Paris Decooff 2017

Paris Decooff 2日目

左岸にある会場を廻りました。今年の左岸の会場は昨年より広範囲の地域に広がり70以上のブランドが出展しています。

その全てを廻ることは難しいので、弊社とも関係があるところに目星をつけて行くことにしました。

フランスのリールに本社を構えるCASAMANCECAMENGOのショールーム

私の滞在しているアパートからもすぐ近くで朝一番で訪れました。

スパイシーなゴールドのジャガードと深みあるブルーグリーンを合わせています。

こちらは イタリアンブランド DEDAR

ピンクと黒のコントラストが映える幾何学柄。クラッシクであり新しい

老舗のイギリス壁紙ブランド Cole&Son

アフリカの伝統と文化からインスピレーションを得たエキゾチックな花の壁紙

オランダのKOBE のショールームのアプローチ。レッドカーペットが期待感を持たせます。

トレンドのブルーにグリーンの差し色。この色のカーペットにこのソファーを乗せる使い方。

背景のエキゾチックなドレープと重なり素敵です。

ZIMMER+ROHDE はパレロワイヤル近くにある常設のショールーム以外にも、今回は左岸にポップアップショールームを構えていました。

昨年 RUBERI のショールームでも見られた床のリノリウムも同柄で合わせて空間に連続性をもたせてその世界観を表現。

オランダのKONINCKは、今年は昨年とは違ってサンジェルマンのメイン会場の中心部にショールムを構えていました。オーナーのNICKとも久々の再会が出来ました。

待望のハンガーサンプルも完成。13本セットで柄も見やすくなります。

イギリスの CLARKE&CLARKE は弊社でも全てのコレクションを揃えているブランドです。

これはヒット作になりそうな花柄の刺繍生地

使いやすいリネンライクなポリエステルのコレクションLINOSは、新配色で出ています。

イギリスのROMOグループBLACK edition はとても素晴らしかった。

洗練されたラグジュアリー感が漂います。

アジアを代表するタイのJIM THOMPSON の動物に見たてたウインドウはいつも楽しませてくれす。

オリエンタルエキゾチックな刺繍のファブリック

イタリアの高級ウールで知られる LORO PIANA INTERIORS

華やかな色彩が特徴的なフランスブランド MANUEL CANOVAS

庭園をモチーフとしたプリントは、絵画のように使えます。

アメリカンブランド LARSEN

コットンサテンのエンブロイダリーはシックにもモダンにも使えそうです。

スペインブランドの ALHAMBRA も今回はDecooffに登場。今年は5つのコレクションを発表。

ベルベットにデジタルプリントはモダンなラインに。シアーもお勧めです。

イタリアンブランドの大御所 RUBELLI はディスプレイこの配色

イタリアらしいゴージャス感漂うトレンドグリーンのダマスク柄のチェアー

イギリスの OSBONREN &LITTLE は日本の文化をモチーフとしたファブリックを発表。

枝にとまっているいるインコが今回のキャラクターです。

オズボーンらしいダマスク柄のジャカード生地。

改めて個別にプレゼンテーションを受けたブランドをご紹介します。

Bisson Bruneel

パリ4区 マレ地区にあるヴォージュ広場にあるルイ13世の時代の建物です。


この建物の中に目指す BissonBruneel のショールームはありました。

   

Paris Decooffには出展しておらず、日本にはまだほとんど紹介されていないブランドです。


中庭は中世の歴史を感じる幻想的な雰囲気です。

この中庭の奥に BissonBruneel のショールームはあります。

BissonBruneelはフランスのリヨンに本社を構えるファブリックブランドです。

主に、麻やウールなどの天然素材を使ったモダンなファブリックを発表しています。

ルイヴィトンなどの高級ブランドに使われ、フィリップ・スタルクなど、世界中のメジャーなデザイナーが、モダンと言えば BissonBruneel を使う程なのです。

デザイナーのJeromeさんに新作の説明をしてもらいました。

これは、アバカやラバノといった植物を使い、ナイロンなどと織り上げたものです。

配色も今年のトレンドカラーのグリーンをちゃんと取り入れています。

これは、様々な素材やテクスチャーの生地に機械刺繍されたもの。

一本だけのラインで入れたり、自由にデザインが可能です。

これはウールのコレクション。ドレープ性が素晴らしく、色の配色のセンスも抜群です。

これはリバーシブルのリネンの生地。

切り替えしのステッチをカバーする為、バイアステープをいれることで両面からの見た目も美しく、それが一つのデザインになっていてとても参考になります。

これも薄手のウールのコレクション。

椅子の張り生地も充実。イタリアの高級ブランドの家具にも採用されています。

アバカなどの硬めの素材は、シェードなどのスタイルにします。

メカはサイレントグリスにも対応。

透けてリングテープが見えないように工夫されています。

ロールスクリーンにも対応可能です。

商談の後、スタッフと一緒にランチもごちそうになりました。

サンプルの入荷が待ち遠しいBissonBruneel です。