オバQ?あ、猫・・・。

さて、前回ご紹介させて頂いたA様。

ご寝室や、ご夫婦お2人のプライベートルームにも
カーテンを作らせて頂きましたが・・・

この写真が、全て暗い。
しかも、ご主人様のお部屋はお写真なし。

また、私は舞い上がっていたんでしょう。

A様すみません。

よさが全く伝わりませんが、素敵な生地を選んで頂いたので、
ご紹介させて下さい!

まずご寝室は、シンプルなカーテンを
LDと同じ、イタリア製コットン地でお作りしました。

美しく深いネイビーなので、きっと気分も落ち着き
すやすやとお休み頂けることでしょう。

秋山様10

星型のペンダントライトも、とても素敵。

そして、ご主人様の居室は、トラディショナルな千鳥格子の生地で
形はモダンな、シングルシェード。

生地のみご覧下さい(泣)

2013203230L1

奥様のお部屋は、キュートなレモンイエローで
お仕事でお疲れの気分をリフレッシュ出来そうな、
これまたシングルシェード。

秋山様12

雰囲気のある、小ぶりの書き物机も搬入されていました。

全ての家具が入ると、これまたどんなに素敵なお部屋に仕上るのか、
この机を見ただけで、楽しみになります。

さて、素敵なカーテンをたくさんご注文頂き、
浮き足立ちながら搬入している私の目に、
とっても可愛いい、コースターが飛び込んで来ました。

あ!可愛いい!と、思わず声に出したら、
奥様が
自分で作ったんです・・・。
とのこと。

ご飯でも、お菓子でも、手芸でも、とにかく
“手作り” に弱い私。

自分は何も出来ないくせに。

早速、写真を撮らせて頂きました。

秋山様1

(オバQみたい。ウフフ。なんだか和む形。)
と、心でつぶやきつつ、別室の取り付けに進み、
またLDに戻ってきたところ・・・

??? テーブルの先程と変わらぬ位置に、ピタッとコースターが。
しかし、向きが逆に置かれて???

秋山様2

???????????????????????????????????????

奥様が、
「岡本さん、それ、猫なんです・・・。
なんで、さかさまで写真撮られてるのかなぁと・・・。」

あーーーーあーあーあー・・・。

山田君、座布団持ってって!!!

カーテンで全てが決まる!

さて、前回のとってもオシャレなお部屋を作られた
新婚さん。

私は、素敵な家具のおかげで、
カーテンの雰囲気を上げて頂いたなぁ~・・・と
ありがたく思っていましたが、
お客様からは、こんなコメントが!!

“例え、素敵な家具をそろえても、結局カーテンですべてが決まる”という信念のもとで・・・

そうなんです、仰るとおり!

山田君座布団持ってきてっ。

こちらの写真で、もしカーテンが、
同じグリーンでも、よくある、テカテカの、
ポリエステルのカーテンだったら???

秋山様3

やっぱり、お部屋の雰囲気は
ガラリと変わってたと思うんです。

それが、例え同じグリーンであっても。

今回お使い頂いたのは、フジエテキスタイルの
コットン100%の生地です。

適度な厚みや、コットン特有の張り感もあり、
アメリカンヴィンテージの雰囲気をもつ家具にも、よくマッチしています。

秋山様8

カーテンは、装飾レールを使って、窓上部から、
ひだを取らず、フラットにおろしました。

上部に1本走る横ボーダーは、
初回お打合せで、スタイル写真をご覧になり、
お二人が気に入って下さったものです。

もともと、一般のお宅に比べ、
天井が高いLDでしたが、ボーダーを高めの位置に入れたことで、
視線が上に向かい、より一層高さを感じます。

秋山様4

また、窓上部につけたレールの高さを、
エアコンの取付け位置と揃えました。

秋山様5

下地などの問題で、全てのお宅でこのように
揃えられるわけではありませんが、
ACとレールの高さが横一直線で揃うと、見た目がとてもスッキリします。

そして、TVとダイニングテーブルの上、同方向に2窓あるシェードは、
バランスを考えて、裾に近いほうにボーダーを入れました。

秋山様9

全部を、カーテンのボーダー位置に揃えるという方法もあり、
迷いに迷ったのですが、少し変化があったほうが
バランスがいいだろうと思い、この形でご提案。

気に入って頂けたようで、よかった、よかった。

ご新築やリフォーム、お引越しの最終段階で、
ご検討頂くことが多いカーテン。

お客様は、増え続ける出費に、力尽きていらっしゃる方が殆どです。

(カーテンの為に、たっぷり予算とっておきました!!)
な~んてお客様にお会いしたことは、正直ありません。

だけど、お引越し計画の最中に、ダイニングテーブルや、
大型テレビを見て回る時に、少しだけオーダーカーテンも覗いて見て下さい。

A様が仰るように、カーテンがお部屋の雰囲気を大きく変えるんですから!

ねっ、山田君。

和室にルミマルヤ

そして、最後に残された和室。

とてもご決断の早いM様でしたが、和室だけは少し
悩まれました。

和室には間違いなくはまる、プリーツスクリーンも
検討されましたが

写真 (7)

せっかくなので、ここは、やはりお好きな、
北欧ファブリックをお使いになりたいとのこと。

ご自分で、マリメッコの中から ルミマルヤという生地を
選んできて下さいました!

233rep

さて、これだけ大柄で、1枚の絵のような生地は、
柄をどこに持ってくるかで、お窓の雰囲気がガラリと
変わります。

大きなお窓のほうはカーテンで、
小さなお窓は、シェードでと決まり
M様が、
「シェードのほうは、こう、片側から木の枝が出てくる感じで!」
と、イメージをお知らせ下さったので、
柄の雰囲気を画像でお送りし、ご確認頂きました。

写真 (8)

そして、出来上がりがこちら。

丸山様9_640

元々、北欧生地は和室にはまりやすいのですが、
ルミマルヤでお作りしたのは、私も初めて。
爽やかで、とても気持ちのいいお部屋になりました!

和室の王道のような、スクリーンでなく
北欧スタイル好きの、M様らしい仕上がりです。

LDの、シンプルでかっこいいシエナに、
お嬢様のお部屋の可愛いいウニッコ、
そして、和室の爽やかなルミマルヤと、
お宅全体を、北欧ファブリックでまとめられたM様。

ナチュラル素材の家具に、
階段の小窓には、木製のおもちゃが飾られ、
天井で揺れるモビール・・・
ものすっごく暑い日の納品でしたが、
M様のお宅の中は、とても清々しい雰囲気です。

(30分も道に迷った私は、爽やかさ皆無の雑巾状態。)

そして、お選びになった、ウッドブラインドや北欧ファブリックの数々も、
きっと、爽やかさUPに貢献してくれることと思います!

私は、そんなM様宅で見た、モビールの動きにとても癒されて、
M様のお宅のお仕事の後、“犬の”モビールが欲しくて、欲しくて、
ことあるごとに、雑貨店を覗いてます。

この、“犬の” が問題で、なかなか出会えないんですがね・・・。

マリメッコのウニッコと                       ウッドブラインド

さて、こちらは、お嬢様のお部屋になる予定の洋室です。

女の子が大喜びしそうな、真っ赤なウニッコのカーテンと、
LDと同じ、ウッドブラインドの組合せです。

丸山様2_640

北欧の生地の中でも、これ以上ないほど有名な
ウニッコ。
ものすごいベストセラーですよね~。

確か、発売当初は 赤と、黄色と・・・みたいに
ポップな色が数色あるだけだったのに、今では、
黒だの、なんだの、ものすごくバラエティに富んでて
ちょっとビックリ!

ただ、お部屋に数ヶ所あるお窓を、
このウニッコだけで飾ってしまうと、ちょーっとくどすぎるので、
ストライプや、無地を合わせて、アクセントにしたり
お洋服でいう抜け感(?)を出したりしたほうが、
ウニッコ自体も生きてきます。

ウッドブラインドとの組合せは、
M様が、最初から決めていらっしゃったのですが、
お窓とお窓の距離も近いので、大正解!

こちらは、ピエニウニッコ といって、
普通のウニッコよりは、お花の大きさが小さくなっています。

Pieni とは、フィンランド語で “ちいさい”を意味するそう。

“小さいウニッコ”   

まんま・・・。

そうそう、
この下に、もっとお花が小さい ミニウニッコ という生地もあります。

お窓の大きさに合わせて、柄の大きさが選べるのも、
魅力の1つかもしれません。

次回は、和室をご紹介します!

Artecのシエナと、ウッドブラインド。

まずは、北欧の家具メーカーArtek(アルテック)の人気ファブリック
シエナを使ったシェードです。

こちらは、リビングからベランダに出る床までのお窓と、
キッチン横の小窓に作らせて頂きました。

丸山様6_640

丸山様7_640

お打合せの前から、このシエナは決めていらっしゃったので、
すぐにメーカーに確認したところ、今ある在庫が終ったら、
次回入荷がかなり先になるとのこと、慌てて必要量を確保!

同じリビング内の腰高窓には、
ニチベイのウッドブラインドのクレール501をお選びになりました。

501のスラットは、一般的なウッドブラインドよりも、
木目を生かして仕上げられている為、よりナチュラルで自然な印象に
仕上ります。

こちら501

slat_K501_640

こちらが一般的な101

slat_K101_640

501はアッシュウッド、101はバスウッドと、素材も違いますし、
価格は501のほうがかなりお高め。

ただ、ニチベイさんにも確認しましたが、
101のバスウッドのほうも集成材とかではなく、きちんとした木材を
使用されているとのこと。
仕上げの加工の段階で、この差が出るそうです。
※501は人気で、現在、在庫切れが続いているとのこと。

元々、アッシュウッドはその木目が特徴的で、
バスウッドは、柔らかく加工しやすい木材のようですが、
その差が、この仕上がりになるのか。
木材も、本当に色々ありますよね。

私は、木目があるほうが
清々しい印象に仕上る気がします。

そして、お納めしたのがこちら。
お客様は、ナチュラルな窓枠と、色を合わせてお決めになった
ということだったので、窓枠を生かして、枠内に作らせて頂きました。

丸山様4_640
(写真では、木目が分かりませんが・・・。)

シエナのシェードとならび、
北欧の、空気の澄んだすっきりした感じが満載です。

丸山様5_640