【PARIS Deco…off】

前回からのパリのレポートの続きです・・・。

『PARIS DECO…OFF』 の会場の1つヴィクトワール広場地区にある 「PIERRE FREY」のショールームです。

「PIERRE FREY」はフランスの伝統的な装飾に現代的感覚を取り入れ、洗練されたあたたかい雰囲気を特徴としています

兎に角、そのコレクションの多さには驚かされます。どんなクライアントの要望にもあわせられるように様々なアイテムをそろえています。

写真のパープルのカーテンは1枚でグラデーションが見える生地です。今年はこのようなグレデーションも良く見かけました。


さすが地元フランスで一番のシェアを誇る「PIERRE FREY」は大変な賑合いです。

しかもこのショールームはとても広いんです。そして、もう1つのメイン会場のサンジェルマン地区にも一般向けのショールームを持っているんです。

こちらで、日本での総代理店を務める ㈱トミタの富田州正氏にお会いすることができました。

富田さんには日本を出る前に、パリでの見所やロンドンの情報などいろいろメールを頂いておりました。

今回は大変タイトなスケジュールでの渡欧だとお聞きしました。

気軽な僕らと違ってディストリビューターは真剣そのもの、大変なんです・・・ (^_^;)


海外のショールームではこのような見せ方が主流です。日本でも良く見かけるようになりましたね。

この方が見ているのはフランスの「boussac」の新柄。 シルク地に刺繍をあしらったものです。

日本での代理店「ナショナルトレーディング」のショールームでは新しくコーナーが新設され、見やすくなりました。


フランスの老舗ブランド「BRAQUENIE」 伝統的な柄をモチーフとしたデザインが特徴です。

上流階級の社会に愛されてきたブラクニエは、フランスの遺産ともいえる装飾

の世界を現代に蘇らせています。


こちらはショールムの地下の様子です。

レンガ積みのよくある地下室にナチュラルなテイストのディスプレイが施されています。

さて、外に出てメイン通りを歩いていると、結構顔見知りにお会いします。

CASAMANCEの代理店の社長やマナトレーディングのスタッフなど・・・。

いろいろ情報交換したりして、日本にいるときとはまた違う親密感がわきます。


こちらは、日本でもお馴染みの 「Sanderson」 「MORRIS」 「HARLEQUIN」のショルームのウィンドウです。

これにちょっとテイストの違った「ZOFFANY」も加わって 全てイギリスのコレクションです。

サンダーソンは、50年代の花柄を現代風にアレンジされていて、日本の方もファンは多いですね。

また、今年はモリス商会の創立150周年にあたり、日本でも様々な記念のイベントが行われる予定です。


こちらはFISBAこと「Christian Fischbacher」の新柄です。

ショルームに入ると「まいどっ!」と流暢な日本語でCEOのマイケルさんに迎えられました!

以前日本法人の社長をしていたので日本語もとても上手なんです! (^O^)/

写真の柄は「Beau Monde」。伝統的な貴婦人のシルエットを可愛らしくバーンアウトのテクニックで表現していますね。


これは「Radius」 麻の地サークルの総柄ですが、このサークルの刺繍 よく見ると一つ々違うんです!(@_@)


こちらは「Rising」  この蝶の柄もリアルですね・・・。

数えてみたら、1つのリピートの中に32種類の蝶がいました!\(゜□゜)/

また、注目したのは、昨年に発売された「BENU collection」  100%ペットボトルの再生繊維を使った、まさにエコロジーのコレクションです。

まさに、企業のエコに対する取組みと志の高さが伺えますね!


こちらはスウェーデン発「KINNASAND」のショールームです。

日本では、マナトレーディングのショールームで見ることができます。


ウィンドウにディスプレイされていたのは、レーザーカットや様々なテクスチャーの違う生地のパッチワークです。


こちらは、ストーンウォッシュの様なインディゴ染めのグラデーション。

1つの生地の中にグラデーションを見せるパターンは今年のトレンドの1つのようです。

先にもありましたが、今年は様々なところで見かけました。


通りから少し路地を入ったところに「LELIEVRE」の会場があります。

昨年はエントランスにいきなり虎の剥製が飾られ度肝を抜かれましたが、今年は時代を反映してか少し静かなイメージです・・・。


ルリエーブルのクッションのコレクションは本当に沢山あります。

写真の細長のクッションは80×25㎝というサイズです。

サイズや形。生地の切り替えしやアクセサリーによるアレンジなど様々。


同じグループの「SONIA RYKIEL」の真っ赤なカーテンのディスプレイ


色の使い方が幻想的な独特の世界へ誘います。

ここのカーペットが「ルリエーブル」のイメージカラーのパープル色で敷き詰められているのが印象的です。


こちらは、イタリアの高級ニットブランドのコレクション「Missoni」です。

多色使いと編み物のデザインの混合が特徴ですね。

この他にも日本でもおなじみの「KENZO」やスペインの「Gaston y Daniela」などが同じショールームの中に並んでいます。

しかし、これらのブランドはメゾン・エ・オブジェの会場にも出展するので、こちらでは控えめな雰囲気でした。


そして、その奥にはレッドカーペットにより導かれるようにドイツの高級ブランド「SAHCO」の特設会場へと続きます。

1841年に設立された160年以上の歴史を持つサコ・ヘスレイン社はドイツ・ニュールンベルグを本拠としています。

このカットの写真は、インテリア雑誌などでもよく見かけました。


新作の生地の説明をスタッフから受ける様子です。

トップエディターとして注目を集めるコレクションはクラシックからモダン、アヴァンギャルドまで全てのインテリアスタイルに対応し、世界中の人々を魅了しています。


トレンドのイエローカラーを使ったトレビラCSのコレクション。

ジオメタリックなデザインもサコの特徴の1つです。


こちらは、「ULF MORITZ」 の新作のタイバック。 皮製 マグネットでスタイリングします。


入口にディスプレイされたこの生地に注目です。

「SIGNATURE WORKS」というこの生地は、5cm×5cmのプラスチックの半透明のカード状のものをボイルの生地にサンドしてあるのです。

虹色に輝いていて、立体的な効果を引起しています。

毎回なことですが、「ULF MORITZ」のコレクションには驚かされます!( ̄□ ̄;)


さて、今日は一日歩き疲れました・・・ (´□`。)

まだ時差ぼけも残っており、明日も早くからメゾンの会場に向わなければならないので、夕食はホテルの近くのレストランで取ることにしたのですが・・・。

結構込み合っていたので大丈夫だろうとチャイニーズにすることにしました。

前菜とメインから一品ずつ選ぶのは解るのですが、前菜盛り合わせはなんと餃子でした!

この醤油っていったいなんだろう?って味です。 しかもこの皮も料理の一部のよう・・・。

石井さんが頼んだスープは曰く「澄まし汁に生のかきをぽちゃっと落としてぬるくなった感じ・・・」だそうです (T_T)


さて、こちらがメインの肉料理です。

この「にら」をすーっとあしらったところがフランス流でしょうか?

肉はかたくてぼそぼそという感じで味はバーベキューソース味?という感じです。


こちらは私がオーダーしたチキンです。こちらにも「にら」がすーっと!伸びています!!(^~^)

味はとても甘く、一緒にいためてあるのは何と「甘栗」です。

おなかが空いていたので、美味しく?いただきました!!ヽ(゚◇゚ )ノ

明日はぜったいフレンチにするぞ!っと 帰りに二人かたく誓うのでした !!

To Be Continued