毎年1月から始まりヨーロッパのインテリアシーン。
今年もトレンドの視察や新作サンプルの買い付けを兼ねて『Paris Deco Off… 2019』 と 『Maison&Objet』 に行ってきました。
この時期にパリに取材に来るようになって11年目となりました。早いものです。
経年で見ていると、今までのトレンドの流れや其々のブランドの変化など解って意外と面白いものです。
Deco Off の会期は1月の17日~21日までの5日間。Maison& Objet は一日ずれて1月18日~22日までとなります。
恒例となった其々のエディターの新作生地よって彩られたランプシェードのインスタレーションが開催エリアを華やかに彩ります。
左岸のサンジェルマン・デ・プレの広場には巨大なソファーまで現れました。
隣に写っている女性と比べても、その大きさが分かりますね。
パリの定宿は決めておらず、毎回 パリ在住の友人にB&Bのアパートを借りることにしています。
「1人なので交通の便がよければ、広さとか気にしません!」とリクエストしてるのですが、今回 用意してくれたアパートは、サンジェルマン・デ・プレ 広場からすぐ近くのこちらの部屋。
1階はレストランが入っている18世紀の歴史ある建物の最上階部。
らせん階段を中央部を使って取付れれた 1人用のエレベーターもちゃんと備え付けられています。
室内はコンパクトにリノベーションされていてセンスの良いインテリアで飾られています。
この部屋で1週間程、朝は自炊をしながら過ごすことになります。
建物は屋根の改装中で足場が掛かっていますが、ルーフトップの窓からは、サンジェルマン・デ・プレ 協会が望めます。夕方に鳴らされる鐘の音もまた格別なものです。
エルデコがプロデューしたインテリアショップ「Flamant」のウィンドウディスプレイ
夜になるとランプシェードの光がともされ、Deco Off 開催エリアの通りや広場を素敵に彩ります。
Avalon Jazz Band – I love Paris (Cole Porter)