メゾン・エ・オブジェ2010

しばらく時間が空いてしまいましたが、今年の1月に訪れた『メゾン・エ・オブジェ』の続きです。(*^▽^*)


写真は世界の有名エディターが集う「エディトゥ-ル」の入口です。

先にも書きましたが、今年はパリの市内で行われた「PARIS Deco Off」へと各エディターの出展が分散してしまったこともあって少しこじんまりした感じでした。

デザイナーズギルド

そんな中でも入口付近でとても目立っていたのが、「デザイナーズギルド」です。

色鮮やかで華やかなコレクションはいつもとても目を引き、ブースは人であふれています。

デザイナーズギルドは、創始者でもあるトリシア・ギルド女史がクリエィティブ業務全般を統括しています。

今年はトリシア・ギルドさん自ら日本もメディアのインタビューにも対応されていました。

デザイナーズギルド
エレガントな花柄やクラシカルな幾何学柄が、しっかりとした綿素材、シルク素材、リネン素材にプリントされています。

花柄と幾何学柄の組み合わせは、洗練された印象になり、モダン、クラシカル両方によく合わせることが出来ます。

CASAMANCE

こちらは、不況のヨーロッパでも右肩上がりの人気を誇る「カサマンス」です。

エレガントでシックなコレクションの「CASAMANCE」フェミンで華やかな色使いの妹ブランド「CAMENGO」とブランドの区分けがはっきりと出てきました。

MALAWI

その中で注目したコレクションは、 MALAWI(マラウィ)や、イタリアの15世紀の彫刻家の名前をとったDONATELLO(ドナテロ)。

リネンのファブリックにベルベットのアップリケを施し、さらにその上に刺繍をするという新しいアイデアとテクニックを用いたカサマンスらしいこだわりのファブリックコレクションです。

当店でも最新のBOOKが入荷しております。是非ご覧に来て下さいね!

こちらはエディトゥールではなくてホール5Aに出展していたイギリスのブランド「Prestigious textiles」

Prestigious textiles
どちらかというとカジュアルなホームインテリアテキスタイルといった感じです。

写真の生地は日本でもフジエテキスタイルかた「WORLD FABRICS」のコレクションとしてこの春から発売されています。


パリの生地屋さんでも多く見かけました。

当店でも多数のスタイルでディスプレイしていますので、是非見に来て下さいね (^-^)/

さて、その夜は「クリスチャン・フィッシュバッハ」(日本では「FISBA」の名で知られていますね)の新作プレゼンテーションとVIPのパーティーに招待していただきました。

日本からは限定で10名だけの招待と聞いていたのでパリに行く前からとても楽しみにしていました。

写真は会場の入口ですが、ルーブルの近くの通りからちょっと奥まった特設の会場で行われます。この解りにくさがまたオシャレな空間に向う期待感を膨らませす。


社長のマイケル・フィッシュバッハ氏の奥様でブランドディレクターのカミラ・フュッシュバッハさんによるプレゼンテーションです。

スクーリーンに写し出されるイメージ画像と音楽に合わせて彼女の軽快な語り口で次々と新作の生地が紹介されていきます。

シルクタフタに繊細な刺繍を施したデザイン、ペイズリーのオパールプリント、クラシカルナダマスクデザインなど・・・。


ラグジュアリーを再定義するような上質なコレクションに仕上がっていました。


こちらは、デザインチームの方々です。

以外にお若くしかも可愛いらしいのでびっくりしました。

この後 美味しいシャンパンとカナッペをいただきながら日本から招待されていた方々と遅くまで楽しく時を過ごしました。 (‐^▽^‐)

「第1回インテリアスタイル公募」 入賞

ホームデコア公式ブログ-インテリアを考える日
社団法人日本インテリアファブリックス協会の主催する「第1回インテリアスタイル公募」 テーマ 『考えたらこんな素敵なインテリアになりました』におきまして、当店でお納めしたお客様の作品がグランプリの「インテリアを考えたで賞」次点に選ばれました。

ホームデコア公式ブログ-インテリアスタイル公募
こちらは、お客様自信が応募するもので、インテリアを考え工夫して、①模様替え、②リフォーム、③新築にてインテリア商品をお店で購入、工事依頼された方が対象となっています。

第1回 インテリアスタイル公募

ホームデコア公式ブログ-インテリアを考えたで賞
こちらの作品当店のHPのトップページにも事例として使わせていただいているお客様ですが、とてもインテリアがお好きなご夫婦でしたので、こんなものがありますよ!と参加お勧めしたところ快く参加していただきました。

私たちのようなショップやコーディネーターが応募するコンペは従来からありましたが、お客様自信が応募するようなものは今まであまり無かったように思います。

こういった試みにより、人々の生活の中にインテイアを考え、楽しむ事の素晴らしさ、快適さがより伝わって行けばいいですね・・・。

こちらのお客様とは、その後も色々とお仕事をさせていただいております。しばらくして次回は壁紙のアクセントウォールをお勧めしてみようかな?

生活しながら少しずつ自分のインテリアを作り上げていくって楽しいですよね・・・。 (*^▽^*)

『PARIS Deco Off』 へ・・・

しばらく時間が空いてしまいました・・・ (^^ゞ  パリの話の続きです・・・。

ホームデコア公式ブログ-PARIS  Deco Off
パリ2日目。 『メゾン・エ・オブジェ』に先駆けて一日早く開催される『Paris Deco Off』に行く為、会場の1つとなっているサンジェルマン・デ・プレ地区へ向いました。

ホームデコア公式ブログ-パリのカフェ
通り地区を見て廻ると、初日とあってまだ設営の作業をしているショールームもあります。

そこで近くのカフェに入りスケジュールの確認をしました。

ついつい長くなってしまいます・・・。

写真はカフェの外です。

上がヒーターになっていて暖かい空気降りてきて寒くても大丈夫です。

パリは全面室内禁煙ですからね・・・。

最初に訪れたのは『JIM・THOMPSON』(ジム・トンプソン)です。ご存知の通りタイシルクで有名ですね。

ホームデコア公式ブログ-ジムトンプソン
『NO,9』のコレクションはイギリス人デザイナー リチャード・スミスが手がけた、レトロなデザインとコンテンポラリーな色彩が組み合わさったコレクション。

ジムトンプソンブランドの伝統を守りながら、東洋から新しいインスピレーションを取り入れており、カジュアルなリネンに軽い絵画的なタッチで描かれたプリント生地が、このコレクションを若々しくトレンド感に溢れたものにしています。

すべてがMADE IN TAILAND 。アジアを代表するエディターです。

説明してくれたMai N.Vejjajivaさんがとっても可愛らしい人でこちらも違った意味で感激でした・・・。

続いて 『MISSONI・HOME』(ミッソーニ・ホーム)と『KENZO・MAISON』(ケンゾー・メゾン)です。

ホームデコア公式ブログ-ケンゾー ミッソーニ
こちらは、メゾン・エ・オブジェの会場にも大きなブースで出展していました。

ホームデコア公式ブログ-クッション

何種類もの色糸で織り成すのファブリックは、多様化するホームファッションの中でもひときわ個性的な色彩を放ちます。

ホームコレクションなので、クッションなどの既製品も多くディスプレされています。

どちらのブランドも明るい色使いはお手の物。

フリンジやリボン使い、フレームによる切り替えしで個性あふれる仕上がりになります。

ホームデコア公式ブログ-ステッカー
ちょっと面白いもの・・・。

左の写真は壁に張るステッカーなのですが、刺繍のようになっていて立体感があります。

無機質な壁に張るだけで華やかなアクセントになりますね。

『MANUEL CANOVAS』(マヌエル・カノーバス)

ホームデコア公式ブログ-マヌエル・カノーバス
華やかな花柄のコレクションが際立っていました。というかプリントが好きなのでついつい目がいってしますのかもしれません。

ホームデコア公式ブログ-マヌエル・カノーバス2
でも華やかなショールムーにはやは女性の方があふれています。

春夏のコレクションということもありますが、世界不況の中元気が出る明るい華やかなデザインが目立ちます。

ホームデコア公式ブログ-ドミニク・キーファー
こちらはがらりと変わって、イタリアの高級テキスタイルブランド『RUBELLI』(ルベリ)のグループ傘下として展開しているフランスのブランド『Dominique Kieffer』(ドミニク・キーファー)です。

シンプルでありながら、洗練された自然素材、織り、色彩表現を特徴とし、モダンで控えめな、そして高いオリジナル性を持つコレクションを毎年発表し続けています。

今回はシックなフリンジのコレクションが数多く出展されていました。

ホームデコア公式ブログ-オズボーン&リトル
『OSBORNE&LITTLE』(オズボーン&リトル)です。

同じグループ会社として『Nina Campbell』(ニナキャンベル) 『LORCA』(ロルカ)があります。
独創的なファブリックと壁紙で知られています。こちらもイギリスらしい華やかな色彩の刺繍のコレクションが人気です。

ホームデコア公式ブログ-ニナキャンベルのディスプレイ
トレンドのターコイズやパープルをアクセンとしたコーディネートが良く見かけられました。

ホームデコア公式ブログ-地図を見ながら・・・
地図を見ながらショールームを巡ります。

OPERAの近くで昼食を取り、午後からは『Paris Deco Off』のもう1つの会場地域のルー・ド・メールに向いました。

ホームデコア公式ブログ-ピエール・フレイ
この会場は何社からなる特設の会場となっていました。

『PARIS Deco Off』の会場としては最も大きかったのではないでしょうか。

ホームデコア公式ブログ-発表会場2
ピアノの生演奏をBGMに優雅な雰囲気のなかで行われています。

ホームデコア公式ブログ-発表会場
麻や天然素材を使った天然素材の素材感や地の色を生かした刺繍やプリントなどなど・・・。

やはりパリでもNo,1シェアを誇るブランドだけあって大盛況でした。

ホームデコア公式ブログ-サンダーソン
『Sanderson』(サンダーソン)は伝統的なエレガントな花柄プリントのコレクションに新しいエッセンスが取り入れられています。

『Morris』(モリス)『HARLEQUIN』(ハーレクイン)も同じ会社のグループとして展示されています。

ホームデコア公式ブログ-サコ
ドイツの高級テキスタイル『SAHCO』(サコ)は、インハウスデザイナーによるサココレクションを展示したメインストリートのショールム以外に特別会場を設けていました。

ホームデコア公式ブログ-レッドカーペット?
レッドカーペットに導かれて中庭に入っていく演出がかっこいい!

ホームデコア公式ブログ-サコ 会場
建物の2階にある会場も中世のトラディショナルな内装の部屋は幻想的な雰囲気にライトアップされていて、来客は皆シャンパンを飲みながら商談しています。

デザイナーのウルフモーリッツ氏も自ら説明してくれていました。

サコの特設会場の手前にあった『LELIEVRE』(ルリエーブル)では、入口には虎の剥製がお出迎え!日本人には今年の干支とあっておめでたいなぁ~と思ったり・・・。

ホームデコア公式ブログ-ルリエーブル会場
ここにもパープルの絨毯が敷き詰められ、虎にはターコイズのジャガード地が掛けられていました。

ホームデコア公式ブログ-サンプル置き場

階段の途中にスワッチサンプルのストックルームがありました。ドアの框が開きになっており、帰りには閉められていました。

なんか作業場って感じがいいですよね。  (^-^)/

その後行った『ROMO』(ロモ)では、昨年の11月に新宿のホテルで行われた「ヨーロッパデザイン展」でお会いした広報のマリアさんと再開して感激・・・!

私達の事を覚えていてくれていて、話が盛り上がってしまいした。

ホームデコア公式ブログ-ロモ
日本全体ではまだ知名度はそれほど高くはありませんが、ヨーロッパでは人気のブランドです。

最近では高級素材(シルクなど)に力を入れており、高品質で個性的なデザインで独自性を打ち出しています。

伝統的なイギリスの花柄やストライプ、チェックはもちろん、モダンな感覚の斬新なデザインまで幅広いコレクションを取り揃えています。

今日は1日良く歩きました・・・(*´Д`)=з

でも、『PARIS Deco Off』 によってパリの街を色々見て歩くことができました。

こんなに世界中の有名ブランドのショールームが見ることができる街パリは、やっぱりすごいなーと思うのでした・・・。

さて、一日中歩き疲れて、この日の夕食に向ったのは、私の滞在しているカルチェラタン地区にある『遊輪』(ユウリン)というレストランです。

ホームデコア公式ブログ-遊鈴 エントランス
こちらは、日本に留学していた経験のあるユウリン(Youlin)さんがオーナーをしています。

実はケーブルTVの「旅チャンネル」という番組で放映され、それを偶然見ていた私は、密かに行こうと決めていたのでした。 v(^-^)v

ホームデコア公式ブログ-遊鈴 店内
「京都で通っていた居心地のいいカフェのような雰囲気」を目指したというお店は、木の温もりが感じられるくつろぎの空間です。

日本人シェフによるお料理は純粋なフレンチ。

せっかくフランスにいるのだから、下手に日本風の料理ではなく、地元の食材を使ったフランス料理を楽しんでほしいというユーリンさんの考えからです。

とはいえ、お店全体の雰囲気はまるで日本にいるようで、リラックスして本場の味を楽しめます。

さらに、ユーリンさんの日本語が驚くほど流暢、かつ、おしゃべり上手!もちろんメニューも日本語付きなので、ちょっとパリの旅に疲れたときにでも、ふらっとたちよってみてはいかがでしょうか?

ホームデコア公式ブログ-遊鈴
そんなこんなで、男2人の夜は更けてゆくのでした・・・。 ワインがうまい!(笑)

続く・・・

【2010 メゾン・エ・オブジェ 】


2010年 今年も行って来ました『メゾン・エ・オブジェ』。  v(^-^)v

世界のトレンドをこの目で確認し、それを少しでもお客様への情報として発信していく為にも欠かすわけにはいきません。

ホームデコア公式ブログ-メゾン・エ・オブジェ
毎年パリで開催される「メゾンエオブジェ」は創設15年目を迎えます。

ファブリックや家具、テーブルウェア、アクセサリーなどインテリアコーディネート商品が満載の世界的なトレンドショーは、2010年1月22日から27日までパリ郊外のパリノール見本市会場にて行われました。

しかし今年は、有力エディターが昨年の強風によるエディトゥールブースの一時閉鎖というハプニングがあったことから独自にパリの市内にて『Paris Deco Off』と62社合同イベントを開催しするのです。

有名どころでは、クリスチャンフィッシュバッハ(フィスバ)、クリエーションバウマン、サコ、JAB、オズボーン&リトル、ニアノルディスカ、ジムトンプソン、ROMO、ジーマ&ロードなどなどの世界的な有力エディターがずらりと並びます。

パリ市内の自社ショールームにおいて、同時に新作発表を行うというもので、各社ショールームが集約する4地区をシャトルバスで結ぶなどして連携して運営しているのです。

ホームデコア公式ブログ-Paris deco off
そもそもエディターとは、自社でデザイナーを抱え、ファッションとも連動しながら、コンセプトを決め、色や柄、デザインを決めて、いくつもの工場と提携しながら製品を作っていゆような会社のことをさしています。

毎年発表されるトレンドを自社のコンセプトで表現し、ホームテキスタイルとしてトータルに提案しているのわけです。

そのような会社がこぞって『メゾン・エ・オブジェ』を離れてしまうのは見本市を運営する側としては集客などを考えると大変な損失なのかもしれません。

しかし、発表する側としては、自社のショールームを使うことにより出展料や設営費用を抑えることが出来るので良い事もあるのかもしれません。

何はともあれ、見て廻る側としては移動範囲が広がり大変な事もあるのですが、同時にパリの市内を歩く事により、建築や様々なショップのディスプレイを見ながらパリのトレンドを感じることが出来るので、気楽な私としては面白いことも多くなります。

:゙;`;:゙;`;・o(ロ≦〃)

今回もANAの直行便を使って2月10日の夜にパリに向いました。

座席も非常口の前のEXITシートを確保し、トイレを気にすることなくリラックスフライト

また機内映画の話をしちゃうと・・・ お気に入りの『ショーシャンクの空』と お奨めは『恋愛適齢期』です。

ホームデコア公式ブログ-恋愛適齢期
若い女性との恋愛遍歴を重ねる中年男性が、交際相手の母親に心惹かれ、そんな自分にとまどう大人のラブ・コメディ。

主人公は主演、助演合わせて3度のオスカー受賞歴を持つジャック・ニコルソン。

彼が恋する同世代の女性役のダイアン・キートンがまた美しい・・・。(´0ノ`*)

キアヌ・リーブスも若い恋人役で出演しています。 (これまたかっこいい・・・)

ラストシーンがパリののポンヌフ橋の上というのがまた、これから向うこの気持ちを高ぶらせるのでした・・・。

そうこうする内に12時間のフライトもつかの間、パリに到着しました。

着いてみるとパリは何と雨・・・。 予報だと雪かも? と思っていたのでいささか拍子抜け・・・。

それほどは寒くない雰囲気です。 激寒と聞いていたので少しホットするのでした。

昨年も来ているので市内へのアクセスは勝手知ったるもの。

空港からロイシーバスを使ってオペラへ、そこからメトロに乗り換え7号線の『Jussieu』と言う駅から歩いて5分程のところに今回滞在した『Timhotel Quartier Latin Jardin des Plantes Paris』があります。

ホームデコア公式ブログ-Timhotel Quartier Latin 
5区のカルチェ・ラタン地区にある小さなホテルです。

近くに大学や動・植物園などがある比較的静かな環境にあります。

今回はオペラ界隈のの喧騒を離れ少し静かな地区にホテルを予約したのでした。

そして、夜には友人である『OFFICE ONE FOR ONE』の石井さんと合流する事になっているのですが・・・。

石井さんは別の便で今夜パリに到着することになっていて、私は一足先に到着しホテルに迎えに行く事になっていましたが、いつまでまっても連絡が来ません。

待ちかねてホテルに迎えに向いました。

目的のホテルは同じメトロ沿線で20分程のオペラの地区にあります。

ホテルのレセプションに聞いてもまだ到着していないと言います。

その内やっと連絡が付き、夜も10時を過ぎた頃にやっと合流できました。(-^□^-)

聞くところによると、経由地が濃霧の為出発が2時間も遅れたのことでした。

待つ側としましては連絡が付かないので何かトラブルがあったのではないかとちょっと心配してしまいました。

近くのレストランに行き、白ワインで再会を祝い、明日からのスケジュールの打合せをしたりしました。

時差もあり眠いのを通り越しているのですが・・・。   (@ ̄ρ ̄@)zzzz

続きはまた近いうちに・・・ (^-^)/

【バルドー博物館~旧市街へ】

【バルドー博物館】

チュニジア3日目に目指したのは、「バルドー博物館」です。

朝食を済ませメトロ(と言っても地上の路面電車)のターミナルになっているバルセロナ広場に向いました。

ホームデコア公式ブログ-朝のメトロ
券売所を3ヶ所たらい回しにされて、やっとチケットを買うことが出来ました。

もちろん日本のように路線図や自販機などありません。

メトロの車内は結構混んでいました。

目の前に座っていた男性が「次で降りるんだよ!」と教えてくれました。

チュニジアの人は本当にとても親切です。 (^-^)

ホームデコア公式ブログ-バルドー博物館の入口
バルドー博物館はチュニジアのみならず、北アフリカ地域を代表する考古学博物館です。

カルタゴの遺跡の出土品やチュニジア各地で発掘されたモザイク画など、考古学的に高い価値を認められた品を数多く所蔵しており「チュニジアのルーブル」とも言われています。

ホームデコア公式ブログ-スースの間
バルドー博物館の一番の魅力ははモザイクです。モザイクとは、大理石、陶器、ガラスなどの小片をはめ合わせて描いた芸術です。

ホームデコア公式ブログ-ファイアンスの間
紀元前のメソポタミアが発祥地と言われており、その後地中海へ渡り、ギリシャ、ローマ文明に組み込まれていきました。

ホームデコア公式ブログ-ブロンズのギャラリー
3階の回廊に展示されていたブロンズ像のあまりに大胆なポーズに思わず見とれてしまいました。(^_^)v

館内には様々な国からの団体の観光客が訪れ、色々な言葉が飛び交っていました。

ホームデコア公式ブログ-カルタゴの間
午後からはチュニスの旧市街メディナに向いました。

【メディナ(旧市街)へ】

ホームデコア公式ブログ-バブ・バール(フランス門)
ハビブ・ブルバキ通りの西側にあるバブ・ブハル(フランス門)を抜けるとメディナの始まりです。

ホームデコア公式ブログ-カスバ通りへ
メディナに入ると細い道の両側に小さな商店が立ち並びんでいます。

ホームデコア公式ブログ-メディナのスーク
通りはスークと呼ばれ、同業の者が集まりおのおのが店を構えたり、同じ技術を持つ職人たちが工房を構えたりして、昔から小さな市場のような物を形成しています。

店先やカフェで男達が水パイプをふかしていたりで、いかにもアラビアンナイトの様な世界です。

ホームデコア公式ブログ-メディナのカフェ
スーク内の道は幅1mもないような細い道が迷路のように走っていて、あまりに複雑すぎて行きたい所には行けず、いつの間にかまた、偶然元の場所に戻ってきてしまいます。

メディナの中心部にあるグランドモスクに向ったはずが、とうとう迷路に迷い込んでしまいました。

ホームデコア公式ブログ-スーク
迷路から脱出する為にメディナ外側にでたのですが、今度は自分達がどこにいるのか解らなくなってしまい、帰る事が出来なくなってしまいました。

これは道を聞くしかないと思い英語の解りそうな人に尋ねるのですが、「英語わからな~い・・・」の返答です。

どんどん深みにはまってしまいました。

その時、「コンニチワ! ジャパニーズ スシ!  ナカタ!」と声を掛けてきた若者2人連れがいました。

そう、チュニジアの人々は東洋人が珍しいのか、すれ違うたびに「コンニーチーワ! ニーハオ!」と声を掛けてくる人が非常に多いのです。

「オー コンニチワ! 英語話せるの?」

「オレ 話せるよ!」

「道に迷ったんだけど、フランスゲートに戻るにはどう行けばいいか、教えてくれない?」

「いーよ! オレに付いてきな!」

と、英語の話せる1人の男の子が、友達と別れて親切にも道案内してくれる事になりました。

メディナの中に戻り、人通りのない細い道をずんずん歩いて行きました。

「君はとてもラッキーだね! チュニジアで英語を話せる人なんて1%くらいだよ!」

「どうして君は話せるの?」

「僕は 学校で英語を勉強したからさ!」

本当にラッキーだったな、と奥さんと話していると・・・

「メディナの中はとてもデンジャラスなんだぜ! 君のポケットの中を狙って沢山の人が襲ってくることがあるから気を付けてたほうがいいよ!」

マジかよ・・・

「ところで、君のワイフはアクセサリーをほしくないかい?」

ちょっとこいつ怪しんじゃないの? と奥さんも言い始めました。

「あー あそこがグランドモスクだね! もー解ったからこの辺でいいよ!」

と 断っても、いーよいーよと、ずーっと付いてきてくれます。 何とか断らないと・・・。

そうこうする内にメディナ中心であるグランドモスクにたどり着きました。

すると、そこには地元の警察官が2人立っていました。

案内してくれた若い兄ちゃんは 「キミ ちょっと来なさい!」 と警官に呼ばれ、何やら職務質問を受けています。

どうやら観光客目当ての詐欺かなにかと疑われているようです。

兄ちゃんには悪いが、これはチャンス!と 「アリガトー!」と言って足早にその場を離れました。

本当はいいやつだったかも? ごめんねー・・・

やっとのことでメディナを抜け出し、遅めの昼食をとることにしました。。

地元の人が行きそうな食堂に入ることにしました。

ホームデコア公式ブログ-オジャ

ホームデコア公式ブログ-クスクス
左「クスクス」チュニジアの代表料理。パスタのもっとも小さな形。

右「オジャ」炒めたピーマンや魚介をトマトソースで煮込んで卵を落としたもの。

これにまたオリーブの塩付けとかごいっぱいのフランスパンが付きます。

美味しいのですが、なんとも量が多いのでクスクスは残してしまいました。

腹ごなしに近くの市場を見て回ることに。

ホームデコア公式ブログ-中央市場の門
「中央市場」

フランス門の近くにある大きな市場です。

ここにはいろんな種類の肉、魚介類、野菜、果物、パンやオリーブ、香辛料にチーズ、それに日用品などが売られています。

肉(宗教上羊肉が主流)ひとつとっても、生きたまま売っているもの、さばいて売っているもの、骨付きはもちろん顔付き(!)のものまでさまざま。

ホームデコア公式ブログ-市場の魚売り場
写真は魚売り場です。 3時頃でしたがとても賑わっていました。

場内は意外に清潔なのにびっくりします。あまりににおいはなく、ハエなどもいません。

ホームデコア公式ブログ-新鮮な魚
新鮮な魚がきれいに並べられています。

どれもおいしそう。

やはり地中海に面しているので、魚の種類も豊富でとても新鮮です。

今夜もシーフードにしよーっと!

(^ε^)

ホームデコア公式ブログ-オリーブ売り場
こちらはオリーブの売り場。。

色鮮やかですねー

食べ過ぎるとお腹をこわすので注意です・・・

(^^ゞ

ホームデコア公式ブログ-町のカーテン屋
市場の周りには、様々商店が並んでいます。

その中にカーテンショップを見つけました。

ホームデコア公式ブログ-カーテン屋内部
オリエンタルな雰囲気漂う生地が並んでいます。

品揃えのセンスは・・・・

国によって価値観は違うものです

(^▽^;)

このあと、スーパーによってお菓子やお茶などのお土産とワインを買て、歩き疲れたので早めにホテルに戻って買ってきたワインを飲みながら休憩、昼寝です。(正確には夕方寝?)

ホームデコア公式ブログ-ジュータン屋
メディナの絨毯屋。

帰ろうとするといきなり友達価格に・・・。

ディスカウントは半値までOK?

ホームデコア公式ブログ-タッセル

ホームデコア公式ブログ-フリンジ
メディナにあるフリンジ屋さん

ジャストルッキング!

再び夕食をとりに町に出かけました。

市場で新鮮な魚介を見ていたので今夜もシーフードです。

ホームデコア公式ブログ-舌ヒラメのグリル
食べ始めてから気付いて撮りました・・・。

ごめんなさい舌ヒラメのグリルです。

弾丸チュニジアツアーでした・・・

ちょっとハードだったけど異文化に触れるってとってもワクワクすることですね!

さて次回はどこへいこうかな~? (*^o^*)

ホームデコア公式ブログ-帰途の機内で

【カルタージュ ~ シディ・ブ・サイド】

【カルタゴの遺跡を巡る】

翌朝、昨日下見しておいたツーリストインフォメーションに寄り、市内の地図をゲットして、TGMという郊外電車の駅「チュニス・マリーン」に向かいました。

ホームデコア公式ブログ-TGM2等切符
車両には1等と2等があり、目的の駅まで20分位だというので2等を選び乗り込みました。

カルタージュ・ハンニバル駅で降り高台にある「ビュルサの丘」に向かいました。

近くまで行けば解るかと思って行くと、どこまで行っても住宅街で、日本と違って看板などがありません。

交差点に立っていたお兄さんに聞くと、そこの家と雑草が生い茂る急な細い道を上がって行けと言います。

ホームデコア公式ブログ-ビュルサの丘
本当にこんな細い道というか隙間みたいな泥道でいいのかな?

なんて思いながら昇っていくと、言われた通り「ビュルサの丘」に着きました。

近道だったのね! お兄さんありがとう・・・。(*^o^*)/~

斜面にはポエニ時代の住遺跡が広がっています。

ホームデコア公式ブログ-ローマ軍進攻の絵
フェニキアの女王、エリッサによって建設されたのが、紀元前814年というから、2800年前くらいの住居跡です。

当時は数階建ての住居で、カルタゴ市の中心でした。

そこからは、地中海、チュニス湖、向こう岸のハマム・リーフの山も見渡す事が出来ます。

ホームデコア公式ブログ-カルタゴ博物館
カルタゴ博物館、サン・ルイ教会が併設されており、そこで、カルタゴの遺跡の主な見どころを廻れる共通回数券を購入しました。

いろいろ廻れるので御徳です。

カルタゴ博物館にはローマ時代の遺跡、棺やモザイクなどが展示されています。

それから、現在も使われているという「ローマ劇場」を見学しました。

そして、その後「ローマ人の住居跡」へと向かいました。

ホームデコア公式ブログ-ローマ人住居
と、ここまでは順調だったのですが・・・

どうも昨晩食べ過ぎたオーリーブの塩付けが利いたのか、おなかの調子が悪くなってきました。

「ぐるッ ぐるるーッ・・・ オーもうだめだ・・・限界だ!・・・」(((( ;°Д°))))

「ここは遺跡の中だし、トイレなんかないだろうな・・・。 しかし、入口までこの坂を下ってたどり着くまで、

はたしてもつだろうか?」

「もーだめだ! あの遺跡のまん中で木の生えた陰で・・・ 遺跡を汚してしまうが、このさいしかたない・・・」

「あんた本当に ここでするの・・・」 と我が奥さん  (  ゚ ▽ ゚ 😉

その時でした! その目指していた木陰には、トイレがあったのです!

「オーッ 古代ローマ人よありがとう!!!」:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

ホームデコア公式ブログ-きれいな花と猫
途中、可愛いねこを見つけたのでパチリ!

汚い話の後で口直しに・・・

けっこう猫がいるんです。

人をぜんぜん怖がりません。

間一髪の危機を切り抜け次に向ったのは、アントニウスの共同浴場の遺跡です。

ホームデコア公式ブログ-アントニヌスの共同浴場
共同浴場と言っても郊外で流行のスーパー銭湯とは違って、海を背景に建てられた広大かつものすごく贅沢な公共浴場です。

2世紀にローマの5皇帝の1人、アントニヌス・ピウスにより建てられました。

この界隈の遺跡を一通り見終わったので、近くの駅まで歩いて向かい、ランチにすることに・・・。

ガイドブックにもでていた”手軽にランチ”というキャッチフレーズのピザレストランに入りました。

ホームデコア公式ブログ-ピザマルゲリータ
ピザとパスタとサラダを頼んだのですが、これまた大盛り。

しかも、パンとオリーブのつまみ付き。

皆さん。チュニジアの店はどこも大盛りです!( ̄□ ̄;)

食べ過ぎたので、歩いてエクササイズだと、次の目的地である「古代カルタゴの港」に歩いて向うことにしました。

ホームデコア公式ブログ-カルタゴのカーテンショップ
途中 私と同業であるカーテンショップを見つけました!

お正月なのでお休みでしたが、ウィンドウに「デザイナーズギルド」サインがあり、こんな所でも同じものを扱っているのかと密かに感動していたのでした。

ホームデコア公式ブログ-黒猫とドアのブルー
途中 またまた可愛い猫を発見してパチリ!

なんか、黒とバックのブルーのコントラストがマッチして美しい・・・。

この色ってあうな~ なんて勝手に納得したりしていました。(^-^)/

ホームデコア公式ブログ-古代カルタゴの港
「古代カルタゴの港」は何だか池の様でした。

かつてのローマ以前のカルタゴの繁栄の面影を残すものの今はひっそりとしていて寂しい感じです

ホームデコア公式ブログ-トフェ(タニト神の聖域)
その後見た「トフェ(タニト神の聖域」の遺跡もどちらも観光客の姿はあまりなく、ひっそしたしていました。

古代の繁栄を垣間見つつ、物悲しい雰囲気でした。

【シディ・ブ・サイド】

ホームデコア公式ブログ-シディ・ブ・サイドの町並み
再びTGMに乗りシディ・ブ・サイドに向いました。

ホームデコア公式ブログ-シィディ・ブ・サイドの坂道
駅を降りて坂道を上がっていくと、写真で見たとおりの白とブルーの町並みが見えてきました。

シディ・ブ・サイドはチュニジアの中でも最も美しい町と言われる町です。

アンダルシアの影響色濃く残る地中海に面した丘の上にあります。

ホームデコア公式ブログ-チュニジアンドア
石畳の坂道を歩き、白壁の家並みを見上げると、鮮やかなチュニジアンブルーのドアや窓枠が目に飛び込んできます。

ホームデコア公式ブログ-シでィ・ブ・サイドのカフェ
私たちは、丘を越えてその先の海に面した崖に建つオープンカフェに入りました。

下にはヨットハーバーがあり地中海が見渡せ、最高の景色を堪能できました。

ホームデコア公式ブログ-松の実ティーとエスプレッソ
私は松の実ティー。奥さんはエスプレッソを頼みました。

前に座っていたフランス人のご夫婦が「あなたたちそこに並んで座って!」と頼んでもないのに写真を撮ってくれました。

ホームデコア公式ブログ-シディ・ブ・サイド
日も傾いてきたので、帰りはちょっと違う道を通りかえる事にしました。

それにしても、どこまで行っても白壁と鮮やかなブルー。

さぞやこの色のペンキの消費だけ多いのだろうな?と要らぬ心配をしてしまうのでした。

ホームデコア公式ブログ-1等車両の座席
帰りは歩き疲れたし、乗っている時間も長いので、1等車両で帰ることにしました。

どこが違うと言うと、座席が木とクッション入りのレザーとの違いでした。(^O^)/

【ビール飲みたい!】

チュニスの町に帰ると喉が渇いたのでビ-ルを飲もうという事になり、地元の居酒屋を探しました。

しかし、そこはイスラム文化の国。日本と違い気軽にお酒を飲めるところがありません。

地元のおじさんたちがたむろしていそうな場所には何件か立ち飲みの居酒屋はあるのですが、入口は狭く、中はどこもおじさん達であふれかえっています。

中を覗くと、ほろ酔いのおっさん達は「おまえ ビール飲みたいのか? オー 入れ 入れ!」と声をかけてくれるのですが、奥さんは中に女の人が1人もいないのと、あまりのおじさんの密度の濃さに怖じ気付いて入ることが出来ません。

しょうがない。どこか外国人の泊まっていそうなホテルのバーでも行くか?と思っていると、そいえば、ホテルの窓から見下ろした細い道にバーがあった事を思い出しました。

ホームデコア公式ブログ-ホテル近くのバー
行ってみると、店の中は結構空いています。

もちろん外国人なんていないのですが、ビール飲めます?と聞くと、どうぞ!とカウンターに案内してくれました。

こうして、やっとのことでビールにありつけました。

あとで解ったのですが、こうした店はあるにはあるのですが、みんな奥まったところにあるみたいです。

賑やかな声につられてビルの奥に入っていくと、そこがバーだったりするのです。

ようするに、地元の人もみんな飲みたいのですが、あまりおおっぴらに出来ないのでこっそりと飲んでいるのでした。

ホームデコア公式ブログ-ビール
その日は、まだ残る時差ボケとビールによるほろ酔いと歩きっぱなしだったことの疲れで早く寝てしまいました。

・・・・・・・(@ ̄ρ ̄@)zzzz

【チュニジアへの旅】

【チュニジアへの旅】

チュニジアには3つの青の世界があるという。

「地中海の深き青」「どこまでも澄み切った青」「チュニジアンドアの鮮やかな青」この青の世界を白壁の建物が更に引き立たせる。

チュニジアンブルーとは全ての風景が折り重なって初めて完成する。

そして、この大地に、地中海、アラブ、アフリカの文化が微妙にミックスされ、エキゾチックな世界が作り出される。

ホームデコア公式ブログ-チュニジアンドア
今回の旅は憧れのアフリカ大陸です。 (^O^)/

とは言ってもサファリツアーとかではなく、北アフリカの地中海に面したリゾート地

チュニジアです。

毎年 お正月休みは暖かいリゾートと決めていたのでが、今回は私のたっての希望でアフリカとなりました。

アフリカと言っても緯度はほぼ日本と変わらないので、気温は日本よりちょっと暖かい程度。

ちょうど日本の秋頃のような気候です。

ホームデコア公式ブログ-エミレーツ航空
今回利用した航空会社はサービスが良いとの評判のエミレーツ航空。

と言う事はドバイ経由となります。

また、ドバイ空港にも行ってみたかったので、少々の長旅も我慢しなければなりません。

羽田から関空へそしてドバイを経由してチュニスに向いました。

さすが人気のエミレーツ航空

機内使用するさらにアイマスク、歯ブラシなどのアメニティキットがエコノミークラスなのに全員に配られます。

映画も最新のものから各国の映画までバラエィティにとんでいて、その数も豊富です。

シートも他の航空会社に比べて広いような気がします。フライトアテンダントの制服もエレガントで可愛らしいですよね。(*^.^*)

面白かったのは照明が消されると、天井に蓄光で星空が浮かび上がる事です。よく考えたものだと関心してしまいました。

さて、約11時間のフライトの後、ドバイでの長い乗り継ぎ待ち時間を過ごし、再び8時間のフライトを経てようやくチュニジアの首都であるチュニスカルタージュ空港に到着しました。(>_<)

日本ではチュニジアの通貨であるディナールは換金出来ないので、空港の両替所で両替いしました。

そして、迎えのごっついドライバーと共に市内のホテルへ向いまいた。

『ようこそ チュニジアへ! チュニジアは初めてかい?』

『あたり前 初めてだよ!アフリカも初めてだし・・・』

『どれくらい滞在するんだい?』

『たったのスリーナイトだけなんだよ! お奨めの観光プランがあれば教えて!』

『そうだなー 3日間なら、カルタゴの遺跡、シディ・ブ・サイド、バルドー博物館かな。もう少し足を延ばせばその他の遺跡もあるけどねー!』

『その3つは自分で考えたプランにも入っていたんだ。アドバイスありがとう!』

そんな会話をドライバーとしながら30分程でホテルに到着しました。

ホームデコア公式ブログ-ハビブ・ブルギバ通り
ホテルに到着してホット一息。 シャワーを浴びてから、明日の行動の確認もかねて町に繰り出しました。

滞在したホテルカールトンは、町のメインストリートの中心に位置し、近くにレストランなども沢山あってとても便利な所です。

町のメインストリート、ハビブ・ブルギバ通りは、その中央に街路樹の木立が続く遊歩道が設けられたさわやかな大通りです。

ツーリストインフォメーションや電車の駅の場所などを確認してショッピングセンターなどを覗いたあと、早めの夕食に向いました。

ホームデコア公式ブログ-レストラン
と言っても特に当てもないので、レストランを物色しているうちに一件のシーフードレストランを見つけました。

入口に書かれているメニューを見てもアラビア語とフランス語なのでさっぱり解らないのですが、おなかも空いていたので、ここに決めました。

メニューは英語表記もあったのですが、今一解りません・・・。(^o^;)

『取りあえずビールとこのシェフのサラダと・・・ 魚が食べたいだけど・・・ えーと あんまり大きくなくていいんだけど・・・』 (^_^;)

『解りました ちょっとお待ち下さい・・・』

すると、ウェイターのおじさんは、けっこうでかいスズキの様な魚をトレイにのせてもってきました。

『ノー ノー! もっと小さいのがいいです!』ヽ(゚◇゚ )ノ

『解りました。こちらに来て下さい。』

と、私達を魚の並んでいるショーケースに連れて行ってくれました。

そこには、サバやアジのような魚から舌平目やエビやイカなどがクラッシュアイスの上に並べられていました。

なんだ最初からこうすれば良かったね! と私達は中くらいの魚を選び、グリルしてもらう事にしました。

ホームデコア公式ブログ-魚のグリル
ふーっ・・・やっと飲めるね! それではカンパーイ!

そして、あけましておめでとう!

サイドディッシュに皿一杯のオリーブとフランスパンが籠に大盛り。(@_@)

これにハリッサと言うガーリックの効いたサルサソース見たいのが付いてきます。

これをパンに付けて食べながら料理が来るのを待ちます。

その後、酒飲み私達はビールのお変わりとワインを一本空け、魚のグリルにも満足し店を出ました。

帰りにカフェでカプチーノをたのむと、そこにはハートの文字が浮かんでいました。

ホームデコア公式ブログ-カフチーノ
おやすみなさい・・・・(*^o^*)/~

オズボーン&リトル2009新作コレクション

イギルス発のブランド 「オズボーン&リトル社」の秋冬コレクションをはじめとする新作ファブリックと壁紙を紹介するプレゼンテーションセミナーに行ってきました。

オズボーン&リトル新作発表会

オズボーン&リトル新作発表会

オズボーン&リトル社の扱うブランドは、同社名の「Osborne & Little」 の他に 「Nina Campbell」 「LORCA 」等があります。

今回はこれら3つのブランドの新作コレクションです。

オズボーン&リトル新作発表会

今回のプレゼンテーションは、オズボーン&リトル社より、輸出部門マネージャーのMaria Santacaterinaさんを招いて行なわれました。

背の高いすらりとした美人で思わず見とれてしまいます。

しかし何よりも素晴らしいのはそのプレゼンテーションです。

生地を摘んでプリーツをを作り出し、次々と他ののテクスチャーの違う生地や壁紙を合わせていきます。

彼女の作り出す世界に引き込まれてゆきます。

COLOMBINA TREVIRA

「Osborne & Little」の新作は、難燃素材トレビラCS100%の「COLOMBINA TREVIRA」。

“コロンビーナ”という名称は、イタリアの即興演劇のキャラクターに由来するものです。

Nina Campbell

「ニナキャンベル」の新作「SYLVANA(シルヴァーナ)」は、ロマンチックでエレガントなファブリックと壁紙のコレクション。

白鳥の湖や枝垂れ柳、睡蓮が美しく描かれた生地など、スケールの大きい柄から、使いやすいサイズのパターンまで、柔らかな雰囲気のアイテムが取り揃えられています。

Lorca

「自然こそが最高の芸術家」という信念のもとに生み出される最高級コレクション Lorca。

自然の持つカラーパレットを大切なテーマとし、その自然界の色の組み合わせからは鮮明かつ独創的なコンビネーションが創り出されます。

Lorca

プラム、ブロンズ、アクア、シャンパン、ライムなどコンテンポラリーなカラーがエレガントに空間を演出します。

各ブランドともイギリスらしい華やかな印象でした。

「カンプノウ」へ

今日はいよいよバルセロナ滞在の最終日です。明朝には日本に向け旅立ちます。

よーしバルセロナ最終日を満喫するぞー!!!

FCバルセロナ

昨日見ることが出来なかったサッカーファンの憧れであるFCバルセロナのホーム「カンプノウスタジアム」へ向いました。

カンプノウのチケット売り場

カンプノウの売店

朝からチケットを求める長い列が・・・。 さすが世界の「FCバルセロナ」

カンプノウの教会

カンプノウのショップ

試合に向う選手が祈る為の教会もあります。 ショップには今期のメンバーの背番号のユニホームが・・・

カンプノウスタジアム

「FCバルセロナ」はスペインを代表する名門チームです。

昨シーズンも「リーガエスパニョーラ」と「チャンピオンリーグ」の2冠を征し名実ともに世界一のチームです。

現在は開幕前で試合はありませんが、スタジアム内を見学できるツアーに参加しました。

カンプノウのベンチ

実際にピッチに降りる事が出来ます。

このベンチにあのメッシやイブラヒモビッチも座るのね・・・(^ε^)

グジョンセンとマクスウェル

あッ! 選手の姿が・・・

アイスランド代表のグジョンセンと今期から加入のブラジル代表マクスウェルじゃない!\(゜□゜)/

カンプノウのロッカールーム

選手の使用するロッカールームも見学する事ができました。

この後姿はメッシじゃありませんよ!

(‐^▽^‐)

この後プレスルームやスタジアムの最上段に上がって放送を見たりしました。

また、ミュウージアムも併設しており、FCバルセロナロの偉大な歴史を垣間見ることができました。

さて、私の目標を達成した後は、奥さまの目標であるショッピングです。

その間にもしっかりインテリアトレンドチェックは忘れません!(^_^)v

グラシア通りのインテリアショップ

グラシア通りのインテリアショップをのぞいてみました。

さすが情熱の国らしいヴィヴィットな色使いですね!

インテリアショップ2

インテリアショップ1

イル・コルテ・イングレス2

エル・コルテ・イングレス 2

カタルーニャ広場に隣接したデパート「イル・コルテ・イングレス」のカーテン売り場です。

スペインと言えばやっぱり「アルハンブラ」

(当社でもコレクションご用意しております)

エル・コルテ・イングレス 4

エル・コルテ・イングレス

さすがに「クリエーション・バウマン」「フィスバ」「デザイナーズ・ギルド」はそろってました。

とっても参考になりました。

自分の店でも力を入れているブランドやコレクションがあるとなんだか嬉しくなります!(*^ー^)ノ

サン・ジョセップ市場 2

ランブラス通りに面した「サンジョゼップ市場」をのぞいてみました。

この周辺に住む人や、このあたりのバル・レストランにとって、貴重な食材調達の場となっています。

サン・ジョセップ市場 1

カラフルなお菓子、おいしそうな生ハム、新鮮な果物や野菜、魚介類などとってもきれいに並べられていました。

市場の先のランブラス通りから路地を入ったところにガウディの作品である「グエル邸」があります。

グエル邸

【グエル邸】

グエルの依頼によりガウディが改増築した豪華な邸宅です。主に迎賓館として使われていました。

エントランス2つのアーチとその中央の鋼鉄製のオブジャが力強く素晴らしい。

今にも動き出しそうな感じがします。

歩き疲れたので早めの夕食に行く事にしました。

お目当てのバル「スカルダリ」に・・・

スカルダリ

カウンターの上にはバスク風タパスのピンチョスがたっくさん並んでいます。

その数なんと40種類以上!

「おじさん、お奨めは何?」

「どれも上手いよ!」

「どれにしようかな?」

スカルダリのピンチョス

バルのおじさん

「じゃぁ このいいだこのマリネと、ムール貝のグラタン風を!」

お隣に座っていたドイツ人ご夫婦のお奨めはいわしの南蛮漬け!

「スペインに来たからにはやっぱりパエリア食べなくちゃね!」

「それじゃイカ墨のパエリアにしな!」

「これ美味しいー!!!」

「じゃぁ ワインも白で・・・」

「結構 酔っ払っちゃったーねー・・・」

「私はもう7回も日本に行った事があるんだよ!」 とドイツおじさん

「日本は何もかも高くてかなわん・・・」

「えー そんな事ないよ。高級店ばかり行ってたからじゃない?」

「こんど 是非ベルリンに来なさい!」

話は盛り上がってあっというまに時間が・・・  実はこの後フラメンコショーの予約をしていたのでした!

慌ててタブラオに向かいました。

コルドベス

「タブラオ・コルドベス」は1970年開業の老舗です。

アンダルシアの洞窟をイメージしたステージは雰囲気満点です。

タブラオ・コルドベス 2

スペインを代表する民族芸能のフラメンコは、南部のアンダルシア地方で生まれた大衆芸能です。

フラメンコは魂の奥底から歌われるカンテ「歌」、指先からつま先まで表情豊かに感情をを表現するバレイ「踊り」、独特の技法で哀愁を帯びた旋律を奏でるトーケ「ギター」の3つが複雑に絡み合い、緊張感のある掛け合いの妙でひとつの世界を創り上げます。

タブラオ・コルドベス 1

あまりの迫力と美しさに見とれて時間が経つのを忘れてしまいました。

だってこのダンサーの女の子とってもカッコイーんですもの・・・ ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

ホテルの窓から

翌朝 早くにホテルを出発しました。 ホテルの部屋の窓から遠くにサクラダファミリアが望めました。

あっという間のミラノ~バルセロナの旅でした。

ミラノではダヴィンチノ絵画に触れ、バルセロナではガウディの様々な作品に出会いました。

感じた事は、創造する事の素晴らしさです。

どちらの作品も時代を超えて多くの人々に愛され、感動を与え、今なお輝きを放っています。

そして、その他にも素晴らしい異国の文化に触れ、色々な人と出会えました。

さて、次はどこに行こうかな・・・?

機内のデザート?

帰りのアリタリア航空の機内食のデザートにちっちゃいアイスが出ました・・・

美味しかったな・・・   (‐^▽^‐)