【PARIS DECO…OFF】 その3

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆パリの話の続きです・・・

サンジェルマン地区の外れの方に小さなショールーム『LE MANACH』はあります。

1829年創業って、180年も前ですよね? ものすごく老舗なんです・・・。

こちらは、所謂エディターではなくてメーカーです。

自社で工場を持って生産しているのです。

シルクの生産から始まって、培った技術を継承し、フランスの伝統的なデザインを表現しています。

こちらが5代目社長のオリビエさんです。

ふらっと訪れた私たちに熱心に説明してくれました。

納めた事例のスクラップブックを出して、これは、あの有名なデザイナー「カール・ラガーフェルド」の家だよ!と見せてくれました。

「スゲーゴージャス!!」

ショールームの前にはまたまた自転車のディスプレイが・・・。

このトラ柄のフェイクのお値段は 「とっても エクスペンシーブ!」でした。 (-^□^-)

「ファディーニ・ボルギ」のウィンドウディスプレイ。

反射して見え難いですけど、このバランスの設えがとても可愛らしくて。

ウィンドウにイメージパースとマテリアルがありました。

「イメージはこんな感じで・・・。 仕上材はこのようなものでいかがでしょうか?」 みたいな感じかな?

日本でも人気の高いイギリスのブランド「オズボーン&リトル」はいつもにぎわっています。

ディスプレイされたいた見本帳。 これは昔の生地を織るための糸サンプルでしょうか?

こちらの「ジム・トンプソン」のライオン君?

アメリカのデザイナーによるもだそうです。 目を引きますね~ (^-^)

「マヌエル・カノーバス」のショールームでアテンドしてくれた女性

石井さん 「可愛いので写真撮らせてもらえますかぁ?」

「えー!私をですか~・・・」

なんて言っているうちに パシャ 「ありがとうございました ・・・」   (^_^)v

同じショールームにイギリスの可愛いらしいブランド「ジェーン・チャーチル」を見に行ったのですが、今回は出ていなくてその代わりにアメリカのブランド「ラーセン」の新作が並んでいました。

私の店にも2冊ほどBOOKがありますので是非。 上品で洗練されたカッコ良さ!という感じです。

イタリアの「ディダール」です。

このショールームに前から気になってたんですが、中に入るのは今回が初めて。

通りに面したサロンは、このようなイメージディスプレイのスペース。

奥の扉の向こう側に沢山のハンガーサンプルが上から何段にも重なって展示されていました。

スペース的には私の店と変わらないくらいなので、こういう見せ方って参考にになります。

イタリアの高級ブランド「ルチアーノ・マルカート」は一時期 倒産?状態にあったようですが、フランスの中堅ブランド「CASAL」に買収されて復活していました。

ガラス張りの温室のような明るいショールームです。

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結構廻ったので歩き疲れて おなかペコペコです・・・。

ランチタイムを過ぎているのに混んでいる店ということは、きっと美味しいからということに違いない!

これが正解でした!!

メニューを見ても解らないし・・・ (^▽^;)

「お奨めはなんですか?」

「お肉は赤か白かどちらがいいですか?」

「えッ? ワインじゃなくて?」 「白って鳥かな? じゃそれでお願い シルブプレ!」

出てきたのはポークでしたが、とってもやわらかくて美味しかったので大満足でした!

石井さんは・・・ 「あの人が食べてるの下さい!」 これって間違いないですよね!

こちらも美味しそう! お米のご飯がこいしくなりますよねぇ~ (*^o^*)

続く・・・

ソファ張替

お預かりしていた1人掛けのソファーの張替が出来上がりましたのでご紹介します!

お客様が愛着をもって使われていた大切なソファーです。

既存はこんな感じです・・・


こちらをこんな感じにアレンジして張替ました!


使用した生地はイギリスの「デザイナーズギルド」です。

「maitland fabric」 のコレクションからセレクトしました

発行されている雑誌「BonChioc」で紹介さているますが、トリシア・ギルドさんご本人の自宅でも使われていますね!

「nabucco robnia」 というこの生地は、柔らかくて光沢があるワニ皮のパターンベルベットです


サイドは切り替えしてこんな感じでアレンジしています。

同じデザイナーズギルドの「firle black and white」 という生地です。

オフホワイトの地に上品に描かれた花柄がジャガード織りで表現されています。


後から見た感じはこんな感じです。

遊び心の溢れた素敵なソファーに生まれ変わりました!


生地はイギリスからのバイオーダーですので、要尺の計算にはとても慎重になりました!

なぜなら、このソファーを2Fのリビングから降ろすのに、階段は大きすぎて通らないため、予め納品日に引越し屋さんまで予約しているのです。

ターコイズブルーのカーテンに彩られたリビングの空間に、どのように存在感を示すか楽しみです。

【PARIS DECO…OFF】 その2

パリのネタ です・・・  (^o^;)


パリ3日目はデコ・オフの続き、サンジェルマン地区にやってきました。

3年も続けて来ていると地理感もあり、なかなか慣れたものです。 (^-^)/


メトロを出ると すぐ前に 有名なカフェ「ドゥ・マゴ」があります。

サンジェルマン・デ・プレの中心に創業して以来、古くはヴェルレーヌ、ランボー、マラルメに始まり、ピカソ、ヘミングウェイなど多くの芸術家に愛され、1世紀以上にわたってパリの人々に親しまれ続けてきた老舗カフェです。


カフェと教会を挟んだ広場の前には、ヴォルクスワーゲンのシャトルカーが待機しています。

訪れる人はこの巡回するシャトルカーを使って移動することが出来るのです。

そういえば昨年もショールームのパーティーをハシゴするのに無理やり遅い時間に乗せてもらったのを思い出します。 (^^ゞ


デコ・オフに参加しているショールームには、 のぼりが立っているのですぐに解ります。

昨年のやわらかなイメージと違って、今年ののぼりはなんだかSFティックなデザインですね!


そんな中、最初に訪れたのがイタリアはベネチアを代表する高級ブランド「ルベリ」です。

1858年創設された「ルベリ」は、アーカイブに所蔵された中世まで遡るデザインを現代的にアレンジし、ダマスク、ランパス、ベルベットなど様々なデザインで表現されています。

そのコレクションは世界中の著名なホテルや美術館などにも使われています。


入口を入ると新作のコレクションが、10cm角程の正方形の袋張りになってディスプレイされています。

さすがにイタリアンブランド。ビビットな色合を調所で取り入れ、伝統的なデザインのスパイスとなっています。


「レベリ」の並びのサンジェルマン・で・プレ教会の裏手には「BROCHIER」というブランドの特設会場がありました。

デコ・オフのガイドブックには出ていなかったのですが、相乗りで出展していたようです。

このエントランスの演出がなんとも憎い・・・。

中からオペラが聞こえてきて、何をやっているんだろう?・・・と思わず引き込まれてしまいます。


鮮やかなパープルのカーペットの上には、ブランドロゴが投影して映し出され、その奥にはゴージャスなカーテンが飾られています。


カーテンをくぐり中に入ると仮設の透明テントが展示会場になっています。

こちらも高級感漂うイタリアンブランド。

ナチュラルなものから現代的なモダンなものまで、モニターを使って演出されたいました。


「ちょっと早いけど休憩しましょうか?」

「いいっすよ! トイレにも行きたいし・・・。」

という事で カフェでしばし休憩。


さーて 次はどこに行きましょうか?

けっこう 行き当たりばったり です・・・ (^_^;)

続く・・・

土曜日の仕事

ここでは私の日常の仕事をご紹介しちゃいます。

土曜日はお客様のご来店の予約あり、採寸及び現地お打合せの依頼あり、工事の予約ありと週で一番忙しい日でもあるのです。

今週の土曜日はちょっと面白い現場がありましたのでご紹介します。


当社はカーテンの他にリフォームもやっているんですよ!

と言う事でこんなご依頼も頂いています。

こちらは中古のマンションをご購入の方から、キッチンの対面収納からつながったカウンターが邪魔なのでカットしてほしいとのご依頼です。

斜めに面が取ってあるし綺麗にカットするのは難しそう・・・。


はい! こんな仕上りです。

角度を合わせてカットし、角をサンドペーパーで磨いて表面をタッチアップ。


こんな感じに仕上がりました!

初めからこうなっていたかのよう。 作業時間1時間30分で完了です。

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さてそれから向ったのは、年初に戸建新築のカーテンを納めさせて頂いたお宅の追加の納品です。


サンゲツの「ROMANE」コレクションからエスニックテイストの生地を2ツ山ヒダのカーテンスタイルに仕上ました。

4色の縦糸とシェニールや太番手の緯糸によって重量感のある生地に仕上られたイタリア製の生地です。(レーヨン・ポリエステル・コットン)

サイドにはリターンを付け、横からの光漏れを防ぐのと見栄えも考慮しています。

お客様からお聞きしていたイメージは「ウェスタン調」?  この意味がようやく解りました!!


お客様は乗馬がご趣味で、こちらは優勝したときに受け取るバックルの数々です!

この数を見ただけでどれほどの腕前かわかりますよね!

イメージにあった生地をお選びいただき大変喜んでいただきました!! ありがとうございました!

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さて、この後店に戻って、新築のマンションをご購入のお客様との最終打合せです。

遅めの昼食を取ったあと次の納品に伺います。


江戸川区にあるお客様のお宅は設計事務所がプランした注文住宅です。

リビングの窓には川島織物セルコンのMORISデザインシリーズから「ブラックソーン」と言う生地をお選びいただきました。

モリスらしい草花のデザインで赤の花がアクセントになり華やかな感じを与えてくれます。

この生地は私も大好きな生地の1つです。ウィリアムモリスのデザインを川島織物の技術で、重厚ジャガード織で美しく仕上られています。

同じデザインでもオリジナルのプリントとジャガード織で表現するとのではこんなに印象かかわるものか?と思いますが、どちらも其々の良さがでていて、どちらも素敵です。


こちらがオリジナルのコットンプリントのものです。(マナテックス)

しかし、このクオリティーで¥6,006/㎡のお値段ってお得だと思います! (*^o^*)

川島織物セルコンのショールームにご一緒して最終的に決めていただきました。

当社は江東区深川ですので、同じ区内の豊洲にあるショールームはとても近くて便利なのです!


中庭を4方から囲むまど。こちらはそのうちのリビングの窓です。

最近 建蔽率の関係で中庭を設ける設計を良く見かけます。

今回は、薄いベージュのシアーカーテンをシャープシェードに仕立てました。

こちらは一台のメカを2分割したセパレートスタイルです。

これですと、1台分の料金プラス5,000円で2分割に出来るんですよ!

でもこの生地 柔らかい生地で横に目がある繊細な生地なので、縫製の職人さんをとてもてこずらせてしまいました。

納期も余分に頂いてしまいましが、とても綺麗に納めることが出来ました!

やっぱり、良い素材と良い職人の技が良い商品・良い作品を生んでいくのですね!

そのために私たちもより良いものをお客様のご提案していく為に日々勉強していかなければ・・・と思うのでした。

こんな私の土曜日の一日でした・・・。 帰ってブログ更新せねば・・・ (^_^;)

新作発表会


この季節になると海外ブランドのディストリビューターが1月にヨーロッパで発表された新作の発表会を行います。

今回は、ドイツの『JAB』 オランダの『CHIVASSO』 フランスの『BOUSSAC』 を取り扱うナショナルインテリアに行ってきました。

実は、1月にパリに視察に行ったときにJABのショールームは行きはぐれていました! だってちょっと外れにあって行きずらいのです。

写真は新作コレクション「WHITE PASSION」によるディスプレイです。

読んで字のごとく、とにかく白一色。テクスチャーや素材わ違えど白の生地のみ集めたBOOKになっていました。


ゴージャス感漂う「GRANDEZZA」のディスプレイ。

光沢感のある柔らかいベルベットを贅沢にバイアスに使った上飾りです。 斜めに生地を裁断して製作することにより、やわらかなウェーブを出す事が出来るのです。


こちらは新しく新設された『BOUSSAC』のコーナーです。

フランスブランドらしく華やかな色合のプリントなどなど・・・。

女の子は好きそうですよね!

広尾にあるこのショールームは1Fがナショナルスーパーマーケットになっていて、同し会社の経営なんです。

夕方から美味しいワインやカナッペを出してもらえます。

これが楽しみで来る人って結構多いのかも・・・?

さすがヨーロッパの1流ブランド。 発表会もヨーロッパ流なのです。


所変わってこちらは代官山にあります『NEED’K』のショールームです。

新作発表会と世界で活躍する ニーディック社のインハイスデザイナー南村 弾氏のトレンドセミナーに参加してきました。


旧山手通りに面したこのショールームは本当にオシャレでカッコイイんです。

1.2階が常設のショールームになっていて、発表会は天井の高い地下のホールで行われました。

NEED’Kのコレクションは独特の世界観を持っています。

日本国内ではあまり知られていないかもしれませんが、世界的には高い評価を受け、パリのメゾン・え・オブジェにも毎回出展しています。

そのほとんどの商品が日本国内で生産されているのです。

イギリスのインテリア雑誌Concept for LIVING主催による、2010年デザインアワードにファブリック部門で最優秀賞を受賞しています。


写真は『IMECA』のコレクションでプティツィードです。まさにシャネルツィードの様です。

さまざまなハンドクラフト的な意匠糸が使われています。

インテリアとアパレルの境をなくしたような、こだわりのコレクションの数々は本当に見ていて楽しい驚きをもたらしてくれます。


こちらのショールームでもヨーロッパスタイルで、セミナー終了後にカクテルパーティーが行われました。

良く知った同業の方々、メーカーの人々など 美味しいワインをいただきながら遅くまで楽しい話に花がさきました。

南村 弾さんのセミナーは、ドイツのハイムテキスタイルの発表された今年のトレンドを細かく解説されていました。

トレンドセッターの本人から話を聞く事が出来るなんて、とてもありがたいなぁ~とか思いながら聞いちゃいまいた。

【メゾンの会場へ】

パリに来て3日目。本日から『メゾン・エ・オブジェ』の開催です。

毎回 初日は混むことが分かっているで、シャトルバスは使わず、RERにて会場に向いました。


毎回のレポートでもご紹介している通り、メゾンの会場はとっても広いので全部を見て廻っていたら何日あっても時間が足りないほどです。

やはり私たちが向かうのは、当然世界のインテリアテキスタイルのトレンドを発表しているエディターが集う「」エディトゥール」になります。


今年から新設された7号館です。

2年前に起きた、強風の影響での会場クローズ問題を受けて新設されたのでした。

これにより、今までは5号館の奥に位置し、たどり着くまで大変だったのが解消されたのは助かります・・・。

しかし、パリ市内にショールームを持つ大手のエディターは昨年と同様「パリス・デコ・オフ」で新作を発表するということになったのでした。

さて、レポートは当然エディトゥールをメインにさせていただきます!


会場に入ると早速に知り合いに遭遇しまいた。

前々回のブログでリポートした「チマーアンドロード」の日本代理店を務めるチェルシーインターナショナル手井社長のご一行です。

皆さん ドイツのハイムテキスタイルから長期で日本を離れパリに入っているので少々お疲れのご様子です。

この後、同じく日本でトレンドセミナーの講師としても活躍されていて、ヨーロッパ取材中の奥村さんとも合流。

サンゲツさんのブースの席をお借りして一休み・・・。今夜のディナーの約束をして、行動開始です・・・。

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写真はタッセルやフリンジなどアクセサリーの会社です。 やはりヨーロッパは本場 このようなアクセサリーはとっても豊富です。

私たちも お客様一点ものオリジナリティーを演出するために日ごろから提案の中に取り入れるようにしています。


このような立体的な壁装は会場いたるところで見られました。

これは立体感のある出来上がったものをランダムにデザインしてるものですが、いわゆるベッドのヘッドボードのような「布団貼り」も壁装のアクセントとして多く見かけました。


こちらは、アジアはタイ発のブランド「PASAYA」です。

何故か今年のテーマはスカンジナビアだそうで、写真のような鮮やかなストライプやチェックなどさわやかな印象のコレクションを発表していました。

こちらも世界的な見本市 ベルギーの「DECOSIT」でも3年連続でデザイン賞を受賞し、ヨーロッパでも高い評価を受けています。

説明してくれたManaging Directerのラィチヤさん(女性)は、是非タイの本社工場を見学に来てくれって!

「是非行くよー!案内してくれます?」って言ったら「もちろん!待ってますよー!!って」

相棒の石井さんと 絶対行こうっ!て決めたのでした・・・。 それまで頑張らねば p(^-^)q

当社でも昨年から本格的に取り扱いを初め、見本帳やサンプルも少しずつ入荷しております。

是非ご覧になりに来てください! しかもお値段もお手頃で使いやすい設定となっているのも魅力です。


こちらはおなじみにの「デザイナーズギルド」です。

ギルドのブースは本当にいつ来てもにぎわっています!

しかもその大半が女性です。

鮮やかで華やかで可愛いらしいコレクションの数々は毎年うれしい驚きをもたらしてくれます。


リゾートをテーマとしたような、さわやかなブルーを基調としたコレクションが目を引きました。

また、クラシカルな柄を現代的にアレンジして独特の世界を表現しています。

デザイナーズギルドでは、斬新で幅広い種類のデザインが毎年生まれています。

東欧のデコラティブなデザインアートやイタリアの建築、古典的な様々なモチーフからインスピレーションを得ているそうです。


また、今年は2年ぶりにキッズのコレクションを発表しました。

本当に華やかで可愛いらしいですよね! 日本でも最近子供部屋にお金を掛ける若いお母さんが増えています。

やっぱり夢があるたくさんの色やキャラクターに囲まれて成長して行くのって、お子さんの情操教育にとても良いのだそうです。


さて、こちらは当社でもメインで取り扱っております「カサマンス」です。

カサマンスはパリからも近いリールに本社とショームームがあるので、あえてパリにはショールームを出さずに、こうしてメゾンの会場に出展して大きなブースを構えています。

毎年出されるコレクションの多さもさることながら、そのそれぞれのデザインや色使いに外れがが無いのには感服します。

写真は「Odyss」からのコレクション。メタリックなビロードの糸を使って浮き彫りのようなパターンを表現しています。

現代的ですが、何故かエレガントであり落ち着き感のある色使いのカサマンスのコレクションは、個人的にも大好きなブランドの一つです。


こちらは妹ブランドのカメンゴのコレクションです。

よりあでやかで華やかな色使いが特徴のコレクションは毎年時期をずらしての発表が多くなってきました。

いつも新鮮なイメージを与えられるし、其々の特徴の良さをじっくりと味わえるメリットもありますが、マーケッティングの戦略としても的を得ていますね。

もともと、ブランド発足からのアイデンティティーとして、フランスの伝統に固着することなくワールドワイドな独自の視野を持ち、商品開発する。というポリシーが様々な国の人々の心を捉え短期間で急成長した要因なのでしょうね。

今後も目が離せません。注目のブランドです。


こちらも、毎年斬新なコレクションを発表して私たちを楽しませてくれる「エリティス」です。

写真は」Eliya」。アフリカンテイストの エスニックな柄を レーザープリントで表現しています。


スペインの高級ファブリックを扱う「ガストン・ダニエラ」。

スペインらしく南国のリゾートしたブースは毎回ソファーを中央に配置してリラックス感のある雰囲気を出しています。

また、古い布地を復元する特別チームを持っているそうで、多くの歴史的建造物の修復にも携わって来たそうです。

さすが老舗。1876年に設立と言うから歴史を感じますね・・・。


こちらも好きなブランド、スウェーデンの「サンドバーグ」社です。

こじんまりとしたブースですが、壁紙とテキスタイルが可愛らしく且つ華やかに表現されています。

北欧らしい温かみのある鮮やかなコレクションのバラエティさは実にさまざまです。


オランダの「アイフィンガー」のブースです。

鮮やかでポップな壁紙が印象的ですが、テキスタイルのコレクションも豊富です。

オランダらしく、常に時代の先端トレンドを取り入れ、毎年幅広い生地や壁紙のコレクションをヨーロッパ市場に送り出しています。

当社でも力を入れているコレクションの一つです。

私たちの業界的には、昨年のキムタクのドラマの製作の協力でも話題になっていました。


イギリス発「クラーク&クラーク」のブースです。

グローバルテックス社が扱うこのコレクションはカジュアルでポップなプリントのコレクションを多く持っています。

当社でも特に若い女性やお子さんに人気のブランドです。


こちらはスペインの「アルハンブラ」です。

昨年からブースを大きくして高級感を演出したブースを作っていました。

こちらも比較的扱いやすい価格帯ですが、様々なテイストのコレクションを持っています。

カジュアルなプリントからジオメタリックなモダンテイスト、トラッドからリゾート風なものまでハイクオリティーで本当にバリエーション豊かです。

当社でもコレクションしています。是非ご覧になりに来てください。

ちなみに説明してくれたExport Aria Managerのサンチェスさんの好きなチームバルセロナだそうです・・・。

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さて、メゾン会場を後にして、お目当てのレストランに向かいました。

奥村さんとオペラ座の前で待ち合わせ、そこからメトロで2駅目のグランドブルバードの近くにあります。「Chartier」というレストランです。


実は去年も石井さんとこのレストランに来ていて、どうしてもまた来たいと思っていたのです。

ご覧の通り地元の人気店でとても込み合っています。

昨年来たときには、同席したご老人に色々とオーダーのレクチャーをしていただき、とてもすばらしい時間を過ごしたのでした。


そのお目当第一がこのフォアグラのパテです。

濃厚な味が口の中で広がりオーガニックな赤ワインにまた良く合います。

付け合せのプラムと一緒に食べるのがまた格別です。


石井さんはエスカルゴを注文。

このガーリックバターソースもより食欲をそそります!

お肉もしっかり注文! 付け合わせのフレンチポテトもたっぷりです。


テーブルを担当してくれたギャルソンと記念の写真をパシャ!!

本当に満足の本日のディナーでした・・・  (*^▽^*)


またパリに来るたびに訪れることになりそうです。

ランチでは行列が出来るので時間をずらした方がよさそうです。


帰り道 リヨンの駅に着くと 地鳴りのような音が響いていました!

こんな遅い時間になんだろう? 道路工事でもしてるのかな?と近づいてみると・・・

なんとドラムのパフォーマンスでした! これがまたかっこいーんです。 \(゜□゜)/

思わず寒い中 観衆と共に見とれてしまいました。

今日は充実した一日でした・・・。

明日はまた「デコ・オフ」の続き・・・  サンジェルマン地区へ向かいます。

【PARIS Deco…off】

前回からのパリのレポートの続きです・・・。

『PARIS DECO…OFF』 の会場の1つヴィクトワール広場地区にある 「PIERRE FREY」のショールームです。

「PIERRE FREY」はフランスの伝統的な装飾に現代的感覚を取り入れ、洗練されたあたたかい雰囲気を特徴としています

兎に角、そのコレクションの多さには驚かされます。どんなクライアントの要望にもあわせられるように様々なアイテムをそろえています。

写真のパープルのカーテンは1枚でグラデーションが見える生地です。今年はこのようなグレデーションも良く見かけました。


さすが地元フランスで一番のシェアを誇る「PIERRE FREY」は大変な賑合いです。

しかもこのショールームはとても広いんです。そして、もう1つのメイン会場のサンジェルマン地区にも一般向けのショールームを持っているんです。

こちらで、日本での総代理店を務める ㈱トミタの富田州正氏にお会いすることができました。

富田さんには日本を出る前に、パリでの見所やロンドンの情報などいろいろメールを頂いておりました。

今回は大変タイトなスケジュールでの渡欧だとお聞きしました。

気軽な僕らと違ってディストリビューターは真剣そのもの、大変なんです・・・ (^_^;)


海外のショールームではこのような見せ方が主流です。日本でも良く見かけるようになりましたね。

この方が見ているのはフランスの「boussac」の新柄。 シルク地に刺繍をあしらったものです。

日本での代理店「ナショナルトレーディング」のショールームでは新しくコーナーが新設され、見やすくなりました。


フランスの老舗ブランド「BRAQUENIE」 伝統的な柄をモチーフとしたデザインが特徴です。

上流階級の社会に愛されてきたブラクニエは、フランスの遺産ともいえる装飾

の世界を現代に蘇らせています。


こちらはショールムの地下の様子です。

レンガ積みのよくある地下室にナチュラルなテイストのディスプレイが施されています。

さて、外に出てメイン通りを歩いていると、結構顔見知りにお会いします。

CASAMANCEの代理店の社長やマナトレーディングのスタッフなど・・・。

いろいろ情報交換したりして、日本にいるときとはまた違う親密感がわきます。


こちらは、日本でもお馴染みの 「Sanderson」 「MORRIS」 「HARLEQUIN」のショルームのウィンドウです。

これにちょっとテイストの違った「ZOFFANY」も加わって 全てイギリスのコレクションです。

サンダーソンは、50年代の花柄を現代風にアレンジされていて、日本の方もファンは多いですね。

また、今年はモリス商会の創立150周年にあたり、日本でも様々な記念のイベントが行われる予定です。


こちらはFISBAこと「Christian Fischbacher」の新柄です。

ショルームに入ると「まいどっ!」と流暢な日本語でCEOのマイケルさんに迎えられました!

以前日本法人の社長をしていたので日本語もとても上手なんです! (^O^)/

写真の柄は「Beau Monde」。伝統的な貴婦人のシルエットを可愛らしくバーンアウトのテクニックで表現していますね。


これは「Radius」 麻の地サークルの総柄ですが、このサークルの刺繍 よく見ると一つ々違うんです!(@_@)


こちらは「Rising」  この蝶の柄もリアルですね・・・。

数えてみたら、1つのリピートの中に32種類の蝶がいました!\(゜□゜)/

また、注目したのは、昨年に発売された「BENU collection」  100%ペットボトルの再生繊維を使った、まさにエコロジーのコレクションです。

まさに、企業のエコに対する取組みと志の高さが伺えますね!


こちらはスウェーデン発「KINNASAND」のショールームです。

日本では、マナトレーディングのショールームで見ることができます。


ウィンドウにディスプレイされていたのは、レーザーカットや様々なテクスチャーの違う生地のパッチワークです。


こちらは、ストーンウォッシュの様なインディゴ染めのグラデーション。

1つの生地の中にグラデーションを見せるパターンは今年のトレンドの1つのようです。

先にもありましたが、今年は様々なところで見かけました。


通りから少し路地を入ったところに「LELIEVRE」の会場があります。

昨年はエントランスにいきなり虎の剥製が飾られ度肝を抜かれましたが、今年は時代を反映してか少し静かなイメージです・・・。


ルリエーブルのクッションのコレクションは本当に沢山あります。

写真の細長のクッションは80×25㎝というサイズです。

サイズや形。生地の切り替えしやアクセサリーによるアレンジなど様々。


同じグループの「SONIA RYKIEL」の真っ赤なカーテンのディスプレイ


色の使い方が幻想的な独特の世界へ誘います。

ここのカーペットが「ルリエーブル」のイメージカラーのパープル色で敷き詰められているのが印象的です。


こちらは、イタリアの高級ニットブランドのコレクション「Missoni」です。

多色使いと編み物のデザインの混合が特徴ですね。

この他にも日本でもおなじみの「KENZO」やスペインの「Gaston y Daniela」などが同じショールームの中に並んでいます。

しかし、これらのブランドはメゾン・エ・オブジェの会場にも出展するので、こちらでは控えめな雰囲気でした。


そして、その奥にはレッドカーペットにより導かれるようにドイツの高級ブランド「SAHCO」の特設会場へと続きます。

1841年に設立された160年以上の歴史を持つサコ・ヘスレイン社はドイツ・ニュールンベルグを本拠としています。

このカットの写真は、インテリア雑誌などでもよく見かけました。


新作の生地の説明をスタッフから受ける様子です。

トップエディターとして注目を集めるコレクションはクラシックからモダン、アヴァンギャルドまで全てのインテリアスタイルに対応し、世界中の人々を魅了しています。


トレンドのイエローカラーを使ったトレビラCSのコレクション。

ジオメタリックなデザインもサコの特徴の1つです。


こちらは、「ULF MORITZ」 の新作のタイバック。 皮製 マグネットでスタイリングします。


入口にディスプレイされたこの生地に注目です。

「SIGNATURE WORKS」というこの生地は、5cm×5cmのプラスチックの半透明のカード状のものをボイルの生地にサンドしてあるのです。

虹色に輝いていて、立体的な効果を引起しています。

毎回なことですが、「ULF MORITZ」のコレクションには驚かされます!( ̄□ ̄;)


さて、今日は一日歩き疲れました・・・ (´□`。)

まだ時差ぼけも残っており、明日も早くからメゾンの会場に向わなければならないので、夕食はホテルの近くのレストランで取ることにしたのですが・・・。

結構込み合っていたので大丈夫だろうとチャイニーズにすることにしました。

前菜とメインから一品ずつ選ぶのは解るのですが、前菜盛り合わせはなんと餃子でした!

この醤油っていったいなんだろう?って味です。 しかもこの皮も料理の一部のよう・・・。

石井さんが頼んだスープは曰く「澄まし汁に生のかきをぽちゃっと落としてぬるくなった感じ・・・」だそうです (T_T)


さて、こちらがメインの肉料理です。

この「にら」をすーっとあしらったところがフランス流でしょうか?

肉はかたくてぼそぼそという感じで味はバーベキューソース味?という感じです。


こちらは私がオーダーしたチキンです。こちらにも「にら」がすーっと!伸びています!!(^~^)

味はとても甘く、一緒にいためてあるのは何と「甘栗」です。

おなかが空いていたので、美味しく?いただきました!!ヽ(゚◇゚ )ノ

明日はぜったいフレンチにするぞ!っと 帰りに二人かたく誓うのでした !!

To Be Continued

【パリヘ 2011】


2011年1月   今年もパリにやって来ました!

もちろん目的は世界的インテリアの見本市である「メゾン・エ・オブジェ」を視察する為です。

こうやってパリに来るようになって3年目になりました。

今までは1人で来て 現地で色々な人と合流したりするパターンでしたが、今年は頼もしい「我が相棒」と一緒です。

後々に ご紹介しますね! (o^-‘)b


今年も昨年と同様にパリ市内にショールームを持つ各エディターは市内で同時期に「PARIS Deco…off」と言うイベントを開催しました。

写真は会場に1つであるサンジェルマン・デ・プレ地区にあるプレスやビジターの為の「バスクラブ」です。


今回は パリからロンドンに移動してショールムやショップを見て廻る予定です。

ブリティッシュエアウェイを使い ロンドン経由で夕方パリに到着しました。

今回の拠点としたのは12区にあるベルシー地区 RER鉄道が乗り入れる大きな駅「ガールド・リヨン」の近くです。


翌朝 この日から始まるデコ・オフの会場まで歩いて見ることにしました。

ホテルのすぐ近くからバスティーユ広場まで 芸術の高架橋と言われる

「ヴィアデュック・デ・ザール」が続いています。

ここはかつて、リヨン駅とバスティーユ駅の中ほどにあった高架橋が、職人のアトリエ・ブティック街(ヴィアデュック・デザール)に生まれ変わったところだそうです。


素敵な画廊やブティック インテリアショップやカフェなどじっくりと見たかったのですが、

短い滞在期間中は朝出掛けて夜帰るパターンが続いたので、日中見ることが出来ずに残念でした・・・(>_<)

写真のインテリアショップも朝の開店前の時間に撮っています。


途中  ドイツのキッチンメーカー ブルトハウプ社(bulthaup)のショールームがありました。

ブルトハウプの組み立てラインは、大量生産のそれとは一線を画しています。

一つ一つ、お客様の要望に合わせてデザインし、製造する、まさに「オーダーメイドキッチン」です。

日本では以前「TOTO」が代理店をしていましたね。

この界隈には他にもメーカーのショルームも多くあります。


歴史を感じる町並みの外壁になぜかネコの絵が・・・。

なぜか気になってシャッターを押しました (^-^)/


バステーユ広場に到着  「7月革命記念柱」がそびえます。


隣接した「オペラ・バスティーユ」の近代的な建築が対照的で存在感を示します。


そのまま広場を直進してボーマルシェ通りへ・・・

パリで最も大きいと言われる活気あふれる 「マルシェ・バスティーユ」を歩いてみることにしました。

リッチな毛皮のコートを着たご婦人 本日のディナーの食材を仕入に来たのかな?


新鮮な魚介類が美しく並んでいます。  うー・・・ 美味しそう (-^□^-)

その他にも 野菜や肉 ソーセージや惣菜からチーズなどなど・・・

お店はずーと続いています。


ついつい寄り道し過ぎてしまいます。 知らない街の散歩って楽しいですよね!

途中 昨年も通ったインテリアショップをチェック!

可愛らしいディスプレイですね・・・   (^-^)


王宮 「パレ・ロワイヤル」の前を通り「DECO Off」の最初の目的地 「Zimmer+Rohde」(チマーアンドロード)のショールームに到着。


ショールムの前にたたずむのは、我が相棒の石井さん!

かっこいー!?   ヽ(゜▽、゜)ノ


今回良く目にした自転車を装飾したウィンドウディスプレイ


「Zimmer+Rohde」はドイツを代表する 高級ファブリックをコレクションエディターです。

伝統的ながらも、モダンな色使い、斬新なテクスチャー、そして豊富なデザインが特徴です。

説明してくれた担当者はあなた達が初日の一番目のお客さんだ と言って、届いたばかりの新作のサンプルのクリップをほどきながら丁寧に説明してくれました。


クラシカルな柄をシルクの通風織+アップリケで仕上たとても手の込んだファブリック。

色も微妙なベリーパールトーンで繊細さも感じられます。


ちょっと解り辛いかもしれませんが、これって水鳥の羽がサンドされています。


得意なジオメタリックなデザインのファブリックを使ったソファー。

昨年のコレクションです。 当店にもサンプルが入荷します。


熱心にいろいろと説明してくれたMr.Holgerと石井さん

石井さんってホント英語がお上手の上ファブリックの知識にも精通しています。

某有名テキスタイルメーカーをはじめ 業界を渡り歩いたキャリアはさすがなんです!


パレ・ロワイヤルの大回廊を抜けて次の会場に向かいます。

アーケード内にはカフェ、レストラン、ショップなどが連なっています。

ここのウィンドウショッピングもとても見ごたえがあり ついつい見入ってしまうんですよね!


途中、「ここのパッサージュも見ていきましょうよ!」

天井がガラスで光があふれ、床のモザイクも素敵ですね!

と言う感じで、寄り道ばかり・・・ なかなか次へ進むことが出来ません。  (‐^▽^‐)


次の会場に行く前に 少し遅めのランチを取ることに。 イタリアンレストランへ・・・。

何にしようかな? 「あの人が食べてるやつが美味しそうだね!」

「すいません! あの人と同じ物をお願いします!」

カルボナーラのレモン風味タラのフリット付き   「美味い!」


歩き過ぎて 喉が渇いたからビールも飲んじゃいます。

イタリアンビール アルコール濃度少し高め!  後に大変なことに・・・。


我が相棒石井さん 大の甘党です。常にデザートは欠かせません! 私も付き合うことに・・・。

本場のティラミス  「美味い!!」  やばい 太りそう・・・ (´0ノ`*)

おなかもいっぱいになったので、有名ショールムが連なる次の会場「Place des Victoires」に向かいます。

To Be Continued

【上海へ・・・】

久々にブログ更新しまーす!(*^.^*)

さて、年末からお正月にかけての旅・・・ 今回は中国は上海に行ってきました!


【上海の夜景】

連日 尖閣諸島問題で新聞紙面をにぎわしている中国ですが、私の周りにも中国に出張に行く人はとても多く、同じアジアの住人としてとても興味がありました。

その中でも特に目覚しい発展を続ける「上海」。年末に新聞に出ていた 学習到達度調査(PISA)の結果でも「上海」が世界第一位になっていました。

いったいどんな国なのだろう?

と言っても参加したのは「上海市内&蘇州・無錫観光♪ツアー」!!

まぁ~ 食べ過ぎて お正月太りにならない為?にも出かけたのでした。

今回はガイド付きツアーなのでお気軽るな旅です。

ガイドの「ゲンさん」はまだ若く大学を卒業したばかりの24歳。 なかなか面白い人です。

1月の上海は激寒なのに結構薄着で大丈夫とのこと・・・ この日も気温はマイナス3℃  (((゜д゜;)))


【人民英雄記念塔】

2日目の朝 上海の玄関口と呼ばれる外灘に向いました。

南京条約で上海が開港して以降、外灘は『バンド』と呼ばれ租界の玄関口になりました。

その後各国の商社、銀行などの建物が建ち並び、「東方のウォール街」と呼ばれるまでに繁栄しました。


【外灘】

黄浦江沿いのプロムナードを歩きました。赤い服を着た人たちは写真やさんです。

対岸の浦東地区をバックに写真を撮りましょう!と言う事ですが、わずか500m足らずの間に何組も同じような人たちがいました。

「上海万博」の時はものすごい人だったそうで、その時の名残でしょうか。


川の対岸の「東方明珠広播電視塔」という名前のテレビ塔の不思議な未来感とのアンバランスさがまた面白い。

この塔は高さ468m、アジアで最も高く世界でも3番目に高いテレビ塔だそうです 。

その隣にそびえるのが日本でも有名な「森ビル」です。

地上101階 (地下3階)、高さ492mの超高層ビルは 「垂直の複合都市」

上階部分はホテルになっており、その栓抜き型デザインのトップには世界一高い展望台があるそうです。

しかし、中国も自国で世界一を築こうと現在これの上をいくビルをすぐ近くに建造中だそうです。


次に向ったのが中国茶の聞き茶体験です。寒い中を歩いたのでほっとしました。

中国と言えばお茶。お茶は中国人の生活とは切り離せない存在です。

ここでは中国茶の試飲とお茶の飲み方や種類の説明が日本語でありました。実際にいろいろなお茶をいれてもらい、正式な味わい方を紹介してくれます。

龍井茶(高級緑茶)、鉄観音茶(ウーロン茶の最高峰)、ジャスミン茶、プーアル茶、一葉茶(健康茶)など各種のお茶が売られています。

中国茶は奥深くて、味を楽しむものから、健康に良いものまでさまざまな種類のものがあるそうです。

私たちも 健康と美容に良いお茶と茶器を買っちゃいました。 ( ^ ^ ) v


【豫園商城】

写真は上海観光の定番 「豫園商城」です。 (よえんと読むんですね )

「豫園」は、中国語で「楽しい園」という意味で、周辺には多くの商店が軒を並べ、中国人観光客や外国人観光客であふれています。

近代的な上海のイメージとは違って こちらは古き中国の雰囲気がただよいます。


【豫園】

「豫園」は、アヘン戦争で一部が破壊されましたが、その後に修復され30ヘクタールの庭園として上海観光の定番スポットの一つとなっています。

見え難いですが、写真の橋がなぜギザギザになっているかと言うと、悪魔はギザギザに進む事が出来ないからだそうです・・・。


左の写真はガイドのゲンさん。私たちは下の名前でカンカンと呼んでいました。

時折 良く分からない日本語になります・・・  (^~^)


【龍壁】

点春堂と万花楼の間の壁上部は龍で装飾されています。

口には玉をくわえている。龍は皇帝の象徴で、臣下は龍の装飾を用いることが禁じられていました。

しかし本来、龍の爪は5本であるのに対しここの龍は4本爪となっています。

豫園の持ち主は、咎められたときは「これは4本爪であり龍ではない」と答えたと言われてます。


【新天地の町並み】

「新天地」は1920~30年代に建てられたモダンな雰囲気の 「石庫門住宅」 を修復し、旧フランス租界の街並を再現しています。

過去と現在が融合した華やかな空間は、今や上海のダイニング、ファッション、そしてカルチャーなど多岐に渡るシーンでランドマーク的な存在となっているそうです。


南里(サウスブロック)にあるファッションタウンは、ここって中国?って言うくらいにオシャレで近代的。

バンコクに行った時も思ったけどほんと日本よりすごいって思うくらいです。

洋服とかも見たけど値段も日本と変わらない位です。

時間が順調だったので夕食までの空いた時間に「南京東路」に行きました。


南京東路は、上海では珍しく中国らしさを色濃く残す繁華街です。

中国雑貨を扱うお店や老舗レストランなどが軒を連ね、西洋の香り漂う魔都上海ではなく中国の一都市としての上海を感じることができます。

歩行者天国になっていますので、車を気にせず自由にウィンドウショッピングを楽しめるのもうれしいですね!

夜は上海料理!


今日は大晦日なのでツアー会社のおごりでビール飲み放題!!o(〃^▽^〃)o


食事の後は 行きたかった「上海雑技団」のショーへ向いました!


女の子が中吊りで布1枚で男の子を吊り下げてグルグル~ヽ(*’0’*)ツ


この球体の中にオートバイが5台も入っちゃうんだから・・・\(゜□゜)/

ホントよくぶつからないと思います・・・

楽しくって ハラハラドキドキ! あっという間の2時間でした !!

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翌日はバスに乗って約2時間半  蘇州・無錫に向いました!


写真は「寒三寺」です。 お正月でしたので、沢山のお参り客であふれていました。

なんか 日本にいるのと錯覚してしてしましそう!

ウチの近くの「深川不動尊」と似ているからです。


「寒山時」は日本でも “ 除夜の鐘 ”が有名だそうです。

この周りを3階廻ると良い事があるのだそうで、皆で廻りました。

太湖という中国で三番目に大きい淡水湖(琵琶湖 の約3.2倍)をを30分ほど遊覧観光して、その辺にある真珠養殖の会社に行きました。

淡水真珠はあこや貝ではなくてカラス貝を使って養殖されています。

幼いカラス貝に肉片を入れると、不定形ではあるが芯のない真珠になるそうです。


こちらのオジサマは淡水真珠の会社の副社長さん。

カラス貝をあけて真珠を取り出すパフォーマンスを披露してくれます。


中から真珠を取り出します。

何も入ってない貝は食べられるそうですが、真珠を作るとエネルギーを使ってしまい、食べられる状態ではなくなってしますそうです。


ウチの奥さんはちゃっかり取り出した真珠をもらっていました!

お財布に入れておくと幸運が来るとか・・・

シルクの工場にも見学に行きました


繭から糸を取っているところです。 細すぎて見えません (+_+)


柔らかくなった繭を袋状に伸ばしていきます。


皆で4方からせぇ~の びよ~ん!!っと (^O^)/


こやってシルク綿の完成です。 こんな贅沢な布団でねたらきもちいいだろーなー!!


シルクのベッドリネンとカーテンの展示はこんな感じで・・・。


こちらは蘇州の刺繍工房の製作風景です。

とっても細かい作業です。 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


仕上がった刺繍絵はとっても美しいです。 特に鳥や動物の毛並みの1本々がものすごくリアルです。

裏面から見ても同じ様にみえるんですよ!\(゜□゜)/


ツアーから帰って 近くのスーパーにお土産の買い物に行きました。

水槽には今晩の夕食に出た淡水魚が泳いでいました・・・

近くで見るとちょっとグロテスク・・・(^人^)


こちらは「牛蛙」 1匹6元で売られています。

ウチの奥さんは「キャーッ」って  これ食べるの? だって・・・

さすが中国の食文化は深い・・・ 感心


帰りにカーテン屋さんを見つけました。

まじまじと覗いちゃってます・・・  職業がら つい・・・ (*^▽^*)

木製カーテンレールのサンプルがいっぱいあります。 しかも、すごく太いのが多いですね。

激寒の お正月 「上海の旅」でした・・・

みなさま 今年も宜しくお願いいたします  (-^□^-)

クリニャンクール


この日は相棒の石井さんのお知り合い パリ在住の「マオさん」の案内でクリニャンクールの蚤の市を見に行きました。

この三角形の一角すべてアンティークショップなのです。


パリ最大級といわれる、のみの市。陶器、絵画の他、家具、食器、古本、宝石、古着、靴など約3,000店もの露店がアイテムごとに並んでいます。


家具は高級なものからアンティーク、大型のものからちょっとした置物まで、バラエティ豊か。


一見ガラクタの集まりのように見えても、探せば中にはフィーリングに合うものが見つかるかもしれません。

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そんなこんなで、遊んでばかりはいられません・・・。(;^_^A

夕方からサンジェルマン・デ・プレ界隈にもどり再び『Paris Deco Off』の会場にもどり「クリエーションバウマン」の説明会を訪れました。

インテリアファブリック界の先駆者であるクリエーションバウマンが、確かな技術力で、ファンション界の最新テクニックを取り入れた新コレクションを発表しました。

光らせる。透けさせる。皺にする。縮ませる。 ファッション界のトップブランドが、競って使うてクイック。 VIVENDI(ヴィヴェンディ)コレクションは、いち早く、 そのトレンドをインテリアファブリックに取り入れています。


「エキストラバガンザ」は、最新鋭のレーザー機械を使用し立体感を表現、光と影の中でゆらめく生地はスイス品質のクリエーションバウマンしか出来ない最先端のアイテムです。

次に目を引くのは、鮮やかなカラーによるドットやストライプ、動物のイラストなど子供だけでなく大人も楽しめるデザインに仕上げた「キッズコレクション」です。


幼児期から少年・少女、そして大人の入口まで長くつかえる「サスティナビリティ」は、バウマンが考えるエコの1つの形でもあるのです。
次に向ったのはドイツの高級ブランド「チマー&ロード」の会場です。

その日はは週末でしたので、夕方からどこの会場でもパーティーが開かれていました。

Zimmer+Rohade

Zimmer+Rohade
『Zimmer+Rohade』はルーブルの近く「パレ・ロワイヤル」に隣接した一等地にショールームを構えています。

メゾンの会場でお会いした日本の代理店「チェルシーインターナショナル」の手井社長のお誘いにより伺うことができました。

チマー&ロード(Zimmer+Rohade)は1899年の創立以来、ヨーロッパの最高級ブランドの一つとして常にインテリア業界をリードしてきました。

伝統的ながらも、モダンな色使い、斬新なテクスチャー、そして豊富なデザインが特徴です。

ZIMMER+ROHDE
生演奏のライブが奏でられ、高級シャンパンと美味しい料理が振舞われます。

そして・・・

ニア・ノルディスカ

ニア・ノルディスカ
ZRショールムを後にし、Deco offのシャトルカーを掴まえ、再び6区サンジェルマン・デュプレ地区にある「ニヤ・ノルディスカ」に向いました。

Saints Peres通り沿いですが少しわかりにくい場所にあり、いかにもフランスっぽいカザルと同じ中庭コートに面したショールームです。

「ニヤノルディスカ」は1964年にドイツ・デュッセルドルフにて設立された伝統のあるテキスタイルエディターです。

コンテンポラリーデザインと先進の技術による高品質なファブリックスで権威あるデザイン賞を過去170回にわたって受賞するなど世界的に高く評価されています。

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そして、パリの夜は更けてゆくのでした・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*: