ということで、ロールスクリーンのデメリットは
前回ご説明した通りですが、もちろんメリットも。
『こごまま様』も完成後に喜んで下さいましたが、
シェードと違い、上げた時に上部で生地がたまることがないので、
大変すっきりと納まってくれるのです。
ということで、メリット、デメリットをご理解頂いたうえで、
三銃士のため(?)にも、いたずら出来ないロールスクリーンで、
生地選びを。
国産のスクリーンで、大手メーカーとして有名なのは、
TOSO、タチカワブラインド、ニチベイの3社です。
もちろん、それぞれの特徴や多少のメカの違い、
価格の上下もありますが、家電ではなくインテリアなので、
もうそこは、 お客様好みの生地があるかどうか! の違いでしかありません。
・・・と、私は思っています。
これが、海外メーカーと国内メーカーになりますと、
在庫や、メカの構造、アフターケア等、違いが大きいこともあるのですが・・・。
ということで、『こごまま様』が気に入られたのは、
TOSOの生地。
レースはこちら。
遮熱効果はないのですが、この花柄を大変気に入られ、こちらに決定。

反対に、こちらの厚地には、遮光機能(←遮熱とは違います) がありますので、
40度近い真夏など、窓の途中まで下げてお出かけ頂けば、
お部屋に入る太陽光を遮り、三銃士を暑さから守ってくれます。

そして、いよいよ取り付けの日。

『こごまま様』には、お打合せの度に毎回大笑いさせて頂いたのですが、
この日も、凄腕の職人さん(別名小林さん) を眺めながら、そして、
三銃士の不思議そうな顔を楽しみながら、終了まで散々笑わせて頂きました。

さて、隙間が大きくなってしまうL字の部分ですが、
少しでも軽減されるよう、片側は、レース、厚地ともに逆巻きにしました。

スクリーンの生地が、メカ(=芯)の向こう側に落ちるのではなく、
手前に落ちるのが逆巻きです。

そして、このL字部分のサイズを出すのが、私にとって最大の難関なのですが、
今回は、本当に無駄なく最小の隙間になるよう納まってます!

ブラボ~♪
なぜならそれは、凄腕の職人さん(別名小林さん) に採寸に入って頂いたから!
そう、お部屋全面を覆う大窓、
なおかつ、L字、
なおかつ、隙間を最小限にして納める・・・には、
1cm間違っても命取りになると思い、
1人での採寸が不安だった為、事前に見て頂いたのです。
この、大型のL字窓の採寸が、私には最大のネック。
もっと、学ばねば。
それはともかく、あれよあれよという間に取り付けが完了しました。
レースの様子はこちら。

厚地が下りると、またがらりと雰囲気が変わります。

ここで、『こごまま様』が、
スクリーンの間の隙間が、スリットのデザインみたいで
むしろ素敵ですね!と、言って下さいました。
確かに!!
この大窓を、隙間なく生地が覆っていたら、
少し息苦しく感じるかもしれません。
よかった~・・・。
さて、今回のお客様『こごまま様』ですが、‟Tonkinese Times” という
猫好きにはたまらないブログを書いてらっしゃいます。
『こごまま様』は、そこでお使いになっているお名前。
そして、なんとこのカーテンの取り換えも記事にして下さいました。
ご趣味のカメラで撮った、私のとは比べ物にならない美しい写真で
ご紹介くださってます。
(2015年3月の記事をご覧ください。)
イケメン三銃士の姿はもちろんのこと、
『こごまま様』のお好きなものがたくさん詰まった、
居心地のよいリビングも、ご覧頂けます!