大分春めいてきた今日この頃、東京の桜の開花もそろそろでないでしょうか。
さて本日は、これから日射しが強くなる季節ですので、サンルームの遮熱対策を行った事例をご紹介しましょう。
サンルームは冬は暖かいのですが、夏の温度は大変なことになってしまいます。
勾配の付いた傾斜天井面をどうしたらよいかのご相談をいただきました。
お客様のご要望としては、まず遮熱対策をどうするか?
しかし、天井からの圧迫感は出したくない。
リビングルームとつながっているので、インテリアとしても妥協したくない。
あまり予算は掛けずに見栄えよくしたい。
その答えがこのようになりました。
採用したのは、裏面にステンレス素材をコーティングしたハイテク素材、masa加工のレース生地を使いました。
masa加工の生地は、すぐれた遮熱効果を発揮します。
この日はお天気良く、サンルームの中にいると熱いくらいでしたので、実際に付けた前後では、その違いが良く解りました。 付けた後では本当に涼しく感じられます。
そして、天井面のFIXのスパンに合わせて同じようなたるみ具合が出るように計算して、裏側にタックを取り、その中に突っ張り式のテンションポールを付けてスタイリングしました。
今までコーナーで止まってしまうようにC型レールが付いていたのを取り外して、同じアンバー色のカーブレールを取付けました。
このようにすればコーナー部分にドレープが溜まること無く、全開放できるので解放感も生まれます。
しかも、masa加工の生地はミラー効果もあるので外からのプリバシーも保護できるのです。
これからの季節、とても重宝する機能とインテリア性を兼ねそなえた生地なのです。
お客様にも予想以上の仕上りと、とても喜んでいただきました!