TOSOロールスクリーンと三銃士 1

まだ、春になるかならないかの3月
レース+厚地のダブルで納品させて頂いた、
TOSOのロールスクリーン。

無機質なイメージのある、ロールスクリーンですが、
美しいサーモンピンクと華やかな柄のレースで、
リビングの雰囲気にマッチした、素敵な仕上がりとなりました。

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シェードの紐を、猫にいたずらされ、
シェードが上げられなくなって困っている・・・
というご相談から始まった、今回のお仕事。

初めは、シェードの紐の部分を布で覆うような縫製をして
いたずらされないようにするのは!?等
店長と一緒に色々考えてましたが、
とにかく、直接お会いしてお話しさせて頂くことに。

そこで、お宅に伺ってみると・・・

なんと、そこには イケメン猫三銃士 が。

猫といえば、三毛猫とシャムネコくらいしか分からない私も、
一目でわかった!

この猫は、血統書のある猫だっ!!

そのくらい、とにかく美しい。

薄~いシルバーグレーの身体に、
透き通ったブルーの目。

うちの王子とは正反対の、
しなやかに引き締まった身体。

か、かっこいい・・・。

そう、この美しい猫三銃士は、 “トンキニーズ” という種類の猫さんだそう。

そして、この美しい三銃士に守られているご主人様はというと、
気高いお姫様風・・・

ではなく

これがまた、とにかく面白い方。

そんなこんなで、楽しい打合せが始まりました。

まるでプチホテルその1  Aldeco(アルデコ)・モリス・サンダーソン

ついこの前、明けましておめでとう~!なんて言ってたのに、
既に、今年も1ヶ月近くが経とうとしています・・・。

早い、早すぎる。

このブログも、明けましておめでとうございます!!
と華々しく始める予定だったのに、気づいたら、そんな挨拶など
出来ない時期に。

こんなブログですが、とにかく、
今年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、そんな新年1件目にふさわしい、華やかなお宅を
ご紹介させて頂きます!

1昨年の秋から、既に1年半ほどお仕事させて頂いている
K様邸。
昨年末に、ほぼ完成致しました。

外観全体をご紹介出来ないのが残念ですが、
まるで、ヨーロッパのプチホテルのようなお宅。

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もちろん、お部屋数も多く、お宅の中央には大階段が!

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初めてお伺いした時は、まだ手すりも付いておらず、
高所恐怖症気味の私は、おっかなびっくり・・・

“ああ、宝塚スターってすごい・・・” と、思いながら
階段を降りた事が思い出されます。

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“カーテンをどうしようかと思い、ネットで探して、
岡本さんのブログを、隅から隅まで読んで、連絡したんですよ”

と、言って下さったK様。

ワンコがどーの、本田選手があーだのこーだのまで書いている
ブログのどこで、こんな素敵なお宅を任せようと思って下さったのかは、
全く不明ですが、お客様であるにもかかわらず、
いつも、私のことを気遣ってくださるK様のご様子には、
お会いする度、頭が下がりました。

ああ、私も人としてこうあらねば、と思うこともしばしば。

そして、そんなK様邸の、昨年末に完成した大階段はこんな感じ。

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K様がお好きな色、ブルーの壁紙の映えるカーテンです。

ということで・・・
美しいフランス窓に合わせた刺繍のレースや、
おトイレにまで貼られたモリスの壁紙、
びっくりするような、テーブルと椅子の出会いなど、
順番にご紹介させて頂きます!

それは、ビアジョッキです。

さて、小さな赤ちゃんがいらっしゃるT様。

上のお子様が幼稚園の時間に、また、少しばかりの
延長保育をお願いしてと、とにかくベビーカーを押して、
どこへでも来て下さる。

もう、そのフットワークにはビックリ。

そして、どこへでもおとなしく付いて来てくれるこの赤ちゃんが、
もうむちゃくちゃ可愛いい。

福々とした和風のお顔で、どっからどう見ても癒しのかたまり。

仏様が、毎回ベビーカーに乗って私を癒しにやってくる。

そんな感じ。

・・・それはともかく・・・

刺繍の生地を乗せるカーテン地も、
当初、私はベージュ系で・・・と考えていたのですが、
T様が、少しくすんだ色みの薄いブルーをご希望。

なるほど、なるほど。

ということで、はじめは、国産の生地で探してましたが、
思うような色がない。

エタミン(Etamine)の生地に合わせると、
コットンリネン・・・せめてコットン100%でないと。

つるっつるっのポリエステルにするわけにはいきません。

そこで、コットン100%の生地が100色ほど揃う、
横浜の輸入会社へ行って見てこよう!と思いT様にご連絡すると・・・

“岡本さん、迷惑でなければ私も行っていいですか!” と即お返事。

こんな感じで、新宿へ、横浜へ、とご一緒頂き、
挙句に、インテリアの展示会が催されていた、ビッグサイトへも!

カーテンのみならず、本当にインテリアがお好きで、
いつも楽しそうにお付き合い下さいました。

そうそう、海外出張が多いというご主人様も、
そんなインテリア好きの奥様に、ドイツの素敵な壷をお土産に。

奥様は、他のものが欲しかったそうですが、
「壷だったんですよー、壷!!」と、
私に訴えていらっしゃいました。

愛情溢れるご主人様は奥様に、
「だって、インテリア好きでしょ。
ふたがあって、取っ手がついてて・・・
飾れるし、何か入れられる壷だよ!」
と。

うーん、これ↑ だけじゃ全く伝わらない。

とにかく、T様が話すご主人様のご様子は、面白くてたまらないのです。
こちらに公開できないのが残念でなりませんが・・・
何度、大笑いさせて頂いたことか。

で、お話しを聞いてる途中で、私、ふと気がつきました。

T様が仰ってる、“壷”というのはこれじゃないかと・・・。

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ご主人様に申し訳ないと思いつつも、
T様に壷の正体をお伝えしたことは、いうまでもありません。

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高価な生地、分割してみよう。 Etamin(エタミン)                Etamin(エタミン)

さて、前回ご紹介した、
ヨーロッパの最高級ブランドのチマー&ロード(ZIMMER+ROHDE)のコレクション
エタミン(Etamine)の生地。

なんと、1m 29,700円 です。

最高級、最高級としつこいですが、やはり、
いいものはいいのです。

刺繍も立体感があって、キュートだけど豪華。

糸の色も艶やかで、鮮やか。

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しかし、T様のお宅は、2ヶ所の掃き出し窓なので、
フラットカーテンに仕立てると、生地は12.5M必要。

なんと、生地代だけで 371,250円!!

もちろん、これに縫製代や、レースの価格が加算されてきます。

そうなると、2窓で約50万円ほど。

さすがに、これではご紹介しにくい。
このままご紹介したら、ただ、高い生地を見せびらかすだけの
いやな奴になってしまう・・・。

そして、もう1つ。

リビングの1面を占める2窓全てに、この刺繍柄がくるのは
少し、しつこすぎないかなぁ・・・とも思ったのです。

そこで、1巾に4本入ってる刺繍を、2本+1本×2に分けて、
無地のカーテンに飾りのように縫い付けてはいかがかと思いました。

そうなると、エタミン(Etamine)の生地は、2.4mでOK。

ということで、生地見本とプランを持って、いざ、T様のお宅へ・・・。

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うーん、もう、ばっちり♪

生地は一目で気に入って下さり、プランもOK。

T様に(1回しか会ってないのに、好みをずばり当てられて・・・)

なんて、お褒めの言葉も頂き、もう天にも上る気持ちです。

さて、次は、分割した刺繍柄をどこに入れるか、地となる無地の生地をどうするか。

ここから、インテリア好きのT様と私の楽しいお出かけが始まりました♪

 

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そして高価な生地 第2弾 Etamin(エタミン)

Y様!ご覧頂いてますか?

先日お仕事させて頂いたY様から、

ブログ楽しく拝見しているので、更新頑張ってくださいね!

という、ありがた~いメールを頂いたにもかかわらず、
以前の更新から早1ヵ月半・・・。

ご無沙汰にもほどがあるブログですが、
読んで下さる皆様、本当にありがとうございます。

ということで、“高価な生地第2弾”を、ご紹介させて頂きます!

今回の生地は、ヨーロッパの最高級ブランドの一つ
チマー&ロード(ZIMMER+ROHDE)の、
フランスのコレクションである、エタミン(Etamine)の新作。

リネン+コットンの地に、小花と葉(?)をデザインした刺繍が施され、
優しくナチュラルで、素朴な雰囲気に仕上っています。

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これこれ、これの、向って左側のカーテンの生地です。

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この↓ 右上端の隅に、クッションになった生地が
ちょこっと写ってます!

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そして、今回のお客様は、インテリアが大好きなT様。

お引越し後で、ご新居のインテリアを少しづつ少しづつ
まとめていらっしゃる最中です。

始めは、インテリアショップのIDEEさんでご覧になった、
デザイナーズギルドの生地を見たい、ということで、ご来店下さいました。

少しシックなグレー、ピンク、グリーンで水彩画タッチに描かれた、植物と壷の柄。

当初は、それをフラットで、さらりとかけるイメージで進んでいましたが、

数日後・・・

岡本さん!こんなソファを買ってしまったので、家の雰囲気がカジュアルになりそうなので、
優雅なギルドの生地が合わなくなりそうです!!

と、写真つきのメッセージが。

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うーん、仰るとおり、確かにこれと、あの優雅な花柄は・・・

ということで、T様に 
“何かおおらかな雰囲気でおすすめの生地はありませんか?”
といわれ、張り切って見つけたのが、上のエタミンの生地 GAVOTTE です。

この生地を一目見て、
(うん、これ。T様のご趣味に合う、絶対間違いない。)と確信したのですが、

これが、また 高いったらありゃしない・・・のです。

 

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