「岡本さ~ん、これ、全部IKEAなのよ。」
え?IKEA?何がIKEA?どこがIKEA?
言われたってわかりゃしない・・・。
そう、K様はIKEAの収納に、輸入ものの取っ手をご用意されたのです。
お仕事に必要な、多くの書類や書籍を収納する為に用意された、
壁1面を使った、大型収納家具。
輸入物のキッチンや、豪華なシャンデリアをご用意されたK様ですが、
ここはIKEAで。
賢い、さすがのメリハリです。
そうなんです、私も自宅で仕事をすることが多いのでよく分かるのですが、
仕事をしていると、注意をしていても、(・・・そう、注意していても!)
家具に傷をつけてしまうことが。
私なんて、iPadやら、メジャーやらを 何度も床に落とし、
旦那さんから、
「お前、また床に何か落としたんじゃないのー???
何か刺さった後がある!」
といわれる事も、しばしば。
もちろん、知らぬ存ぜぬで通しますが、
落とした瞬間、そして、床が傷ついてるのを見た瞬間は
落胆します。
実は、私の自宅は下地の関係で、悲しいことに本物のフローリングが貼れず、
工務店の友人がなんとか探してきてくれた、薄い薄い床材を貼っています。
傷がつこうが、はがれようが、たいして惜しくない!(多分。)
それでも、ガッカリするのですから、
万が一仕事用の書棚が、高級イタリア製などでは、
私だったら扉を開けるのにも躊躇し、閉まった書類は2度と出せません!
まぁ、これはあくまでも私の場合で、
K様は、もっと落ち着きのある方なのですが・・・。
しかし、実用的に、そして取っ手だけは変えて
素敵にIKEAを活用されたところ、さすがだなぁと。
モノのあふれる時代だからこそ、必要なものを必要に応じて
チョイス出来るというのは、大事なことですよね。
このお仕事をしていると、ご新居に伺う割合が断然多く、
お引越しのお荷物や、新しい家具を拝見することがよくあります。
しかし、今までIKEAのものが一切無かった・・・というお宅に伺ったことが
ありません。
どんなに素敵なアンティーク家具で揃えていらっしゃっても、
ちょっとした小物収納にお使いになっていたり、キッチンでお使いになっていたり・・・。
そして、子供部屋のIKEA率の高さときたら!!
IKEA、恐るべし。