トルコ~ベルギーの旅 トルコ編 1

夏期休暇を利用してトルコベルギーを旅してきました。

何故トルコかと言うと、私の大好きな著書、沢木耕太郎の「深夜特急」のこの題名となっている「ミッドナイトエクスプレス」が、トルコのイスタンブールを舞台としているといことからもあって、以前から一度は行ってみたいと思っていたのでした。

また、職業柄 トルコやベルギーを産地とする生地を多く扱っていることもあり興味をもっていたことも訪れた理由の一つです。

しかし、、毎度のことながら無計画で何の準備予習のない行き当たりばったりの旅です。。。

行きの飛行機の中でガイドブックを初めて読みながら現地の情報を調べていたのでした。(^_^;)

それでは、これから4部に分けて旅をご紹介していこうと思います。所々インテリアショップの写真もありますのでご覧いただければと思います。

写真を多くお見せするために、画像は小さくしてありますが、クリックしていただければ大きく表示されますので興味のある方はご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イスタンブール 旧市街編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成田からトルコ航空を利用して12時間かけてトルコのアタテュクル空港に到着。

そこから車で旧市街に向かう渋滞を抜け到着したのは夜の8時を廻っていました。

日本との時差は7時間です。

予約していたホテルは、旧市街の中心近くの路地裏にありました。

休む間もなく、ホテルに荷物を置いて近くを散策に出かけました。

写真は路地を出たところにあるレストランや街並みです。

綺麗に並んだ石畳にライトアップされた建物。観光地だけあって整備されています。

     

お土産物屋さんもとても綺麗のディスプレイされていました。

歩いて行くと大きな広場にでまいた。

ここが、ブルーモスクとアヤソフィア博物館の間にあるアヤソフィア広場でした。

ブルーモスクが美しくライトアップされていました。

人々は広場にある噴水やライトアップされたモスクを見ながら、地面の芝生の敷物を広げて夕涼みしています。 とっても和やかな雰囲気です。

トルコはイスラム教でもそれほど戒律は厳しくないのですが、さすがにモスクの前ではお酒などはもってのほか。モスクの見えるレストランなどでもお酒は出しません。

  

滞在したホテルは、可愛いらしいプチホテルといったところ。外観は綺麗ですが建物は増築を重ねだいぶ老築化しています。

でも朝食はとても美味しくバリエーション豊富でした。 すぐ近くにパン屋さんがあり、ここの焼きたてのフランスパンがとても美味しかったです。

路地を抜けてすぐに広がるレストラン街。丁度、小さなホテルやレストランが集まっている界隈です。

 

朝一でブルーモスクに行くと、オープン前なのにすでに観光客の長蛇の列です。

 

 

 

 

正式には、スルタン・アフメット1世ジャミイと言います。

大小重なり合うドームが優美なピラミッドをなします。

 

 

衰退したオスマン大帝国に咲いたあだ花、というにはあまりに美しい装飾です。

 

 

 

 

 

次に向かったのは、現在は博物館になっているアヤソフィア聖堂です。

 

アヤソフィア(ギリシャ語でアギア・ソフィア)は聖なる叡智を意味し、この聖堂がギリシャ正教の本山でした。

 

 

 

    

オスマン帝国の征服により聖堂はイスラム教のジャミイに改装されました。

モザイクも漆喰で塗りこめられ改修されましたが、現在の聖堂は基本的にビザンチン時代のままになっています。

左は、天使が宿る柱の穴に親指を入れて右に回して願い事をすると叶うと言われています。

2階の渡り廊下から見渡したところです。堂内の広さがうかがわれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

次にむかったのはグランド・バザールです。右の写真はよく見かけれのではないでしょうか。

テレビで見たりするのと同じで、日本語での客引きもすごいです。

数百年の歴史があり、トルコ語では「屋根に覆われた」という意味だそうですが、屋根付きというよりも施設全体が壁に囲まれており一つの巨大ショッピングアーケードの様です。

 

中央部にはスペースの広がったカフェのスペースもあります。

 

 

 

 

中には商人が宿泊する隊商宿のハンというスペースがあり、そこだけは屋根がなく気持ちいい空間が広がっていました。

 

 

 

グランド・バザールの価格は観光プライスで安くないと聞いていたので、冷やかし程度で通り抜けました。

グランド・バーザールを抜けエジプシャンバザールに向かう坂道を下ります。

どの店も山積みの商品が目に入ります。

 

このあたりの界隈は繊維関連の問屋街となっていました。

その中の生地屋街でカーテン屋を発見しました。

3階建ての其々の窓には、ゴージャスな感じのディスプレイが施されています。

 

 

 

陳列されていいる商品もやはりレースの種類がとても豊富です。

 

 

 

 

おなかが空いたのでお昼にすることに・・・

旧市街と新市街を結ぶガラタ橋の下にはシーフードレストランンが連なっています。

その内の一軒でお目当ての「サバサンド」をゲット! 歩き疲れたのでビールが美味い!

炭火焼のサバとフランスパンの組み合わせはとてもグッドなのです!

    

左は有名な船のサバサンド屋さんです。 揺れる船の上でサバサンドを作ってくれます。

サバサンドを作るときに出たカスを海に捨てるので、それを狙って魚が群れています。

ピクルス屋の屋台はその色のどぎつさに手が出せません・・・(^_^;)

 

ガラタ橋の上では多くの人が釣りをしています。。

釣れるのはアジやイワシです。

今晩のつまみにするのかな?

 

 

 

 

    

埠頭からアジアとヨーロッパを結ぶ「ボスポラス海峡」のクルーズに行ってみることにしました。

新市街のエミノニュから出ている1時間40分のクルーズは、確か6~7ユーロ程でした。

途中左のヨーロッパ側に見えるルーメリ・ヒサールの城壁です。

コンスタンティノープルへ物資を積んで黒海から下ってくる船をアジア側にあるアナドルの両要塞から大砲で挟み撃ちにしました。

トラムで旧市街に戻り、今晩のダンスショーの予約をしました。

時間があったので午前中に廻れなかった「地下宮殿」に行くことにしました。

夕方の地下宮殿は丁度観光客の人数も減り、静かな幻想的な雰囲気が漂っていました。

地下宮殿と言っても、もともとは宮殿などの周辺へ供給する水を貯める池でした。

この施設には336本の柱が立っているのですが、、1本1本の形状が異なっていました。

広さは長さ141m,幅73m,高さ8mあり、約8万?もの水を貯えられたそうです。

    

予約していたダンスショーを見に行きました。向かったのはホジャパシャ文化センターです。

左は外観、夜の8時なのにまだこの明るさです。

ちょっと解りずらい所にあります。ショーのプログラムが赤いのは照明のせいです。

トルコ近隣国の踊りを含め、様々な民族舞踊を披露してくれます。

 

純粋にショーを楽しむ施設なので飲食などは出来ませんが、生演奏の迫力とその踊りの素晴らしさを堪能しました!

情報収集にはアプリの「トリップアドバイザー」が役に立ちました。

    

夜も10時を廻っていましたが、遅い夕食をとることに。トラムにのって中心部にもどります。

このトラム店舗とギリギリの所を走っています。結構危ないかも・・・・。

紹介してもらった人気のトルコ料理のお店に。夕方店の前を通った時には地元の人たちで長蛇んお列でした。後から聞いたところ明日かっらラマダン(イスラム教の断食)だったからなのでした。

マメのスープ。ライス。マメのサラダ。ウズガラ・・キョフテという肉団子の炭火焼きを食べました。これがまた美味い。

こんな感じでトルコの2日目は終わりです。。。 はぁ~結構歩きました・・・。

次はトルコ続編です。

 

夏休み前の納品ラッシュ (^^;)

来週から1週間程夏休みを取らせていただきます!

ということもあって、今週は夏休み前の納品ラッシュです。

本日は、その中から面白いものをご紹介しましょう。

こちらは、オーストラリアのブランドJBSのウッドブラインドです。

素材は、ウェスタンレッドシダーというカナダ産の杉材に近いものです。

美しい木目を持ち、その素材を活かした自然の風合いを最大限に引き出したブラインドです。

しかも、スラットは軽量で、スラットの巾も45mmと国産のものと比べると少し小さめです。

木製ブラインドは熱を吸収するので、実はとても遮熱性に優れているんですよ。

こちらは、ツインシェードのセパレートタイプです。

ガラス面のFIX部分と出入り口の部分で不均等に分割しています。

使った生地は、川島織物セルコンの通風織りのジャガード生地と、トルコ製のエンブロイダリーレースを合わせています。

生地の組織が2重になっているので、光に透けると美しい表情を醸し出します。

こちらは、ブログでもよくご紹介しているハンターダグラスのシルエットシェードです。

3インチの遮光タイプです。

シルエットってホワイトのイメージですが、ブラックのモノトーンの感じもいいですね。

モダンなイメージのインテリアとの相性も抜群です。

 

 

 

 

世界中のファブリックを使って・・・

以前から何度もリピートでご依頼頂いているファブリック大好きなお客様のお宅に、追加のご注文のお品を収めてまいりました。

こちらは、寝室の入口にお取り付けしたタペストリーです。

生地はフランスの「マニュエル カノヴァス」の新作です。

上下にコットン素材の赤でフレームを付けました。オレンジのキータッセルがアクセントです。

こちらは、お子さんのお部屋の天井のトップライトに付けた日除けです。

夏場は天井から差し込む日差しが強烈ですので、室温を下げるのに活躍します。

生地はスペインの「アルハンブラ」の新作のキッズのコレクションです。

以前のブログでご紹介しています。こちらからご覧下さい

残りの生地を使ってピロークッションをお作りしました。

裏面とパイピングは、ピンクの無地を合わせています。

リビングのソファーの上には、タイのブランド「ジム トンプソン」の伝統的な柄の麻素材の生地を使い、50cm角のクッションをお作りしました。

こげ茶のパイピングがアクセントで引き締まった印象を与えています。

まさに「ファフリックのワールドツアーやぁ~!」 (彦摩呂風に) すいません・・・(^_^)/~

N様 いつもありがとうございます。 また素敵な生地がありましたらご紹介させて下さい!

 

 

 

 

 

Boras Malaga

涼しげな色合いですよね! この季節にはピッタリではないでしょうか!

北欧スタイルの定番 「Boras cotton」 の 「Malaga」 です。

根強い人気で、多くのお客様からリクエストをいただいております。

レースもシンプルですが、ナチュラルなリネンライクの生地を合わせています。

 

 

いつも、納品後にお断りして写真を取らせていただくのですが、お客様からありがたいお言葉をいただきました。

「うちのも施工事例に載せてもらえるんですか?」

「ずーと おたくの施工事例を見ていたんですよ!」

ありがとうございます!(^_^)/  そうやって見ていただいていたとは本当に励みになります。

N様のお宅は、後日きちんと施工事例としてご紹介させていただきます。

取り敢えずブログで最新事例としてご紹介させていただきました。

施工事例は現在480件更新中です。是非ご覧ください。

ホームページ【施工事例】はこちらからご覧ください

 

 

 

 

 

遮熱カーテン

毎日日が続きますねェ~ (^_^;)

さて、本日から8月のスタートです。皆さん夏バテしないようにスタミナ付けて頑張りましょう!

本日は、汐留にある高級タワーマンションのお客様のお宅に遮熱のシアーカーテンを納めてきましたのでご紹介します。

薄くチェックの柄が入っているのですが、画像からはよく解らないですね。

積水ナノテクノロジーの技術、masa加工が施されたTESOROのコレクションからのセレクトです。

このTESOROは、当社ホームページの「夏の遮熱対策特集」でも詳しくご紹介しています。

『masa』とは、金属をナノメートルの薄さでコーティングした機能性テキスタイルです。

この超薄膜は、風合いや通気性を変えずに様々な機能を付与することができるのです。

特にこの季節、遮熱には抜群の効果を発揮します。

そして、うれしいことに、他の遮熱レースとは違い、ご覧の通り透け感も良く、窓からの景観を損ねることはありません。

また、同時に外からのフライバシーを保護する遮蔽の効果にも優れているのです。

FISBA  LUNAR 14301/001  ナイロン20% リネン80%

 

そして、ドレープはこんな感じです。

クリスチャン・フィッスバッハ(フィスバ)の春夏の最新のコレクションからのセレクトです。

素材は、ナイロンとリネンです。オフホワイト色が、総ワイド9mあるガラス面を圧迫感なく、優しく覆います。

しわの感じと表面のエレガントな光沢感がシンプルな中にも存在感を漂わせます。

こちらは改めてホームページの施工事例でご紹介させて頂きます。

施工事例は、現在現在470件を超えました。是非こちらもホームページのトップページよりご覧ください。

ホームデコアのホームページはこちらからご覧ください。

スナックの椅子張替え

ホームデコアの本部は江東区の門前仲町にあります。

深川不動尊や富岡八幡宮といった神社仏閣や清澄庭園などが点在し、都心近くにありながら下町情緒にあふれています。

そんな門前仲町にあるレトロな老舗スナックの椅子張替えをさせていただきました。

時は7/27(土)。そう、下町は隅田川の花火大会で賑わっている頃、営業時間を早めに終えてもらって、夜の10:00過ぎに椅子を引取りに伺いました。

汗だくで2階から運び出して2回に分けて運び出しました。(^_^;)

そして、その翌日から職人さん5人の手によって年季の入った16脚の椅子の張替えは始まりました。

そうとう中身のクッションも傷んでいたので、座り心地をよくすためにスプリングを調整したり、ウレタンを重ねてたしたりして、作業は予想外に手間取ってしまいました。

そして、翌月曜日の夕方 椅子は見事に甦り、納品に伺いました。。

肘当ても張替え、座り心地も以前よりも良くなったとお店の人にも大変喜んでいただきました。

張替える前の写真を取ってなくてすいません。 違いが解らないですよね・・・。

運び出すのを手伝っていたので写真を撮るのを忘れていました。

伝統のあるお店の雰囲気を変えないように、使った生地は、以前と同じような金華山ベルベットです。

でも、よくこれだけの数の椅子の張替えを2日間でやってくれた椅子貼り職人さんたちに感謝です。

 

 

MORRIS TEXTILE & BOOK

毎日本当に暑いですね!(^^;)

そして本日、ロンドンオリンピックがいよいよ開会しました!

チーム日本の活躍が期待されます。 また寝不足になりそぉ~!

さてイギリスと言えば、ホームデコアでもロンドンオリンピックに因んで「英国ファブリックイヤー」を開催中です。

是非この機会にイギリスにの素晴らしいファブリックの数々をご紹介していきたいと思います。

そんな中、『ウィリアム・モリスのある美しい暮し』 モリスのムック本が届きました。

モリスは、昨年の創立150周年のイベントの数々でも知られる通り、イギリスを代表するブランドです。

モリスのファブリックを使った様々な事例が紹介されています。

そして、大人気のカルトナージュやミセスの読者応募の作品の品もご紹介されています。

届いたのはB-BOXです。 バード&アネモネ、コンプトン、ウイロボウ の3種類の生地がつています。

けっこうなサイズの生地ですので、様々な手芸の製作に使えそうです。

『モリスのある美しい暮し WILLIAM MORRIS TEXTILE & BOOK』 は¥2,850/部 で発売中です。

 

ハンターダグラスの新カタログ

世界的なブラインドメーカー「ハンターダグラス」の新しいコレクションカタログが入荷しました。

Hunter Douglas SKYLINE & ROLLER BLINDS

今まで書いてきたブログでも、「シルエット」「デュエット」のことは紹介してきましたが、今回は「スカイライン」と「ローラーブライイド」です。

(ブルーの文字をクリックしていただくと過去のブログをご覧いただけます)

 

 

 

 

 

 

 

 

中でも、ローラーブライイドは、新しくハンターダグラスのコレクションに加わりました。

スカイラインは、2007年にアメリカで販売されて以来、その独自性で人気を誇る、大開口部シャープに演出するコンテンポラリーなデザインパネルです。

  

そして、新しく発売されたローラーブラインドは、スカイラインと同じデザインのファブリックとコーディネートが楽しめるのです。

 

今までのハンターダグラスのイメージと言えば、シンプルなものという感じでしたが、今回新しく加わったファブリックコレクションはリネンライクにプリントされたものや、抽象的な柄のデザインなど、様々な空間に楽しめそうです。

ひとクラス上のインテリアとして世界中の100カ国以上で愛されているハンターダグラス。

是非その素晴らしさ体感してみて下さい。

 

油単(ゆたん)をお作りました

桐の箪笥って最近あまり見かけなくなりましたが、昔は一家に一棹はあったものです。

私の実家にも母が大切にしていた桐の箪笥がありました。

そういえば箪笥って、一棹 (さお) 、二棹 … と数えるんですよね。

さて今回は、その桐箪笥のカバー「油単」(ゆたん)をお作りした事例のご紹介です。

今まで御使いになっていたいたものは、木綿の家紋入りの藍染のものです。

フジエテキスタイルのモダンな生地を使い斬新な「油単」をお作りしました。

和の空間にも上手く溶け込んでいます。

これで、大切な桐の箪笥をこれからも末永く御使いいいただけることでしょう。

このようにホームデコアでは、生地を使った様々なオーダーメイドのご要望にお応えします。

こんな物が作りたいんでけど・・・ というものがありましたら是非お問い合わせ下さい。

お待ちしております。

ハンターダグラス シルエットシェード

高層マンションのリビングにハンターダクラスのシルエットをお取付してきました。

 

今までは、麻素材のプレーンシェードをお使いでしたが、取り外して交換のご依頼でした。

同じマンションにお住まいのご友人のお宅に遊びに行かれた時に、同じものが取付けられているのを見て人目惚れしたとのことでした!

そちらのお宅を私がやらせて頂いたのをお聞きになって、ご紹介をいただいたのでした。

 

 

高層マンションからの景観を望む窓ににはとても良く合うスタイルです。

ハンターダグラス社の商品としては、やはりナンバーワンの人気です。

今回は、カーテンBOXではなく、なるべく窓面に寄せて取付けました。

カウンタースペースがより有効に使えるのと、L型のFIXガラス面の右側いっぱいに伸ばして、少しでもサイズを大きくし、光の入りを抑えるようにしたかったからです。

北欧スタイルにの照明にもとても良く合って、お部屋の雰囲気もスタイリッシュにイメージチェンジ出来ました。