以前にも一度施工例でご紹介しましが、オーストラリアのブランド「JBS」(ジェイビーエス)のウッドブラインドをご紹介します。
カーテンの天然素材も同様ですが、人には欠かせない存在である天然木の素材感は身近にあるだけでとても心地よいものです。
JBSのTIMBER VENETIAN BLINDSは、ウェスタンレッドシダー、キリ、シナの3種類の材質からお選び頂けます。
ウエスタン・レッドシダーという名称は、アメリカの西部開拓時代にこの木材が開拓に使われたところから名付けられたと言われています。
ヒノキチオールという天然成分が含まれており、防腐・防虫効果を持っています。条件下によりその耐久性は違ってきますが、10年から20年の耐久性のあることが多く報告されています。
北米では、屋根や外壁材として多く使用されている木材であり、国内でも価格面を含めたバランスのよさで、最も人気のある木材です。
また、きれいな木目を持ち、その素材を活かした光沢のない塗装を施し自然な風合いを最大限に引き出したブラインドです。
上の写真の7色の展開で、国内に在庫しており、製作納期も約10日間ほどでお届け出来ます。
こちらはキリ材のスラットサンプルです。カラーは28色展開になります。
優しい木目を持ち、比重が軽く割れや狂いの少ないという加工性も持ち合わせた木材です。
熱伝導率も非常に低く断熱性にも富んでいます。成長も早いので環境にも優しい木材です。
日本では桐のタンスとして昔から親しまれている木材ですが、それは日本の風土に適しているからなのです。
梅雨時に桐タンスの引出しが堅くなることがありますが、 これは、湿度が高くなると桐材が膨張して気密性が高まり、タンス内に湿気が侵入するのを防いでいるのです。
また逆に、乾燥時には木が収縮して蒸れないように通気性を良くします。 同時に、板の面も木目(きめ)が粗密になって湿気の通過を自然にコントロールします。
また、これら2つの木材は、シナ材(バーチ材)に比べるとすごく軽量なのも特徴です。
価格もコード操作のタイプでしたら、国産のタイプのものとさほど変わりはありません。
ドラム操作の場合は、国内のメカで組み立て直す為、若干割高になるのがデメリットでしょうか。
欧米では、あまり上まで上げたりの昇降操作は行わず、スラットの開閉の操作によって光をコントールする使い方が普通だからなのです。
ウッドブラインドをご検討の際は、是非ご検討されてみてはいかがでしょうか。