Paris Deco off HOULES 編

 

タッセルフリンジ・トリムなどのアクセサリー類やカーテンレールなどの資材、また、ファブリックも取り扱うフレンチブランド HOULES(ウレス)

ここには いつも初めに行くことにしています。

 

 

今年も様なトリミングのコレクションが発表されています。

その中の人つで、ひときわ目を引いたのが、この Palma Outdoor – Indoor

 

 

 

昨今、各社から発売されている、アウトドア・インドアの生地のアクセサリーとして使うことが出来ます。

明るい配色や多彩なデザインが特徴。

プレーンな同シリーズのタイバックも加わりました。

 

 

ウレスは、トリミングに関してバンビ・スローンとのコラボレーションを続けていて、今シーズンはフランス系アメリカ人デコレーターのお気に入りの一つであるヒョウの柄を中心に展開しています。

 

 

そして、なんといっても今回の目玉は このBOXタイプのコレクション。

The Michael Aiduss Collection 

南フランスのボーリュ―シュールメールにある有名なビラ「ケリロス」からインスピレーションを得てデザインされ、、15色の現代的で繊細なカラー展開になっています。

一つ一つ取り出して合わせることが出来るので、とてもコーディネートするのに使いやすい形状になっています。

 

 

そして、実際に新作のトリミングでデコレーションされたカーテンがショールームの1階にディスプレイされています。

 

 

私のお気に入りは、このマスタードイエローとテラコッタカラーのコーディネート。

南フランスを思わせるオーリーブのグリーンととてもマッチしていますね。

 

 

トリミングはカーテンだけではなく、椅子張りのも応用可能です。

こんな風にカスタマイズしはいかがでしょうか。

 

 

スツールに上下ダブルで使うとこんな感じです。

存在感あるトリミングでオオリジナリティーが演出できます。

 

 

ベージュとブルーの愛称も抜群。

ヒョウ柄もこの色だと また違ったニュアンスを醸し出します。

 

 

私が一番気にっているコーディネートがこれ。

リネンとブラックカラーのトリミングでシックな大人っぽさを演出しながら、エレガントさも表現されています。

 

 

作年発売されたロングフリンジをボトムに付けると、こんようにボリューム感が出ます。

このように、様々なコーディネートパターンを見ることが出来るのもこのショールームを訪れる楽しみの一つです。

 

 

Paris Deco off 2020

 

今年も Paris Deco offMaison&Objet に行ってまいりました。

 

 

毎年1月から始まる本場ヨーロッパのインテリアシーンをレポートします!

今回の Paris Doco off は、パリの市内に何と97ヶ所ものショ-ルームが出展する大規模なイベントになりました。

パリ市内の交通ストライキの影響もあって、日本からの来場者は少し少なかったと聞いていますが、毎回 会場を飾るインスタレーションは、年を重ねるごとに思考を凝らしたものになっています。

 

 

毎回 目を引かれる、各エディターの新作が張られた150を超える数のランプシェードは今年も会場を華やかに彩ります。

これらは、マスター オブ リネン によって作られています。

 

 

こちらは、左岸のサンジェルマン・デ・プレ の広場に現れたスキーのゴンドラです。

 

 

キャビンと、そしてスキーの板にもエディターの新作生地が張り込まれています。

大学生時代にスキー部に所属し、年間100日近く山にこもってスキーにのめり込んでいた僕にとっては、何とも懐かしくうれしい気分になります。

 

 

そして、昨年に続いて巨大なソファーも登場しました。比較するものが無いので大きさがわかり辛いのですが、ワイドは4m 程もあります。

この背に張られたボタニカルなプリント生地は、Etro の新作。

 

 

この不思議なドームは、都市デザイナーの Olivier Saguez & Partners よるもの。

オフィススペースとリビングスペースを混合したハイブリッドな装飾的な宇宙を表現しています。

 

 

今回から DECO HOME も同時に開催されていますが、こちらは KENZO TAKADA がインスタレーションを行いました。「Magic Box」と題され、新しいライフスタイルブランド K三 (K-3と発音)は家具、装飾品、壁紙や陶器などが新たに紹介されました。

 

 

こちらは巨大なソファは、デザイナーJean-Michel FranckAdolphe Chanaux によるインスタレーション。華やかな花柄のプリント生地は、Jean-Paul GAULTIER の新作です。

次回からは、いよいよ各エディターのショールームをレポートしていきます。

 

 

JAPANTEX2019 Windows Paradise

      

 

本当にしばらくぶりのブログです。

今年のJAPANTEX2019において、テーマブースのデザインを担当させていただいた記録として書きました。

 

 

インテリアファブリックス業界最大のイベント第38回「JAPANTEX 2019 INTERIOR TREND SHOW」(主催:(一社)日本インテリアファブリックス協会)が11月13日(水)〜15日(金)の3日間、東京ビッグサイト南1・2ホールにて開催されました。

令和最初の「JAPANTEX」は、「空間を装うインテリアファブリックス&デザイン」を開催テーマに、メイン企画として「インテリア・トレンド・スクエア」が実施されました。

これは3つの企画で構成されるもので、「Windows Paradise 2019」((公社)インテリア産業協会との共催)を中心に、ICと窓装飾プランナーのダブル資格者による生活提案展示「プラチナ世代の3つの物語」と題して3名によるデザイン展示が行われました。

その中の1ブースを私が担当させていただきました。

 

 

私が与えられたターゲット年代層は50代~60代の男性。そしてテーマは『旅』。

まさに、自分の年代と趣味を表現するにはうってつけの題材です。

今年の1月に旅したスリランカで訪れた、トロピカルモダニズムの先駆者ともいわれる『ジェフリー・バワ』の建築からインスピレーションを得て空間をデザインしました。

 

 

バワの建築に見られるテキスタイル使いは白と黒のモノトーン。

パターンだけでは無く、トリム・フリンジなどのアクセサリー使いでオリジナリティを表現しました。

腰壁はペイント仕上げ。アニースローンチョークペイントを使い、自分で塗装しました。

 

 

サイドフレームにブレードを使ったり、リボンを使い、ラインでデザインをあしらいアクセントにしてオリジナリティーを出しました。

レールは最新の天井埋込レールを使い、ピッチコードを使ったヒダを摘ままないウェーブスタイルにしています。

 

 

ネットのレース越しには 花が咲き乱れるオアシスのような水辺に鳥たちが集う、物語のワンシーンを切りとったような、幻想的な世界が拡がります。

 

 

今回の一番の見せ所は、ロートアイイアンをイメージしたバランスです。ポリエステルの再生繊維 東レのウルトラ スェードを使い、レーザーカットしてオリジナルバランスを付けました。

カーテンは左右を1.5対1の非対称に逆にバランスの左右を変える事で釣り合うように工夫しています。

 

 

床のタイルに見られる斜めの市松張りは、バワ建築の『ルヌガンガ』からのインスピレーション。

クッションも様々なテクニックを使い分け、マスタードイエローをアクセントにしています。

 

 

フレームワークは、自分がスリランカを旅して撮った写真からモノクロコピーしてアート風に飾りました。中央に飾った写真がジェフリー・バワさんです。

シェード付きのペンダントは自社ショップからの持ち込みを使いました。

 

 

もう一つの見せ所は、デジタルプリントの壁紙です。ジェフリー・バワのパートナーとして活躍されたアーティストである『ラキ・セナナヤケ』さんのアトリエを実際に訪れた時に提供いただいたデータの中の作品を大きく引き伸ばしてデジタルプリント壁紙にしました。

壁付の照明やデスクの配置などは、バワ建築のホテルからのインスピレーションです。

 

 

来場者の方にジェフリー・バワの建築を知っていただけるよう、デスクの上には書籍やバワが特集された雑誌を置きました。

 

 

そして第三の見せ場は、テーマの一つとしてクラフト感を表現するにチャレンジ。

リネン&ウールの生地を30cmにレーザーカットして、それを平織り状に自分たちで編み込んで作りました。「窓辺は機能的にふさぐだけではなく、飾って楽しむこともできる」というメッセージを込めています。

 

 

「難しいテクニックだけではなく、ちょっとした工夫でオリジナリティを表現し、オンリーワンの空間を作ることができます。」

このようなメッセージを込めて今回のブースデザインをさせていただきました。

そして、このような機会をいただけた (一社)日本インテリアファブリックス協会と(公社)インテリア産業協会の皆様に深く感謝いたします。

 

 

 

Paris Deco Off 2018

Paris Deco Off 218

小雨の降る中、今年のParis Deco off が始まりました !

いつも最初に向かうのは右岸の2区 RUE DE MAIL です。

ここは、常設の有名どころのエディターのショールームがパリらしい町並みにズラーっと並んでいる地区です。

毎年の新作のファブリックが大きなランプシェードの仕立てられ Paris Deco Off を彩るにはお馴染みの景色となっています。

そして、毎年初めに向かうにはタッセル、フリンジやトリムなどのアクセサリー、カーテンレールなどのブランド HOULES (ウレス)です。

今年はナチュラルな素材感の OCEANIE のコレクションが発表されました。

リネンや編組などナチュラルでマット質感は、今流行りのクラフト系のファブリックにもとても良く合いそうです。

そして、ポップなカラーが可愛らしいトリムやフリンジのコレクションも加わりました。ベーシックな色も含め12色の展開です。

ファブリックの新作は、立体感のある大理石調の柄が印象的なベルベット JAGGER

カーテンにはもちろん椅子張り生地としてもマーチンデール50,000回の耐久性があります。

そして、ペールトーンのピンクとブラウンがやさしいエスニックスタイル柄の JOYCE

100%ポリエステルでカーテンにも使いやすいコレクションです。

HOULESは、トリムなどのアクセサリーのブランドなので、その使い方や縫製スタイルなどがとても参考になります。

このような、ちょっと縫製屋さん泣かせの使い方もスタイル展示されています。

プリーツを取らずに上部をフラットにしてウェーブテープを使ってピッチを均等に整えるスタイルは、ヨ-ロッパではよく見かける方法です。

クッションをアクセントカラーにしてブレードでオリジナリティーを演出します。

今年は特によく見かけた「ネイティブアメリカン」をテーマにした飾りが、メインのウィンドウに表現されていました。まさにHOULESならではの展示ですね。

HOULESの新作コレクションは弊社にも続々と入荷中です。是非ご覧に来ていただければと思います。

Paris 2018 

毎年 1月から始まるヨーロッパのインテリアシーン。

今年もパリ市内で開催されるインテリアファブリックスの祭典 Paris Decooff と

世界のデザインシーンを占う総合見本市 Mason&Objet に行ってきました。

毎年パリに視察や買い付けに来るようになって今回で10回目になりました。

いつも滞在先は、パリ在住の友人に頼んでアパートを借りることにしています。

今回のアパートは、4区に人気のエリア、マレ地区のポンピドゥーセンターの隣にあります。

ポンピドゥーセンターは、前衛的デザインの総合文化文化施設。国立近代美術館や図書館、音楽研究所などがある パリの街中ではちょっと変わった建築物です。

さすが芸術的なエリアだけあって、アパートのエントランスにはこんなオブジェがありました。

部屋から見下ろすとこんな感じです。広場には素敵なレストランやホームセンターの裏口があったりして活気がるエリアです。

近くには、毎回訪れるトレンディーなデパートBHVがあって今回もすかさずチェックに行きました。

最新のインテリアが見ることができます。

フランスのラグのブランド トゥールモンド・ボシャール のコーナーも充実しています。

こちらは地下階あるDIYの売り場です。壁紙のコーナーもこんな感じです。

メトロから直結しているので、通勤帰りに週末のDIYの構想を考えるにも最適です。

ファッションブランド「ヴェルサーチ」の壁紙もあったりします。

弊社でも一部取り扱いできます。

ベルギーのモールディングのメーカー ORAC のコーナーもこんなに充実しています。

やっぱりヨーロッパとの文化の違い感じます。

日本ではマナトレーディングさんで取り扱っています。弊社でも見本を展示しています。

マレ地区を歩いていたら、写真アートのブランド YELLOW KORNER のすてきなショップを見つけました。日本でも六本木にショップがあるので見ることができます。

私の所属している icon(日本インテリアコーディネーター協会)の賛助会員にもなっていただいております。

なかなか忙しさに感けてブログをアップできておりませんが、これからパリでのレポートを更新していきますので是非ご覧ください。

ノッティング・ヒル

久しぶりの休日の午前中。録りだめていた映画を見ました。

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イギリスのロマンティック・コメディ映画 「ノッティングヒルの恋人」 

ジュリア・ロバーツ&ヒュー・グラント共演のラブ・ストーリー。有名ハリウッド女優と平凡な男の恋の行方を、ユーモアたっぷりに描く1999年に放映された映画です。

華やかなハリウッド女優を演じるロバーツと、どこか頼りない青年に扮したグラントがハマリ役です。ウェストロンドンにある平凡な街“ノッティングヒル”。そこで小さな本屋を経営するウィリアムの店に、ある日偶然ハリウッドスターのアナ・スコットが訪れる。互いに運命を感じた2人は、やがて恋に落ちるが・・・ という皆さんもよくご存じストーリー。

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ヒュー・グラントが出演してるだけで面白そうな映画だってことは解っちゃいますが、私が好きなのがグラント演じるウィリアムの奇妙な同居人、スパイク。こいつがめちゃくちゃ面白い。(^.^)

まさに私たちの世代にはドンピシャの大好きな映画なのです。

そこで、昨年の秋にロンドンをを訪れた時に立ち寄った、この映画の舞台となったノッティングヒルという街のことを書こうと思います。

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アニースローンチョークペイントの25周年アニバーサリーイベントに出席した後、他の参加者の方たちと別けれて、一人早朝のバスでロンドンに入りました。

まだ早朝の9時頃にロンドンに着いてしまったのでどうしようかなぁ~と思っていた時でした。

そんな時、目的地のパディントンに着く前に停車したノッティングヒルのアナウンスを聞いて、どうしても歩いてみたくなってしまったのです。

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重いスーツケースをゴロゴロと転がしながら歩きます・・・。

でも、あの「ノッティングヒルの恋人」の舞台となった街ってどうな感じだろう?と期待感は膨らみました。

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ノッティング・ヒル(Notting Hill)はロンドンの西部に位置します。

そのメインストリートとなるのが、アンティーク・マーケットとして有名なポートベロー・ロード。

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ノッティング・ヒル・ゲート駅に近いほうには、アンティークや古着、雑貨などのお店が並びます。週末には路面には屋台)も出て、早朝なのに結構な人出です。

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たくさんの人でにぎわうマーケット。ロンドンらしくない、カラフルな外壁が楽しい雰囲気です。

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映画に出てくる本屋さんを探してみたのですがなかなか見つかりませんでした。

後から知った話ですが、あまりに訪れる観光客が多いので、建物のオーナーが外観を変えてしまったそうです。 残念・・・

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 南北に長いポートベロー・ロードですが、ノッティング・ヒル・ゲートに近い南側にはアンティークや古着、雑貨のお店が多く、北のほうに進むにつれて、野菜や果物、オリーブ、チーズなど、食べ物のストールが増えてきます。

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ちょうどその分かれ道の標識には、「こっちから先はアンチィーク街ではありませんんよー!」的な案内が出ていました。

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レストランのファサードには色鮮やかな花のオーナメントが。

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映画全体を通してポートベロー・ロードの様子は出てきますが、中でも印象的なのが、映画の後半、傷心のウィリアムが、マーケットを歩くシーンでしょう。ウィリアムがひたすら歩くだけなのですが、周囲のマーケットの様子が微妙に変わっていく、あのシーンです。季節の移り変わりと時の流れ、そしてウィリアムのアナに対する想いが、美しく表現されていましたね。

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マーケットの活気あふれるポートベロ・ロードから、ほんの2ブロックも歩けば、そこは別世界! マーケット通りの喧騒がウソのように、静かでエレガントな住宅街になります。

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ノッティグ・ヒル界隈は、ロンドンでも有数の高級住宅街で、この辺りに住んでいるセレブも沢山いるそうです・・・。

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そして最後に、この映画のラストシーンで流れるエルビス・コステロの「SHE」を是非お聞きください!

泣けた~・・・ ( ^^) _U~~

Lif/Llin(リフリン)の取り扱い始めました 

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リネンのカーテン Lif/Lin (リフリン)の取り扱いを始めました。

リネンとはフラックスと呼ばれる植物の茎を原料とする麻の種類のひとつです。

麻の種類にはヘンプ(大麻)、ジュート(黄麻)、ラミー(芋麻)・・・だいたい20種類くらいありますが、フラックスは 夏のはじめに青く美しい花を咲かせるフラックスという植物の茎から生まれます。

日本では、リネンは夏の素材という認識が強いですが、ヨーローパでは、麻は通年 高級素材として扱われ、生活に根付いています。

また、リネンは非常に強度が強く、コットンの2倍、ウールの3倍もの耐久性があり、さらに濡れると強度が2倍になるという性質のため、大事に使えば数十年はもちます。

防カビ、防虫性に優れているため、雑菌が繁殖しにくく、臭いもつきにくい。繊維に含まれるペクチンの効果で汚れが付きにくく、付いても落とし易いという性質もあります。

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Lif/Lin のコレクションは世界有数の産地である東欧や南アジアなど各国から輸入されています。また輸入するだけでなく産地への生産指導や日本品質に合わせた生産の管理も現地との協業により行っています。

デザインや色調に関しても日本人の感性に合わせて産地と共に制作し日本の住宅に合うようシンプルナチュラルなデザインや北欧のデザインをベースに作られているのです。

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先日早速、自然素材が内装仕上げ材として使われたお宅に収めさせていただきました。

掃き出し窓はカーテンのレギュラースタイルにして、ベンチの小上がりがる窓にはツインシェードに仕立てました。

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最近の住宅には、内装材に無垢のフローリングや珪藻土、天然由来の塗料などを使うエコ住宅が増えていますね。

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こりらはまた違う物件でお納めした刺繍のタイプです。

ナチュラルなインテリアにリネンのカーテンはとてもよくマッチします。

海外にブランドにはリネンをベースとしたコレクションが沢山ありますが、それらに比べてリーズナブルな価格も Lif/Lin の魅力の一つです。

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プレーンなものも良いですが、カラーを取り入れたり、刺繍が施されたデザインでアレンジしてみたりして新しいリネンの使い方をインテリアとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

ZIMMER+ROHDE 2016新作コレクション説明会

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 弊社のショールームPrime etoffe にて、プロの方々を対象としたドイツのブランド ZIMMER+ROHDE(チマー&ロード)新作コレクション説明会を開催しました。

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今回はドイツ本国から、エクスポートマネージャーMatthias Fuchs氏を招いて日本での販促マーケティングを担当すエルクリエーションの高田さんの通訳にて行われました。

参加していただいたのは、私の所属する(一社)日本インテリコーディネーター協会の理事の方々を中心とした錚々たる顔ぶれです。

チマー&ロードは、 1899年の創立以来117年に亘り「FineCloth-上質の生地」をコンセプトに、常に美しさと普遍性を兼ね備えたファブリックを作り続けているエディターです。

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今回の新作テーマは「アンサンブル」 芸術の世界における演出がインスピレーションの源となっています。

質感のの繊細なコンビネーション、個性的で美しい色展開、豊かで洗練されたデザイン、これらすべてが空間にハーモニーとリズムを持った世界観を生み出します。

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今回は、昨年Z+Rグループとなった同じドイツブランドの ADO のコレクションも紹介されました。

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Z+Rがハイエンドな高級ボリュームゾーンなのに対し、ADOはリーズナブルで多彩なコレクションを要し、使いやすいブランドです。

Matthias氏は、ドイツで道行く人10人に聞けば9人は知っていると言っていました。それ程ドイツ国内ではメジャーなブランドです。

だいぶ以前から日本に入ってきていましたが、あまり紹介されていませんでした。今回Z+Rの傘下になったことで、世界的に広まっていくことでしょう。

弊社でもレースを中心に多くのサンプルをご用意しております。

Z+Rのコレクションには、それ以外にも以下ののようなブランドがあります。

フランスのブランドはETAMIN(エタミン)・アメリカブランドのTRAVERS(トラバース)

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イタリアのブランドはardecora(アルデコラ)・イギリスのブランドはHadsoll Macknzie(ハドソルマッケンジー)

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このように、ヨーロッパ各国のブランドの特徴あるコレクションを其々のブランドで展開しているのです。

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セミナーの後は、Matthias氏を囲んでのワインと軽食をご用意し、懇親パーティーを行いました。

最後にみんなで記念撮影。日本での忙しい滞在のひと時を楽しんでいただいたようです。

ホームデコアでは、このようなプロフェッショナルの方を対象とした様々なセミナーを定期的に開催しています。

もちろん一般の方でご興味のある方のご参加も承ります。

今日も一日お疲れ様でした!

今日も一日お疲れ様でした!

「町のカーテン屋はなぜ潰れないのか?」なんていうテレビ番組を見たことがありますが・・・

当社のある下町「江戸 深川」のご近所のおばさん方は、店に来るなり「カーテン専門店」なんてあるのね!!! なんてびっくりするのです。

うちのスタッフのAさんなんて、「どうせあんた暇なんでしょ?」なんて茶飲み話しに付き合わされるしまつです。

「本当に忙しいのに、私っておっとりして見られるから暇そうに思われちゃうんだよねー・・・」と嘆いております。

実は私も、店の仕事以外にも様々なことをやっております。

そんな一幕をご紹介しますと、

本日は、朝からある百貨店さんの外商部の方と同行して、カーテンと敷物の打ち合わせ、ご提案をしてきました。

コーディネーターとしてこんな事もやっているのです。

そして午後からは、ネクタイを外してカーテンの取付職人に変身です!

友人の設計事務所からの紹介のお客様のカーテンとシェードの取り付けをしてきました。

普通でしたら、専門の職人さんに頼んでも良いのですが、今日の物件には訳がありました。

内装がこだわりのコンクリートの打ちっぱなし仕上げだったからです。

内装がコンクリート仕上げの場合は失敗は許されません。

クロス仕上げでしたら多少の補修はききますし、最悪の場合張り替えることも可能です。

しかし、コンクリートに振動ドリルで穴を空けると補修は許されません!

友人の紹介ということもあり、客様とは打ち合わせ期間のうちのとても親しくさせて頂いてこともあり、人には任せられないので、自分で取り付けることにしました。

取り付をやるのは仕事に没頭できるので好きなのですが、今回は位置出しをするのに慎重になりました。

窓の開口上部から寸法を出すと微妙に左右がずれるので、床や、カウウンター、そして天井面からの寸法を慎重に出す必要がありました。

半日掛かりでしたが、上手く取り付け完了です。

ちなみに、使用したレース生地は、遮熱レース「masa加工」の生地です。

家に中からは、外観を損ねることなく、外からのプライバシーもしっかり保護します。

しかも、裏側にステンレス分子が蒸着されて加工により優れた遮熱性を発揮します。

 

さぁ 明日もがんばるぞー!!! と自分に言い聞かせるのでした・・・   つづく

 

 

 

ハンターダグラス シェード比較

今回は、ショップのディスプレイを使って、ハンターダグラスの代表的なシェード3種類を比較してみたいと思います。

シルエット 閉じた状態

シルエット 開いた状態

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まづは、「シルエット」です。

ハンターダグラスのシェードの代名詞ともいえるシェードです。

当社でも1番良く売れる「ホワイトダイアモンド」の羽根幅3インチ(約7.5㎝)のタイプです。

この他にも羽根幅2インチ(約5㎝)のタイプもあります。

 

ファセット 閉じた状態  

ファセット 開いた状態

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは以前のブログでもご紹介した「ファセット」です。

現在は生産体制も整い、国内で生産されている為、納期も大幅に短縮されています。

シルエットに比べて、立体感はなく、感じはロールスクリーンに近いものです。

2枚の幕帯が交互に巻き上がって光の入り方をコントロールします。

デュエット

デュエット 側面

そして、こちらは「デュエット」です。

独特なハニカムハニカム構造が、窓と部屋の間に空気層を作り、優れた断熱効果をもたらします。

 

 

 

 

 

 

側面から見ると解りますが、こちらは「アーキテラ」のタイプで2層のハニカム構造が、飛躍的な省エネルギー性能と高い吸音効果を発揮します。

 

 

3台を側面から見たところ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3台を側面から比較するとこんな感じです。

右から「ファセット」「シルエット」「デュエット」の順になります。

それぞれの立体感やテクスチャーの違いが良く解ると思います。

どれも美しいフォルムを醸し、窓辺をスタイリッシュに演出してくれます。

機能やスタイルを比較して、お部屋の雰囲気に合わせてお選びいただけます。