サイドフレームの色

オーダーカーテンや、オーダーのローマンシェードの場合、オリジナリティーを表現するために
サイドにフレームを付けたり、ボトムやトップに切り替えしを入れたりすることがあります。

製品そのものを引き締った印象にしたり、安定感を出す効果もあります。

以下の写真は、お客様にご提案した時の簡単なシュミレーションです。

サンダーソン スウィートベイ(1)

イギリスはサンダーソン社のスウィートベイという人気の生地です。

サイドフレームに草花のグリーンの内の1色を取り入れて、その印象の違いを比較してみました。

まずは、1番濃い色のグリーンを合わせた場合です。
引き締まった印象になります。

サンダーソン スウィートベイ(2)

次は、中間色の明るいグリーンを合わせた場合です。
フレームの色が、花柄をより引き立てますね。

サンダーソン スウィートベイ(3)

そして、一番明るいグリーンの色で合わせた場合です。
明るい印象になりますが、少しぼやけた感じになりますね。

サンダーソン スウィートベイ(4)

そして、最後はグリーンではなく、落ち着いたブラウングレー系の色で合わせた場合です。
少しさみしい印象でしょうか。

このように、合わせる色でまた違った印象になり、オリジナリティーも楽しめるのです。

大きな大胆な柄物でも無地を一部取り入れるだけで、そんなにしつこくない印象になったりするのです。

是非 オーダーならではの、自分だけの組み合わせを楽しんでみてください。

ロールスクリーンの生地交換

今回は、ロールスクリーンに生地の交換について書きます。

数年前に幼稚園の遊技場にお取付したロールスクリンのメンテナンスにお伺いました。

巻きずれが起こってしまい、そのまま無理に昇降を繰り返したので、生地の端部分が傷んでしまったのでした。

このまま、調整して使う事もできますが、まだ数年しかたっていないので、無償で生地を交換させていただくことにしました。

まずは、新しい取替え用の幕体を用意します。通常、生地のみの交換の場合は製品価格の60%で承ります。

既存のロールスクリーンの芯のアルミ部分まで下して生地を端から外して行きます。

スクリーン押さえのつばの部分を巻取りパイプの端から引っ張って生地を取外します。

次に新しい生地を外した時と同じように端から生地を取り付けます。

生地をスクリーン押さえのところで折り曲げ、スクリーン押さえを押し込みながらパイプの溝にはめ込みます。

生地が全て挟み込めたら、逆に巻き取ってサイドカバーを付けて完成です。

最後に巻きずれがないか確認し、あるようならば、調整シールを貼って左右のバランスを取ります。

慣れれば意外に簡単にできます。ウォッシャブルの生地をお洗濯して取り付けるのも同じ要領です。

また、メーカーのホームページにも図解で解りやすく解説してありますのでご参照下さい。
http://www.blind.co.jp/maintenance/pdf/06RS-8.pdf