カーテンで体調管理

暑かったり、寒かったり、

もう、どうしていいやらという毎日。

昨日など、3月だというのに

ヒートテック2枚重ね+ヒートテックスパッツ

そして、腰にはカイロ装着です。

そりゃ、さとちゃんだって風邪ひきます。IMG_3403_640

そして、体調管理には何の役にも立てないだろう!

と、思われそうな私の仕事ですが・・・

いえいえ、これがカーテン1枚で室温はグッと

違ってくるのです!!

薄いレースカーテン1枚かかっているだけでも、

窓から直接、お部屋に冷気や熱気が伝わってくるのとは、

全く違います。

これは、温度差がどうのこうのと実験結果を並べ立てなくても、

皆さんが体感できるレベルです。

しかも、通常はレース+ドレープ(厚地カーテン)の2枚重ねにされる方が殆どですし、

これに遮熱だ~、裏地だ~、と機能を追求すれば、効果倍増です。

カーテンの1番重要な役目は、お部屋を素敵に仕上げること、

だと私は思ってますが・・・

そこに、暮らしやすくなる機能もプラスされれば、

言うことなしです!

遮熱生地、遮光生地、コットンや麻などの自然素材、

ポリエステルなどの化学繊維、それぞれにメリットデメリットがあります。

スタイルはもちろん、それぞれのお宅にあった機能も

一緒に選べるといいですね。

そんなの分からないよ!!!・・・という場合は、

是非お問合せ下さい。

間違った使い方をしてしまうと残念です!

だって、皆さんご存知ですか?

ヒートテックは、素肌に直接触れるからこそ

効果があるって・・・。

heattech_hyouka

私は知らなかった・・・。

タンクトップ着て、その上にヒートテック。

しかもダブル。

肌に殆ど触れてない。

ダブルの上側のヒートテックなんて

まったく肌に触れてない。

アパレルにいた子が、

「岡本さん、それヒートテックの意味ないです、ただの重ね着。」と。

頑張ろう、カーテンは間違えない!

 

 

裏地付カーテン

さて、キュートな刺繍の生地をお選びくださったS様、

まず、寒いのが苦手とのこと

そして、大変器用でいらっしゃるお母様が、

S様の幼い頃からカーテンを手作りされ、

それが裏地付だった (すごいです!) とのことで、

やはり、薄手の生地1枚は抵抗があるとのことで、

裏地付で仕上げさせて頂きました。

さて裏地を付けるということは・・・

1、表地を日焼けや風から守り、劣化を防ぐ。

2、表地と裏地の間に、もう1層空気の層ができるので、省エネ効果が上がる。

(厚くてしっかりした生地1枚よりも、薄くても裏地をつけて空気の層が出来るほうが、

暑さ寒さを通しにくいです!)

3、遮光裏地の使用で、薄い生地でも外部の光をシャットアウト出来る。

4、カーテンが、ふっくらとした印象に仕上がり高級感が増す。

5、グレーのカーテンにピンクの裏地を合わせるなどで、裏地自体をアクセントに。

と、メリットがたくさんあります。

が・・・

やはり裏地を付けるということは、価格が上がるということ。

表地によっては、価格が倍ぐらいになることもあるので、

そこはもう、お客様が何を重視なさるか!によるので、ご選択は様々です。

ということで、今回の裏地付ご希望のS様は、このように仕上がりました~。

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S様は、遮光は求めていらっしゃらなかったので、裏地も薄手で

光を通すものをお選びになりました。

クリームベージュで明るくまとめられた室内に、刺繍の赤が素敵なアクセントに。IMG_2886_640

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S様からは、

(ちょっと贅沢しすぎちゃったかなぁ・・・と、満足しすぎて反省してます。)

などという、これまた可愛いご感想を頂きました。

ご出張も多くてお忙しく、そして少し寒がりなS様が、

心底ホッとできるお部屋になってますように!!!

 

 

キュートな刺繍のカーテン

さて、渦巻き柄の楽しい生地をお選びになったS様のお宅、

メインのリビングには・・・

マナトレーディングのフィオーレという刺繍の花柄をお選びに!

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ツル状のついた花柄が刺繍された、とてもキュートな生地です。

以前、ご実家の自室でカーテンを黄色に替えられた途端、

気分も明るくなったというS様、黄色のカーテンを中心に

明るめのものをお探しでした。

が、『可愛い』『ラブリー』というのは、ちょっと趣味じゃないので、

と仰るS様。

わがまま言ってすみません、と恐縮されたましたが

いえいえ、分かります。

何事もさじ加減なのですよね。

ということで、黄色の無地や、華やかな花柄など

たくさんの生地をご検討して頂いた結果、

キュートだけど、落ち着きもあるこちらに決定。

 

地の色は、少しオレンジがかったベージュです。

葉や、ツルのグリーンも深みのある落ち着いた色ですが、

刺繍でふっくらとした表現された、赤いお花がパッと目を引く

素敵な生地です。

 

ただ、問題は、

この生地がかなり薄手であること。

薄い生地をさらりとかけたい、というお客様であれば問題ありませんが、

どちらかというと、日本のお宅は、厚めのしっかりした生地のご希望が

圧倒的に多いのです。

そしてそのような時は・・・

もちろん裏地登場です!

 

 

渦巻きのカーテン(ジェーンチャーチル)

今回のお客様は、すらりと背が高く

お仕事バリバリの女性。

夜遅くまで、ハードなお仕事をこなし、

海外に何週間もご出張にいかれるようなS様ですが、

メールでのやり取りも、お会いしてお話しても、

そんな、バリバリとんがった雰囲気を全く感じさせない、

インテリア好きの、とてもおおらかな方!

私も、ちょっとホッとしたりして・・・。

さて、そんなS様がご来店になり、真っ先に気に入られたのは

イギリスのジェーンチャーチルの、うずまき柄の生地。FullSizeRender_640(こちらは、S様のとは色違いです!)

なんと、丸を一つ一つ刺繍し、その丸が連なって渦巻き柄になっているという、

文句なしに楽しい生地 ♪

一目ぼれされたS様、ご寝室の小窓に即決です!

が、さすが手が込んでる、さすが刺繍・・・ということで、

生地代だけでも、1mで15,400円と言うお値段です。

お使いになるのは、巾は1m高さが1m30cm程度の小窓でしたが、

それでも、これを2巾つなげると、生地代だけで

なんと 50,560円。

これは・・・いきなり厳しい。

いくらインテリア好きで、お仕事バリバリのS様でも、小窓1つに

6万円も7万円もかけてる場合ではないだろう。

私だって、自分の身体が通りそうもない窓に、

7万はかけずらい・・・。

ということで、両サイドは無地で切替させて頂くことになりました。

そして、仕上りがこちら!

坂田様3

思わず、(どう?いいでしょ?どう?) と言ってしまいそうな仕上がりです。

切り替えたのは、価格だけでなく、スタイル面からもありですよね。

 

この渦巻きの生地、色がたくさん入ってにぎやかですが、

地は白いコットンです。

そして、上の写真は、照明で壁が黄味がかっていますが、

実際のお部屋は、真っ白い壁紙です。

全て白でコーディネートするならともかく、

白い壁+白地の柄物は、せっかくのカーテンが映えないこともあるんです。

もちろん、柄にもよりますが!!

そして、今回切り替えたのは、ピンクとパープルの間の

少し濃い目の大人っぽい色。写真 (12)_640

グリーンや、青みがかった薄いパープルなど、

色だけでなく、様々な生地感も取り揃え

(明るくしたいけど、ピンクはこっぱずかしいのよね・・・)

というS様のご意見も頂きつつ、

8色ぐらいの候補から、ご相談しました。

もちろん、合わせる色で、カーテンの雰囲気はガラリと

変わります。IMG_1047_640IMG_1046_640IMG_1045_640

高価な生地が気に入ってしまったけど・・・という方、

是非お試し下さい ♪

 

 

TOSOロールスクリーンと三銃士 2

さて、ここからが本題のロールスクリーンですが・・・

以前ご説明した通り、今回のお客様の『こごまま様』は、
猫さん達にシェードの紐をいたずらされるのが原因で、
カーテンの取り換えをご検討です。

で、その他のご希望は・・・

1、西日が入るのを遮りたいので、カーテンではなく上下に動くもの、
出来れば熱を遮れるレースで。

2、赤系の生地がお好み。

の、2点。

猫さん達のいたずらは、飛びついたり、噛んで遊んだりする紐がなければ、
防止できますので、ロールスクリーンはぴったりのアイテムと言えますが、
ちょっとしたデメリットも。

シェードスタイルというのは、生地を紐で引っ張り上げ、
パタパタとたたんでいくスタイルで、上げ下げするメカの上部表面に
マジックテープで生地を張り付けたものです。

そこで、メカの巾と同じ大きさの生地を付けることが出来ます。

↓ 正面のシェードをご覧頂くと、シェードのメカが全く見えてないのがお分かりかと。

ローマンシェード2013.10表紙-L13000548

そして、2台並べてもお隣との隙間はほとんど空きません。

(全く空かないわけではありません!相手は鉄板ではなく生地ですので、
縮んだり、伸びたり、たわんだり、風に吹かれたりで隙間は空いてしまいます。)

ローマンシェード_シャープスタイル-L07001578

しかし、ロールスクリーンはメカ(=芯)にくるくると生地を巻き付けて
上げ下げするスタイルなので、その芯の部分より、僅かに生地は小さくなります。

マイテック_コンテ_アシアト・ライトグレー_TR-2201-L14000477

ということで、ロールスクリーン最大のデメリット、
それは、隙間が空く!ちょっと目立つほど空く!
です。

外部からの視線や、紫外線が気になる方にとっては、
これは許せない問題でしょう。

マイテックシーズ_TYPE16_マイテックループシーズ_TYPE16_TR-8026_コルト_ホワイト-L10000070

そしてこれがまた、『こごまま様』のお宅のように、
L字型のお窓となりますと、L字部分の隙間はどうしても大きくなります。

~こちらの美しい画像の数々は、TOSOさんのカタログから拝借しました~