうか。

さて、次回は日曜日でも賑わいを見せるパリの旧市街「マレ地区」を散策します。

RUBELLI zinc NyaNordiska CLARKE&CLARKE

Paris Deco off

またしばらく間が空いてしまいましたが、パリ デコオフの続きで、今年発表されたエディターの新作をご紹介します。

RUBELLI

イタリアはヴェネチアの高級ブランドRUBELLI(ルベリ)です。

今年のテーマは ITALIAN PASSION。

まさにルベルというような、シルクに刺繍を施したゴージャスなものから

RUBELLI

ヴェネチアの風景のスケッチをモチーフとしたコレクションを発表。

このベンチに張られた生地。実はジャガードで織り込まれたものです。

RUBELLI

今回ルベリは。壁紙のコレクションも発表しました。

ルベリ ルベリ

クラシカルなモチーフをビニール素材で表現した物や、花柄のデジタルプリントもあります。

今回は、挙って多くのエディターが壁紙を発表しました。

やはり生地だけではなく、様々なシチュエーションを演出する手段として壁紙は必要不可欠だだということでしょう。

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最後に見せてもらったベルベットのデジタルプリント。

昨年 ラクロアやロモがから出ていましたが、絵画風なデジタルプリントが出てきました。

ZINC

ROMO(ロモ)グループのZINC(ジンク)のプレゼンに参加した様子です。

ジンクは、2010年に立ち上げられた質感に優れ、都会的、斬新でシックな色がテーマの新しいファブリックブランドです。

ジンク

まさに男心をくすぐる上質でかっこいいコレクションの数々。

今回のテーマは『ナイトクラブ』

世界中のナイトクラブの名前がそれぞれのコレクションに付けられています。ジンク

ここでも、ベルベットのデジタルプリントが多く見られました。

Kirkby Design

こちらはガラッと変わって、3月に新しく発売される Kirkby Design

コレクョン同様にデザイナーの女性も可愛らしい

Kirkby Design

こちらはアウトドアのコレクションです。カラフルで可愛らしいポップなリゾートコーディネートが出来ますね。

後に見えるシェブロン織のジグザク模様は、今のトレンド。様々なところで見られます。

ニヤ ノルディスカ

こちらは、ドイツの高級モダンコレクション NyaNordiska(ニヤ ノルディスカ)

この、ハイムでデザイン賞を受賞した生地を束ねているのは、新作のマグネットタッセルです。

NyaNordiska

斬新なファブリックも素敵ですが、私が面白いと思ったのは、こちらのシェードのシステム。

昇降コード自体がデザインになっています。

NyaNordiska

また、このカラフルな紐を使った、レールのシステムも面白いです。

NyaNordiska

こんなコンパクトなパッケージに収まっていて、部品一つ一つが可愛いらしいデザイン。

CLARKE&CLARKE

さて、今回大きな目的の一つが、こちらのCLARKE&CLARKE(クラーク&クラーク)の新作を見に行くことでした。

CLARKE&CLARKE

実は、クラーク&クラークはパリ デコオフに正式にエントリーしていないのです。

パリに滞在中に、日本のエージェントから連絡が入り、ショールームを出していることを知りました。

フランスの代理店はCasal というブランドが務めているそうですが、そのショールムのとなりにひっそりと便乗出展しておりました。

CLARKE&CLARKE

来月4月にリニューアルオープンする新しいショールームでは、クラーク&クラークをメインでご紹介することになりました。

生地のクオリティ、パフォーマンス、革新性に重点を置き、さらに品質を落とさずお手頃な価格のインテリアファブリックを製造してブランドです。

CLARKE&CLARKE

ショールームを出るころにはすっかり夜になっていました。

次は、メゾン・エ・オブジェの様子をレポートします。

ZIMMER+ROHDE JIM THOMPSON  ELITIS  

ドイツの高級ブランドエディター ZIMMER+ROHDE (チマー&ロード)の新作プレゼンに参加しました。

ZIMMER+ROHDE

今回の新作のテーマは PARADISE

生命力、多様性と華やかさが表現されています。

ZIMMER+ROHDE

洗練されたテクニックには毎回驚かされます。

ZIMMER+ROHDE

縦糸はシルク、緯糸は4種類の糸で織られています。(コットン、シルク、ビスコース、ポリエステル)

このスパンコール 生地のしなやかさが出るように、特殊な素材でやわらかく加工されているそうです。

ETAMIN

グループブランドのフレンチコレクションETAMIN(エタミン)

リネンベースにレーザーカット、アップリケ、刺繍と本当に手の込んだ ファブリックの数々です。

TRAVAS

こちらはまた別のグループブランドTRAVERS(トラバース)。アメリカのブランドです。

アメリカとイギリスのカントリースタイルパターンの折衷的な組み合わせ特長で、現代風にアレンジした伝統的なテキスタイルデザインが特徴です。

JIM TOMPSON

こちらは、タイ発のブランドJIM TOMPSON(ジムトンプソン)プレゼンテーション会場です。

ジムトンプソンのコレクション、今年は一押しです!

JIM TOMPSON

ショールームとは別な特別な場所に会場を設け、思考を凝らしたインスタレーションがされています。

この部屋に入るまでもファブリックで出来たトンネルを抜けていくような面白い演出がされています。

JIM TOMPSON

こちらは、ジムトンプソンの別ブランド『No,9』のデザイナーのリチャード・スミスさんによるプレゼンテーション。

No,9は、アジアの異なる文化をインスピレーションの基とし、独自のカラーパレットにより軽やかに描き上げたコレクションです。

JIM TOMPSON

ジムトンプソンは今回よりクリエイティブ・ディレクターにウー・バホリョルデン氏(Ou Baholyodhin)を起用しました。

イケメンですよね!声も渋くてカッコいーんです!(笑)

JIM TOMPSON

ウー氏は、元々建築や各具などのプロダクトデザインの世界で活躍されていたそうです。

新たなデザイナーの起用により往年の輝きを取り戻したような感じがします。

ジムトンプソンと言えばタイシルクが有名です。

現在も手織りの職人を多く抱え、コスト的にも高品質で素晴らしい商品を多く世に送り出しています。

JIM TOMPSON

今回のメインカラーはこのエメラルド。

デザインパターンはフランスのアーカイブをあえてアレンジせずにそのまま採用し、カラーで新たなトレンドを吹き込んでいます。

JIM TOMPSON

ウー氏は、『豊かな空間は豊かな人生に通じる』として、カラー・カテゴリーに基づく素材開発を行い、色と素材の表情に富む作品となっています。

JIM TOMPSON

今年のトレンド、ピーコックカラー。

鮮やかすぎないバーンオレンジにターコイズ、そしてキングフィッシャーブルー。

カラーパレットごとのプレゼンが終るとオーディエンスは拍手喝采!

今年のジムトンプソン 一押しです!!

ELITIS

続いては、フランスブランドの中では斬新で洗練されたコレクションを展開するELITIS(エリティス)のプレゼンテーションです。

ELITIS

ファブリックは色鮮やかなデジタルプリントのシアー。

デジタルプリントの表現の技術は日進月歩。繊細なデザインが美しく表現されていきます。

ELITIS

リネン、コットンなどのナチュラルな素材感のコレクションも新たに発表されました。

階段室にディスプレイされたインディゴブルー のちょっとエスニックパターンのグラデーションが素敵です。

これ 個人的には好きだなぁ~

エリティスは元々壁装には力を入れていましたが、今年も数々のコレクションを発表しました。

アルバムしてみましたのでご覧ください。

MANA-Sコレクションにも生地で採用されているユン・ニル・リー氏による壁飾材はケルンの展示会で2015イノベーションアワードを受賞しています。

下段中央のこのオレンジカラーのキラキラしたやつ。昔、ノートの間に入れて使う「下敷き」に似たようなのがあったような・・・。(笑)

To Be Continued

SAHCO CASADECO RUBELLI

HOULESのショールームで打ち合わせを終えた後、隣りにあるSAHCO(サコ)のショールームを訪れました。

ここでエルクリーエーションの高田さんにバッタリ・・・ 夕方からのCASADECOのプレゼンにご一緒することに・・・。

SAHCO

SAHCO(サコ) のウィンドウディスプレイはチャイナと和をミックスした様な感じ。

コレクションタイトルはズバリ『Shanghai Naight』 日本の襖柄の波文様な新作壁紙は『ARCADIA』

SAHCO

シノワズリーなトワレ柄は壁紙のコレクションもあります。

Decooff

ヴィクトワール広場からCASADECOのショールームのある左岸のサンジェルマンへ向かいました。

こちらでも華やかなランプシェードが飾られています。

CASADECO

今年から新しくできたCASADECOのショールーム。でも常設ではないようです。

CASADECO

エージェントのメサテックスの方々の迎えられ、新作プレゼンテーションが始まりました。

デザイナー自らデザインコンセプトをボードで紹介してくれます。

プレゼン終了後、シャンパンが振舞われ、居合わせた顔見知りの方々としばし歓談・・・。」

しかし、この頃になると時差の関係で急激な眠さがおそってきます。。。(ー_ー)!!

RUBELLI

ショールームを出て歩いていると、マナトレーディングの方々と偶然お会いし、誘われるがままにイタリアの高級ブランドRUBELLI(ルベリ)のパーティーへ・・・

RUBELLI

またまた美味しいシャンパンをいただきながら・・・   でも眠い・・・  しかし美味い! (^_^;)

RUBELLI

ルベリは今年、多くの壁紙コレクションを発表しました。型押しのビニールクロスやデジタルプリントの花柄など々。

こちらは、また改めてショールームを訪れた時にご紹介します。

ルーブルのピラミッド

セーヌ川を渡ってパレロワイヤルまで歩く途中・・・ あぁ~ピラミッドが割れているぅ~!!

ちょっとびっくりしたけど、後から聞いたところによるとフランスのアーティストの作品だそうです・・・。

次回もDeco off の続きです。

 

 

HOULES (ウレス)

パリにはお昼頃に到着して、アパートに荷物を置いてすぐに市内のDeco off の会場に向かいました。

今回のパリ行きには大きな目的が2つあります。

実は、4月に店舗を移転し、リニューアルオープンすることになり、その新店の為のサンプルの買い付けと、店舗の外観やディスプレイの方法などを視察して、そのイメージを新しく作る店舗デザインに生かす為の情報収集をすることです。

新店舗の事は、あまた改めてこのブログでご紹介させていただきます!

現在着々と準備をしているところですので、どうぞご期待下さい! (^_^)/~

Deco off

Deco off の会場は、大きく分けて右岸と左岸のの2つの会場に分かれています。

その内の右岸のヴィクトワール広場近くのメール通りにインテリアのショールームが密集しているエリアがあり、毎年のように巨大なランプシェードで通りが飾られています。

HOULES

その通りの中心にタッセルやトリムなどのアクセサリーやレールや椅子張りの部材などを取り扱うブランドHOULES(ウレス)のショールームが新しくオープンしました。

HOULES

Deco off 初日には、エージェントのジャンマルクさんがショールームにいると連絡を受けていたので、まず初めに会いに行きました。

HOULES

4月にリニューアルオープンする新しいお店では、このウレスのアクセサリー類のコレクションを充実させる予定です。

HOULES

今回も新作を含めて沢山のサンプルを仕入れてきました。

ウレスのタッセルは発色やデザインが本当に素敵で、カーテンの合わせるをその魅力をより一層聞きたてる効果あります。

HOULES

こちらが新作のタッセルです。モダンでシックな色使いのタッセルが今年も沢山発表されました。

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レザーや新しいマグネットタイプや、クションなどのアレンジに使えるリボンのコレクションも加わりました。

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ウレスには、アクセサリー類だけではなく、カーテンや椅子張りの生地のコレクションもたくさんあります。

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また、モダンなカーテンレールのコレクションも豊富です。もちろん1セットからのお取り寄せも可能です。

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欧米では、親の代から受け継れた家具を大切に張替えや修理をして使う継ぐ習慣が根付いています。

ホームデコアでは、熟練の家具職人さんと提携していますので、お客様の愛着のある大切な椅子やソファーを甦らせることが可能です。

生地のイメージを変えることで、また違う価値が生まれて、様々空間に合せてコーディネートすることができるのです。

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これらのアクセサリーを使ったアレンジで、オリジナルなデザインで、他にはないお客様だけのオンリーワンのカーテンをお作り致します。

さて、次回はDeco off の続きといて、各ショールームで行われた新作プレゼンテーションの模様をご紹介します。

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パリのアパートメント

本当にしばらくぶりのブログを再開します!!

毎年メゾンとデコオフの視察に行っていますが、今年はパリであのような事件があった後ですから、友人や家族にも「本当に大丈夫なの・・・?」と心配されながらの出発でした。

Paris Deco off

今回は、私が所属しているicon(日本インテリアコーディネーター協会)のイベントが重なり、

航空券の予約が遅くなって、結局直行便が取れずに、最短のトランジットでトルコ航空でイスタンブール経由で行くことになりました。

トルコ経由でフランスに到着したアジア人のおじさん1人。さぞや怪しまれて入管で調べられるかと思いきやすんなりと通り抜け、 ホットしたのでした!

パリのアパート

さて、今回はわずか4泊の滞在ですが、活動の拠点としたのはこちらのアパートです。

パリには、ツーリスト用の滞在型アパートメントが沢山あり、フランス人の友人に頼んで予約してもらっていました。

出したリクエストは「1人なので狭くてもいいからなるべく便利な立地なところがいいなぁ~」

22と書かれた扉のを開けると中庭に・・・。また扉があり、これを開けていよいよ建物の中へ・・・。

エレベーター

扉をあけると、なんと今回はラッキーなことに1人用のエレベーター付きです!

以前5階までエッチラオッチラ思いトランクを持ち上げたと思うと本当に助かります。

エレベーター

信じられないけど、このような1人とか2人乗り用のエレベーターがパリの古いアパートメントには結構あるのだそうです。

階段

らせん階段も雰囲気ありますね。

アパートの室内

部屋の中はこんな感じです。真っ赤なカーテンとクッションがアクセント・・・ (^_^;)

一人なのでこれで充分です。

キッチン付です

キッチンには電子レンジ、オーブン、冷蔵庫、そしてランドリーからアイロンまで全て揃っています。パソコンに不可欠な wifi の環境もしっかり整っています。

近所のスーパーで食材とビールを買って冷蔵庫にしまいこみ、すぐにDeco off の会場に向かいました。 今回はわずか4日間の滞在なので少しの時間も無駄にできません。

窓からの景色

逆光なので解りませんが、窓の外にエッフェル塔が見えるので気に入りました。

次に部屋に戻ってきた時が楽しみです。

次回からは、いよいよParis Deco off をレポートします。

 

 

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