ホームデコア in 青山

王子が牧場に!

違う違う、そうじゃない。

お店が青山に!

そう、こんな大事なご報告もせず、
多方面からお叱りをうけるところでした。

4月はじめに、ホームデコアのショールームが
門前仲町から、青山に移転しました!

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その名も、Prime etoffe by HOME DECOR

おぉ!

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なんでも、Prime etoffe とは、フランス語で
『美しい布』を意味するそう。

google翻訳では、 『プレミアム布』と。

yahoo翻訳にいたっては、フランス語と認識してくれず
『etoffe に勝ってください』と、相変わらず意味不明。

しかし、気にせず覚えてください
美しい布が沢山あるお店なんだと。

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オープンの際は、たくさんの方々から美しいお花やお祝いを頂き、
フラワーショップがオープンか?と見間違うほどの華やかさ。

本当にありがとうございました!

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富岡八幡宮、和菓子、焼き鳥、立ち飲み屋さん、仏具店、佃煮屋さん
小料理屋さん、そして忘れちゃいけない赤札堂。

から

青山学院、クレープ、フレンチ、イタリアンバール、輸入雑貨店、自然食品屋さん
ダイニングバーそして、紀伊国屋。

環境は激変してますが、スタッフは相変わらず、
ランチは、“なか卯” でお腹パンパンです。

そして、オープンから早1ヶ月。

“なか卯”で親子丼を流し込んでた、私達スタッフの心にも余裕が出てきました。

ドーンとカーテンをオーダーしてみよう!
なんて目的じゃなくて結構です、
どうぞ青山のカフェにお出かけのついでにでも、
覗いてみてください。

クッション1個でも、生地から選んでオーダーするのは
楽しいものなので♪

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まるでプチホテルその8  Aldeco(アルデコ)・モリス・サンダーソン

今回こそ最後!

とうとう8回目になってしまいましたが、
K様邸の玄関ホールに作らせて頂いたのがこちら。

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Aldeco の 濃紺のダマスク柄のカットベルベットに、完全遮光の
裏地を付けました。

色も艶感も美しく、厚手で十分な高級感もあるのに、
この生地は、見た目より価格が抑えめで優秀です。
(あくまでも、見た目より・・・ですが。)

当初、玄関ホールのカーテンはお考えではなかったのですが、
生活をされるうちに、玄関ドアのガラスから漏れる室内の明かりや、
シルエットが気になるので・・・とのこと。

お引越しされた方、皆さま仰ってますが、暮らしてみないと分からないことって
たくさんありますね。

で、このカーテン・・・
ベルベット+遮光裏地と言うことで、重い重い、普通じゃない重量。

写真からも、その重厚な感じは伝わると思います。

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ちょっと、普通のお宅では、レールや下地の問題を考え
躊躇したかもしれませんが、K様宅はそこが問題なし!なのです。

お仕事の関係で、アイアンのレールは、全てK様のほうで製作されたもの。

もちろん、アイアン風ではなく、本物のアイアンレールです。

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そして、これらをどこに設置してもいいよう、
建築の段階で、下地はしっかり入れて下さったとのこと。

これなら心配いりません!

が、このカーテンを取り付けてくださった職人さん、
さぞかし、大変だったことでしょう・・・。

その横で、何もお手伝いせず、K様とクッションカバーについて
喋りっぱなしだった私を、どうか許してください。

ということで、本当に長い間、お付き合い頂いたK様のお仕事も
ほぼ終わりを迎えました。

カーテンの制作に関してはもちろんのこと、
その、真摯なご性格や、他人への気遣いなど、
K様には勉強させて頂くことが多く、お会いした帰りには
思わず背筋がピンと伸びてしまうような、そんなお仕事でした。

毎回、お付き合いの長短に関係なく、無事お仕事が終了するのは
ホッとするとともに、寂しくもあります。

メンテナンスなどで、またお気軽にご連絡頂ければ!

そうそう、K様のお宅は、雑誌にも掲載されました。

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カーテンは完成前の撮影だったので、ちょっと残念な部分もありますが、
輸入住宅にご興味のある方は、是非♪

まるでプチホテルその7  Aldeco(アルデコ)・モリス・サンダーソン

さて、1年以上お付き合い頂き、
7回にもわたって、長々とご紹介させて頂いた
K様邸のご報告も、今回が最後となります。

最後を締めくくるにふさわしい、大階段と
玄関ホールをご紹介します!

階段部分は、上がってすぐの踊り場に大窓、
そして、その正面に対をなしている、
これまた大窓があります。

当初は、イギリスのCole&Son (コールアンドサン)というメーカーの
美しいブルーの壁紙に合わせ、白いベルベットのカーテンを入れただけでした。

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私は心の中で、
(バランス付けたいなぁ・・・バランス付けたい・・・)と、
思ってはいたものの、ここまででもかなり費用のかかった
K様邸。

しかも、美しいカーテンボックスも取り付けらているのに、
それを無視して、すぐにバランス付けるのも・・・と思い、

何年かして飽きたら、バランスとか付けられますから!と
お話しするにとどまっておりました。

が!

仕事も後半にさしかかったある日、K様が、
(階段だけは、こんなアーチ形の飾りを付けようかなぁと思うんだけど・・・)と、
写真を見せて下さいました。

付けます!付けます!すぐ作ります!!

ということで、トリム(バランスの下に付いてる小さなふさふさですね。)
を決め、職人さんに現場を確認してもらい、縫製所と半円の大きさ相談をして
仕上がったのが、こちら。

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ベルベットで製作した上飾りなので、
大変な重量があり、普通にマジックテープで取り付けただけでは
落ちてしまいます。

・・・お客様によくびっくりされますが、上飾りバランスというのは、
基本、専用のレールやボックスにマジックテープで貼り付けてあるんです・・・

そこで、職人さんがタッカーで、しっかりとボックスに止めて下さり、
生地が浮いたり、納まりが悪い箇所は、私がカーテンとバランスを縫い付けたり
もしました。

存在感ある大階段の上部ですので、豪華なバランスも浮くことなく、
お宅の雰囲気をアップさせてくれたと思います!

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また、タッセルとトリムは、探しに探したブルーのもの。

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ブルーのふさふさなんて、普通にあるじゃない!
と思われる方もいらっしゃるでしょうが、このタッセル探しって
結構難しいんです。

ブルーと言っても、濃淡も含め色は様々。
また、大きさも、お窓やカーテンのボリュームに合ったものを
見つける必要があります。

有名なフランスのウレス社やその他、輸入物は、日本のお宅には
ちょっと大きすぎることも。

しかし、国内メーカーさんのものはK様のお宅には
小さすぎるし、美しいブルーがない・・・。

なかなかピンとくるものが見つからず、
どうしたものかと困っていたところ、1年越しでひょっこり出会ったのが、
ゲートウェイ・インターナショナルさんが輸入されている、
こちらのシリーズ。

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ブルーの色も2色あり、白い部分が多い明るめの壁紙のLDと、
インパクトある階段ホールで、濃淡を分けて使うことが出来ました♪

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こちらの商品は、大々的に宣伝されているものではなかったので、
ご紹介頂いたのは、本当に偶然です。

幸運でした!出会えてよかった~♪

生地も、それを引き立てる飾りも、
お客様のご希望をお聞きし、私の中でも
こんなものを!とイメージを決めて探すのですが、
なかなかピンとくるものに出会えないことが、よくあります。

それこそ生地なんて、輸入と国産合わせたら
数千、数万とあるのに!!!

でも、お客様にとっては、今回のように一般に知れ渡ってないものを
お探しできるのが、私達コーディネーターが付くメリットでもありますよね。

そうでないと、インターネットや大型店で買うのと
変わらない場合も出てきてしまう恐れが・・・。

なので、毎回、頑張って探してます。
運も味方に付けつつ。

そうだ、私も、トイレ磨いておこう!

(長くなったので、玄関ホールは次回へ)

まるでプチホテルその6  Aldeco(アルデコ)・モリス・サンダーソン

さて、ついIKEAの宣伝をしてしまった。

前回の記事の印象を薄くする為にも、
張り切って、次を書かなくちゃ!!と思って
早、1ヶ月・・・。

なんてことでしょう~。

さぼってないで、まだまだある、K様宅の素敵なお部屋を
ご紹介させて頂きます!

リビングとお仕事部屋に続くのは、
プライベートなお部屋や、ピアノルームにゲストルームです。

あまり詳しくご紹介するのも・・・と思いますので、
どのカーテンが、どのお部屋のものかは、
ご想像にお任せします!

K様が大好きなモリスの中から、葡萄の房と蔓をデザインした
〖ヴァイン〗を使ったお部屋。

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こちらは、その名の通り、レモンやザクロの果実をデザインした
モリスの〖フルーツ〗。

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女性らしい、サンダーソンの華やかなプリント〖ペインターズガーデン〗で
飾ったお部屋。

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ミッキーの壁紙に合わせ、可愛らしい街並みがデザインされた
ハーレクィーンの〖ブティックブルバード〗を使ったお部屋。

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全て、同じ形状のフランス窓であるという外観を考慮し、
レースは、全室同じ生地で作らせて頂きましたが、
ドレープは、それぞれのお部屋や、お使いになる方に合わせ
様々な雰囲気のファブリックを使わせて頂きました。

開口の広い窓の、直射日光から生地を守る為、
また、K様のお好みもあり、全てにしっかりと裏地を付けてあります。

いつも、本当に隅々まで美しく整えられたK様のお宅。
ベッドリネンも、とてもキレイにお洗濯され、きちんとアイロンをかけられたものが
使用されていましたが・・・

K様が

“一度には無理だけど、今度はベッドカバーを作りたいですね~” と。

つ、作りた~い!

ホテル並みに、いや、それ以上に整理整頓されたお部屋には、
ファブリックの色や柄を邪魔するものが一切ありません。

そんなお部屋で、カーテンとコーディネートされたベッドカバーは、
きっと映える、もう、カーテンやお部屋の魅力倍増でしょう!

そして、トイレにまで貼られたモリスの壁紙。

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もちろん、こちらにはモリスのカーテンを。

そして、もう一方のトイレには、バラの壁紙に合わせ、
サンダーソンの〖ソリラ〗というバラのプリント地を。

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照明はもちろん、手洗いのボウルや蛇口にいたるまで、
お好きなものを選び抜かれた、清潔で美しいトイレ。

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ちょっとした小部屋ぐらいの広さがあります。

そういえば、以前お仕事させて頂いた社長様のお宅のトイレも、
お掃除が行き届き、まるでどこかのショールームのように美しかった・・・。

きっと、こういうところに、トイレの神様は来られるに違いない。

K様のお宅のトイレにも、神様が列をなして
順番待ちされていることでしょう。

まるでプチホテルその5  Aldeco(アルデコ)・モリス・サンダーソン

「岡本さ~ん、これ、全部IKEAなのよ。」

え?IKEA?何がIKEA?どこがIKEA?

言われたってわかりゃしない・・・。

そう、K様はIKEAの収納に、輸入ものの取っ手をご用意されたのです。

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お仕事に必要な、多くの書類や書籍を収納する為に用意された、
壁1面を使った、大型収納家具。

輸入物のキッチンや、豪華なシャンデリアをご用意されたK様ですが、
ここはIKEAで。

賢い、さすがのメリハリです。

そうなんです、私も自宅で仕事をすることが多いのでよく分かるのですが、
仕事をしていると、注意をしていても、(・・・そう、注意していても!)
家具に傷をつけてしまうことが。

私なんて、iPadやら、メジャーやらを 何度も床に落とし、
旦那さんから、

「お前、また床に何か落としたんじゃないのー???
何か刺さった後がある!」

といわれる事も、しばしば。

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もちろん、知らぬ存ぜぬで通しますが、
落とした瞬間、そして、床が傷ついてるのを見た瞬間は
落胆します。

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実は、私の自宅は下地の関係で、悲しいことに本物のフローリングが貼れず、
工務店の友人がなんとか探してきてくれた、薄い薄い床材を貼っています。

傷がつこうが、はがれようが、たいして惜しくない!(多分。)

それでも、ガッカリするのですから、
万が一仕事用の書棚が、高級イタリア製などでは、
私だったら扉を開けるのにも躊躇し、閉まった書類は2度と出せません!

まぁ、これはあくまでも私の場合で、
K様は、もっと落ち着きのある方なのですが・・・。

しかし、実用的に、そして取っ手だけは変えて
素敵にIKEAを活用されたところ、さすがだなぁと。

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モノのあふれる時代だからこそ、必要なものを必要に応じて
チョイス出来るというのは、大事なことですよね。

このお仕事をしていると、ご新居に伺う割合が断然多く、
お引越しのお荷物や、新しい家具を拝見することがよくあります。

しかし、今までIKEAのものが一切無かった・・・というお宅に伺ったことが
ありません。

どんなに素敵なアンティーク家具で揃えていらっしゃっても、
ちょっとした小物収納にお使いになっていたり、キッチンでお使いになっていたり・・・。

そして、子供部屋のIKEA率の高さときたら!!

IKEA、恐るべし。