今年も Paris Deco off と Maison&Objet に行ってまいりました。
毎年1月から始まる本場ヨーロッパのインテリアシーンをレポートします!
今回の Paris Doco off は、パリの市内に何と97ヶ所ものショ-ルームが出展する大規模なイベントになりました。
パリ市内の交通ストライキの影響もあって、日本からの来場者は少し少なかったと聞いていますが、毎回 会場を飾るインスタレーションは、年を重ねるごとに思考を凝らしたものになっています。
毎回 目を引かれる、各エディターの新作が張られた150を超える数のランプシェードは今年も会場を華やかに彩ります。
これらは、マスター オブ リネン によって作られています。
こちらは、左岸のサンジェルマン・デ・プレ の広場に現れたスキーのゴンドラです。
キャビンと、そしてスキーの板にもエディターの新作生地が張り込まれています。
大学生時代にスキー部に所属し、年間100日近く山にこもってスキーにのめり込んでいた僕にとっては、何とも懐かしくうれしい気分になります。
そして、昨年に続いて巨大なソファーも登場しました。比較するものが無いので大きさがわかり辛いのですが、ワイドは4m 程もあります。
この背に張られたボタニカルなプリント生地は、Etro の新作。
この不思議なドームは、都市デザイナーの Olivier Saguez & Partners よるもの。
オフィススペースとリビングスペースを混合したハイブリッドな装飾的な宇宙を表現しています。
今回から DECO HOME も同時に開催されていますが、こちらは KENZO TAKADA がインスタレーションを行いました。「Magic Box」と題され、新しいライフスタイルブランド K三 (K-3と発音)は家具、装飾品、壁紙や陶器などが新たに紹介されました。
こちらは巨大なソファは、デザイナーJean-Michel Franck と Adolphe Chanaux によるインスタレーション。華やかな花柄のプリント生地は、Jean-Paul GAULTIER の新作です。
次回からは、いよいよ各エディターのショールームをレポートしていきます。