2012 ハイムテキスタイル トレンド

先日の続き、2012ハイムテキスタイルのトレンドについてお話しします。

今年のハイムテキスタイルの状況は、出展者数5%、来場者数3%増加とヨーロッパの不況を感じさせない盛況ぶりとのことでした。

60カ国・地域から2,601 の企業・団体が出展。ドイツ国外からの出展割合は、史上最高となる87%に達し、136カ国・地域から73,071 人もの来場者が集まりました。

そのような、世界中からインテリアテキスタイルの業界に携わる人々が集まって注目される大イベントなのです。

今年のテーマは MONTAGE

その中で4つのカテゴリーに分かれています。

COLOUR RIOT  洗練された光

  

イエローが主流、今年も続いてその傾向にあるよう。

DARK LUX  神秘的なエレガンス

  

光沢のある防水性のようなテキスタイルが印象的で新鮮な驚き。

CRAFT INDUSTRY  プロトタイプの進化

  

ここ数年のレトロの傾向。エスノポップ調で変わった色使い。

SPLIT CLARITY  存在感のある同化

  

素晴らしい曇りがかった様な控えめなカラーが表現。

(画像は本国ドイツの公式サイトより引用させて頂きました)

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その中での今年の傾向のキーワードを上げると以下のようになります。

サスティナブル、エコ、ナチュラル、多極化、MIX、クロスオーバー、コンフォート、ストレスフリーと言ったところでしょうか。

カラーのトレンドは、相変わらずブルーとパープル。昨年からグリーン系のイエローからオレンジ。そして、ベーシックカラー&ブラック。

素材としては、自然素材、再生素材、先端素材(洗えるシルクなど)、ヨーロッパでもアクアクリーンと言ったウォッシャブルの素材が注目されています。

パターンしては、相変わらず人気なフラワーモチーフ、それも水彩画調なもの。そしてイカットやペイズリーなどのエスニック、オリエンタルなものが人気です。

手法としては、ハンドプリント、デジタルプリント。一時は少なくなった、コットンやリネンのプリントがまた多くなってきています。

また、3Dエフェクトといった凸凹感のある壁装が目立っていました。

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