いつまでも座っていたくなるリビング その3

そして、奥様がお持ちの、温かで爽やかな雰囲気
そのままのリビングがこちらです!

窓が多く、光の溢れるお部屋に、
フジエテキスタイルのイタリア製コットン、コローレでシェードを作り、
レースは同じフジエテキスタイルの、ピルエットという生地でフラットに仕上げました。

この、ピルエットというレースは、つぼみのような、花びらのような
可愛いい刺繍が、上から下へひらひらと舞い降りてる、とても優しい雰囲気の生地です。

明るく爽やかな黄緑のシェードが、ステンドグラスのグリーンとも
マッチして、とてもナチュラルで清々しく、居心地のいいリビングとなりました。

小物の納品で伺った際に、こちらのリビングでお茶を頂きましたが、
本当にもう、何時間でも座ってぼんやりしていたくなるような気持ちよさなのです。

小窓にも、同じレースで小さなカーテンを作りました。
飾りと明り取りの為に、このような正方形の小窓があるお宅、
最近増えてますね。

奥様が、
「今まで、カーテンなんて全く興味がなかった主人が、
朝になると自分で開け閉めしてるんですよ~、びっくりしちゃって・・・。」
と、仰ってました。

また、こんな嬉しいメールも頂きました!

家造りの仕上げで大切なカーテン選びを、惜しみなく時間を費やしてお付き合いいただき
ありがとうございます。
岡本さんに出会え、依頼出来たことをうれしく思い感謝しております。
今回、家のイメージを左右するカーテンの力を主人共々痛感した次第です。

奥様が希望されたのは、“大人のナチュラル”
大変満足して頂けたようで本当によかった・・・。

初めてお会いしたのは、昨年の10月末です。
小物の納品や、いくつかの修正等、全てが終了したのは、
なんと、3月22日。

5ヶ月間、お付き合い頂きました!

本当に温かな方で、お打合せさせて頂く度に、
ほっこりとした気持ちになりました。

こちらのお宅でもワンコを飼ってらっしゃるので、
犬初心者の私は、色々アドバイス頂いたりもして。

最後のほうのメールは、お仕事半分、ワンコ半分でした・・・。

ありがとうございました♪♪♪

では次は、こちらのお宅での修正点について、
タチカワブラインドさんの素晴らしい対応をお伝えします!

いつまでも座っていたくなるリビング その2

息子さんのお部屋をご紹介!といってから、
随分日が経ってしまいました、すみません・・・。

ということで、お待たせしました!

息子さんのお部屋には、ブルーのボーダーの壁に合わせて、
ウッドブラインドを作らせて頂きました。

こちらのお部屋をウッドブラインドにされるというのは、
既にお決めになっていらっしゃったので、
私は、どのメーカーのブラインドにされるかというのを
お手伝いさせて頂きました。

こちらは、JBSという会社の、ウエスタンレッドシダーのブラインド。
目につくところに、プラスチックの部品等がなく、
作りがとてもシンプルで美しいのです。

ウエスタンレッドシダーは、防腐防虫効果を持ち、
優れた耐久性と、木目の美しさを持ち合わせた木材です。

そして、このレッドシダーは、オイル塗装で仕上げられています。
通常のウレタン塗装ですと、表面に塗膜が出来るので、
木材の呼吸が止まってしまいます。
しかし、このオイル塗装ですと、塗膜が出来ないので、
木が湿気を吸ったり吐いたりと、呼吸できるのです。
これは、レッドシダーだけ。
同じJBSのキリ材やシナ材のブラインドは、ウレタン塗装です。

ということで、爽やかな壁紙を、ウッドブラインドでキュッと引き締め、
イケメンの息子さんにぴったりの、素敵な仕上がりとなりました。

洗面所には、窓サッシの金属部分を隠す為に、アイアンのタオルかけに合わせた、
黒いアイアンレールに、タブカーテンをかけました。
生地は、マナトレーディングのフェリスです。

リビングへ続く階段は、奥様が一目惚れされた、
ニーディックのレースを使って飾りました。

この生地、オーガンジーにリボンが垂れているような
刺繍を施してあって、とても可愛いのですが・・・とても高価。

普通に計算して作ると、廊下の小窓なのに、10万円近い価格となり、
さすがに断念せざるを得ず、別の生地を色々検討してみました。

しかし、ニーディックで一目惚れされただけあって、
奥様は、なんだかピンとこないご様子です。

しかも、階段の途中のお窓は、1日に何度目にするか
分かりません。

その度に、あ~、あの生地のほうがよかったかな・・・と
思われるのは、あまりに残念です。

そこで、縫製所にギリギリの縫い代で作れるか相談し、
生地量を調整してみました。

1mで何万円もする生地は、生地の使い方を考えると、
何万円も価格が変わってくる場合もあるのです。

ということで、階段の小窓も無事完成!

いよいよ次は、リビングです!

いつまでも座っていたくなるリビング その1

年末にカーテンを納めさせて頂き、
その後、小窓のカーテンやクッション、ベッドスロー等を
追加で作らせて頂いていたお宅のお仕事が終了しました。

初めてお会いしてから数ヶ月、いつ伺っても、
ニコニコと迎えて下さる、とても温かで爽やかな奥様でしたが、
その奥様の雰囲気そのままの、居心地のいいお宅が完成です!

まず、こちらはご寝室。

麻のレースをふんわりとかけたいというご希望と、
厚地は完全遮光で、というお話だったので、
前にレースをかけて、後ろに、モスグリーンの壁紙に合わせた、
完全遮光の、パープルのシェードをお作りしました。

レースはやはり、麻の雰囲気を持ちつつも収縮の問題がない、
バウマンのVIVACEです。

麻が好きなお客様は本当にたくさんいらっしゃるのですが、
床にたらして長く作るスタイルでなければ、
せっかくのカーテンが伸び縮みする心配と戦わなければいけません。

それを解消する為でしょうか、麻の雰囲気を持ちながら、
収縮の心配がない!という生地は、各メーカーから数多く出ています。

また、シェードの裾には、奥様が気に入られたニーディックの、
透け感のある藤色の生地をのせました。

紫の無地だけでお作りするよりも、軽やかな雰囲気になりますね!

そして、こちらは残布でお作りした、ベッドスローです。

生地が足りなかったので、継ぎ目にタックを入れてみました。

これは、小物や、布地でお部屋を飾るのがとても上手な奥様の
アイデアです。

最後に伺った際には、残布でゴミ箱を可愛らしく、飾っていらっしゃいました。

こんな部分からも、奥様がお持ちの雰囲気が伝わってきます!

次は、息子さんのお部屋をご紹介します。

遮熱カーテンという選択 -TESORO-その2

前回ご紹介させて頂いた、masa加工の遮熱カーテンの続編です!

このような、植物と鳥の北欧系の雰囲気の生地は、
コットン素材のナチュラルな白い厚地と合わせ、フロントレースにしても
素敵です。

デザイナーズマンションのような、大人でおしゃれな空間には、
モダンな柄を、メタリックな厚地と合わせてもいいかもしれません。

TESOROさんの回し者ではないのですが、このデザイン性と機能を
兼ね備えた生地は、本当にお勧めです。

カタログを撮影したので、少々不鮮明ですが・・・
仕上がりはこんな感じです。

きっと今年の夏も、観測史上最高気温などという、
猛暑がやってくることと思います・・・。

日本の最先端技術を駆使し、日本で作られた生地。

遮熱やUVカットをお考えの際は、是非、この
masa加工を思い出して下さい!

遮熱カーテンという選択 -TESORO-その1

気温が10度近くも上下する、ものすごい
毎日が続いていますが、確実に
春が近づいてきてますね!

そして、これから夏にかけて、
お問い合わせが多くなるのが、
遮熱機能のあるカーテンです。

以前ブログで、ミラーカーテンは好きではないようなことを
偉そうに書いてしまいましたが、その大きな理由の
ひとつが、透け感がないということです。

光や熱を反射し、室外からの視線をカットする効果を
求めようとすればするほど、目の詰まった透け感の少ない、
少々厚ぼったいカーテンになるのは当然です。
そこにははもう、光を通してふんわりと美しく広がる
レースの特性はありません。

しかし、マンションの高層階や、戸建ての2階3階等、
景色は楽しみたいが、熱はシャットアウトしたい、
そして、素敵なカーテンを選びたいというお客様もたくさんいらっしゃいます。

そこで、登場するのが masa加工!

ナノ単位の金属薄幕を、コーティングする技術で、
これは、日本が誇る最先端のテクノロジーだそう。

● 遮熱効果、窓の外からの視線を遮るミラー効果、UVカット効果があり・・・
● 薄幕のコーティングなので、生地の風合いを損なわず風合いや風通しはそのまま
● お洗濯も可能なうえに、効果がおちることもなく・・・

と、いいことづくめ。

そして、デザインも素敵なのです。

サンプルを頂いてきたので、自宅の壁に貼ってみました。

いかがでしょうか。

充分な遮熱とミラー効果があるにも関わらず、この透け感です!

その2へ続く。