4人に1人が高齢者。

私は、本を買いません。

本を読むのは大好きなのですが、図書館で借りるか、
友人に借りるか。

読み終わった本で、家が狭くなるのが嫌なのです。

なのに、どーしても欲しくなり
買ってしまいました!

インテリア雑誌、かと思いきや・・・

シルバー川柳!!

私は、こういうのにとても弱いです。

サラリーマン川柳も大好きで、発表されると、
喜んでネットを探します。

そして、先日、電車に乗りながら、
女子会川柳というのが発表された・・・とかいう記事を、
ぼんやり読んでいたところ、その関連で、
この、シルバー川柳の記事が。

「誕生日 ローソク吹いて たちくらみ」

一発でやられました。

このシルバー川柳、もう12回を数え、毎年敬老の日に
発表されているそう。

今まで気づかなかったなんて、うかつでした。

旦那さんにバカにされながらも、
速攻、本屋へ!

税込 999円 !

字も大きく、挿絵もあり、あっという間に読み終わる、
大人用絵本です。

本当に買ったんだ・・・とあきれてる旦那さんを無視して、
楽しく2回熟読。

あー、面白かった。

句をここに並べたいけど、営業妨害になりそうなので、
遠慮します。
ご興味のある方は是非!

4人に1人が高齢者という、大変な状況の日本ですが、
これを読むと、お年寄りパワーのすごさを感じます!

「なぁお前 はいてるパンツ 俺のだが。」

あ~~~、しばらくは思いだすだけで笑える。

ALDECO TIFFANY´S

さて、素晴らしいものを知ってしまった・・・という
ご夫婦が作ってくださったカーテンがこちらです。

昨年秋、日本に初めて入ってきた ALDECO という
ポルトガルのブランドの、TIFFANY´S という生地です。

この写真ですと、水彩画のプリントのように見えますが、
全て刺繍!!です。
本当に、美しく、華やかな生地なんです。

そして、カーテンに仕上がったのがこちら。

華やかな大柄が映えるように、ご主人様のご希望で、
ひだを取らず、フラットに仕上げています。

タッセルは、奥様の
「リボンのようなもので軽く束ねるのも素敵!」という
ご意見で、刺繍から取った紫色で作らせて頂きました。

LDのほうで、大きく、ご予算をオーバーしてしまいましたが、
ご寝室のほうは、壁となじむアイボリーの完全遮光の生地を
お選びになり、メリハリをつけた選択をされました。
なんでもかんでも!ではなく、賢いお買い物です。
(TIFFANY´S の美しさに興奮し、そちらのお写真を撮るのを忘れました。)

カーテンをお納めしたときは、まだお引越し直後で、
家具もこれから揃えて・・・という状況だったのですが、
今年に入り、嬉しいメールを頂きました。

カーテン、とても華やかで、部屋にも馴染んでいます。
毎日、ウキウキしながら眺めています。

家具もイギリスのアンティークの小さなダイニングセットを買い足し、
カーテンとコーディネートしています。

これからも楽しみに部屋作りをしていきます。

今は、ラグをお探しになってるそう。
カーテン中心に、きっと素敵なお部屋が出来上がると思い、
私も楽しみで仕方ありません。

お客様から、

“毎日、嬉しく眺めています”

という感想を頂くのは、私にとって何よりのご褒美となります。

どんなに、高級で素晴らしいものを付けて頂いても、
毎日見る度に、

“あー・・・なんでこんな高価なものを買ってしまったんだろう・・・”

と思われたら、大変なストレスです。

これからも、それぞれのお客様が1番望まれる形で
納められますように・・・。

知る哀しみ

昨年末、興味のある事ない事で、反応の差が大変激しい、
とても面白いご主人と、その横で、ニコニコ笑っていらっしゃる
可愛いい奥様にお会いしました♪

そちらのお客様がご検討下さっていた生地が2種あり、
片方はもう一方の3倍近い価格です。

価格が低い生地のほうも、決して安価なものでは
ありませんでしたし、当然、悩みに悩まれました。

そんな中、奥様が、こんなメールを下さいました。

私が好きな作家のおじさんが、「知る哀しみ」という言葉を使っていました。
「本当にいいもの、一流のものを知ってしまうと、それ以外では満足できなくなる。
昔はおいしいと言っていたてべていた料理なども色あせてみえる」
というような意味だったと思いますが、まさに今その状態です(笑)

メールを拝見しつつ、思わずうんうん、と頷いてしまいました。

そうなんですよね、私も仕事上、生地は毎日のように見ますし、
ありがたいことに、素敵な生地をご紹介頂ける機会もたくさんあります。

そこで、私が、もう、かれこれ1年近くも迷ってるのが、
洗濯機置き場の前のカーテン。

機能優先で選べばいいのでしょうが、どうしても使いたい、
麻の生地が ¥13,000/m

それを、2m×2巾使うと、なんと生地代だけで¥52,000 ・・・。

仕事柄、割引があるでしょー?と思われるでしょうが、
輸入生地は、そもそも仕入値が高いのです。

洗濯機を隠す為に、そんなにかけていいのかという気持ちと、
いいものを知ってしまった哀しみと・・・。

さて、私のことはともかく、“知る哀しみ”を味わわれたご夫婦が選ばれた、
素敵なカーテンを、次回ご紹介します!

クッションも完成。

前回に続き、今回はお部屋に合わせてお作りした、
クッションのご紹介です

以前のブログで、得意気に報告しておりました、
8パターンご提案したクッションです。

お客様は、ブルーと茶の玉虫色のストライプに、
ブルーのトリム、裏面は茶の無地の組合せをお選びになりました。

私も、これが一押し!と思っていた組合せです。

じゃん!

小ぶりのブルーの無地のクッションは、トリムに使った生地の、
残りでお作りしました。

上の写真では、唐突にブルーが出てくるように思われるかもしれませんが・・・
違います。

この、シェード脇に取り付けられている、素敵なB&Oのスピーカーから、
色をもらったのです。

(しかし、スピーカーとクッションが一緒に写ってる写真が
どこにもない・・・。)

どこかにブルーを入れたかったのですが、ブルー1色では、いかにも
(スピーカーと合わせましたっっっ!!!)という感じになりますし、
お客様も、全てにおいてさりげなくコーディネートされてる、というのを
お好みだったので、茶系も混ぜて、少し凝ったクッションになりました。

スピーカーのブルーがなければ、シルバー系も素敵だったと思います。

今回は、新しくクッション用に生地を手配させて頂きましたが、
カーテンの残布を使ったり、お手持ちの生地を使ったり、
以前お使いで、サイズが合わなくなった美しいカーテンがあれば、
それを使ってお作りするのも可能です。

可愛いいボンボンやビーズをつけるのも、楽しいですね。

クッションは、(生地にもよりますが・・・。)比較的安価に
楽しめるインテリアの一つです。

カーテンと一緒に、是非、ご相談下さい。

フランスが遠のく・・・。

毛穴全開にして、楽しみにしていた、
フランスで行われる maison&objet でしたが、
私は、諸事情により参加できなくなり、
先程チケットをキャンセルしました・・・。

社長や店長が持って帰ってきてくれる情報、
先生方のセミナーや、各メーカーからの新作発表を
楽しみにすることにします・・・。

ということで、1月末も日本でしっかり働きます!

何かあれば、お問い合わせ下さいませ・・・。