OXFORD~ Annie Sloan 25’sAnniversary

こちらは、オックスフォード市街の中心部からちょっと外れにあるアニースーロンのショップです。DSC03798_800

ウィンドウには、25周年を祝うペイントディスプレイが施されていました。

現在では、先に御紹介したような大きなオフィスやアトリエがありますが、25年前にこの小さなショップから始まったそうです。

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ところ狭しと可愛らしく商品が陳列されています。

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アニースローンのコレクションはファブリックからフレグランス、キャンドルまで様々です。

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ワークショップに使うステンシルシートもしっかりゲットしてきましたよ~!!

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けっこう日射しが強く、西日に当たってテッカテッカのちょっと満足げなオヤジです。

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しばしオクスフォードの市街をブーラブラ・・・と

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オックスフォードは小塔が立ち並ぶ荘厳な学園都市です。

オックスフォード大学って、世界でも常にトップレベルの優秀な大学として評価される世界有数の名門ですけど、街全体に沢山のカレッジがあって、それらを含めてオックスフォード大学なんだそうです。日本のカレッジとは少し違うんですね!

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ランチは、旭川来られたストッキストの林さんとトリップアドバイザーを頼りに中華を目指します!

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やっぱり麺やごはんは欠かせません! チンタオビールとチキンの汁なしソバで大満足!

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クライストチャーチって、こちらもオックスフォードで最大且つ裕福なカレッジとして有名ですが、ハリーポッターの撮影に使われたことでさらに有名になりました。

しかし、ハリーポッターの映画を見てないので今一つピンときません!(^_^;)

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さて、いよいよ夜は、世界中から400人ものストッキストが集まる盛大なパーティーへ参加しました! スマホで撮ったので画像がブレブレですいません・・・(-_-)

オックスフォード中心部に位置するシティーホールは、まるで中世の舞踏会場のような荘厳で幻想的な雰囲気です。

アイリッシュダンスはまさに小学校でやったフォークダンス。楽しく盛り上がりました!

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写真は、静岡から来られたストッキスト、デコライトの小川さん。

彼は、エイジング塗装のスペシャリストでアニースローン本社でパフォーマンスを行ったので、大人気でした!

意気投合して、この後ホテルにかってからも、そしてロンドンでもパブで飲むことに・・・(^_^;)

そして、オックスフォーの夜は更けていきました ・・・

Annie Sloan Open Day 2015 その2

それでは、いよいよアニーさんの工房へ・・・

アニースローンチョークペイント

こちらは、新しく本社のお向いにできたアニーさんのアトリエです。

エントランスも可愛らしく飾られています。

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広々とした倉庫はコーナーでイメージテーマごとにディスプレイされています。

カーテンは、フランス製のリネンでシーツをペイントで染めたものです。

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テーマごとにディスプレイされていて、その中で調色の方法や様々な表現のテクニックが紹介されています。

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そしていよいよアニースローンさんの登場です!自らテクニックを解説してくれます。

アニースローン

こちらは、椅子の張替えの実演をしてくれている様子です。

「背面の柄の出方はこんな感じで・・・ よさそうね!」

DIYで結構かんたんに出来るんですね・・・。

ずっと見ていたくなりますねぇ~

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アニーさん自らのワークショップが始まりました!

本当に色々な技法を試されていて、その表現する姿はまさにアーティストなんだなぁ~

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ディスプレイテーマ「ビンテージフローラル」の表現解説レシピです。

壁面はアントワネットという色を使って表現・・・。チェストはプロヴァンスとピュアホワイトを混ぜてグリークブルーにプロヴァンスを調色した色を塗り重ねて・・・と様々な塗り重ねとサンドペーパーとワックスワークでこんなビンテージ感が表現できるんです!

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ベースになっているプライマーレッドが重ね塗ったブルーからかすれて浮き出ている感じ。

フィニッシュにパリスグレーで拭き取ってこのシャビーな感じが出てるんですね・・・。

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これも面白いテクニックですね!

ホワイトを薄く塗った後で、紙に書いたデザインを上から鉛筆でなぞって柄を出しているんです。

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これは、切り絵のステンシルワ-ク。可愛いらしい天板の出来上がり!

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こちらはライティングビューローにステンシルで可愛いらしい柄を出してます。

テーマは「クラッシック スウェーディッシュ」だそう。この色いいなぁ~

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アニーさんとツーショット!!

アニーさん「あなたのストール ウチので染めたの?」

ワタシ「え~チガイマスヨ・・・ でもやってみようかなぁ~?」

アニーさんは本当にやさしくて、チャーミングで素敵な人です!

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その夜は、各国のストッキストが参加しての前夜祭的なパーティ-でした。

アニースローン本社の倉庫でピアノの生演奏をバックに、ノンアルコールにブタの丸焼きで素敵な時間を過ごしました。

 

Annie Sloan Open Day 2015

この日は、25周年を記念したOpen Dayで、各国のストッキストに時間割でアニースローン本社の全てが公開されます。

アニースローン本社

受付で、ストッキストネームをチェックして、自分の好きな色のネームプレートの首掛け紐を選びます。(もちろんアニーのペイントで染められたもの)迷わずダックエッグブルーを選びます。

アニースローン本社

入口から入ってすぐ右側にあるオフィス。受付件、応接といった部屋でしょうか。

アニースローン本社

右側の壁面には、雑誌の切り抜きのアートが・・・。

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階段を見上げると、踊り場吹き抜けの壁面にスラップウッドのモザイクアート施されています。

階段も、一段々違う色のカーペットで、オフィスの全てがアーテイスティックに飾られていて、いきなりワクワク感が漂います。

MailOrder

Mail Order

Mail Order

この部屋で、イギリス国内のメールオーダーからの商品が出荷されます。

生地もこの裁断機でカットされ、梱包されます。

アニースローンのファブリックコレクションは、リネン&コットンをベースとした、イギリススタイルのプリントです。

トワレ、花柄、ストライプやドットなど27アイテムのコレクションです。

10月から日本でも展開さて、もちろん当社でも取り扱い致します。

キッチン

キッチン    キッチン

こちらは、キッチンとスタッフの休憩室といった部屋。

チェアーはスタッフ思い々の作品で飾られ、カラフルで可愛いらしい雰囲気。

壁面は、チョークボードになっていて、インフォメーションが・・・

「ヨガは水曜日の4:30からとか、ピアノの使用は5:00までですよ!とか・・・」

なんか楽しそう!

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カスタマーサービスの部屋では、まだ未発売のギフトセットを見せてもらいました。

「写真は撮ってもいいけど、載せるのはご自身のSNSだけにしてね!」 「ハイ!」

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2階に上がった廊下のスペースもまさにアートなんです、

これって、全て平面にペイントされていて、描かれたフレームの中にペラッと写真が張られているだけなのです。

他のストッキストさんたちは、「フム これ使える!」とテクニックとアイデアに研究熱心・・・。

エイジング塗装のスペシャリストさんたちなんですよね。 ディズニーランドアトラクションを造るお仕事とか・・・。

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オフィスに向かう部屋は全く違う趣。オレンジとブルーの対比コントラストが鮮やか。

右下のペイントブラシはドアストッパーとして代用。 しゃれでしょう!

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壁面のいたるところにアート。これ全てアニーさんの作品。アニーさんは美大出のアーテイストなのです。

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これ、若かりしアニーが所属していたパンクロックバンドのアルバムシャケット!

なんとピンクフロイドの前座をやっていたとか・・・ 本物です!

アニー

これ アニーが学生の時に描いて、賞を撮った作品。アニースローンのイメージロゴとしてそのまま使われているものです。マーケティングオフィスに飾られています。

Course Room      Course Room

ここは、Course Room といって様々な試作が行われている部屋。つまり実験ラボといった所。

チェアーの座面のベルベットにそのまま直接ペイントしちゃったりしてます。

「どれくらいで座れるようになるの?」 「2~3時間くらい。乾いたら座っても全然大丈夫よ!」

右は、染物の絞りをやっているところ。アニースローンペイントは、水性なので、生地の染色にも使えるのです。

Course Room

家具にペイントするスタッフもとても楽しそう! 引出しを取らずにそのまま塗っていて、けっこう大ざっぱだったりします。(笑)

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染色して、パーチワークでクッションに!

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スウェーデッシュブラインド A SWEDISH BLIND 右をクリックするとメイキングがご覧いただけます。

ジャケットはストッキストの方が作ったもの。この世界地図が描かれた生地が一番売れているそうです。

ワークショップボード

ワークショップに使うボードは世界共通。みんなこれでテクニックを学びます。

ミーティングルーム

ミーティングルームでは、先程の絞りで染色されたファブリックで作られたカーテンが飾られ、壁面には、世界地図の柄のファブリックが張られていました。

ほんとうにアニースローンのスタッフはみんな気さくで明るくフレンドリーで素敵な会社です。

続いては、いよいよアニーの工房へ・・・ ご対面です!!

2015 LONDON OXFORD

久しぶりにブログを更新します! (^_^;)

アニースローンチョークペイント 

1週間程、ロンドンからオックスフォードへ行ってきました!

今回のイギリス出張は、当社がストッキストを務める『アニースローンチョークペイント』の25周年アニバーサリーイベントに参加することが目的です。

世界中から数多くのストッキストの人たちがが集まります!

アニースローンチョークペイント

皆さん 『アニースローンチョークペイント』を御存知でしょうか?

イギリスから始まり、今や世界中で大人気のシャビーシックの世界観を表現できるDIYペイントなのです。

詳しくは当社のショールームサイトPrime étoffe のHPをチェックしてみて下さい。http://primeetoffe.com/feature/anniesloan.html

ホームデコアは、東京23区内で唯一のストッキストで毎月ペイントのワークショップを開催しています。

こちらも Prime étoffe のホームページでご案内しています!

本当に楽しいので是非ご参加をお待ちしております!

さて、せっかくロンドンに行くので最新インテリアについてもリサーチしてきましたので、少しづつご紹介していきます。

バッキンガムパレス

今回のアニスーロン25周年のイベントには、日本からは11名が参加することになっていました。

私は、1人早めにのり込み、今回で2回目のロンドンの街を散策することにしました!

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ロンドンには、icon(日本インテリアコーディネーター協会)の友人の高石さんが、今年の春から住んでいるので、事前に連絡を入れていて、せっかくだから案内してもらおうとバッキンガムパレスの前で待合せしました。

ロンドンは快晴! ちょうど「衛兵交替」の時間帯で、すごい人だかりとなっていました。

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宮殿の内部見学は、ロイヤルファミリーが休暇を過ごされる夏のこの時期、エリザベス女王の不在時のみ公開されているのです。

バッキンガム宮殿は、エリザベス女王のロンドンの公邸で執務の場でもあり、以前までは、見物出来ませんでした。

高石さんからは、「私も一回見たけど、絶対石田さんも見た方がいいよ!」と奨められました。

いつも、サンダーソン社のマイケル・バリーさんが来日された時のセミナーでその素晴らしさを聞いていたので、今回 実際に宮殿の中を見ることができたのは本当にラッキーでした。

しかも、高石さんのご家族の年間パスのチケットをお借りして、ちゃっかりタダで入場させてもらいました! !(^^)!

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残念ながら宮殿の内部は撮影禁止でしたので、イメージだけでも・・・本国のツアー会社のHP httpent.com/en/s://www.musem からお借りしました。

19室ものスイートは、それぞれのカラーや設え、調度品の数々それらすべてがドラマティックてでゴージャスそのもの。

宮殿は美術館ではありませんが、その美術コレクションは多くの国立美術館に匹敵するものだそうです。

歴代の王たちのために精巧に作られた家具やレンブラントのような第一級の芸術家によって創作された王室伝来の芸術作品を見ることができます。

壁や椅子の張地には、シルクのダマスク織の生地で部屋ごとのテーマカラーで飾られ、全てがため息もの装飾です。

天井から飾られた煌びやかなクリスタルのシャンデリアは、その昔 ろうそくのすすを掃除するためだけに45人もの人が雇われていたというのも それを見れば頷けます。

「いやぁ~本当にいい勉強になりました。 やっぱり実際に見てみるのは違いますね!」

 

さて、バッキンガムパレスを後にし、ぼくらは遅めのランチを取ることに・・・。

ロンドン

 

「やっぱり ロンドンに来たら、ビールをフィッシュ&チップスでしょう!!!」

「スタウトではなく冷えたラガーでね!」

話は盛り上がり、このまま2杯目にに突入!(笑)

「ロンドンの人たちって本当に働かないんですよ~。 昼間からみんなビール飲んでるし・・・。会社だって、5時になったみんなサーって帰っちゃいますからねー!」

「それでも、インテリアに対する価値観みたいなものが根付いていて、みんな美しいもに対する対価はちゃんとお金を使う。だからインテリアの文化が豊かなんだと思います・・・」

「たしかに、住んでみて解ることだよね! 本場でのインテリアの勉強がんばってね!」

あっという間に時間が経ち、私はその日の夕方に、日本から来る他のストッキストの方たちと待合せてオックスフォードに向かうことになっていたので、慌てて荷物を預けてあるホテルに戻り待合せ場所のヒースローに向かいました。

さて、次回はいよいよオックスフォード。アニースローンの本社をレポートします。