お客様からクリスマスプレゼント♪

本日取り付けに伺ったお客様から、
可愛いいプレゼントを頂きました。

ふふふ。

開ける前からワクワクする、可愛いい箱。

ふと横を見ると、ちょっと怪しげな雰囲気の小人も!

そして、中からは・・・次から次へとお菓子が登場!

嬉しいプレゼント、本当にありがとうございました!!

先日、友人から
“ブログ見てると、なんかいいお客さんが多いよね~。”
と言われ、改めて気づきました。

本当に、お客様に恵まれた1年だったなぁ・・・と。

どのお客様とのお打合せも楽しく、毎回納品時には、
終わってしまったなぁ~と、寂しい気持ちになりました。

1つとして同じお宅も、同じカーテンもなく、
お客様から教えて頂くことも、大変多かったように思います。

皆様、本当にありがとうございました。

素敵なご新居と美しいカーテンで、楽しいクリスマスをお過ごし下さい ♪♪♪

そして、来週や年明けに納品のお客様、素敵なカーテンが仕上がります
どうぞ、楽しみになさっていて下さい ♪

カーテン生地をおしゃれに節約。

2回続けて、生地のお話をしてきましたが、
今回は、おしゃれに仕上がる上に、生地代が少し
節約できるかもしれない方法です。

前回と同じ、

巾2m20㎝×高さ1.8m のカーテンについて考えてみます。
生地は、1m¥5,000 巾140㎝ 無地 です。

この場合、2倍3山で仕立てる場合、縫い代をも入れると、
横幅は4.6m必要です。

ということは・・・
巾140㎝の生地を3枚つぎたすと、4.2m

あと、40㎝足りません。

ということで、もう1巾足して、140㎝の生地を4枚つなげます。

そうすると、全部で5.6mとなり、1mも余分が出ますが仕方ありません。
横幅の足りないカーテンを作るわけにはいきません。

しかし、仕方がないといっても1巾増えるということは、
かなり価格に差が出ます。

巾2m20㎝×高さ1.8mのカーテンですと、1巾は2.2m必要です。

もし、輸入の、1m1万円以上する生地を気に入って下さっていたとしたら・・・
¥22,000以上のUPとなります。

ここで、ひと工夫です。

最後の1巾は、別生地を入れてみるのです。
両サイドにボーダーを入れたり、バランスを考えて柄の違うものを
つなげたりします。

こんな感じで。

そして、こんな感じで。
(これはつながってませんね。 1つのレールにモノトーンと
 黄色いカーテンと2枚かけてますが、これをつなげて1枚に縫製するのもありです。)

別生地を合わせることで、一層華やかになったり、大柄を落ち着かせたり
という効果もあります。

そのうえ、価格が下がればいうことありません。

しかし、最大の条件は、合わせる生地の価格を抑えなければいけないということ。

当然これも、私が考えたのではなく専門店やコーディネーターであれば、
皆、考えています!

両サイドに入れる場合など、縫製代が少し割高になることもありますので、
おしゃれにお得になるよう、専門店でじっくりご相談下さい。

下部切替なんてのもありますよ。

カーテン生地の使い方 2倍か1.5倍か。

前回に続き、今回もカーテンの生地の使用量について、
ご説明させて頂きます!

オーダーカーテンは2倍三山が標準、とご説明させて頂きましたが、
それ以外にも色々な選択肢があります。

1.5倍2山 レール巾+ゆとり分の1.5倍の生地を生地を使い、2山につまんでヒダをだします。

ワンタック 1.3倍~1.5倍程度の生地を使い、上部は1つまみだけつまんで仕上げます。

フラット 上部はつままず平らなままで、ひだを取らず仕立てます。

今回は、計算結果が分かりやすいので
巾2m20㎝×高さ1.8m のカーテンについて考えてみます。
生地は、1m¥5,000 巾140㎝ 無地 です。

2倍3山の場合は、8.8m 生地が必要です。
これは、縫い代を含め、巾140㎝×2.2mの長さの生地を、
4枚つないで、カーテンを作るということです。

では、1.5倍2山ですと・・・これは6.6mで足りるのです。

2.2m×1.5+20㎝(縫い代)=3.5m
3.5m÷1.4m=2.5

となり、巾140㎝×2.2mの生地を、3枚つなげばカーテンが仕上がるというわけです。

ワンタックやフラットにして、1.3倍で仕立てても同じです。

ということは、2倍3山だと、生地代は 4万6千200円(税込)
1.5倍2山だと、3万4千650円(税込)となり、生地代は 1万1千550円 変わります。

これが、1窓だけでなく、何箇所もあれば大きな違いとなります。

1m5千円 の生地ではなく、1m1万円以上するような生地であれば???
これまた、大きな違いとなります。

だからといって、なんでもかんでも1.5倍やワンタック、フラット等に
すればいいというわけではないのが、悩ましいところですが・・・。

オーダーカーテンの基本が2倍3山なのは、やはり、それだけの分量の生地を
使って仕立てると、ひだの波も美しく出て、仕上がりも豪華に優雅になるからです。

クラシックな雰囲気のものや、薄手の柔らかい無地、
また、人気のウィリアム・モリス等は、是非、2倍3山で仕立て頂きたいなぁと思います。

これは、家具やお部屋の雰囲気によっても、変わってきます。

ただ、大柄のものや、北欧系の明るく爽やかなプリント生地は、2山やワンタック、
またはフラットで、ひだを少なめに仕上げても、柄がはっきり出たり、
軽い雰囲気に仕上がって素敵だったりもするのです。

当然、上のような計算は私が考えたわけではなく!
どのコーディネーターもカーテン屋さんも、メーカーも、
皆やっています。

ですので、もし、素敵な生地に出会って、少し予算オーバーだなぁ・・・
と思った場合でも、是非諦めずに、カーテン屋さんと相談してみて下さい。

ちょっとした工夫で、お好きなものが作れるかもしれません。

次は、また別のちょっとした工夫をご紹介してみたいと思います。

カーテンはなぜ高いのでしょうか。

ブログの存在を忘れてしまうほど、さぼってしまいました。
すみません・・・。

このお仕事では、年末は3月のお引越しシーズンの次に忙しい、
いわゆる、繁忙期となります。

新しいカーテンで、気持ちよく新年を迎えたい!という気持ちは、
皆さん、同じですよね。

子どものころ、母が、年末に一生懸命障子の張替えをしていたのを
思い出します。

ということで、年内納入のお仕事の目途がたち、
少し気持ちに余裕が出てきましたので、ブログのことを思い出しました!

久しぶりのブログ、さて、何をかけばお客様の役に立つのだろうと、
改めて考えてみました。

そこで、真っ先に思いついたのは、オーダーカーテンの価格についてです。

お見積りをすると、結構な価格になり、お客様に驚かれることもあれば、
私自身、うーん、結構いってしまったな・・・と頭を悩ませることもあります。

また、先日、高級オーダースーツのお仕事をしている男性から、
“カーテンってなんであんなに高いの?” と聞かれました。

カーテンとスーツの違いはあれど、同じ、生地を使ってものを仕立てる
お仕事の人ですら、そう思うのですから、お客様が不思議に思わないはずがありません。

そこで、ざっくりとではありますが、カーテンの価格についてご説明させて頂こうと
思いました。

まず、今回は生地について。

1.8m×1.8mの(いわゆる一間といわれる)窓に、真中から分かれている
両開きのカーテンを作る場合、どのぐらいの生地が必要でしょうか。

ドレープと呼ばれる厚地カーテン用生地の場合、最も多いのは、
巾が、140㎝前後のものです。

また、デザインが素敵だな、いい生地だなと、すぐ目に付くものや、
人気の生地は、1m ¥4,000~¥5,000 ぐらいからが多いと思うのです。
(これは、あくまでも私の感覚ですが。)

勿論、1m¥7,000や¥8,000する少し手の込んだもの、1万円超える素敵なもの、
輸入生地にいたっては、1mで2万円、3万円するものも普通にあります。

そこで今回は、 1m¥5,000 巾140㎝ 無地  の生地で、
計算してみようと思います。

ここで、柄のない無地というのも、ポイントです。

まず、横幅が1.8Mの窓に巾1.8mのカーテンを作ってしまうと、
ぴっちぴちになってしまう為、ゆとり分を計算します。
メーカーや販売店によっても違いますが、ゆとり3%といわれることが多いので、
1.8Mの3%で、+6㎝

ということで、カーテンは、 巾1m86㎝×高さ1.8m とします。

通常のオーダーカーテンは、2倍3山が基本です。
これは、生地を2倍使って、3山のタックを取ってひだを出します、ということです。

縫い代等、細かい計算を長々書くのも申し訳ないので、
ここで答えに飛びますと・・・

横1.8m×高さ1.8m の窓に、1m¥5,000 巾140㎝ 無地 の生地で
カーテンを作る場合、

生地は、

6.6m 必要なのです!

結構使うなぁ・・・と思われないでしょうか?

私は、数字にあまり強くないので、計算する度に、
おおっ、こんなに!! と、驚いてしまいます。

ということで、生地代だけで、 3万4千650円(税込) となります。
これに、縫製代、送料その他がプラスされてくるのです。

最近の住宅は、壁一面に窓があるお宅もあれば、出窓や、
小窓が連なってる場合等、上記で計算したような大きさの窓は、
少ないでしょう。
高さも、マンションは特に2m越えが多いように思います。

そうなると、生地はもっと必要となります。

また、無地というのがポイントと書きましたが、
これが柄物になりますと、柄あわせというのが必要となります。

柄をあわせる為に、余分に生地が必要となるのです。

カーテンは、ひだを取って、波打たせて窓にかかっているので、
ちょっと見ただけでは、こんなに生地を使っているとは
思えないのではないでしょうか。

このブログを読んで、私のように、おおっ、そんなに!!と思われた方が、
いらっしゃると確信しています。

ということで、次回は、生地をどうやって上手に使うかを書いてみます。

新作発表会 -ROMO- チンツ

前回ご紹介した、ROMOのナチュラル感とは正反対の、
光沢テカテカの、チンツシリーズのご紹介です。

ご覧のとおり、カタログもピカピカ!
まぶし~。

チンツとは、生地にノリやロウをつけ、圧力を加え、
光沢をつけた生地のことですが、私はチンツというと、
あの、高校生の時の男子のズボンのお尻が浮かびます・・・。

3年間はきまくり、お尻と椅子の間で圧着された男子のズボンは
テッカテカでしたよね。

誰が教えてくれたのか、私は昔っからあれを(チンツ)と思っていました。

社長にそれを言ったら、(あ~、ナチュラルチンツね。)と。
うまい。

勿論今回は、ナチュラルではなく、高級感溢れる美しい光沢です。

写真はモノトーンですが、鮮やかなカラーもあります。

メタリックなものや、近未来的なテカテカしたものは、広範囲に使うと
ゴージャス過ぎて疲れてしまう、という方もいらっしゃるでしょうが、
(私はそうなんですが・・・。)少しだけ、カーテンの一部や、小物で入れると、
ぴりりと効いてくれます。

うなぎの山椒?

のように使ってみたい生地でした。

ケーキのいちご
サンドイッチのパセリ
しゅうまいのグリーンピース
ネイルのスワロフスキー

止まらないのでやめておきます。