巾木の奴め。

そう、マリメッコの生地に、
樹木柄のシェード、
花柄のレースに、無地を切替えたカーテンと
F様が(自分達らしく)と考えてお選びになった生地で、
いくつもの素敵なカーテンを作らせて頂いたのに
・・・私がやってしまいました。

実は、上記のお窓以外に、
F様のお宅には、縦に細長いお窓が3ヶ所ありました。

そこには、白いウッドブラインドをお付けすることとなり、
私は、いそいそと採寸。

しかし、巾木のやつが潜んでいたことに、
全く気づかなかったのです。

もう、本当に全く・・・情けない・・・。

巾木というのは、皆さんもご存知の通り
床と壁の境目にある、そう、こういうもの ↓

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(こちらの画像は、ネットから拝借しました。)

これが、掃き出し窓の場合、窓の枠内までまわっている事が
多々あるのです。

もちろん、これがあると、1cm~2㎝は
取付巾が狭くなるので、見落としてしまうと
シェードは巾木に引っかかって、下まで下がりません。

もう~~~、
採寸時は、
エアコンに気をつけましょう、
換気口に気をつけましょう、
そして・・・
巾木に気をつけましょう!
と、どれだけ聞いたことか。

情けない。

F様、本当に申し訳ありませんでした。

しかし、(すぐに修正を!)と伺った私に
F様から

「岡本さん、この窓は、家具で裾まで見えないから
一番下まで下りなくてもいいですよ。」

と、天使のようなお言葉が。

もちろん、その他の部分でサービスさせて頂いたことは
いうまでもありません。

これ以来、私にとって巾木は憎きライバル。

2度と負けない。