Paris Deco off 2020

 

今年も Paris Deco offMaison&Objet に行ってまいりました。

 

 

毎年1月から始まる本場ヨーロッパのインテリアシーンをレポートします!

今回の Paris Doco off は、パリの市内に何と97ヶ所ものショ-ルームが出展する大規模なイベントになりました。

パリ市内の交通ストライキの影響もあって、日本からの来場者は少し少なかったと聞いていますが、毎回 会場を飾るインスタレーションは、年を重ねるごとに思考を凝らしたものになっています。

 

 

毎回 目を引かれる、各エディターの新作が張られた150を超える数のランプシェードは今年も会場を華やかに彩ります。

これらは、マスター オブ リネン によって作られています。

 

 

こちらは、左岸のサンジェルマン・デ・プレ の広場に現れたスキーのゴンドラです。

 

 

キャビンと、そしてスキーの板にもエディターの新作生地が張り込まれています。

大学生時代にスキー部に所属し、年間100日近く山にこもってスキーにのめり込んでいた僕にとっては、何とも懐かしくうれしい気分になります。

 

 

そして、昨年に続いて巨大なソファーも登場しました。比較するものが無いので大きさがわかり辛いのですが、ワイドは4m 程もあります。

この背に張られたボタニカルなプリント生地は、Etro の新作。

 

 

この不思議なドームは、都市デザイナーの Olivier Saguez & Partners よるもの。

オフィススペースとリビングスペースを混合したハイブリッドな装飾的な宇宙を表現しています。

 

 

今回から DECO HOME も同時に開催されていますが、こちらは KENZO TAKADA がインスタレーションを行いました。「Magic Box」と題され、新しいライフスタイルブランド K三 (K-3と発音)は家具、装飾品、壁紙や陶器などが新たに紹介されました。

 

 

こちらは巨大なソファは、デザイナーJean-Michel FranckAdolphe Chanaux によるインスタレーション。華やかな花柄のプリント生地は、Jean-Paul GAULTIER の新作です。

次回からは、いよいよ各エディターのショールームをレポートしていきます。

 

 

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