カーペットの張替え ジョイントってどうやるの? 

今日は、カーペットの張替工事を行いました! 

日頃お住まいになっていてもどのように工事されて収まっているのか解らないものです。

そこで、写真でご紹介しながら解説しちゃいます!

写真左上から、キッカー、トリマー、アイロン、カーペットローラー、カッター、目打ち、ハンマー、はさみです。だいぶ年季が入って使い込んでますね~ (^o^)

これらが、カーペットのフェルトグリッパー工法に使用する道具です。はさみは2種類。フェルト用とカーペット用に分けて使います。

本日、施工をお願いした市川さんとは、もうかれこれ20年以上の付き合いになります。

キャリア29年の大ベテランです。


部屋の隅には、カーペットを引っかけて固定するためのグリッパーが付いています。

これの内側にフェルトを敷き詰めて、あまった部分をきれいにカットします。


施工したお部屋のサイズは6.8m×4.2mです。カーペットの巾は3.64mですので、ジョイントが必要でした。

ジョイント部分が美しく仕上がるように、カーペットの目に合わせて、直線が出るようにカットします。これを目を通す作業と言います。


ここで登場するのがシーミングテープです。カーペットの裏側に入れてジョイントするために使います。


カーペットのジョイントのセンター部分にシーミングテープを入れます。


シーミングテープの表面を溶かす為に、熱したアイロンを入れます。


ジョイント部分に沿ってアイロンをスライドさせ、上から抑えてジョイントしていきます。
この時にカーペットのループ部分が交互に重なるようにするのがポイントです。


ジョイント部分にカーペットローラーを掛けながらなじませます。


目打ちの先端がジョイントした部分です。 

良く見ないと、ジョイントがいったいどこだか解りません。


ジョイントが冷えて固まってくれば、次の作業はキッカーでカーペットを4方に伸ばし、グリッパーに固定する作業です。

この引っ張り具合が悪いと、後でカーペットがたるんで、表面はしわになってきたりします。

大変な重労働。汗をかく作業です。でも今日は寒かったので丁度よいかも・・・(^o^)


あまった部分をトリマーでカットしていきます。


最後にカーペットの端部を巾木との間にきれいに入れ込んで仕上りです。

その後、手伝って掃除機をかけていたので、仕上りの写真を撮るのを忘れていました・・・。

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カーペットは温かみがあって歩行感もやわらかく、体にやさしいので最近特に見直されてきています。

特にウール素材の物は『冬暖かく夏は涼しく』断熱材効果がありとても快適です。

また空気を浄化する機能を持っています。シックハウスの原因となる「ホルムアルデヒド」などの有害物質を吸着し内部に閉じ込める効果もあるのです。

カーペットや壁紙のインテリアリフォームのご依頼も承っております。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。