CASAMANCE(カサマンス)でタペストリー


フランス製のシルクのエンブロイダリー生地を使ってタペストリーをお作りしました。
使用した生地はCASAMANCE(カサマンス)の「DELIGHT」のコレクションから「Douceur」をセレクトしました。

コーディネートBOOKはこんな感じです。

同じシルク素材の鮮やかなグリーンの生地で上下にフレームを付けてアクセントにしました。

裏も同じグリーンの生地で裏打ちし、ボリュームを出すために芯材を入れてあります。

そしてもう一つアクセントとして、下部の両サイドにキータッセルを取りつけました。

刺繍の花の色オレンジに合わせて、フランス製のHOULES(ウレス)から探しました。

同じフランス製なので、CASAMACEHOULESはとても相性が良いのです。

ナニック ウッド(木製)ブラインド

今回は、ナニックのウッド(木製)ブラインドを取り付けてきましたのでご紹介します。

ナニック社のウッドブラインドは厳選された反り難い無垢材を使用し、スラットの塗装は加工後に施す為とても綺麗に仕上ります。

やはり無垢材の風合いは格別で、理想の高いファン層には大変支持されています。

ナニック社はアメリカ・マサチューセッツ州に拠点を置く木製ブラインドメーカーです。

1996年ナニックジャパンが設立され、2003年より日本国内生産を開始しました。

無垢のバズウッド(シナノキ)を使用し、注文に応じて材料の選定、加工、塗装、組立て等の全工程を一貫して戸田工場(埼玉県)で行い1台づつ製作されています。

ナニックの木製ブラインドには数々の特徴がありますが、特筆すべき点としては、以下の通りです。

① 標準63色を始め特注色にも応えられるカラーバリエーションの豊富さ

② 横型ブラインドの羽幅が25㎜~60㎜まで4種類揃っている

③ 製作寸法がミリ単位で発注できる

④ 標準のヘッドレールに無垢材が貼りこまれていて意匠性に配慮されている

⑤ 最大製作寸法が9㎡までと適応範囲が広い。

などが挙げられるでしょう。

今回採用していただいた、このグリローズと言う色も微妙に肌色がかったホワイトグレーで木目が美しく表れていて素敵な色合いです。

ブラインドの昇降とチルト(羽根角度)操作は、軽くスムーズなモノコントロール方式です。

スラット(羽根)重量の重い木製ブラインド用に特に開発した昇降機構を標準装備している為、ブラインドの昇降及びチルト(羽根角度)操作がとても軽く、そして確実に行えるのです。

クリエーションバウマン バーチカルブラインド

クリエーションバウマンのバーチカル(タテ型)ブラインドを取り付けてきました。

スイスのメーカー「クリエーションバウマン」の特徴は、その洗練されたデザインとクオリティーにあります。

そして、他のエディターともっとも違うところはいわゆるメカ物を持っているということではないでしょうか?

そのメカ物の代表格がこのバーチカルブラインドです。

従来、バーチカルブラインドの羽根は、1000㎜以上の幅の生地に加工を施し、それをカットして作られています。

織に凸凹感がある生地はこのような加工ができないので、平坦でのっぺりした生地しか使うことが出来ずに、主に機能重視のオフィス用でした。

そんな味もそっけもないバーチカルブラインドの革命を起こしたのがクリエーションバウマンでした。

生地を羽根幅の127mmで織ることに成功し、洗練した生地で、裾にチェーンを付けなくても良い、美しいシルエットを表現できるようになったのです。

また、上部のメカも端の重なり部も均等になるように配慮されています。

スラットを余分に何枚か別に付けてくれているのも、今の国産メーカーにはない親切なところですね!

写真は「SUEZⅡ」のコレクションです。羽根の中央が少しラメが入ったようなスリットが入って、そこから抜ける光がキラキラと光って見える美しいスラットです。

日本では1番に人気があるコレクションだそうです。

『節電の夏』 遮熱カーテン

2011年、沖縄地方は4月30日に梅雨入りし、6月9日に観測史上最も早く梅雨明けというニュースが伝わってきました。

しかし、関東地方はまだ蒸し暑いじめじめした季節が続いていますね。

そして、梅雨が明けると本格的な夏の到来。暑い季節がやってきます。

地球温暖化が進み、夏の部屋の温度は毎年上がっています。
原油高で電気代も上がり、エアコン・クーラーの使用を抑えたいところです。

更に今年は、原発問題で夏場の電力不足が予想され、節電が必須になります。

省エネ、節電しながら如何にして快適に過ごすか?が重大なテーマとなっています。

そんな中、今注目されているのが  『カーテンで室内の温度を軽減』 ということなのです。

日中の直射日光や西日の日射熱を反射して断熱し、部屋を涼しくしてくれる「遮熱カーテン」を当店でもお勧めしてます。

ということで、前回のブログに引き続き、遮熱効果の高いシェアカーテンの事例をご紹介致します。

こちらは、当社にも近い豊洲エリアにある高層マンションのワイドスパンのFIX窓です。

前のブログでも事例としてご紹介しました「masa加工」を施したシェアの生地を使用したプレーンシェードです。

カーテン生地の裏側にステンレスの膜がコーティングしてあり、日射熱を約39%反射してくれます。

ステンレスの赤外線吸収効果により太陽光を遮断、夏場の室内温度を従来品より2~3℃低くし、エアコンの電気代を削減できます。

また、紫外線(UV)の透過率を抑えることから、家具やフローリングの日焼け等を抑える効果もあるのです。

やはり高層マンションからのこの景観は素晴らしいですよね。

この眺めを妨げることなく、窓から入ってくる熱や紫外線をカットできるので、高層マンションにはうってつけですね!

こちらも当社からはほど近い中央区佃エリアにある高層マンションです。

リビングの窓は西側に面しているので、午後には直射日光で蒸し風呂状態になってしまいます。

同じ「masa加工」のシェアでプレーンシェードをお作りしました。

シェード越しにも綺麗に夕日が見えますね!

昇降するこのスタイルも、窓からの景観をドラマチックに演出してくれる要素となっています。

こちらは、カーテンのスタイルでお作りした事例です。

階層は2階で窓の外側は公園に面しています。窓越しに見える公園の緑が、この明るいリビングのポイントともいえます。

しかし、外側からはミラー効果でお部屋の中は見ることが出来ないようになっています。

しっかりとプライバシーも確保しながら、遮熱効果もあるなんて、得した気分になりますね!

レースは機能的に、そしてドレープはお好きなものを!と言う事で、ホワイトのシャンタン地に花柄の刺繍を施した奥様お気に入りの生地を選ばれました。

ドイツのブランド「JAB」のコレクションです。遮光の裏地をお付けしてあるので、より遮熱効果も高まります。

こちらの事例は、やはりワイドスパンFIXの窓。しかもコの字型です。
ガラスの大きさに分割してシャープシェードに仕立てました。

90度コーナーの合わせも部分もバッチリ!隙間なく仕上ました。

ナチュラルな素材感の生地ですので、シャープのタイルですが、ソフトな感じも漂わせます。
使用した生地はニーディックテキスタイルよりのセレクトです。

今回は、遮熱効果を高めるためにガラスフィルムを施工しました。

ガラスフィルム カタログ

フィルムが窓ガラスから入る日射しの熱を最大で1/2もカット。
ペリメーター部の受熱量が減少するので、空調負荷を大幅に削減できます。

機能性カーテンやガラスフィルムの活用で  『2011 節電の夏』 ですね!    p(^-^)q


遮熱対策 天窓に『ウェーブロン』

6月に入り暑くなってきましたね!
本日は機能的なシィアカーテンを使った施工事例を1つご紹介します。

これは、階段室の天井部がガラス張りになっているお宅にカーテンを付けた事例です。

天井面が全面ガラス張りになっていて、とても明るいのですが、夏場は直射日光が入る為、階段室がとても暑くなってしまうのが問題でした。

この写真は下から見たところです。

使用した生地は帝人ファイバーが開発した『ウェーブロン』と言う生地です。

この生地の特長は、四つ山扁平断面の形状ののポリ工ステル原糸で織りあがっているという事です。
その特異な断面形状と使用ポリマーの光に対する特性を活かて、本来相反する機能である遮像性※(プライバシー保護性)と採光性を両立させることが可能となったのです。

つまり、適度な光を入れながら遮蔽性にも優れているのです。

もちろん赤外線もカットしますので、採光性や通気性は損なわず冷房効果を高めるという省エネ効果も発揮します。

しかも、とても柔らかくしなやかな生地ですので装飾性にも優れ、美しく軽やかに窓辺を演出すろことが出来ます。

また、通常のレースと比較して1.3 ~1.5倍程度紫外線を遮るので、家具やフローリング、カーペット、 畳などの日焼けを防止しする効果もあります。

1つ難点としては、窓に使った場合、部屋の中から外も見え難くなりますので、高層マンションのように外の景観を楽しみたいという場合は不向きかもしれません。

さて、どのように取り付けたかと言いいますと、先ず並列にカーテンレール(この場合はネクスティ)を取り付け、生地のやわらかな特長を生かし、カーテンの上下をペンシルギャザーで仕上げ、両側をカーテンレールに取り付けました。

カーテンの自然な重みで、このようにやわらかなウェーブが生れました。

操作の仕方は、4方に長いカーテンバトンを取り付け、これを両サイド同時に動かしながら開閉します。

こうすれば、あまり費用を掛けなくても、装飾性も損なわずに、遮熱対策をすることが出来ました。

あまり頻繁に開閉するのでなければこれで十分なのかもしれませんね。


クリエーションバウマン(シルバーコレクション)

高層マンションの南東の面したワイド6m程の大きな窓にクリエーションバウマンのシルバーコレクションのカーテンをお納めしてきました。

震災の影響もあり、省エネ節電の対策として遮熱の効果のあるカーテンやブラインド、そしてガラスフィルムの需要はとても高まっています。

今回のお客様ご要望も同様でした。どのようにして夏場の省エネ、節電対策をしていくか?というものでした。

遮熱対策として定評があり、しかも、装飾性の観点からも生地の質感を楽しむ事ができるクリエーションバウマンのシルバー&スチールコレクションをお勧めしました。

ドレープはお客様のご希望でナチュラルな質感のシンプルな生地をフェデリコのコレクションからセレクトしました。

そしてもう一工夫。ドレープの裏地として遮熱効果の高いmasa加工の裏地を付けることにしたのです。

masa加工

masa加工はナノレベルで金属をコーティングする技術です。これにより、太陽からの熱線をカットして夏場の室内温度をおさえ、冬場は蓄熱効果により室内の暖気を逃がしにくくしてくれるのです。

最近のマンション、モダンな建築には、ガラス面の大きな開口部が多くなって来ています。
開放感があり、景観を楽しむ事のできるガラス面は魅力的なものです。
ですが、一方で、1つの悩みがあります。

“暑さ”。

その悩みを解消するために、裏面にアルミやスチールをコーティングし、熱の遮断効果を高めるという事は省エネ対策としてとても効果的な事です。

しかし、私たちはインテリアをコーディネートする者として、その素材や色、質感にもこだわっていきたいと思います。

暑さを効率よくしのぎ、冷暖房費を節約しながら、心地よく美しい部屋で過ごす。そんな自分だけの時間をおくれるようご提案していけたらと思います。


北欧スタイル施工例 Part1

だいぶ春らしく暖かくなってきましたね!

これで花粉さえ飛んでなければ最高なんですが・・・(笑) 

さて、今回は当社で納めさせていただいた施工例をご紹介します。

当社のコレクションの中でも根強い人気の北欧スタイルから・・・。

人気のBORAS(ボラス)からMARIMEKO(マリメッコ)までの施工例を一挙ご紹介します。

相変わらず大人気のBORASの『バードランド』です。

アシンメトリナーなコーナー窓のをアレンジしました。

色違いのネイビーになるとこんな感じです。これもまた素敵ですね!

シェードスタイルにすると、絵のようですね。

ボトムを無地で切り替えしてアレンジしてみました。

可愛いらしい照明がいっそう引き立ちますね。

続づいては、こちらも大人気の『マラガ』です。

アクセントカラーの壁紙を張り替えて、同じ柄のファブリックパネルも付けました。

レッドの色もとても人気があります。

シェードスタイルにするとこんな感じです。

ブラック色です。

こちらはライトグリーン色です。

小窓はシェードスタイルに。内側はカフェカーテンで。

棚の目かくしはハトメのスタイルに、色はブラウンです。

こちらもBORASの『フォグリングストゥール』 春らしい柄ですね!

輸入建具に直接取付けたシェードスタイルです。

パイン材のフローリングによく合います。

次回に続きます・・・