またしばらく間が空いてしまいましたが、パリ デコオフの続きで、今年発表されたエディターの新作をご紹介します。
イタリアはヴェネチアの高級ブランドRUBELLI(ルベリ)です。
今年のテーマは ITALIAN PASSION。
まさにルベルというような、シルクに刺繍を施したゴージャスなものから
ヴェネチアの風景のスケッチをモチーフとしたコレクションを発表。
このベンチに張られた生地。実はジャガードで織り込まれたものです。
今回ルベリは。壁紙のコレクションも発表しました。
クラシカルなモチーフをビニール素材で表現した物や、花柄のデジタルプリントもあります。
今回は、挙って多くのエディターが壁紙を発表しました。
やはり生地だけではなく、様々なシチュエーションを演出する手段として壁紙は必要不可欠だだということでしょう。
最後に見せてもらったベルベットのデジタルプリント。
昨年 ラクロアやロモがから出ていましたが、絵画風なデジタルプリントが出てきました。
ROMO(ロモ)グループのZINC(ジンク)のプレゼンに参加した様子です。
ジンクは、2010年に立ち上げられた質感に優れ、都会的、斬新でシックな色がテーマの新しいファブリックブランドです。
まさに男心をくすぐる上質でかっこいいコレクションの数々。
今回のテーマは『ナイトクラブ』
世界中のナイトクラブの名前がそれぞれのコレクションに付けられています。
ここでも、ベルベットのデジタルプリントが多く見られました。
こちらはガラッと変わって、3月に新しく発売される Kirkby Design
コレクョン同様にデザイナーの女性も可愛らしい
こちらはアウトドアのコレクションです。カラフルで可愛らしいポップなリゾートコーディネートが出来ますね。
後に見えるシェブロン織のジグザク模様は、今のトレンド。様々なところで見られます。
こちらは、ドイツの高級モダンコレクション NyaNordiska(ニヤ ノルディスカ)
この、ハイムでデザイン賞を受賞した生地を束ねているのは、新作のマグネットタッセルです。
斬新なファブリックも素敵ですが、私が面白いと思ったのは、こちらのシェードのシステム。
昇降コード自体がデザインになっています。
また、このカラフルな紐を使った、レールのシステムも面白いです。
こんなコンパクトなパッケージに収まっていて、部品一つ一つが可愛いらしいデザイン。
さて、今回大きな目的の一つが、こちらのCLARKE&CLARKE(クラーク&クラーク)の新作を見に行くことでした。
実は、クラーク&クラークはパリ デコオフに正式にエントリーしていないのです。
パリに滞在中に、日本のエージェントから連絡が入り、ショールームを出していることを知りました。
フランスの代理店はCasal というブランドが務めているそうですが、そのショールムのとなりにひっそりと便乗出展しておりました。
来月4月にリニューアルオープンする新しいショールームでは、クラーク&クラークをメインでご紹介することになりました。
生地のクオリティ、パフォーマンス、革新性に重点を置き、さらに品質を落とさずお手頃な価格のインテリアファブリックを製造してブランドです。
ショールームを出るころにはすっかり夜になっていました。
次は、メゾン・エ・オブジェの様子をレポートします。