まるでプチホテルその8  Aldeco(アルデコ)・モリス・サンダーソン

今回こそ最後!

とうとう8回目になってしまいましたが、
K様邸の玄関ホールに作らせて頂いたのがこちら。

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Aldeco の 濃紺のダマスク柄のカットベルベットに、完全遮光の
裏地を付けました。

色も艶感も美しく、厚手で十分な高級感もあるのに、
この生地は、見た目より価格が抑えめで優秀です。
(あくまでも、見た目より・・・ですが。)

当初、玄関ホールのカーテンはお考えではなかったのですが、
生活をされるうちに、玄関ドアのガラスから漏れる室内の明かりや、
シルエットが気になるので・・・とのこと。

お引越しされた方、皆さま仰ってますが、暮らしてみないと分からないことって
たくさんありますね。

で、このカーテン・・・
ベルベット+遮光裏地と言うことで、重い重い、普通じゃない重量。

写真からも、その重厚な感じは伝わると思います。

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ちょっと、普通のお宅では、レールや下地の問題を考え
躊躇したかもしれませんが、K様宅はそこが問題なし!なのです。

お仕事の関係で、アイアンのレールは、全てK様のほうで製作されたもの。

もちろん、アイアン風ではなく、本物のアイアンレールです。

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そして、これらをどこに設置してもいいよう、
建築の段階で、下地はしっかり入れて下さったとのこと。

これなら心配いりません!

が、このカーテンを取り付けてくださった職人さん、
さぞかし、大変だったことでしょう・・・。

その横で、何もお手伝いせず、K様とクッションカバーについて
喋りっぱなしだった私を、どうか許してください。

ということで、本当に長い間、お付き合い頂いたK様のお仕事も
ほぼ終わりを迎えました。

カーテンの制作に関してはもちろんのこと、
その、真摯なご性格や、他人への気遣いなど、
K様には勉強させて頂くことが多く、お会いした帰りには
思わず背筋がピンと伸びてしまうような、そんなお仕事でした。

毎回、お付き合いの長短に関係なく、無事お仕事が終了するのは
ホッとするとともに、寂しくもあります。

メンテナンスなどで、またお気軽にご連絡頂ければ!

そうそう、K様のお宅は、雑誌にも掲載されました。

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カーテンは完成前の撮影だったので、ちょっと残念な部分もありますが、
輸入住宅にご興味のある方は、是非♪