JBS(ジェイビーエス)木製ブラインド


JBS(ジェイビーエス)の木製ブラインドを取り付けさせていただきました。

あまり聞きなれないブランドかもしれませんが、オーストラリア製の天然無垢の杉材を使用しているのが特徴です。

標準色は25色ありますが、この色を含めた4色は天然の色を生かしたナチュラルオイルフィニッシュです。

美しい温もりのある杉材特有のゆたかな木目が楽しめます。

杉材の特徴としては、反りが少なく耐候性の良い軽量材で、国産で主に使われているバスウッド(シナ材)よりも15%、ラミン材よりは30%も軽量なのです。

お値段も国産のブラインドともそれほど変わらないので、是非比較してご検討してみてはいかがでしょうか?

モリスの壁紙


当社で施工させて頂いたお客様のお宅がTV番組で放映されることになりました。

今回、施工させていただいたのは、モリスのコレンクションからブレアラビットという柄の壁紙です。

TV番組放映の予定は以下の通りです。

 NHK『美の壺』 File218「壁紙」特集 

(本放送)
 NHK BSプレミアム2011年9月8日(木) 19:30-19:59
(再放送)
 NHK BSプレミアム 2011年9月9日(金)15:00-
          2011年9月14日(水)8:00-
 NHK総合     2011年9月11日(日) 4:30-
 NHK-WORLD    2011年9月18日(日)
 その他、本放送後約2週間、NHKオンデマンドでの有料配信を予定。

番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/tsubo/ ※予告動画がUpしましたのでご覧ください。

また、「ミセス」の9月号にてモリスのアーカイブコレクションの特集記事が掲載されています。

当店も東京地区の取り扱い店舗として一覧に掲載されております。

是非、皆様のご来店をお待ちしております。

※特典として、今 モリスの生地にてカーテンをオーダーして頂いたお客様に、もれなくモリスのクッションカバーをプレゼントしております。
(ご来店時にホームページを見た!とお伝え下さい)

『ゴールデントライアングル』の旅 その7

今日からいよいよ9月ですね!
7回に亘って書いてきました 旅ブログ・タイ編も今回が最終回です。


チェンマイ郊外の山岳民族の村を訪れました。
ここは、観光用に作られた村で入場するのに200バーツを支払います。


ここにも手作りの美しい民芸品の土産物が並んでいます。


ここには、様々な山岳民族の人たちが暮らしています。
写真はアカ族の女性です。タイ、ラオス、中国雲南省にかけて住む民族で、中国ではハニ族と呼ばれています。
何といっても女性が付ける、銀製の兜は特徴的で、悪霊から身を防ぐために寝る時もその兜を取らないそうです。


こちらはカレン族(バダウン族)の女の子。 やはり首に巻かれた真鍮のリングが印象的です。

パダウン族は約20もの支族を持つカレン族の一つで、タイ北部から、ミャンマーにかけて住む先住民です。
もともとは海抜500m以上の高地に住んでいたが近年低地への移住が進んでいるそうです。
もともとこの真鍮のリングは、古くからの風習で満月の水曜日に生まれた女性が首につけていたそうです。


こちらは笑顔が素敵なカレン族(カヨー族)の女性です。
ミャンマーの内戦のためタイに避難してきたカレン族の一種とのこと。
刺繍が入った鮮やかな赤い厚手の上着と、耳の向こう側が覗けるくらい大きなピアスをはめ込んでいるが特徴です。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆  


私が旅に出て楽しみにしていることの一つに、その国の市場を訪れることがあります。
市場を見ると、その国の食や文化を垣間見ることが出来るからです。


そんな訳で、チェンマイ最大の市場「ワロロット市場」を訪れました。
ガイドブックには「ワロロット市場」と書かれていますが、地元の人々の間では「ガート・ルアン」の愛称で親しまれています。
「ガート」は北部弁で市場、「ルアン」は大きいという意味です。


食料品、雑貨、衣服、カバン、化粧品、食堂などなど、なんでもそろっている「ワロロット市場」ですが、市場の周りにも、果物、下着類、布反物などを売っている屋台が沢山あります。


そして、私が行きたかったのは、市場の裏の一角にあるモン族の市場です。
舗装されていない、泥道にテントを張った路地を入ると鮮やかなピンクやブルーの色が目に飛び込んできました!
ここには、繊細でカラフルな刺繍が人気を集めているモン族の人たちが作った製品が、所狭しと並べれています。


ピンク色が鮮やかな刺繍のクッションです。きれいでしょう!
この他にも現代的にアレンジされたスカートやカバンなどなど。その他、ロウケツ染やグルグル巻きのパッチワークの布などが山積みにされている風景は、どこか違う世界に迷い込んだかの様です。


これってキータッセルとして使えそう!とか、この生地のこの部分を使って、クッションやバックを作ったら面白いな! などとアイデアが尽きません。

昨今、このような少数民族の人たちが手間暇かけて作った商品を、正当な価格で買い取り、再生産可能として、人々の自立を支援する「フェアトレード」というう考えが世界的に普及してきています。
タイでもフミポン国王によって「Hilltribe Products Promotion Center」が設立されています。
これは、山岳民族の人たちのケシの栽培をなくし、代わりに保障した価格で手工芸品を買い取り、これを販売するというプロジェクトです。
売上金は子供たちの奨学金、新しい製造技術、農業技術、学校給食などに使われています。

私自身も近い将来の目標として、インテリアの仕事を活かし、この活動に何かしらの形で貢献できればと模索しています。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


帰りに立ち寄ったバンコクで、トゥクトゥクに乗って「ジム・トンプソンハウス」に向かいました。
さすが、国民の9割が仏教徒のお国柄。車の天井には有名なお坊さんの写真が沢山貼られています。なんとなく安心します。


トンプソンがその半生を費やしてその復興と普及に努めたタイ・シルク製品は、現在ではタイの有力な産業の一つとなっており、特に自らの名を冠した『ジム・トンプソン』ブランドは、その高い品質と優れたデザインにより、タイ・シルクの最高級ブランドとして世界的に名高く高い人気を誇っています。

https://www.e-windy.com/brand/410/jim_thompson.html


ここは、ジム・トンプソンが生前、自宅兼オフィスとして使っていた屋敷を現在一般公開されているもので、カフェやショップが併設されています。


タイの古い建築様式を多く取り入れ、チーク材で出来た家を6件取り集めて作られています。
展示品は昔のタイのものばかりでなく、周辺諸国の古美術も多く含まれており貴重で価値のあるものばかりです。

パリのショールムームで見た同じもののオリジナルが寝室のベットカバーとして使われていたのは感動でした。(残念ですが室内は撮影禁止です)

1967年、マレージアのキャメロン高原で休暇中、謎の失踪をとげたジム・トンプソンですが、残してくれた痕跡は、素晴らしい文化の継承と発展という形で、現代でも私たちの暮らしに夢を与え続けてくれています。


写真は今回バンコクで滞在したホテルの隣のホテル(笑) バイヨークスカイホテルの84階からの夜景です。

今回の夏期休暇の旅。 山岳民族の人たちの暮らしに触れ、素晴らしい工芸品に出会い多くの感動を与えられました。
そして、ゴールデントライアングルでは、3国の国境の交わる地域として、交易や人々の移り住んだ隣国との歴史を垣間見ることができました。

そして、何よりタイ料理を満喫し、リフレッシュすることが出来ました!

ヨーシ!   明日からもがんばるぞーっと。

『ゴールデントライアングル』の旅 その6

タイ北部の旅も終盤に差し掛かり、チェンライからチェンマイに再び戻ります。

途中立ち寄った「ワット ロンクン」白亜の寺院です。 

1990年に建造され、現在もまだ進行中とか。チェンライの新たな観光スポットとなっています。

このお茶目な人が、この建物を建築した地元出身のアーチィスト、チャルーンチャイ・コーシピパットという人です。(ちなみにこれは写真看板です)

彼のニューエイジっぽい雰囲気のたくさんの絵画もギャラリーで見ることが出来ます。

途中、ガイドのAEさんにお願いして、地元が名産のシルク工場に立ち寄ってもらいました。

昔からの伝統の木製の機織り機で、熟練の職人さんによって織られています。

繭から生糸を生成して鮮やかな色に染め上げます。黄色の色は天然の色です。

タイシルクの特徴は、カラフルな色彩にあでやかな光沢、そして柔らかな手触りにあります。

タイの美しい工芸品の中でも特に目を引き、世界中に多くのファンを持つ『タイシルク』ですが、その歴史はずっと昔からのものでした。

民族や地方によって、色柄紋様が異なり、各地域ごとに特色がありまが、チェンマイはその産地として有名です。

工場に併設するショップです。

黒色の棚に、鮮やかなグラデーションで飾られたディスプレイは、少し前のフィスバのショールームを思い出させます。

チェンマイの町に繰り出し、ショップを見て廻りました。

丁度夕暮れ時で、照明の照らし出されて布の色の鮮やかさが一層引き立って見えます。

旧市街との間に建つ城壁、ターペー門です。夕暮れの空のブルーの色が鮮やかで思わずシャッターを切りました。

この日の夕食は、少し郊外のチェンマイ文化センター内にあるレストランで。 人気のスポットで、欧米人の観光客であふれています。

こちらは「カントーク料理」です。
実はそういう料理があるわけではなく、カントークという脚がある丸いお盆に料理を乗せたもので、行事やお客さんをもてなす時にこのスタイルで出せれます。
一緒に出される籠に入ったもち米を炊いたものが食事によく合っておいしかったなー!

そして、何より嬉しいのはタイ舞踊をま近で見ながら食事が出来ることです!

ショーの最後にお客様参加のダンスタイムがあり、踊り子の女の子が誘いに席を廻って来てくれます。

私も酒も入ってよい気分で、舞台に上がることに・・・。(笑)

ぎこちない後ろ姿ですが・・・楽しい夜でした。
しかし、私の後ろのイタリア人の女性。ノリノリでずーっと踊ってました・・・。

『ゴールデントライアングル』の旅 その5


チェンライの町からメーコック河をさかのぼり、今度はカレン族の住む村ルミット村を目指します。
カレン族はタイに住んでいる山岳民族のほぼ半数を占めています。
また、野生の象を調教できる唯一の民族として知られ、この村でも40頭以上の象がいるそうです。


約40程で目的地のルミット村に到着しました。


船着き場付近は、ツアー客の為の観光村のようで、土産物屋が連なりこのようなニシキヘビを首に巻いて記念撮影なんてものまでありました。

このニシキヘビこの村の付近で捕獲されたもので、餌は週にニワトリを2羽とのことです! 胴回り太っとい!


この犬、けっして死んでいるのではありませんよ!! タイの犬ってみんなこうやって地べたに寝そべっていることが多いんす。
暑いからダラダラしちゃうし、こうやって地べたにくっ付いていた方が涼しいからなのでしょう・・・。

動物好きなので思わず撮っちゃうんです。近ずいても目をチラって動かすだけです!(笑)


ここでも、山岳民族の人たちが作った色鮮やかな民芸品が家の軒先で売れています。


陳列されていた布の美しさに思わず見とれてしまいます。 
職業柄様々に生地を毎日見ていますし、海外に視察に行って毎年のトレンドなどもチェックしています。
ヨーローッパの最先端の技術によった作られた繊細なファイブリックスの美しさも、もちろん素晴らしと思いますが、アジアの素朴な民芸品の生地の美しさにも惹かれてしまいます。 


実際に機を織っている所を見せてもらいました。


このように地面に座って布を織っています。 私も軒先に掛っていた綺麗なブルーのものを自分用に200バーツで購入しました。


こちらは、バイクに颯爽とまたがるカレン族の若者。民族衣装の上着がきまっています!


村のすぐ近くから象のトレッキングツアーも行われています。
私たちは、チェンマイに戻ってからエレファントキャンプに行くつもりなので今回はパスしました。


チェンライのホテルのもどってしばし休憩。 バルコニーから町の眺めです。


夕食は地元で人気のタイ北部料理店へ。店頭に新鮮な食材が並んでいます。


夕食後、近くのナイトバザイールに繰り出しました。


沢山の土産物屋、沢山の屋台、沢山の人たちで大変賑わっています。


ビールのつまみに虫の素揚げかいかがですか?(笑)


ステージでは、無料でタイ舞踊も披露されています。

台風が来ているというのに、ラッキーにもお天気恵まれ、充実したチェンライ滞在でした。

『ゴールデントライアングル』の旅 その4

「ゴールデントライアングル」の景観です。 3国の国境が交わる黄金の3角地帯です。 

タイ側から見て左側がミャンマー、右側がラオスになります。

メコン川に繰り出し、対岸を見て廻るショート・ボートトリップに出かけました。

船頭さん、結構なスピードで飛ばします!  

対岸に見える掘立小屋はミャンマーのカジノに向かうための待合所?みたいです。

ここからカジノに送迎されます。  タイにカジノはないのでお客さんはほとんどタイ人だそうです。

そしてこの立派な建物が、ミャンマーカジノです。 パラダイスって?

ラオス側の護岸は最近整備されたばかりな感じです。そこには中国からの交易船が停泊していました。

そして、写真はラオスのカジノだそうです。 なんとも景観に不似合いな派手な建物ですね。

やがて、ボートはラオス側の領土に上陸します。 そこには小さな女の子たちが駆け寄ってきています。

ボートの接岸を手伝ってくれるのです。そして、すかさずおこずかいをねだられます。 

「バーツちょうだい!」 って  「うぅ~可愛いなぁ~・・・」

ここは観光客向けの村で、土産物やが並んでいます。 しかし、閑散としています。

酒類やバック、Tシャツ、アンティークの陶器類や織物の数々。 それらがとても安い値段で売られています。

私もパープルの色が美しい、手織りのテーブルクロス位の大きさの布を約700バーツ(およそ2,000円程)で購入しました。

そういえば、ガイドのAEさんは、船頭さんにウィスキーを頼んでいました。3本で100バーツって1本100円位ってこと?です。(安っすーい!)

謎のシャンパン風なものも売られていました。 しかし、シャンパン好きの私ですが手が出ません・・・。

その背後にはあやしい酒瓶が・・・!

コブラ入りウィスキーはいかがですか?(笑)

帰りにありったけの小銭を接岸を手伝ってくれた女の子達に手渡し、村をあとにしましいた。

 

『ゴールデントライアングル』の旅 その3

タイとミャンマーの国境の町「メーサイ」です。

写真はタイ側の国境ゲートのビルです。

ここから、小さな川を挟んで反対側がミャンマーのタチクレになります。

ちなみに日本では「ミャンマー」と呼ばれているが、現地ガイドのAEさんは「ビルマ」と呼んでいました。

現軍事政権を認めない立場からは、元からの呼び名である「ビルマ」と呼ばれているのです。

ちなみに、イギリス、オーストラリア政府などは「Burma」とし、EUは「Burma」と「Myanmar」を併記しています。

さすが国境の町だけあって、様々なものが行きかい、多くの人であふれていました。

ここで働く人のほとんどはミャンマーの人たちだそうです。

そして、5ドルか250バーツを払うと、ミャンマーに一日入国できます。

イミグレで外国人旅行者が日帰りの入局許可証を書いているところです。

タイ人は40バーツ、ミャンマー人は20バーツで国境を行き来できるようです。

しかし、この金額の差が、国の経済状況を現わしていますね。

この小さな川がタイとミャンマーの国境を隔てています。  この先に見えるゲートの向こう側がミャンマーです。

私たちは今回、ミャンマーへの入国はせずに、タイ側の町を見ることにしました。

国道沿いには様々な屋台が出されています。  鶏肉のから揚げ、焼き魚などなど。 美味そう!

横道に入ると同じような商店が永遠と続いています。

そのほとんどが、中国からは入ってきている衣料や雑貨、家電など、あらゆるものが売られています。

それもとても安く!

メーサロンの町を後にし、いよいよゴールデントライアングルに向かいます。

途中、まだ未舗装の道路が所々にあります。

今回滞在した「インペリアル ゴールデントライアングル ホテル」。静かで落ちつた佇まいです。

ホテルの丁度目の前が、ゴールデントライアングルの三角地帯を望める絶好のロケーションにあります。


写真は、エントランスにあった民芸品の壁掛けです。

私たちが滞在した時は、お客さんはガラガラ。ほとんど貸切状態でした。

ホテル向かいの川沿いにあるレストランでのテラスで、夕食をいただいたのですが、それが大変なことに・・・。

ビールを飲み、タイ料理を食べて体温が上がり、汗をかきはじめた私の短パンの足めがけ、大量のが襲撃してきたのです!!

もう居ても立ってもいられず、せっかく雰囲気のいいレストランなのに早々と食事を切り上げ、30分の居ずに退散することになりました。

後から聞いたところ、みんな虫よけスプレーをしているのだそう・・・  先に言ってよ~ (泣)

気分を取り直し、ホテルのレストランのテラスにて飲み直しです!

南国特有のトッケイ(ヤモリ)もお出ましです。爬虫類好きの私はまじまじと観察です。もちろん奥さんは嫌がります・・・。

 
 
気が付くと川面に、タイ北部でのお祭りのときは必ず飛ばすコムローイ(熱気球)が浮かんで見えました。

次は、ゴールデントライアングルをボートトリップに出かけます!!

『ゴールデントライアングル』の旅 その2

タイは今雨季。おまけに台風が来ていて、2日目の朝はものすごいどしゃ降りでした。

そんな中、北部の山岳部に向けて出発しました。

ガイドのAEさんに、「こんな雨じゃどうしよう?」と言うと、

「大丈夫。たぶん行く途中で止みますよ・・・」。という能天気な返事・・・。

しばらく行くと、雨は止まって晴れたか! と思うとまた降りだす・・・みたいな微妙な天候。

しかし、山岳地帯に差し掛かるころには雨はおさまっていました。

山道を少し外れた所に、山岳民族の「モン族」の村はありました。

しかし、村は人通りはなく閑散として静まりかえっています。

家の玄関横に座っていた老人に聞くと、みんな畑仕事に出ていると言います。

そりゃそうですよね! ここは観光の村ではないのだし。

家の中をのぞいて見せてもらったりしながらブラブラ歩いて下って行くと、

手作りのパチンコを持って何かを追いかける少年2人と出会いました。

「何捕ってるの?」とAEさんに通訳してもらってると聞くと、

ここの人たちは、タイ語ではないそれぞれの部族独自の言葉でを話すので、私もよくは解らないけど・・・。 簡単な言葉なら少しは・・・

ということで聞いてもらったところ、どうやら小さな鳥をパチンコで撃って仕留めているのだということが解りました。

「それ どうするの?」 と聞くと、素揚げにして食べるのだと言います。

緑深い藪の中をものともせず入って行って、仕留めた小鳥を自慢げに見せてくれました。

山岳民族といっても、本やテレビで見るようにいつも民族衣装を身につけているわけではなく、

着るのはお正月やお祭りごとの行事があるときだけとのこと。  そりゃそうですよね!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

紹介し忘れましたが、今回の現地ガイドのAEさん。なんと7ヶ国語を操る才女なのです。

英語、スペイン、フランス、中国、タイ、日本語、あともう一つはどこか忘れましたが。

それ以外に山岳民族の言葉も勉強して少しは話せるとのこと。

年の頃は、丁度私たちと同年代の40代中頃だと思われ、サラリーマンのご主人と14歳の娘さんがいるそうです。

以前はOLをしていたそうですが、ガイドを初めて7年目。日本語はドラえもんの漫画に興味をもって読みながら覚えたそうです。

「AEさんは何語が一番得意なの?」と聞くと、

「それは、タイ語です!!」 

「あたりまえだろーーー!」(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次に目指したのは、ラオスとの国境が近い「アカ族」の人の住む集落です。

座っていたおばあさんにカメラを向けると、「写真を撮るなら金を払え!」と怒られてしまいました。

アカ族の人は気性がちょっと荒いらしく、AEさんも少し苦手なのだそうです。

しかし、暮らしぶりは結構豊かに思われ、それぞれの家に車があったりします。

聞けば、この辺の人は未だにアヘンの材料になるケシの栽培を続けているらしく、それを売って生計を立てているのでお金があるのだそうです。

タイ政府の取り締まり強化や指導でほぼ撲滅したと聞いていたケシの栽培が、山岳地帯ではまだ残っていたのでした。

そこで、タイ政府がケシの代わり換金作物として力を入れたのがお茶の栽培です。

旧国民党系と言われる在住中国人の人たちが持ち込み、高級烏龍茶の産地として有名になったのが、メーサロンという地域です。

だれもいないメーサロンリゾートの広い「さくらレストラン」でランチをいただきまいた。

ここで一面に咲く日本のさくらに似た花をこちらでもさくらと呼ぶのだそうです。

地元で取れた食材を使った料理はどれも美味しく、思わず食べ過ぎでてしまいました。 

でも、食後の烏龍茶でスッキリです。

国道に面したメーサロン町では、山岳民族の人たちが作った手作りの製品が沢山売られています。

野菜を売りながらもみんな刺繍をしています。

刺繍をしていた織物を見せてもらいました。

本当に色鮮やかで美しいですね。

これは着もので、1年もかけて仕上げるのだそうです。

私もその美しさに魅せられて、ショルダーバッグを一つ購入しました。

ちょっと使い古したもので、擦り切れたりしていますが、それがまたいい感じを醸し出しています。

次回はいよいよゴールデントライアングルに向かいます。

『ゴールデントライアングル』の旅

しばらくぶりにブログ再開です!  

夏期休暇を取って、1週間程 旅をして来ました!

今回の旅は、待望のタイ北部、ラオス、ミャンマーとの国境三角地帯。

それは『ゴールデントライアングル』と呼ばれています。

狭い意味では、タイのチェンセーンから10キロメートルほど北の、メコン川とルアック川が合流するポイントを意味します。

以前はアヘンの産地として悪名が高い山岳地帯でしたが、現在では政府の撲滅政策もあって危険な雰囲気はなくなっています。

周辺の国々の状況が安定してきたこともあり、中国からラオス、ミャンマーを経て、チェンセーンへと通じるメコン川航路も開設されました。

いまや国際貿易の重要な地点として注目を集めています。

そして、今回の旅の目的は、山岳に住む少数民族の人々の集落を訪れ、その文化に触れることです。

また、日頃の都会の喧騒から抜け出し、自分を見つめ直す時間を持つこと・・・。

またまた、大好きな「タイ料理」を地元で堪能すること!  

まぁ~ とにかく東南アジアが大好きで、暇があれば行きたいと思ってしますのです!

8/13(土)の夜中までかかって仕事を終わらせ、朝方近くまで旅の支度をし、翌早朝に慌ただしく出発しました。

今回利用したのは、ベトナム航空。成田からハノイ、バンコクを経由してチェンマイに入ります。

ハノイでの乗り継ぎの待ち時間に、すかさず本場の「フォー」をいただく。(とり肉入りのフォーガー)

チェンマイに向かうバンコク航空の乗り継ぎ待合室はガラガラでした。

夜の10時頃にやっとチェンマイに到着。

空港で待機していた現地ガイドのAEさんは、国内線のゲートから出てくると思っていたところ、

国際線のトランジットだった為に荷物の出口が異なり、国際線のゲートで待っていた私たちとやっと会うことができました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

写真は、初日とチェンライから帰ってからの計3日間滞したチェンマイプラザホテルのエントランスです。

ホテルからナイトバザールが近いと聞き、遅かったのですが行ってみることにしました。

まだかなり賑わっていて、買い物したり食事を楽しむ観光客の人たちであふれかえっていました。

こちらは、色鮮やかな照明屋さん。 これだけ見ると海外の展示会のブースの1コマの様です。

これが噂の「フィッシュ・スパ」。 水槽の中に足を入れると、魚が余分な角質を食べてくれるので綺麗になるんだそうです?!!

帰りにビールを買って帰りました。これがないと1日が終わらないのです!

タイと言えばシンハービールですよね!  

翌日は山岳地帯に入り、少数民族の村を訪ねます。      続く・・・

ビシックとハトメスタイル

お子様(男の子)の成長に伴うカーテンの掛け替えのご依頼を頂きました。

その中で使って頂いた、ちょっと変わったロールスクリーンのご紹介です。

商品名はトーソー(株)から販売されている「ビシック」です。

ビシック(1)

フラットなロールスクリーンのシンプルなデザイン性と、
空間に採り入れる光の量をブラインドのように自在に調整できる機能性。
そのふたつを同時に満たすことが出来ます。

ビシック(2)

太陽の光が心地よい昼間には、光をたっぷり採り込むシースルーのスクリーンを。
プライベートタイムには、視線を遮るミディアムタイプのスクリーンを使い分けられて便利です。

同じような機能を持った商品で、タチカワブラインドから出されている「デュオレ」や、
ハンターダグラスの「ファセットシェード」がありますが、それぞれ構造や、スタイルが変わってきます。

さて、これに合わせてお付けしたカーテンは、当社お得意のフランス製「カサマンス」の妹ブランド「カメンゴ」からセレクト。

カメンゴ(1)

同系色ブルーのコットン素材の生地をハトメスタイルに仕立てました。

カメンゴ(2)

今回は、装飾レールはトーソーの「グレースフィーノ19」を使いました。
ハトメの径も様々ありますので、そのレールの太さに合わせて使い分けます。
色もゴールド、シルバー、ブラックの3色からお選びいただけます。

シャープなスタイルとメタルの色がマッチして男の子の部屋らしくカッコ良く仕上がりました。

最近はお子様のお部屋のインテリアにお金を掛けられる方が大変増えています。

やはり、ヨーロッパのファブリックスは日本にはないデザインや色使いが人気です。

そちらは、次回またご紹介しますね!