我が家らしい空間。

マリメッコの生地を持ち帰られたF様は、
以前は、アパレル関係の生地の輸入のお仕事に
ついてらっしゃったそう。

だから、色+色を組合わせるのに慣れていらっしゃるのかも
しれません。

お手持ちの、マリメッコの厚地に組合わせたのは、
赤い水玉のレース!

藤木様2

レースが透けて分かりにくいのですが、
実は、小さなドットがとんでいる生地です。

とってもキュートな雰囲気に仕上りました。

藤木様1

欧米に比べ、無駄なものをそぎ落とした室内で暮らしてきた日本人は、
色+色や、柄+柄を組み合わせるのが苦手だといわれます。

もちろん、日本で一番の売上げを誇るのは、ベージュ系のカーテンです。

でも、色や柄がお部屋に入るのはとても楽しい気分になるものですよね。

それが、ずっと見てても見飽きない、自分達のお気に入りの色柄だったら
幸せ倍増!のはず。

最初のお打合せで、F様が、
(私達らしい部屋にしたいんです、出来る限りオリジナリティを出して
ずっと好きでいられる空間を作りたいんです。)
と、仰ってました。

そうそう、これが大事なんだなぁ・・・と。

ベージュの落ち着いた雰囲気が好きなら、もちろんベージュで、
白が好きなら真っ白で!
黄色でも、真っ黒でも、人になんていわれようが、
自分の部屋ですから、間違ってることなんてひとつもないんですよね。
自分が心地よければそれでいいんです。

ということで、生地にも大変詳しいF様に勉強させて頂くこともありつつ、
楽しい打ち合わせは進み・・・

書斎は、水と木のイメージで作りたいというご希望から、
こちらのシェードに。

藤木様4

フジエテキスタイルのムツノハナというレースを
フロントに、後には鮮やかなロイヤルブルーのモアレ柄の
無地を合わせました。

フロントレースの場合は、レースを通して
厚地の色が見えるので、ビックリするぐらい鮮やかな色にしても、
全く問題ないんです。

F様がお選びのロイヤルブルーは、鮮やかでも品のある色ですが、
もっと激しく、蛍光色のような色を使っても大丈夫。

20140902081513

むしろ、鮮やかな色にしないと、色が透けて出てきてくれないんです。

さて、次はとっても優しくナチュラルに仕上った、
リビングをご紹介します!