イスタンブールを発ってベルギーに向かいました。
時間は大凡3時間あまり、イスタンブールとの時差は1時間です。
ベルギー空港での入国審査はとっても厳しく、宿泊するホテルのバウチャーまでチェックされ、スーツケースの中まで入念に調べられました。
やはり、トルコの隣国シリアは現在内戦の真っただ中、そこから来るアジア人だからやむを得ないことかもしれません。
空港からエアポートシティ・エクスプレスとメトロを乗り継いだまではいいものの、逆方向に行ってしまったりして、やっとのことでホテルにチェックインしました。
ホテルは、ブリュッセル北駅からメトロで1駅、ROGIER(ロジェ)の近くににあり、中心部の「グランプラス」までは歩いて行ける比較的便利な所にありました。
ホテルに荷物を置いてすぐに散策にでました。
街の中心部「グランプラス」に近ずくにつれて、可愛らしいお菓子屋や様々なお店が現れ、ウィンドウに目を奪われ、中々先に進めません。
人の流れに任せて歩いて行くと、急に開けた空間が現われました。
そう、ここがお目当ての世界遺産 「グランプラス」です。
そして、この「世界で最も美しい広場」で行われていたのが「フラワーカーペット」です。
2年に1度、3日間限定で行われるイベントに偶然にも旅行の日程が丁度重なったのは本当にラッキーでした。
まさに美しく描かれた花の絨毯のようです。毎回このデザインは変わります。
広場の真ん中に立つと、四方を取り囲む秀麗な建物に圧倒され、しばらくボーと見とれてしまいました。
その中心となる市庁舎の2階のバルコニーからフラワーカーペットの全体像を無る事が出来るのです。
面白かったのは、グランプラスの全体的な景観を損ねない様、工事中のギルドハウスには元の建物が描かれたシートがかけられていたことです。 遠目からは解らないくらいです。
市庁舎の2階に上がるのには入場料が掛りますが、これは必見です。中世の絵画や室内の装飾を見ることが出来ます。
2階のバルコニーから撮影したのが上の写真です。グランプラスの全体が見渡せるのです。
市庁舎を出て右の路地に入り次の目的地に向かうのですが、なにやら甘い香りにそそられます。
本場ベルギーワッフルをいただくことに! 焼き立てふわふわです。(^u^)
基本のワッフルは1ユーロ。これに好きなトッピングをすると料金が加算されるシステムです。
私は、イチゴに生クリームをトッピング。これが程良い甘さで美味いんです!!
ワッフル屋やチョコレート屋、ゴブランの織物を使ったインテリアショップなどを見ながら歩いてい行くと・・・
これも観光名所「タンタンの壁画」を過ぎたところに人だかりが・・・。 ようやく会えましいた!「小便小僧」。彼の名前はジュリアンと言うのだそうです。
近くのクレープ屋やお土産物屋にも、彼を型取ったものを沢山見かけました。
さて、その日の夕食はもう一つの目的 「ムール貝」を食べることです。
1893年創業という老舗レストラン「シェ・レオン」に行きました。
ムール貝レストランの代名詞と言っていいほどに有名なお店なのだそうです。
狭い路地に面した席で通る人を眺めながら料理が来るまでビールとフリッツで一息つきます。
これで一人分500グラムです。
味付けはいろいろ選べるのですが、定番のセロリ、タマネギ、バターの入った‘‘ムール・スペシャル’’ にしました。
けっこうペロリと行けちゃいます。 これも美味かった~ (^u^)
翌日は美術館を巡ります。